「あっつっ……」 高校三年生、西倉愛斗。 彼は、夏休みの課題として、森林の調査を行っている。 とある田舎の山奥は、日陰こそ多いが、気温は三十度……歩いてるだけでも汗が出る。 「どっかにクーラーの効いた店でもあればなぁ……。……あるわけないけどさ」 一人で言って、苦笑しながら調査を続けていたところ……突然、開けた場所に出た。 「えっ……なにこれ」 目の前に現れたのは――漫画の世界で見るような、荘厳な洋館。 恐れながらも、妙にワクワクした気持ちを抱えて、近づいていく。 「廃墟……じゃ、ないよな。それにしては綺麗だし……」 ドアを押してみたところ……開いた。 中には、広々とした空間が広がっており、いくつかのドアと、壁に沿うようにして曲線を描く階段がある。 「お、おじゃましま~す……。誰かいませんか……?」 勝手に中へ入ってしまったという、申し訳なさがありながらも、西倉は呼びかけてみた。 すると、正面のドアの奥から、コツコツと足音が聞こえる。 少しして、ドアが開いて――背の高い美人が姿を見せた。 紫色の長い髪。胸元が大きく開いた、深紅のドレス……。 その美貌に、西倉は、思わず口を開けて、おぉ……と間の抜けた声を出してしまう。 「いらっしゃいませ。秘密のレストランへようこそ」 近づいてきた女は、そう言うと、静かに頭を下げた。 もわわんっ……と、甘い香りが漂ってくる。 歩くだけで、ぶるんぶるんっ♡ っと揺れる乳房に、目が奪われてしまうが、失礼だと思って、慌てて逸らす。 「か、勝手に入って来ちゃってすいません……。ここ、レストランなんですか?」 「はい。当店は、なかなかお客様がいらっしゃらないので……。特別に、お越しくださった方には、タダで料理を振る舞っているんです」 「タダ……?」 そんな上手い話があるのか……? 疑う西倉だが、ふふふっ♡ と優しく微笑む女は、悪い人間には見えない。 「私はリアです。本日の当番を担当させていただいております」 「リアさん……。……あの、失礼な話、こんな山奥で、なおかつ無料で料理を振る舞っているレストランというのは、にわかには信じがたい話で……」 「……あなたのお名前は?」 「えっ? えっと、西倉愛斗です……」 「おいくつなのかしら」 「高校三年生ですけど……」 「……そのくらいの年頃だと、やっぱり、生姜焼き定食でしょうか」 「え? あの……」 「ちょうど材料が揃っているんです。良かった……」 「ちょっ……」 リアは、嬉しそうに呟くと、ドアの向こう側に戻ってしまった。 西倉は、やっぱり怪しいな……と思いつつも、山奥の調査で空いた腹と、リアの放つ甘ったるい匂いに、冷静さを欠いてしまう。 リアを追いかけるように、ドアの向こうへと、足を踏み入れてしまった。 そこは、食堂のような場所だった。 いくつか、長いテーブルが並んでいる。 そして、やけに涼しかった。 まるで、この場所から逃げることを、難しくするかのように――。 「適当な場所に座っていてください。すぐにお持ちしますから」 「は、はい……」 座って、しばらく待っていると、良い匂いがしてきた。 リアの甘い匂いもたまらないが、やはり、すきっ腹には、焼けた肉の匂いだ。 腹が鳴り、思っていたよりも自分が空腹だったことに気が付く。 さらに待つこと、十分程度。 リアが、美味しそうな豚肉の生姜焼きを持って、戻ってきた。 「さぁ、召し上がれ?」 「あの、本当に……タダで良いんですか?」 「もちろん。当店は、料金を頂くことは、絶対にありません」 「……一口食べた瞬間、奥のドアから、大柄の男の人がたくさん出てくるとか――」 「ふふっ。男はいませんよ。……女の子は、たくさんいますけど」 「えっ……」 「なんちゃって。さぁ、冷めないうちにどうぞ?」 妙な薬が盛られているとか。 やっぱり、法外な値段を請求されるとか。 色々なことを考えたが……空腹には勝てなかった。 「……美味しいです」 一度食べ始めると、止まらない。 疑っていたことも忘れて、あっという間に食べ終えてしまった。 「やっぱり若い男の子は素敵ですね……。むしゃぶりつく勢いで、たっぷりと食べてくれますから」 「む、むしゃぶりつくって……」 いやらしい表現に、西倉は疑問を抱く。 いつの間にか、リアは、隣の席に座っていて――距離が近い。 甘い香りが、もわんっ♡ っと鼻腔をくすぐる。 さらに、西倉の体を、さっきから、ペタペタと触ってくるのだ。 「若さを感じます……。……西倉さんは、とてもイケメンですね? おモテになるでしょう?」 「いや、冗談でしょう……。告白されたことさえないですよ」 「んふふ♡ じゃあ、私が最初の女になっても良いですか……?」 「へっ……ちょ、ちょっと!?」 リアが、西倉の股間を、すりっすりっ♡ っと、具体的な手つきで触ってくる。 思わず椅子を引く西倉だが、リアは距離を詰めてきた。 西倉の上に跨り――逃げられないようにする。 ものすごく近い距離で、目を見つめてくるのだ。 「リアさん……?」 「んふふふふ♡ 料金は、いらないと言いましたけど……。……その代わり、精液を頂きたいんです♡」 「精液っ?」 「そうです♡ わかぁ~い雄の、ぷりっぷりでドロドロな、繁殖力が強い、ねばねば精液……♡ 私たちサキュバスの主食です……♡」 サキュバス……!? そんな驚きの言葉が飛び出す前に――リアは、正体を現した。 ドレスを突き破って生えてくる、漆黒の翼。 長い角……そして、大きな尻尾。 その先は、目の無い口だけの怪物のようになっている。 甘い匂いが、より一層強くなった。 先ほどまでは、これまでの人生で嗅いだことがあるような、甘ったるい香水の香りだったが、今は違う。 おおよそ、自然界に存在するとは思えない、ねっとりとした甘さだ♡ 鼻の穴にへばりついて、吸う酸素が全部甘くなる……♡ 「はぁっ♡ うぁっ……♡」 「サキュバスの体臭は、雄を魅了してしまうんです……♡ まずは、香りで、体の内側をダメにして――次に、やわらかぁ~いマシュマロボディを押しつけることで、完全に堕とします♡」 「あっ、ひゃっ♡♡♡」 むんにゅううぅううぅ……♡♡ 上に跨るリアが、ぎゅぅ~♡ っと包み込むように抱き締めてきたことで、柔らかい雌肌が密着する♡ とろんとろんで生温かいおっぱいはもちろん、それ以外の場所も、とにかくふわふわだ♡ 体が蕩けるように、リアの肉に沈んでいく……♡ どこまでも懐の深い雌肉に、西倉は一瞬でメロメロになった。 「う、ぉおぉお……♡♡♡」 「はい……♡ 男の子、掌握完了……♡ ……残念でした♡ ここは『淫魔レストラン』です♡ 食事をするのは、あなたではなく――私たち、サキュバスなんですよ?♡」 「そ、そんなぁ……♡ 離しっ……てぇ……♡」 「……構いませんが、精液を頂けない場合、料金は三億円です♡」 「三億ぅ……?♡ そんなの、払えないですよぉ♡」 「じゃあ、警察に通報しますよ?♡」 「ええぇええぇっ……♡」 「もう諦めてください♡ サキュバスに抱き締められて、射精を我慢できる男の子なんて、いないんですから……♡ ……射精専用のフェロモンに、切り替えますね……♡」 「へっ……? あっ、あっ……゛!♡♡♡」 むんわぁ~~~ぷしゅぅうう~~~♡♡♡ 西倉を包み込んでいる、柔らかいリアの雌ボディから、フェロモンがモクモクと噴き出してきた♡ 先ほどまでの、ねっとりとした甘さの中に、脳がピリピリと痺れるような、スパイス系の香りが混ざる♡ その痺れは、脳だけでなく、金玉にまで響き――。 どぷっ♡♡♡ びゅりりりぃっ……♡♡♡ 「ぴゅくぴゅくぅ~~~♡ フェロモンハグで、おちんちんぶるぶる♡ 精液どぴゅる~~♡♡♡」 「ひぃ~~っ゛♡♡♡♡」 「びゅくびゅくっ♡ 頭痺れちゃいますね♡ びゅるる~♡♡♡ 大丈夫ですよ~いっぱい出ますから♡ まだまだ息んでください♡ ど~~ぴゅっ♡ ぴゅ~~~くっ♡♡♡」 「んぉおおっ゛おっ゛ぉおぉ~~~???♡♡♡」 ペニスを、ズボン越しにスリスリと股で擦られて、圧迫されながらのフェロモンくんくん射精……♡ これまでの人生で味わったことのない、お漏らしに近いような開放的な射精感に、西倉は意味がわからないほどの快楽を得てしまう♡ 射精しながら、西倉は、異変に気が付いていた。 パンツの中で射精しているはずなのに、気持ち悪さを感じないのだ。 「今、西倉さんの精液は、私が直接吸収してるんです……♡ パンツの布に染み込む前に、しゅ~♡ って……♡ だから、何にも気にせずに、どぱどぱ撒き散らしちゃって良いんですよ?♡ 男の子がだぁ~いすきな、後先考えない、快楽のみを追求した、頭よわよわの射精、目いっぱいしちゃってください♡ ほらほらどぴゅくるるぅ~~♡♡ どぴゅんどぴゅんっ♡ 出ちゃう~出ちゃう出ちゃう♡ あぁ無理イくっ♡ どぷぅ~~んっ♡♡♡」 「ひっ゛♡♡♡ みっ゜♡♡♡♡」 どぷどぷどぷっ♡♡♡♡ 延々と続く射精感に、意識が遠のく……♡ リアにハグされてから、僅か数分で――西倉の精液は枯れてしまい、気を失ってしまった――。 「んふふふっ♡ ……あっさりと、睾丸を緩めてしまいました♡ ――さて。早速、常連のお客様に、連絡をしなければ……♡」 リアは、不敵な笑みを浮かべながら、気絶している西倉を、ベッドの上へと連れ込んだ……。