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【支援者限定】集団入れ替わりが起きたけど不思議な力で誰も言い出すことが出来ない話 続き

 前回のがクソエロかったので母親視点で書きました。これ一人称視点だと全容が見えないから、別な人物の視点になると倍エロくなりますね。

 いや我ながら本当にエロい。


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 朝起きたら、知らないおっさんが隣で眠っていた。おっさんの呼吸に合わせてベッドのスプリングが沈み込んで、掛け布団も上下する。

 知らないのはおっさんだけじゃない。ここはどこだ? ドレッサーにチェスト……建物は違うけれど、母さん父さんの部屋によく似ているような気がする。友達の家に行った時、ちらっと見えた親たちの部屋もこんな雰囲気。

「……あ?」

 知らないおばさんが小窓から覗き込んでいる。母さんより少し歳上っぽいけど、母さんよりすげえ美人だった。

 その瞬間――それが鏡に映った自分の顔だと思った。何十年も生き抜いてきた私のノーメイクの顔だと、認識した。

 掛け布団から出て、鏡の前へ。でかい姿見の過半を占めているのは、上品な花柄のパジャマを着た――オレ。

「は?」

 意味がわからない。オレは小学六年生の男子だってのに、なんで細くて綺麗なおばさんになってるんだ。しかも一番謎なのは、この姿がオレじゃないと分かっているのに、この身体がしっくり来ていることだった。

 ゲームのキャラクターを操作しているときにちょっと似てる。現実のオレの見た目とは全然違うのに、間違いなく自分だとわかる。そんな感じだった。

 ぼうっとしていると、それこそゲームで放置しているとステータスやらが表示されるように、ぽんぽんと頭に情報が浮かんでくる。

 根本 由佳《ねもと ゆか》、46歳。夫が居て、息子と娘が居る母親。これから朝飯や初霜《はつしも》の弁当を作ってやらなければならない、それが私の役目だと。

 初霜って誰だよ。

 思わずツッコミを入れそうになったのに、声は出ない。もう意味不明過ぎてヤバい。誰でもいいからオレを助けてくれ、元の男に戻してくれ。

 オレは寝ているおっさん――由佳おばさんの夫に泣きつく。

「ねえ、起きて」

「んー……」

「……っ」

 オレはおっさんの妻じゃないんだ、助けてくれ。

 そう言おうとしたのに、喉が全然動かない。なにかに邪魔されて声が出ないんじゃなく、力が入らなかった。

 眠そうに返事をしたおっさんは、オレの顔を見てものすごい勢いで目を開く。起き上がって、身体を触りまくって、ズボンの中にも手を入れた。

「きゃっ! ……あ、す、すまん……どうしたんだ母さん」

 マジか。これたぶん、この人もオレと同じように誰か違う人の心が入ってるんじゃないか? しかも、女の。

 くそ。そのことを口にできない。セリフが決められてるみてえだった。おっさんもしばらく黙っているのも、オレと変わらないんだろう。

「う、ううん……なんでも」

「まだ早いな……父さんはもう少し寝てるぞ」

「うん……」

 くそくそくそ。こうしてる間にも早く準備しなきゃって気になってくるし、ションベンにも行きてえ。

 たぶんすぐどうにかすることは出来ない。オレはいったん諦めて、ションベンしてから考えることにした。

「はあ」

 自分のスリッパ――この紫色のやつ。トイレの場所――階段下りて左手側。

 トイレに入ったオレは、意味不明すぎる状況にイラつきながらズボンとパンツを下ろして便座に座った。

「……あ?」

 なんでションベンなのに座ってんだ? と思ったら、これも心がオレだって言えないのと一緒。想像だけど、オレはたぶんこの由佳さんが普段していることを、しようとするんだ。

 けど、座って小便をするってのはどうしても気持ち悪い。俺は立ち上がって、チンチンをつかもうとする。

「あ、ああ……そっか」

 けどチンチンがない。毛がぼうぼうと生えていて……女のなんていうんだろう、膣とか女性器とか呼ばれるやつがあるだけだ。

「うええ……」

 しかもなんか、汚いものが手についた。白っぽい黄色っぽいカスとか、どろどろの液体とか。穿いていたパンツも黒くれスケスケのやつで、オレの母さんが穿いてたやつみたい。

「うわー……あっ」

 げんなりしている間に、ションベンが溢れだしてきちまった。もうちょい耐えられるつもりだったのに、全然我慢できなかった。脚にひっかけたままだったパンツやズボン、スリッパとかマットもおばさんのションベンで濡れていく。

「やべ、やべっ!」

 オレは反射的に腰を突き出し、マンコを開く。なんとか間に合ったみたいで、途中からいい感じに便器に狙いをつけられた。男とぜんぜん違うのに、ちょっと気持ちいいのは男と同じなのがまた癪だった。

 ションベンがようやく終わる。

「マンコ……ああ、これか」

 まただ。マンコとかマン毛なんて言葉知らなかったのに、ふと頭に蘇る。チンコに対してマンコってことなのか、わかりやすいんだか変なんだか。

 それより。

「……はぁ」

 マンコもマン毛も、トイレもびしゃびしゃ。ひどい有り様で、朝から掃除をしなきゃなくなった。男じゃなくなったのもショックで、ちゃんとションベン出来なかったのもショック。

 茫然自失になっていると、『いいから手を動かさなきゃ』って気になって、身体が勝手に動き出した。

 ズボンとパンツを脱いで、マットやスリッパとまとめる。トイレットペーパーでマンコや脚を拭い、生理用品とかも入れている棚から厚手のクリーニングシートを出して床も拭いて。便座シートはセーフ。

 なんとなく、分かってきた。オレはこのおばさんとして過ごさなきゃならない。不気味にも考える事が頭に入ってきて、ある程度はそれに従わないと何もできなくなる。最悪、身体が勝手に動く。

「はは……もう、ふざけないで」

 勉強するし手伝いもするから助けて、母さん父さん。そんなことも言えないし、泣く事も出来ない。オレはぼんやりしながら洗面所に行き、汚したものを洗ったり洗濯機に入れた。

「はぁ……」

 オレは寝室に行って、パジャマの上も脱ぐ。黒くてスケスケのブラジャーをしていたのも嫌だったけど、脱ごうとすると手が止まった。そのまま部屋着のジーンズとシャツに着替えて、キッチンに降りていったのだった。



 一生このままは嫌だ、そんなのが頭にずっと居て何も考えられない。それでも手が勝手に動くのは楽で、カチャカチャと朝の準備ができていた。朝ご飯も、娘さんのお弁当もひとりでに出来上がっていった。

「おはよう、母さん」

「おはよう」

 途中でおっさんも起きてくる。オレよりずっとでかいのに、なんかもじもじしている。その後、高校生くらいのお姉さんもきた。

「お、おはよう、初霜」

 オレは勝手に挨拶をしていた。

 お姉さんは寝ぼけているでもない変な反応で、きっとこの人もオレと同じく誰か違う人の心が入ってると確信した。くそ、オレもなるならこんなおばさんじゃなく、初霜さんみたいな若くて可愛いお姉さんになりたかったぜ。

「おはよう、お母さん」

 そう言って、初霜さんはどっかへ行った。数秒もしないうち、絶叫が響く。

「――う、うそーっ!?」

 たぶんションベンをミスったんだ。気にしないでやることにした。


 それから、朝の時間はあっという間に過ぎていく。やっぱりお姉さんもションベンに失敗したみたいだったし、お兄さんの方も女みたいな悲鳴をあげたりしていた。

 朝飯のあと、おっさんは内股になりながらスーツに着替えて仕事に行った。お姉さんもお兄さんも、制服やらに着替えて家を出ていく。あの人達にどんな人の心が入っているかまでは分からないけど、たぶん男の身体に女の心、女の身体には男の心が入っている。そんな気がした。


「はー……」

 家事が終わって適当に昼飯を食ったオレは、リビングのソファにどさっと座った。

 シワっぽい手で何かをする度、歩いておっぱいが揺れる度、ションベンしてマンコを見る度、おばさんの身体を味合わせられる。家事をするのは案外楽しかったけど、毎日は面倒。母さんの苦労を分かった気がする。元に戻ったら、手伝ってあげよう。

「てか午後からは外行かなきゃないのか……」

 少し休んだら、午後からはちょっとだけ仕事があるみたいだ。音楽教室の先生で、ピアノを教えている。もちろんオレはピアノなんか弾けないけど、このおばさんがわかるから大丈夫っぽい。

「さて」

 誰かに会うのは嫌だけど、行かなきゃならない。オレは寝室でふわっとしたブラウスとスカートに着替えて、肌色のストッキングを穿く。スカートもストッキングも男の服にはない感じで、すごい恥ずかしかった。

 メイクもして……これも女ならでは。手間がかかって、やっぱり母さんはすごいと思った。

「……綺麗」

 でも――全部終わると、オレはどきりとしてしまった。

 元々美人なひとだと思っていたけど、化粧をして着飾るともっと美人になる。正直母さんより綺麗。嫌で嫌で仕方なかったこのおばさんの身体だったけど、そこまで悪い気がしなくなってきた。

「あー……えへへっ」

 照れて笑うと、すごく可愛い。クラスの女子の誰より、ドキドキとする。なんだか変な気分で、暑くなってきた。

「あっ」

 なぜか、手がおっぱいを揉んでマンコを触った。なんかションベンをした時みたいな気持ちよさが、全身に走った。

「……い、行こ」

 なんだかいけないことをしてしまいそうな、しちゃいけない気がした。オレはさっさと階段を下りて、家を出る。3分も歩くと、気持ちは落ち着いた。

 外は曇り。オレが住んでいた場所とは全然違うけれど、休みじゃない日のこの時間に外を歩いているのは、ズル休みをしたような気分だ。

「……やっぱり、そうだよな」

 街は、家族みたいに変だった。

 今のオレと同い年くらいのおばさんがガニ股で歩いて、路上にタンを吐いた。公園にいる幼稚園の子たちは、男の子も女の子もしきりに股間を触っている。幼稚園の先生は子どもそっちのけで身体をまさぐっている。おじいさんは何度も深い溜め息をついている。

 みんな心が別な人だと思うと、すごく怖かった。


 しばらく歩いて、オレは音楽教室に入った。オレはいわゆるピアノの先生で、主に学校が終わった子たちに教えているらしい。

「こんにちはー……」

「お疲れ様です」

 まず職員室みたいなところで待つ。そこに居るおばさんたちは、この由佳さんの記憶よりよそよそしく、おっぱいやスカートを気にしている人が多い。

 その仕草に、オレは目がいってしまう。前までならただのおばさんでしかないのに、なんだか胸がバクバクとしてきて――

「……っ」

 胸の奥が、じわーっと熱くなった。身体の中でゆっくり下りていって、お腹、マンコにまで伝わってくる。

 ――あ、興奮してるんだ、オレ。すかさずおばさんの知識が自分の身にどんな変化をもたらしているのか、何を欲しているを教えてきてくれる。

 オレも学校で性教育は受けたけど、精通しておらず初恋もまだ。性についてなんて芽生えていなかったのに、由佳さんの――何度も旦那とセックスをして、二人も子どもを産んだ母親の身体と経験が訴えてきている。この火照った身体を鎮めたいと。

「ん……っ、あんっ……あ、し、失礼」

 デスクの下、スカートの上から股間を押し込んで、すごく甘い声が出てしまった。先生たちの注目を集めて、顔から火が出る。

 もう我慢できない。オレは立ち上がる。

「あの……私、お部屋で待ってますので」

「は、はーい」

 先生たちは何かを悟ったような目で見てくる。うん、由佳さんの感覚でいうなら、きっと女性になった男の人は絶対えっちなことをする。そういうものだ。

 つまり、きっとこの場に居る人たちの心も男なんだろうから、きっとみんなもオナニーってやつをしたんだ。だからオレを咎めることもできない。

 オレは楽譜や筆記用具、タブレットを持って先生の部屋を出る。ぴしゃりと閉じた瞬間、どっと汗や愛液が出てきた。乳首も勃起してきて、ブラの中でこすれる。

 どうにかグランドピアノのある部屋にたどり着いて、内側から鍵をかけて先生用のパイプ椅子に座った。

 オレ、オナニーなんて言葉も知らなかった。女が興奮するとマンコが濡れるのも保健の教科書で見たか見てないかくらいだったのに、もう分かる。

「……あ、んっ……」

 フリフリなブラウスのボタンを上から外す。インナーのタンクトップをたくしあげて、黒いレースのブラジャーのカップをめくった。

 由佳さんのおっぱいはそこそこある。黒い乳首も大きめで、男とは全然違っていた。コントローラーのスティックみたいに親指でくりくりと動かすと、すっごく気持ちがいい。

 背筋がひくついて、マンコもさらに熱くなる。この黒い乳首で子どもたちにおっぱいを上げていた光景も頭に流れてきて、男なのに赤ちゃんを産んでお母さんになっていることが意味分かんなくて興奮する。

「あんっ、ぁ……っ!」

 全然、満足できない。オレは清楚なスカートを持ち上げショーツとパンストの中に手を入れた。マンコは濡れまくっていて、すごくどろどろ。

 肌色のストッキングに透けた黒いショーツが指を象ってうごめくのが、すごく厭らしい。痴漢されているみたいで、ますますオレを盛り上げる。

「あんっ、んっ、ふぁ……っ!」

 外にはピアノの音も漏れないようになっている。オレは由佳さんの声を聴きたくて、喘ぎ声を全く抑えない。

 ――オレ、女になってオナニーしてる。母さんより歳上の女で、この身体も母さんで、でもオレは本当は小学生の男なのに――

「ぁあっ! あああっ!」

 そのカオスさに一気にアクセルがかかって、オレはイっちゃった。世界が真っ白になって、身体が灼き尽くされる。頭もぱんって爆発した。


「はぁ……ふぅ……んっ」

 落ち着いてから、マンコから指を抜く。ふやけていて、潮も吹いたからストッキングもショーツもひんやりする。スカートまで汚さなかったのはよかった。

「……はあ」

 すごく、気持ちがよかった。体中が汗でべたべたするし、息も切れる。自分でもわかるくらいに、女の匂いがしていた。

 これ、学校から帰ってきた時、母さんから感じたこともあったな。変な匂いするって言ったらごまかしてたけど、その時も汗かいてたり……あの時、母さんもオナニーしてたんだ。

 でも、なんだかまだいける気がする。もうちょっと欲しい。

「……あ、そっか」

 これが、男のチンチンが欲しい、赤ちゃんを作りたいってことか。もう何年もしてないけれど、セックスがしたい。

 ふっと頭に浮かんだのは、オレの母さんと父さんの顔。ふたりがセックスして、オレが産まれた。

 母さんはどれくらい気持ちよかったんだろう。父さんは――そっか、オレが父さんとセックス出来るのか。父さんは好きだし、もし会えたらしてみたいかもしれない。

「や、やば――」

 また、スカートの中に手が伸びたところで部屋がノックされる。生徒が来たらしい。オレは慌ててブラウスのボタンをかけて、スカートも正す。

「ど、どうぞ……」

「はーい、由佳先生よろしく……よろしくお願いします!」

 入ってきたのは小三くらいの女子……だけど、オレの手や乱れた服をぐるっと見てにやついた。匂いもあるし、鍵もかけてたし、オナニーしてたって絶対バレてる。この子の心も、たぶんエッチについて知ってる大人の男の人なんだろう。

 とはいえ、ピアノの先生に『ここでオナニーしてましたか?』なんて尋ねる生徒はいないということか、ずばり質問されることはなかった。

 オレは時間通りにピアノの先生を務めあげる。そのあともう一人だけやって、今日受け持ちの子はもういない。

 ――でも結局、帰る前にトイレでもオナニーをしてしまった。


「ただいまー……」

 音楽教室を終えて帰ってきたオレは、ブラウスとショーツ、ストッキングを脱いで洗濯機に放り込む。どうせ子どもたちは洗濯機の中は見ないので適当だ。

 スカートをハンガーにかけたら、オレは夫婦の寝室の押入れ、その奥に仕舞ってあるものを取り出した。それは、チンチンの形をしたおもちゃ。もう10年近く前か、上の子が大きくなってきてセックスは家じゃあまり出来ないね、なんて夫と話した時に由佳さんが買ってきた。

 それからは性欲は減衰、たまにしても指で済ませたり、あるいは子どもたちがいないタイミングにできたりして、ずっと押入れの肥やしになっていた。

 久々に、その役割を果たす。

「……んっ、んぁ……っ!」

 もうオレのマンコはずっと濡れっぱなし。消毒だけしてから熟れたマンコに突っ込んで、ズボズボと動かす。

 年季が入り使い込んだマンコは黒くゆるゆるだけど、快感を得る分には問題ない。オレは姿見の前に椅子を持ってきて、脚を開きながら自分を犯していた。

 その姿も最高で、もういい歳なのに乱れているのは破廉恥の極み。由佳さんとしてはしたなく、年甲斐もないのがわかっているのに留まるところを知らなかった。

「――ぁんっ、んぁあっ、ふぁああっ!」

 オレはまた絶頂する。今日三回目で、そろそろ腰が変になってきた。

 後始末をしてから、いったん部屋着になる。上の息子はまだ。下の娘はもう帰って来るから、オナニーをやめなきゃない。

 寝室を出て、オレはキッチンにやってきた。まだ夕食の準備をするには早いから、軽く掃除でもしようか。

 そこで、もう帰ってきていた下の高校生の娘とばったり会った。

「あ、あらおかえり……初霜、帰ってたのね」

「さっきね。お、お母さんはお部屋で眠ってたみたいだったからね」

 いや、初霜さんは部屋に来てないから眠ってるかどうかなんて――あ、そっか。この人も、中の心は男なんだ。

 オレのオナニーの声を聴いて、察してくれたんだ。そうに違いない。うわ、いいなー……初霜さんの中の人も、オナニーした。こういう若いお姉さんでオナニーしたかったな。由佳さんの身体もいいけど。

「う、うん……ごめんね。も、もしかして初霜もお昼寝、したの?」

「そんなところ……ど、どうする? お母さんはもう少し寝る? まだ時間は大丈夫だと思うけど」

「そうね……そうさせてもらおうかしら。初霜も、でしょ?」

「うん」

 うわ、うわ……これエロすぎ。オレ達、母娘なのにお互いこれからオナニーしますって宣言してるのと一緒じゃん。

 オレはすぐ部屋に戻る。もうやめるつもりだったけど、またオナニーをしちゃった。


 また一息ついてから、晩ごはんの支度を始める。オナニーしまくったせいかすごく身体が馴染んだ気がして、何も考えなくても身体が動いてくれた。

 やがて上の息子が大学から帰ってくる。そのすぐあと、父さんが――由佳さんの夫である洋次《ようじ》さんが帰ってきた。

「おかえり、お父さん」

「ああ、ただいま」

 スーツ姿、ちょっとお腹が出てきたけれど健康そうなおっさんという外見。朝は知らないおっさんだったけれど、今はもう愛する夫になっていた。

 スキンシップにも抵抗はない。子どもたちは自室にいるからと、オレは洋次さんに抱きついてみた。

「あなた……その、今晩」

「分かってる」

 ふん、と鼻息を鳴らす。洋次さんがオレや初霜さんみたいにオナニーをしたかは分からないけれど、オレが何を望んでいるのかはわかったらしい。やっぱり、やったのかな。

 そういえばオレ、男としてオナニーしたことないからどうやるか知らないし、由佳さんもよくわかっていない。勃起したチンチンをごしごしするのかな、しないのかなという程度。会社でできるもんなのかな。

「久々ね」

「ああ」

 どっちでもいい。オレはセックスがしたかった。洋次さんと別れたあと、オレは最後の盛り付けをしてみんなを呼ぶ。


「お母さん、お醤油とってー」

「はいはい」

「なあお兄ちゃんは大学どうだ?」

「どうって別に……なんもないよ」


 それなりに注意深く聞いていたけれど、もうみんな馴染んでる。少なくとも、中身が別だなんて思わないぐらいには。もしかしたらオレが一番下手だったかも。

 食べ終わったあと、初霜さんに手伝ってもらいながら片付けをする。くそ、どうにかして初霜さんにオナニーのこと聞き出せないかな。

「あのさ、お母さん。ちゃんとお昼寝、出来た?」

 様子をみていると、食器を拭きながら初霜さんの方から切り出してくる。なるほど、昼と同じ感じならいけるのか。

 ……今更ながら、よくわかんないなこの法則。ここでオナニーしたかとは訊けないのに、オナニーの声が聞かれてもお構いなし。直接のワードを口にしていないのに、その意図を通じ合わせるのはオッケー。明確な基準があるわけじゃなく、どこかいい加減さを感じていた。

 まあいいや。困りはしない。

「うん。すごく寝られた。ピアノ教室行った時も、生徒の子が遅れたからうたた寝しちゃって」

「え、ほんと? すごいね……ああ、ううん。変じゃないよ、お母さんだってそういうこと、あるよね」

「そういう初霜こそ、大丈夫?」

「うん……一人で気持ちよく寝られたよ」

 まるっきりエッチな話をしているのに、邪魔はない。オレも初霜さんも顔は真っ赤になっているのに、だ。

「……あのさ、今日ってお母さんとお父さん一緒の部屋で寝るんだよね」

「ええ。夫婦なのよ、当たり前じゃない」

 それに、この初霜さんになっている男の人も中々スケベだ。両親に今晩セックスをするか尋ねるだなんて。まあもしどっちかが嫌だったら、ここまで話していないか。

 そうこうしているうち、後始末も済ませれば今日の家事はおしまい。小休止を入れてから、オレは風呂に入った。メイクを落としたり髪を洗ったりと、振り返ってみれば面倒なこともスムーズにやっていた。


 そして――夜。オレは赤いブラとショーツ、その上からいつものおばさん臭い花柄パジャマを着ておく。初霜さんはもちろんのこと、お兄ちゃんもすぐに自室に寝にいった。まるで、もうわかってるからさっさと始めて、って言われているみたいだ。

 オレと洋次さんも夫婦の寝室で向かい合う。

「……お父さん。ううん、あなた」

「ああ。思い切りやろう」

 洋次さんは、オレの父さんよりデカい。元のオレより背の高い由佳さんから見てもなおデカい。昔はマッチョマンだったらしいけど見る影もなく、お腹がぽこんとしてきたおっさん。

 でもそんなのはどうでもいい。

「……ん」

 洋次さんはオレを抱きしめて、キスをしてきた。それだけで、昼間オナニーをした時と同じくらいの熱が身体を襲った。

 よく見ると、洋次さんはすごいエロい顔をしている。そうだ、母娘はオナニーどうこうとかの話はしないだろうけど、夫婦ならいけるんじゃないか?

「あのね私、今日どうしても我慢できなくて……たくさん、オナニーしちゃった」

 ……言えた。関係性もやはり重要だ。

 洋次さんは笑う。

「知ってる。お前さ、洗濯機の中がすごい匂ってたぞ。子どもたちも居るんだからさ、始末考えろよ」

「え、うそ。そんなにした? 早く言ってよ、もう」

「もう無駄だろ」

「あっ」

 オレはベッドに押し倒される。ちゃんと選んだ下着も何も言われないまますぐ裸にされて、マンコを舐めてきた。

「あんっ、あぁ……っ、そんな、ところ……ぉっ!」

 やばい、やっばい。マンコがビリビリして、愛液が無限に出てくる。お返しにチンチンをしゃぶると、くせえはずなのにめちゃくちゃうまい。

 オレのおっぱいは垂れて、洋次さんのチンチンも勃起しても柔らかいのに、それも受け入れている。夫婦だから、俺が由佳さんだから。

 ……ああ、そうなんだ。もう由佳さんって生理? ってやつが終わっていて、妊娠しないんだ。病院でも診断してもらっていて、閉経したって。ちょっと早い方みたいだけど、もう二人産んだし歳も歳だから気にしてない。

「はぁ……はぁ……あなた、もう私できないから大丈夫」

 新品のコンドームを出した洋次さんの手をとって、オレは告げた。少し以外そうな、悲しそうな顔をしたのは、中の心の人なのかも。おばさんになったオレと同じように、洋次さんになったのが若い人だったらちょっと切ないかも。

「由佳……まあ、そういう歳だもんな」

「言い方悪いわね……まあ、いいけど」

 でも、オレはどっちでもよかった。妊娠なんて気にせず、セックスをしまくれるんだから。股を開いて、マンコを広げる。白っぽい愛液がたくさん出ていて、くぱくぱと膣口が呼吸していた。

「だから、たくさん頂戴――あぁんっ!」

「由佳、由佳ぁっ!」

「あんっ、ああんっ、ああっ!」

 洋次さんのチンチンが入ってきたとき、オレは死んだと思った。それくらいの強烈な快感、幸せでいっぱいになる。同時にどこか、オレは12歳の男なんだからこんなことに悦んでちゃいけない――そんなことが脳裏によぎったけど、忘れてやった。

「ぁあんっ、ああんっ、あなたぁああっ!」

「はあっ、はあっ、ああっ……ああっ!」

 洋次さんがたっぷりと中出ししてくれて、妻として最高の気分。もう子どもはできないからこそ、いくらでもできる。

 夜遅くまで、オレと洋次さんはセックスを楽しんだ。どうしてこの身体になったとかも気にしない。このままでもいいとすら、オレは思った。




 そして翌朝――オレは、由佳さんじゃなくなっていた。

 けど、隣にはもっと若いお兄さん。オレは……まあ大人だけど、若い女の人。二人とも裸。

「……♡」

 何がどうなっていたっていい。また、セックスができる。オレは何も考えずお兄さんのチンチンを舐めて、起きてきてからセックスをしたのだった。

【支援者限定】集団入れ替わりが起きたけど不思議な力で誰も言い出すことが出来ない話 続き

Comments

今回もすっごくエロかったです!精通も初恋もまだの少年が、子持ちの人妻の体になった挙げ句、射精の快感も知らないのにまんずりの快感を知ってしまい、さらには夫とのセックス……かなり倒錯感がありますね。 あとは、朝はもじもじしていた父親が、帰ってきた頃にはすっかり男に慣れた感じで、洗濯機の中の匂いを指摘したり、クンニや中出しをしてくるのも、中身の女の子が男の性欲に染まった感が出ててグッと来ました。この「誰も入れ替わりを言い出せない」設定、直接は言えないけど遠回しに言ったりすることで倒錯感が増し増しになるのがかなり好きですね……濃厚な作品、ありがとうございました。

くろねこ@9605


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