XaiJu
猫又小町
猫又小町

fanbox


第六話『肛辱』


 日々の睡眠時間は1時間にも満たない。

 死なない程度の最低限の休息だけを与えられ、残りの時間は全て責めに費やされた。言葉責めと肉体改造を繰り返しながら変態的なプレイばかりで執拗に嬲られ、全身にありとあらゆる大量の異常性癖が沁みついてしまっていた。

 肉体のみならず精神的なものも織り交ぜ、脳の奥まで犯すような多彩な色責めに弄ばれ彼女はもはや正気すら怪しい。

 ただ苦しめられるだけの日常に、沙雪の心は徐々に摩耗していった。今や妖魔に服従することに疑問さえほとんど感じることができない。

 極僅かに残った抵抗心も理性の糸が今にも途切れかかっている。


「ぅ、あぅ」




 不気味な機器に囲まれた沙雪は手は後ろ、両脚は限界まで開脚させられた蹲踞姿勢を強要された状態で吊るされていた。

 無論拘束は厳重。精根果てるまで責め抜かれ疲弊した彼女が悶える程度でどうにかできる類のものではない。

 そして、妖魔達はバイタルを計測することによって少女の状態を完璧に計測、管理していた。

 血圧、脈拍、その他健康状態から、更には発情状態までをも読み取られる。そのことを考えるだけでぶるりと強烈な羞恥心が背筋を駆け抜けた。

 全身に粒上の汗を浮かばせ、陰唇の奥からは間欠泉のように愛液が吹き出している。

 とろみのついた愛液はそのまま床へと垂れ落ち、薄く濁った恥辱の水たまりを形成していた。

 常に極限の発情状態で、強烈な疼きに身体を苛まれている。身体の中に快感は蓄積し続け、何もしていなくても絶頂寸前のもどかしさが続く。

 乳首が、クリトリスが、膣の奥が、子宮が、切なく疼いて溜まらない。敏感な突起を思い切り摘まんで擦り上げたい、そんな欲求に脳を焼かれるが自由に手を動かすことなど許されない。

 沙雪の感じるもどかしさや苦しみさえも数値化され、機器に記録される。そして、それを見ながら妖魔達は更に追い込み、数値を上げていく。


「イ…………キ………………は、ひ……………」


 ここ数日はこの有様だった。

 呂律の回らない舌で御許しを、休息を、オナニーを、絶頂を懇願する。

 髪の毛を汗でべっとり貼り付かせた表情は俯いているため伺えない。

 だが、あれほど気丈だった少女は今、メリディアーナが最初に言っていた通り、人質を助けた選択さえも後悔してしまっていた。

 自分は間違っていたのか。人を助けたいという願いは本来尊いもののはずだった。

 しかし、その代償がこの地獄だ。

 今や彼女に人質だった市民を気遣う余裕は心の片隅にも存在しない。

 逃げようという意思すらなかった。ただひたすら僅かな安息を求めて許しを請うていた。


「って、あらら、やっぱ気付かない? ロザリー様が来てあげたのに元気ないねぇ? これは新しいお薬とお仕置きが必要かな?」


 いつの間にか妖魔に接近されていたことに気付く沙雪。

 紫色の長髪。また知らない妖魔だった。目つきは鋭く、如何に沙雪を嬲るかを考えているかというようなサディストの瞳。

 これから起こる出来事を想起させるような純黒のボンテージ姿をした妖魔の淫靡な視線に射貫かれ身体はまたも身震いを起こしてしまう。

 妖魔達は休憩を交え交代制で沙雪を責め続ける。

 沙雪は複数人の妖魔たちを相手に、たった一人で地獄のような快楽責めを甘受するしかなかった。

 また始まる。責めが、開発が、調教が、教育が。

 そこに希望はない。あるのはまたこの日も新たな妖魔の責めによっていまだ知らない七色の快楽を与えられるという絶望のみ。

 日に日にマゾヒストとして覚醒させられていく肉体。

 開発され、より感度を底上げさせられ、完成させられる。

 沙雪は気力さえも残されていない身体になんとか鞭を打ち、震えながら口を開いた。


「っ、妖、魔……様……ぁ、……っ」


「うんうん、なぁに?」


「少、し……で、いいん、です……休ませ、へ……くら、はひ……」


「えー? 休みたいのぉ?」


 うーん、と考え込むロザリー。

 見たところロザリーという妖魔の力は弱い。

 沙雪が万全の状態なら瞬殺できる程度の存在のはずだった。しかし、そんな思考が全く浮かばない程に沙雪は教育されていた。


「5分だけ休ませてあげよっか? 但し、5分サボるごとに責めは1時間延長だけど」


「……そ、そんな」


 僅かな休息の代償はあまりにも大きすぎた。

 沙雪はこれ以上求めることができず、いつものように挨拶を口にする。

 自信を貶める屈辱的な開幕の合図だ。


「……っ、ほ、本日、も、この……愚かな……”元”、退魔師を……す、好きなように……弄び、くだ、さい……」


 ロザリーはあの宝条院の娘が自分のような等級の低い妖魔に媚びへつらう姿に気を良くする。


「うーん、そうだなあ、何がいいかなあ……ねぇねぇ、沙雪ちゃんはどれがいい? 肉体改造っぽくアナルの中にクリトリスみたいな感度のイボ生やすとか? イボ痔みたいな感度抜群グロアナルになれるよ? あとは鞭打ちで痛みを気持ちいいって完全に理解できるまで味わわせてあげるとか~、あ、また吸引機もいいんじゃない? もうちょっと乳首とクリをちんちんっぽくなるまで吸引するとかさ、ほら、答えてよ、どれがいい? それとも他に何か希望ある?」


 聞くだけでもおぞましい悪魔のような快楽責めメニュー。

 嫌だ、もう無理、これ以上はやめてほしい、ただ眠りたい、絶頂に任せてそのまま気を失って休みたい。

 想像だけで沙雪は悶えてしまう。だが、ここの上位者を待たせてはいけない。股間から潮を噴き上げながら、何とか言葉を紡いでいく。

 妖魔の女が決して気分を害さないような言葉をその聡明な頭脳で必死に考える。とにかく下手に出ることで責めの手が僅かにだろうと緩まることを願った。


「あああ……し、死んじゃい、ます。せめて、て、手加減、を……」


 妖魔に媚び、気をよくさせるためだけに、沙雪はその言葉を選択した。


「手加減? するわけねーじゃん。死なないようにしてるんだから限界までいくよ?」


 見下す視線、嘲りにさえも沙雪はぞくぞくとしてしまう。

 ロザリーが沙雪の陰核の上。触れない程度の位置を虚空を引っ掻くように指先をくいっと折り曲げた。


「あ……っ!?」


 それだけで責めを想起した沙雪は数滴の雌潮を放出してしまう。

 クリトリスがキュゥンと芯から強く疼き、痙攣した。

 恥辱が沙雪の残り少ない理性を削る。


「うわぁ……ドン引き、マジでドマゾじゃんお前」


 反論はしない。

 ただ代わりに、残り少ないプライドが一筋の涙となって沙雪の頬を伝った。


「じゃ、言った通り改造からいこうか♡」


 ロザリーはゴム手袋をつけると、細長い棒を手にした。

 肉体改造、あまりに恐ろしくおぞましい言葉だった。沙雪は恐怖に身体を震わせる。既に常軌を逸した快楽責めにより、まともな生活を送れない身体にされている。そこから、更に、肉体そのものまで普通の人間とは違う形に変えられてしまう、本当に二度と人として生活できなくなってしまう。


「お、おねがい、じまず、ぞ、ぞれだけは……んほぉぉおっ!」


 身体をガクガク震わせ、許し言葉を口にしようとする沙雪のアナルに、棒状の器具を何の躊躇もなく突き刺す。ムチムチの爆乳ボディを激しく身悶えさせる少女を無視してそのまま取っ手のつまみを「カチッ」と回した。

 硬質な音と共にアナルの内部に薬液が噴出された。 腸内に広がる冷たい感覚に沙雪はゾクゾクゾクッと背筋を震わせる。

 それは即効性に優れた薬だった。一瞬で気化すると沙雪の内部に即座に吸収される。粘膜全体に焼けつくような感覚が広がる。

 すると次の瞬間には、肛門周りから腸壁内部に無数の熱を持った肉粒がボコボコと押し出される感覚が押し寄せてくる。


「んひっ、んあっ、ああああっ! おおおぉぉおぉっ!」


 それは新たに生成された快楽神経の塊だ。

 イボの一つ一つが脈打ち、ジクジクと疼き、熱を持っている。

 イボの中には快楽神経の芯が通っており、直腸に根を張っている。そんな突起が粘膜全てを覆い尽くすようにびっしりと生えてくる。

 疑似陰核とも言えるその快楽器官は直腸内、奥深くまで浸食した。

 肛門周りにまで生えているので、その様はイボ痔のようにグロテスクだった。


「かはっ……おっ、ああぁぁ……っ!」


 沙雪は目を見開き、舌を突き出して身体を硬直させる。

 呼吸が荒くなり、アナルから腰の奥までが異常な興奮状態に包まれる。アナルがヒクヒクと収縮するだけで、突起から耐えがたい快感が湧き上がる。


「これでアナルでもすっごく気持ちよくなれるよ。トイレの度に絶頂するなんて素敵じゃない?」


「そんな……うぅっ、うぅぅぅっ」


 高潔で清らかな身体のはずだった。それが妖魔の玩具に堕とされた事実に沙雪は改めて絶望を感じる。

 淫らで浅ましい身体はもはやただの快楽の慰み者だ。


「泣かないで? ほら、このイボアナル凄く気持ちいいんだよ?」


 トントンと、ロザリーの指先が肛門を周りのイボを軽くノックした。


 ぞくぞくぞく――――ッ!!


 どす黒くおぞましいほどの快感がアナルから迸った。

 それは恥骨を通り子宮、脳を経て、沙雪の全身へと広がっていく。


「んはああああああああ!?」


 先述した通りそれはただのイボではない。一つ一つがクリトリス並みの超感度を持っている疑似陰核なのだ。

 無数の熱を帯びたイボが肛門輪を埋め尽くし、グロテスクなゲートを作る。突起は凄まじい疼きを引き起こし、沙雪の精神をかき乱す。

 そんな突起の輪にロザリーは指先を当て、ゆっくりと挿し込んだ。

 つぷっと軽く指先が挿入を果たされる

 アナルの中でひしめき合っている大量の疑似的なクリトリスが、こりゅこりゅっと擦れ、快楽を相乗的に発生させた。


「あはああああああああああああ!! んぉっ、うあああ!! あひいいいいいいいい!?」


 恐ろしいほどの快感と多幸感に、沙雪は瞳を裏返させる。

 蕩け緩んだ目尻からは愉悦の涙が零れ落ちる。

 自慢の黒髪を狂ったように振り乱す。何もしていなくてもジンジンとした疼きを発するアナルだ。

 指先だけの僅かな挿入であっても、沙雪の脳内で異常とも言える量の快楽信号が弾けた。

 肛門がキュウッと収縮し、指を咥え込む。当然、内側ではイボと指が擦れ合い、脳天まで痺れる快感が駆け抜ける。


「おっほぉぉおおおおおおおおおっ!? いひっ、ひっ、ほへあああああああああああ!?」


「これで沙雪ちゃんは排泄のたびに「逝くー!」って泣き叫んでアクメしちゃう♡ はーい、お手軽アナルマゾの出来上がり♡」


 人としての日常など絶対に送ることのできない身体に確実に堕とされていた。

 改めて絶望し、涙を流し、いやいやと数少ない自由を許された首から上を振り乱す。

 そんな挙動でもアナル内部のイボが擦れて感じてしまう。その事実を沙雪は受け入れるしかなかった。


「あああ、いやっ、嫌ぁあぁっ!!」


 身体を仕込まれていく被虐の快感が着実に少女を歪め、壊していく。

 ロザリーは更に奥へと指先を進める。そして直腸内で指を軽く曲げ伸ばししたり、グリュッと回転させたりする。


「あっ、あああっ! おおおおぉぉっ、あああああぁぁあぁっ!」


「わぁ、イボがびっしり生えてて、指先にからみついてくるわぁ。コリコリして、きもちよさそう♡ こらこら、そんな指をしゃぶらないで。ほんと、変態アナルねぇ」


 軽くアナルの内側を指先で嬲り回しながらイボの感触を確かめていく。

 突起の大きさ、感度は一つ一つ微妙に異なる。それらをじっくり撫で回しながら「あ、おっきいクリトリスはっけ~ん♡」とわざとらしく少女の恥辱を煽っていく。


「んひっ、おおおっ……あっ、あああっ、らめっ、ぞれっ、ああああぁぁ……っ!」


 アナルの少し内側にある、一際、大きなクリトリスを刺激され沙雪は身体を痙攣させながら、みっともない声を上げる。

 くりくりとイボを撫で回されるアナル快楽に沙雪は悶え狂う。


「ほらほら、次はそのアナルの試運転♡ どんな具合か確かめていくよ~♡」


 そう言ってロザリーは巨大な浣腸器を取り出した。

 ペットボトルほどの大きさをした透明な容器の中には濃緑色をした液剤がたっぷりと入っている。

 ごぽごぽと薄く泡立っている内容物に沙雪はゾッとした。

 恐怖から思わずアナルを引き締めてしまい、僅かに内部のイボがコリコリと擦れてしまう。

 アナルから迸る強烈な疼きを伴った快楽に沙雪は「ほっ……!」と無様なオホ声を発してしまっていた。


「はい、そうにゅ~う♡」


 沙雪のアナルに先端をあてがった。

 沙雪の尻穴は弱々しく異物の挿入を拒んでいる。だが、ロザリーはそんな儚い抵抗を楽しむかのように、浣腸器の穂先を尻肉深くへと埋めるのだった。


「うあああ!! あああ!?」


 そのおぞましい感触に、沙雪のアナルが蠢く。

 浣腸器の先端とイボが擦れ眼球の裏がチカチカする。

 異物の侵入を拒もうとする反射的な動きが、余計に沙雪を追い詰めてしまう。

 その儚い抵抗を楽しみながらロザリーは取っ手をゆっくりと押し込めていった。

 内部からその身を蝕む液体が、沙雪の体内へと注ぎ込まれてゆく。

 濁った得体のしれない溶液は媚薬成分を含んだ調合液だった。粘度の高い液体なので、液体そのものが触れる感触が既に刺激となってしまう。

 それが、粘膜に触れた途端に強烈な発熱と疼きをもたらし、神経を極限まで過敏化させる強烈な媚薬なのだからたまらない。

 特濃の薬液はとぐろを巻くように渦巻きながら、鍛え抜かれた少女の内部へと押し込められていく。

 お腹の奥からぎゅるる……と唸り声をあげているような、生理的な音が聞こえてくる。  ちゅぽっ、と先端をアナルから引き抜く。

 野太い悲鳴と共に容器が引き抜かれたその瞬間、肉体の圧力に耐えきれず僅かに薬液が零れ出てしまう。

 それは止まることなく、断続的に噴出されていく。


「ああ、括約筋が壊されてるから締めれないんだね。ほら、頑張れ♡ 頑張れ♡ 壊れた蛇口さん、負けないで♡ いくら変態雌豚だからって、お尻からお薬吹き出すような真似はしないよね? そんなことしたら、人として、ううん、雌豚としても終わりだよ?」


「う、ぐうう!? あぐぅ!?」


 沙雪の尻穴は最後の抵抗をしていた。

 こんな恥辱を晒したくないと必死に肛門を引き締めるも、やがて我慢が出来ずに液が漏れだしてしまう。

 アナルを締めようとするとイボが擦れて力が抜ける。耐えれば耐えるほど、体内で媚薬が浸透し身体の感度は増していく。

 そして、とろみのついた液が漏れ出る感覚にアナル内部のイボイボのついた腸壁は激しく反応を示していく。


(出ちゃ……や……あああ、駄目……ッ)


 恥辱の瞬間を迎えまいと必死に肛門を引き締める。

 だが、彼女のお尻の筋肉は完全に解されていた。


「うーん、そのお尻もう駄目っぽいね。ほら、指とか2、3本くらい余裕で入っちゃう」


 もう限界、決壊する、その瞬間にロザリーはアナルに二本の指を挿し込んだ。

 薬と腸汁でヌメヌメとしたアナル内部のイボをコリコリと擦りあげながら、技巧を加えた動きで奥へ奥へと挿入していく。


「んほおおおおおおおおおおおおっ!!?」


 指の根元まで入ったら抜けるギリギリまで引き抜く。

 指先がイボをゾゾゾゾゾッと擦り上げ、ぞわぞわとしたどす黒い排泄感を味わわせる。

 そして、あと少しで指が抜けるというところでまた、一気に押し込む。


「あああ! ほ、ぉおっ!? お、おひりぃぃいっ!! はひいいいぃぃぃいぃぃっ!?」


 剥き出しの神経のようなイボで埋め尽くされたアナルへの愛撫。

 細長いロザリーの指先の存在感はすさまじく敏感な肉の中でイボが擦れているのを感じる。更に腸内で粘液が掻き回され、圧迫感による苦しみと快感に苛まれる。

 刺激されたイボは隣のイボと擦れ合い、またその隣のイボへと振動を伝えた。

 この感覚がすさまじく相乗効果的にアクメを生む。

 沙雪はアナルのイボを捏ね回される快感に翻弄される。

 地獄の悦楽に揺さぶられる沙雪の心の隙を突くように、アナルを責めるロザリーが排泄器官を責め嬲った。


「んほぉお゛ッッ!! まっ待って、激しぃっんひぃい゛ッッ!!? お゛ッ、んぉお!? おお゛ぉおッ!!」


「ほらほらぁ、沙雪ちゃんはこれから排泄の度に、この快感を味わうのよ。しっかり、身体に刻み込んで♡ じゃあ、指、増やしてみようか」


 何度も何度も抜き挿しされる指。更に二本の指が挿し込まれる。四本もの指を根元まで挿入され、沙雪のアナルは通常あり得ないくらいに広がっていた。当然、肛門や直腸への圧迫感は凄まじく、突起が潰され筆舌に尽くしがたい感覚を生み出す。

 イボの一つ一つから絶頂するような快感が駆け抜ける。しかし、イクことはできない。快楽の爆発が無いまま、イボは熱を強め快感を蓄積させていく。クリトリスでの絶頂を禁止され責められたときの狂おしい快感ともどかしさ、それが肛門と直腸内で何十個、何百個分も同時に発生している。


「おっ、ほおおお!? お、あぁあぁぁあっ! あひっ、イギだいぃ! いぎたいのにぃぃいっ!」


 無数の突起から発生する快楽、その全ての絶頂寸前の状態が延々と続くのだ。

 ロザリーは手首を回すように動かす。それに連動して四本の指が直腸内でグリュッと回転する。


「んひいいぃッ! おっ、おおっ、ほおぉおッ!」


 ゾリュゾリュゾリュッと指がイボを抉るように擦り上げる。

 押し潰されたイボの奥で快楽神経がの芯が捻られる。視界がバチバチと弾け、呼吸を忘れる程の悦楽が体内を駆け巡る。

 直腸が収縮を繰り返す。媚薬浣腸による排泄欲も限界に達していた。

 肛門の端から僅かに液体が零れる。しかし、指でアナルを塞がれている為、放出することはできない。

 直腸をみっちりと埋め尽くす異物感と圧迫感、腹痛と苦しみ、快楽ともどかしさが同時に襲い掛かる。


「おごっ、おぉお……んおおぉぉぉっ!」


 括約筋のリングに狂おしいばかりの肉悦が湧き起こり、尻タブがブルブルッと震えた。

 突起だらけのアナルの快楽の大きさの変化に比例するように背徳の肛門快感も膨れ上がっていた。

 まるで永遠に排便をしているかのような感覚を常に感じさせられる。

 しかし開放感は得られず、ひたすら苦しみと焦燥感が積み上がっていく。


「さぁて、もう一本、入るかしらねぇ」


ロザリーはそう言うと親指までもアナルへと捻じ込む。更なる圧迫にイボが刺激され、沙雪は白目を剥いて痙攣する。


「あがっ……あぁ……おぉ……っ!」


「はぁい、これで5本全部入っちゃったぁ♡」


 挿入された5本の指が開かれる。

 花弁が開くようにくぱぁっとお尻の入り口を広がった。すると体内に溜まっていた薬液が勢いよく排出される。


どぷっ、びゅるる、どびゅびゅ、びゅ、ぶびゅるるるるっ


 粘液が直腸から肛門まで素早く駆け抜ける。粘度の高い液体が全てのイボを刺激し、沙雪は快感が爆発したような感覚に襲われる。

 通常であれば間違いなく、イキっぱなしになっていたであろう。

 しかし、今の沙雪にとっては地獄の様なもどかしさを与えるだけだ。


「おっ、ああぁ……んはぁ……っ!」


 排泄の感覚に舌先を天高く突き上げながら、よがり狂う退魔少女。

 それを憎き妖魔、それも自身よりも圧倒的に弱い相手に見られていることさえも恥辱のスパイスへと昇華される。

 排泄の快感、イボに粘液が触れる感触、屈辱と羞恥、それらが一体となり沙雪の脳を焼き、狂わせる。

 腰がへこへこと揺れ動くのに合わせて、浣腸された液体は下品な音を立てて最後の一滴まで下り落ちていく。

 アナルはひゅく……ひゅく……と弱々しく痙攣を見せるのみ。

 抵抗がほとんどできていない。


「んー? なぁに休んでるのかなぁ?」


「あはああああああっ!?」


 ぐったりとする沙雪に僅かな休憩も与えず、もう1本、追加で薬液が注入された。熱く滾る直腸内は再び媚薬漬けにされ、一度目よりも過敏化されより激しい疼きに襲われる。

 しかし、またも破壊されたアナルの肛門括約筋はほとんど動かない。

 緩んだ肛門は圧力に耐えきれず無様な縦割れになっていた。


(うあ……ぁ……そ……そん…………な……お尻……私の……お尻……)


 必死に堪えようとする意思とは裏腹に、体内に溜まった薬はまたすぐに出てきてしまう。そして排泄と同時に、再び焼けつくような強烈な快感が沙雪を襲う。

 アナルを破壊されたまだ幼い少女の心中は察するに余りある。


「よしよし、アナルは完璧だね。もうどこにもお嫁にいけない♡ それどころか人としての生活すら送れない♡ 弱くて醜いケツマンコ♡」


 そう耳元で囁かれるだけでも、沙雪には耐え難い恥辱となった。

 自分は妖魔に逆らえないどころか指一本で屈服させられる貧弱な存在でしかないのだと自覚してしまうのだ。

 そして、粘液の最後のひと固まりがこぽっと排出される。

 床に溜まった体液溜まりの上に水音が奏でられた。


「っ……ぁ……!」


 アナルをじわじわと責められ続けていた沙雪の下半身は蕩けきっていた。

 ちゅぷっと今度こそ指先がアナルから離れていった。


「あはぁ♡ メリディアーナ様に気に入られてる理由分かる気がするなあ♡」


つぷっ……


「んォ゛ッ!!? ほっ゛ぉっ!?」


 再び指のほんの先が挿入された。

 それだけで沙雪は強い快感と屈服感を覚え、秘部を濡らし腰を振ってしまう。


「うわ♡ 自分から咥えこんできてる♡ それにイボクリがうぞうぞ~って蠢いてる♡ 気持ち悪いなあ、もう♡」


 第一関節まで人差し指が挿入を果たした。噴き出す腸汁。溢れ出る愛液。

 ビクンビクンッ! と跳ね、震える爆乳ボディ。足腰はこれでもかとガクガク震えていた。


「ねぇ、あなたはなに? こんなに気持ち悪くて敏感な穴を持ってる貴女は退魔師なんかじゃない。だったら、なに?」


「い、や……っ」


 第二関節。指先が曲げられ、イボをグリュグリュとこねられる。

 舌を突き出し恍惚に包まれた表情。


「頭いいんだよね? だったら、ほら、分かるでしょう? あなたは誰?」


「あ、あぁうっ! うああ!?」


そして、指先が根元まで呑み込まれた。

沙雪の全身が緩み切る。


「わ、私……は………………です」


「聞こえない」


 小さな声。蚊の鳴くような声量で沙雪が何かを口にする。

 催促するように指先がくいっとアナル奥深くで曲げられた。

 ゴリュッと一際、大きなイボが押し潰される。同時に、腸壁越しに子宮も刺激が伝わった。

 決壊する。理性が、精神が、心が。


「私は……お尻で感じる……アナル狂い、です……」


 ロザリーは最後のトドメと言わんばかりに、勢い良く肛門から指をぬぼっと引き抜いた。

 腸壁に指を思い切り押し付けるように力を入れて、引き抜かれたのでイボがゾリゾリゾリッと擦り上げられる。

 沙雪は無様な声をあげ、面白い様に反応を返してしまう。

 緩み切った肛門からぷしっと腸液がしぶき出た。


 その時だった。


 プツン――彼女の中で最後に繋がっていた何かが確かに途切れた。


「う、うぁあ……もう、嫌、無理……無理、です……いやぁぁ……」


 腰をかくかくと振りながら、全身を弛緩させ、それまで堪えていた物を無意識の内に放出してしまう。

 失禁と共に泣きじゃくる沙雪の髪を掴み無理やり顔を上げさせた。


「うわぁ、すっごくみっともない声、どうしたの? 心折れちゃった? 改造アナル気に入らなかったの?」


 だが、その声にも沙雪は反応を示すことはなかった。

 虚ろな瞳でぼそぼそと泣き言を口にしている彼女の様子は只事ではない。


「無理……やだ……無理、絶対……むり……もう、逝かせて……殺してください……耐えられ、ません……」


「うーん、もうちょっとだけ頑張ってみない? 限界の限界まで頑張ろうよ。搾りカスになるくらいさ、私も手伝うからさ、ね? どうしても無理?」


 沙雪の割れ目上部にあるクリトリスをロザリーは指先で弾き上げた。

 その瞬間、背後の機械から「ピー!」と何かを知らせる電子音が鳴り響く。


「あーもう駄目そうだね。本当に限界来ちゃったんだね」


 沙雪の精神は限界を迎え崩壊寸前にまで来ていた。

 それを確認したロザリーは、にんまりと大きく口元を歪めいやらしく邪悪な笑みを浮かべる。


「じゃ、メリディアーナ様に来てもらおうか♡ 折角ここまで頑張ったんだもん。最後に思いっきり壊してもらおうね♡」










第六話『肛辱』 第六話『肛辱』

Comments

わああ、ありがとうございます。 嬉しいです。感想モチベになりますね。感謝!

猫又小町

このシリーズが最近で一番興奮するお気に入りです!今回も性癖に直撃でした。

アルキビアデスの指


More Creators