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夕暮れ 郊外のとある工場跡地。
人気のない廃工場はシャッターが締め切られており、天窓から差し込む夕日が二人の逞しいシルエットを浮き立たせていた。
この場所付近は、二つの軍立学園の学区が重なりあう場所。つまりは、血の気の立った青年たちによる縄張り争いが頻発する地域となっている。
「はぁーっ! はぁーっ!」
「がぁぁ……ぁぁぁ……っ!!」
上半身裸の汗だくで、朦朧とする意識の中、必死の形相で拳を握る青年が二人。
神原学園の下級年、アラトが、学園のメンツをかけてタイマンに挑んでいた。相手は他校の同じく下級年。二人の実力は拮抗しており、全く譲らぬまま勝負は続いている。
「死ねオラァッ!!」
グボオオオォォォッ!!
「がぁぁっ!! く、そがぁぁっ!!」
アラトの拳が、相手の青年の腹部を圧し潰す。疲労の重さでもはやよけることもできず、その拳を潰れた腹筋で深々と飲み込む。
だが、ひるまない。青年は体内までえぐられるような息苦しさを押し殺し、胸を張って雄々しく唸ると、アラトに掴みかかった。
「!!? んがぁっ!!」
グリュッ!!
腰を取り、そのままアラトを床に押し倒す。
タックルに成功した青年は、ままにアラトのベルトを手早く外す。と、ためらうことなくパンツまでに手をかけ、アラトの性器を掴む。
喧嘩の高揚感で下着の下で勃起しきっており、アラトはたまらず息を漏らす。
急所への「攻撃」など、軍立の生徒間の喧嘩では至極当然のように行われる。喧嘩慣れした学生たちは、快楽や刺激が最もわかりやすい弱点であることと、射精したその後の相手がほぼほぼ無抵抗になることをよく知っている。
「おっらぁぁ……、無様に、イっちまえ……っ! 腑抜けたテメェを、ぶっ殺してやる……っ!!」
ニチュ、ヌチュ、クリュッ!!
「がぁぁぁぁぁぁ……っ!! 効か、ねぇぇ……っ!!」
「うらぁぁっ!! さっさとイけやっ! 前畑ぁ!!!」
喧嘩の最中、痛みの隙に襲われる快楽。喧嘩相手に無様をさらしてなるものかと、アラトは腹筋に必死に力を込めて耐え続ける。
「んっがぁあっっ!!」
「ぐっ!!」
青年は絶頂まで責め抜けず、快楽を堪え抜いたアラトに突き飛ばされる。性器の先から先走りがあふれ始めていたアラトはまさに危機一髪だった。
「っらぁっ!!」
「んぐぅっ!!」
ズリュッ!!
アラトは反撃とばかりに青年の後頭部をつかむと、自分の腰まで無理やりに寄せ、先ほどまで刺激されていた己の性器を勢いよく青年の口に挿入した。
「はぁ……はぁ……うらぁっ! まだやんのか、コラァッ!」
「むぐっ! んぐっ!!」
力の限り相手を攻撃する、屈したら負ける。そんな極限下のタイマンにおいては、いきりだった性器も活用しなければならなかった。
呼吸が滞り、相手がむせてもためらわず。一刻も早く相手をノックダウンさせようと腰を何度も叩きつけ、相手の喉の奥深くまでを必死に犯していく。
「テメェじゃ俺には勝てねぇんだよ! 神原なめんじゃねぇぞっ!」
(くっそ! 扱いたの、あだになっちまったか……!? 顎、が……っ!!)
「オラ、どうしたっ!? テメェが降参するまでこの喧嘩は終わらねぇぞ!!」
「……おらぁっ!!」
青年は涙目になりながらも、アラトの腹を殴りつける。アラトは顔をしかめて怯み、突き飛ばす。
アラトの性器を吐き出し、性器で何度も貫かれた喉を押さえて、必死に息を吸う。
「げほっ! ごほっ!!
……ふーっ! ふーっ! やりやがったなぁ、テメェ……っ! 喉まで、ぶちこんで、きやがってぇぇ……っ!」
「はぁ……はぁ……、やんなら、来いよ……、おらぁ……!」
アラトも、思わぬ強敵との攻防で消耗しきっており、天を仰いで肩で息をしていた。が、その目にはいまだ闘志が燃えている。
それは相手も同じだというのを確認して、再び立ち上がった。
「はぁーっ!はぁーっ! 前、畑ぁ……っ!! ぶち犯して、やる……っ!!」
「……上等だぜ、テメェ……っ!!」
互角の勝負が続き、肉体すべてで相手の気合いを受け止め続け、果てには、先に相手の射精を狙い、精力を奪い合う勝負となる。
暴力と凌辱の入り混じった、血気盛んな青年同士の喧嘩は、お互いに犯しあい、精魂尽き果てるまで続いた……。
yukibou
2021-03-19 19:34:47 +0000 UTCgjgjgjf
2021-03-19 16:03:39 +0000 UTC