前回はこちら

前回はこちら ● ダウンを繰り返して尚、アラトは立ち上がり続ける。挑んだ喧嘩でだらしない姿をさらし続けるのはプライドが許さなかった。 それ故に、その後も無慈悲なユウキの攻撃を受け続け、アラトの体力は限界に近づいていた……。 「はぁ……はぁ……、ユウキ……っ!!」 「お前が強くなってるのは認める、けど。 ...
●
「ぐ、ほぉぉっ!!」
「フン」
バタッ……
何度目か、しつこく食い下がるアラトに、ユウキのボディブローが深く突き刺さる。
体力が底をつき始めたアラトは、もはやユウキの動きを捕えることはできず。タイマンの現状は、ふらつきながらアラトが立ち上がるたびにダウンを繰り返す消化試合となっていた……。
「これで満足か、アラト」
「~~~~っ!!」
「俺は負ける気はねぇ」
いつものアラトとの私闘と変わらず。試合ではない故に、ユウキはあえて追撃はしなかった。すべては己が敗北をアラト自身に認めさせるため。
ダウンの度にクーリングタイムが挟まれるため、さも自分がわがままばかりでユウキを困らせているような空気を感じ取り……いつしかアラトの怒りも冷め始めていた。
そして、ついに。アラトは不承不承といった態度ながらも、立つことを諦めた。
「ユウキ……っ! 次は! 絶対に負けねぇ……っ!!」
激しくキャンバスを叩きながらも、アラトはついに降参した。コーナーに背を預けているユウキも、勝利の結果に表情を変えないままで小さく息を吐く。
「もう、煮るなり焼くなり好きにしやがれっ!!」
「疲れたから、帰るぞ。タイマンはもう終わりだ」
「……るっせぇっ! 冷めた態度しやがって!! だったら、俺がテメェを襲ってやる!!」
かと思えば。
アラトは飛び起きて、ユウキに襲い掛かる。……投げやりもいいところで、ユウキは拳を握る。
グボオオオォォォッ!!
「がはぁっ!!」
「だろうな。わかっていた」
試合でなくとも、男としての完全な決着は得ていないということ。
このまま、帰れるわけがない……。吹っ飛んでいくアラトをしり目に、ユウキは鼻を鳴らした。
●
「くっ……、アラト……、がっつくな……責めてるのは、こっちだろ……っ!!」
(けっ! やられっぱなしで、いられっかよ!
終わる前に、せめてこいつの情けねぇイき顔でも拝んでやるぜ……っ!!)
アラトに口での奉仕を強制させて責めるはずが、ユウキはその性器を吸い潰されるように責められていた。
熱い怒張を口いっぱいに頬張り、舌先で転がす。勝者のはずが予想外の刺激にユウキが離れようとするも、アラトはその腰をつかんで離さない。そのまま、舌を絡ませ、その先端を中心に責め立てていく。
ズチュ! ヌチュ!
「ぐっ、だったら、俺も、奥まで犯してやる……っ!!」
「んんっ!!」
逃げられないと悟った後は、勝者の貫禄の為に、ユウキも腰を振り始める。喉奥を貫かれたアラトは怯んだが、すぐに目つきを強め、ユウキの性器を刺激し続ける。
「ぐっ……んぁぁ……っ、くっ……アラト……!」
(ふーっ! ふーっ!
へっ、いい声で鳴くじゃんかよ、ユウキ……! オラ、もっと鳴かしてやるぜ……っ!!)
「はぁ……はぁ……、く、そ……っ! 好きには、させねぇ……っ!!」
ビクッ! ビクッ!
(ぐぅ……、強くなけりゃ、ふつうにヤりてーくらい、可愛い面してんのによぉ……)
ヌチュ、クチュ!
それがユウキの才能と努力の結果であることは理解していても、ユウキとの試合の後は、やっぱり体格のハンデを覆されたことへの屈辱で複雑になる。
アラトは苦い顔のままで、ユウキのひきしまった筋肉質な腰を掴み、逃さぬようその性器を責め続けた……。
yukibou
2021-12-18 22:22:48 +0000 UTCミケ空
2021-12-18 20:14:27 +0000 UTC