過去にツイッターに投稿したイラストに、続きを追加して投稿しました!
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「けっ! まだやんのか、テメェ」
「はぁ……はぁ……、ったり、めぇだ……! こらぁ……っ!」
始まりは、アラトが縄張り拡大の「遠征」に向かった先で起こった。
学区が違えば、縄張りも違う。不良青年にとって重要なその線引きを超えた先では、神原学園の下級年として名高いアラトの存在はそれだけで現地の輩に注目を集めた。
違う学園生徒との喧嘩。因縁付けからは早く、その勝負はボクシングの運びとなった。
(負け、られねぇ……、俺が、負けたら……、神原全部が、舐められ、ちまう……っ!!)
相手は、自分より年上、しかも生粋のボクサー。ここまでの劣勢は、アラトが相手の挑発に乗ってしまったことが遠因となっていた。
「ぜってぇ……、負け、ねぇ……っ!」
「へっ、随分と生きのいいサンドバックだぜ! オラァッ!!」
相手の青年はニヤつくと、威勢よくボクシンググローブを叩き合わせ、容赦なくアラトに迫る。
グボオオオォォォッ!! ドゴオオオォォォッ!!
「んぎぃぃっ! ごぁぁぁぁっ!!」
「テメェみてぇな雑魚に、負けるわけねぇだろうがっ!」
グボオオオォォォッ!!
「んご、ぁぁぁぁぁぁ……っ!!」
よそ者に己が縄張りを犯された青年の拳にはそれだけ怒りがこもっており、アラトの肉体を破壊していく。
「オラァッ!! 舐めてんじゃねぇぞ!! 死ねや、前畑ぁっ!!」
ゴッ! ガッ! グボォッ! ドガァッ!! バキッ!
「ごはぁっ! ぐ、ぎぃぃっ!!」
……グボォッ! バキッ!
喧嘩屋のほか、ボクサーとして努めてきた歴戦の拳が、アラトの鍛え上げられた肉体に容赦なくめり込んでいく。
ドガァッ!! ガッ! ゴッ!
その威力のあまり、殴り潰し続けるうちに、アラトの表情から生気が抜けていく……。
こんなもんか、なればその感触を愉しむだけだ。青年はにやつきながら、アラトの無残さと悲鳴を堪能した。
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「あ、がぁぁぁ……ぁぁ……」
「けっ。ガキが。喧嘩売る相手は選べよ、テメェ」
……一方的な暴行の末、凌辱までを終えた青年は、つまらなそうに吐き捨てる。
「がぁぁ……ぁぁ……っ」
「おい。起きろや、前畑」
意識があるのかないのか。頭がふわついた様子のアラトを見下し、がしと髪を鷲掴みにする。
「敵の学校の野郎に惨敗して、掘られちまったなぁ? 学校のメンツかけて戦ったってのに。俺なら恥ずくて耐えられねぇわww」
「っぁぁ……、ぐぅぅ……っ!!」
「このゲーセンは俺らのもんだ。勝手にぶらついたらぶっ殺して犯すから。覚えとけよ~負け犬くん?」
「あ……がぁぁ…………」
ビュクッ、ビュルルッ!!
それだけ吐き捨てると、アラトの顔めがけて、最後に性を解き放つ。
汗に濡れたアラトの頬に白濁がしぶく。力なく呻くばかりのその表情は、敗北の色そのものだった。
「雑魚の相手は疲れんだよなぁ。あー腹減った」
ここまでしてやれば、この街で二度とその顔を見ることもないだろう。調子に乗った「侵略者」などは、初めにしっかりシめることが重要だ。
自分にとってはいつものこと。乗り込んできた敵をいつものように叩き潰した後……、青年はあくび交じりに伸びをして、リングを降りた。
yukibou
2021-05-12 11:12:11 +0000 UTCyshbs177
2021-05-12 11:05:37 +0000 UTCyukibou
2021-05-12 08:25:40 +0000 UTCミケ空
2021-05-12 08:00:47 +0000 UTC