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全身をくまなく凌辱される感触で悲痛な喘ぎをこぼし、肉厚な背中に指を立てる。どれだけ時間がたっただろうか、サウナ上がりのようなのぼせ切った頭では考えることすらままならない。
ダンの肉体と触れ合うすべての部分で熱と甘い刺激を感じ、その陰にすっぽりと覆われたカムラは、敗者として、ダンの欲情を受け入れるがままだった。
「あぁ……がぁ……っぁぁ……!」
……今まで、それこそ子供のころからまぶしいほどに憧れてきた存在に、今宵もまた敗北を喫した。カムラは悔しさを噛み締めながらも、堪えきれない熱情を表情に浮かべていく。
(や、べぇ……やっぱ……ダンさんのレイプ……、悔しい、以上に……、感じちまって……逃げれる気がしねぇ……!)
「カムラぁ……、トゲのあるのもいいが、やっぱその面が最高だぜ……」
「んおっ、んぁ……ぁぁぁ……んぁぁぁぁぁあああああっ!!」
ビュプッ……ビュルルルルルッ!!
そして、今宵もカムラを打倒し、その身を抱く「理由」を手に入れたダンも止まらなかった。さもずっと手放していた大切なものが手元に返ってきたように……、その体躯でもってカムラの体を抱きしめ、腰をたたきつけ続ける。
大きな手が、頬に張り付いたカムラの髪を解く。溶けていくように崩れていくカムラの顔を見下ろして、ダンは笑みをこぼす。
「もう、止まらねぇからな……、覚悟しろよ……?」
ダンが、負かした喧嘩相手に身体以上の何かを求めることは普通しない。
カムラ相手への、後輩に目をかける以上に特別な感情、それを自覚していながらも……、帰省してその生意気そうな顔を見れば、歯止めが利かなかった。
カムラが向かってくるのは、こうして悪戯を仕掛けることができるチャンスに他ならなかった。だからこそ、ダンは相手がかわいい後輩であることをつい忘れ、夢中になって貪っている。
(っぁぁ……クソ……今日も、負けかよ……!)
その一方で……、ダンの大きな陰に完全に飲まれながらも、カムラは凌辱される感覚の中、やはり悔しさを捨てきれなかった。
本気で打倒を挑んでいる。金的や相手の手加減を甘んじたり、子供のころからよくしてくれたダンへの甘えがあっても……、目の前に自分よりはるかに格上と男がいて、素直な迎合はできなかった。神原学園で強さを突き詰めようと邁進する一人であるカムラにとっても、「挑む」以外の選択を取れない。
(ぐ、そぉぉぉ……、次は、負けねぇ……!)
……ダンに勝つには、様々な課題が山積みだ。だが、今はひとまず……、カムラはダンにされるがままになって身を委ねた。
完
yukibou
2020-10-29 06:26:39 +0000 UTCyukibou
2020-10-29 06:26:18 +0000 UTCyshbs177
2020-10-28 23:04:24 +0000 UTCnensei
2020-06-18 11:07:17 +0000 UTCyukibou
2020-03-28 13:14:25 +0000 UTC具志川葛巳Kuzumin
2020-03-28 12:56:29 +0000 UTC