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【支援者限定】憑依した女性達で宅飲みしたあとレズセックスする話

 最近入れ替わり多かったから憑依書きたいなと思いつつまとまらなかったところ、散歩ついでに買い物行って惣菜とか売ってる駅ビル歩いていたら美人さんを見かけてひらめいた話です。服装もその時見かけた人びとがモチーフになっています。

 本来知り合いでもなんでもない人たちが往来で堂々と猥談してたりするのは結構な癖だったりするかもしれない。あとはやっぱり身体使い捨ても。


 以下本編です。


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 都心から少し離れた、ベッドタウンの乗換駅。周辺には飲食店や専門店をはじめとした商業施設が林立しており、午後7時の帰宅ラッシュ時には非常に混雑していた。

 駅ビルの中、惣菜や軽食を販売しているエリアで、セーラー服姿の少女がうろついていた。しかし挙動不審で、晩のおかずを探している風でもない。彼女の目は、他の買い物客――それも若い女性にのみ向けられていた。

「んー……なんかピンとくる女いねえなぁ。ブスばっか」

 少女は真面目そうな外見に似合わない、粗野な言葉遣いでつぶやく。スマホをおもむろに取り出し、何件も溜まった母や父からの不在着信を見て嫌そうな顔をした。

「そういやこの子の門限ぶっちぎってるな……まあいいけど」

 通知は無視し、近くの壁によりかかってスマホで駅近くの店を調べる少女。

 その前を、一人の女性が通過した。

「お」

 少女は顔をあげる。

 オーバーサイズのスタジャンとジャージのパンツ、キャップにピアス。それらはモノトーンでまとめられている一方、リップやネイルは濃い赤で、黒いショートヘアにも近い赤のメッシュが入っている。

 少女が目を留めたのはスーツや落ち着いた格好の客が多い中で浮いていたのもあるが、非凡な美人なのも理由だった。やや童顔ながら、発色のいいメイクはしっかりと垢抜けている。

「いいね。あの子にしよ――」

 にやりと笑い、その直後にふらついて膝を折った少女。数秒後には立ち上がるも、周囲を見て首をかしげ、さらにスマホを見て仰天した。すぐ誰かに電話を掛けながら、慌てて店を出ていってしまった。

 すぐそば、スタジャンの女性は脚を止めて自分の身体を見下ろしていた。人の往来がたくさんあるにも関わらず己の胸を揉み、通りがかったおばさんが怪訝な顔をする。

「へえ……この子の名前は姫芽《ひめ》か。ヤリマンなのはちょっと嫌だけど、今日はこいつでいいか」

 スタジャン女性――姫芽はつぶやいて、慣れた手つきでスマホを取りPINでロックを解除する。壁際に寄ってから、可愛らしくおどけた表情の自撮り写真を撮影した。

「いい感じ」

 出来栄えに満足し、頷いた姫芽。迷いなくSNSアプリを起動して、先程の写真とともに『美人だけどヤリマンでちょっとがっかり 駅ビル連絡橋、西ビル側で待つ #憑依の合言葉』と、待ち合わせを示すような投稿をした。

「よし」

 姫芽は売り場を抜けて、宣言どおり西口側と東口側ビルをつなぐ通路に陣取る。やはり誰かを待っているようで、連絡通路を行き交う人の顔をたまに眺めつつ、友人との会話履歴や自分のSNS投稿を物珍しそうに見返していた。


 実のところ――姫芽の身体は、ある男に乗っ取られていた。その男は目が合った相手に憑依する能力を持っており、宿主の記憶を読みなりすますことが出来る。その力を使い、色々な人間の身体を渡り歩いて遊んでいて、たった今、先ほどの女子高校生から姫芽に乗り換えたのである。

 そしてこの能力を持っている人間は、もう一人存在する。謎のハッシュタグを付けたSNS投稿は、お互い別人になっていても再会するための、まさしく合言葉で――


「よ。俺だ俺」

 姫芽に、女性が声をかけてきた。

 ふわふわとしたねずみ色のファーコートの丈は短く、光沢のある肌色パンストと黒い合皮のロングブーツがよく映える。サングラスと前髪ぱっつんの金髪は威圧感があったものの、頭は小さくかなり脚が細かった。

 姫芽はにへらと口元を緩ませた。

「めっちゃ美人じゃん。え、この辺住み?」

「実家がある」

「へー……俺は、あたしは姫芽、21歳。あんたは?」

「沙羅《さら》。28歳。私の方がずっと歳上じゃない、馴れ馴れしくしないで」

 沙羅もまた、別な人物によって身体と記憶を奪われている。ふたりは本人になりすまして言葉を交わすも、数秒の沈黙のあと吹き出してしまった。

 姫芽は人懐こい笑みを浮かべながら、沙羅と腕を組んだ。

「やめやめ。今日は飲みたい気分だな……姫芽ちゃんすぐ近くに家あるし、宅飲みにしようぜ」

「いいぜ。メシ買ってくか」

 二人は連れ立って、西ビル側に入っていく。入口すぐそば、お酒売り場から立ち寄った。

「姫芽ちゃんはあんまり強くないみたいだな……あ、これにしよ」

 そう言って姫芽が手に取ったのは、スパークリング日本酒の二合瓶。アルコール度数は低く、味も甘めの銘柄だった。

 一方で、沙羅は目移りしている。金髪を手ぐしで触りながら、物色していた。

「俺はどうしようかな……沙羅はなんでもいけるみたいだから、逆に悩む」

「ウイスキーとか高いやつ行ってみる?」

「んー……ま、梅酒でいいか。これくださーい」

 沙羅は店員を呼び、ショーケースの中にあった梅酒を出してもらう。こちらも二合瓶ながら、値段は姫芽のものの五倍近くしていた。

 もちろん彼らにとって、沙羅や姫芽の財布が軽くなったとしても全く関係ない。行きずりの肉体であり、どうせすぐに乗り換える。その後のことは、どうでもよかった。

 それから二人は、いちいち手を繋いだり抱きついたりしながら駅ビルを行き、酒のつまみも買い集める。紙袋がパンパンになったあたりで、二人は駅ビルを出た。

「姫芽の家どっち?」

「あっちだけど……今日は酒飲むだけにする? エッチはしない? あっこでなんか買ってく?」

 駅のロータリーと通りを挟んで奥、闇夜に輝いているディスカウントストアの看板を指差す姫芽。

「姫芽の家、ディルドとかバイブとかないのか?」

「ない。言い忘れてたけどルームシェアしてんだよな、友達と。多分そのあたりもあるし、セフレもけっこう居るから家でオナニーする習慣もなくて、やる時は指かシャワー。ああ、その友達は彼氏のとこ行ってて今晩いない」

 堂々と隠語を口にしつつも、ごく平然な顔で会話するふたり。初心そうな男子高校生が、目を見開きながら通過していった。

 姫芽は手を叩く。

「ってことは、その友達のやつがあるな。サヤカは性欲すげえから」

「サヤカってのが友達か」

「ああごめん、そうそう。こないだもバイブの電池切れたんだけど単三ない? って聞いてきたんだよ」

「んー……」

 沙羅は着込んでいるファーコートの中、リブニットに包まれた自分の胸を触る。その後、姫芽のジャージの上から股間を撫でた。

「双頭のやつあるか?」

「ないねー。そのサヤカとは普通の友達でどっちもノーマルでいるつもりだから、双頭ディルドなんて出てきたら怖いもん」

 首を横に振る姫芽。

「それはそれだ。まあ、別にいいか」

「じゃあ帰ろうぜ。案内しますよ、沙羅さんっ」

「半端に演技すんなよ……」

 沙羅は姫芽についていく。夜のベッドタウンの駅から帰宅していく人々の中に、二人の輪郭は溶け込んでいった。



「ただいまー……っと」

「いいマンションじゃないか」

 駅から十分ほど、新しいマンション。そこが姫芽とサヤカの暮らす部屋だった。

 ルームシェアと言っていた通りスリッパは二人分、ダイニングキッチンのイスや食器など、多くのものが二人分あった。それも、ほとんどがお揃い。

 片付いたテーブルの上、ピンクのマグカップと黒のマグカップを見つめ、沙羅はつぶやく。

「仲、いいんだな。どっちがどっちだ?」

「黒が姫芽の。んで右手側が姫芽の部屋、左がサヤカの部屋」

「おう」

「飯用意するから部屋でも見てて」

 姫芽は荷物を下ろし、共用の冷蔵庫から調味料やお茶、あったチーズなどを適当に出していく。中にはサヤカのものも含まれていたが、お構いなしだった。

 沙羅はファーコートを脱いでリブニットとショートパンツ姿になり、サングラスも外す。金髪のロングヘアに似合った、強気そうなツリ目だった。

 のんびりと、2DKの部屋中を観察する。

 共用部分は全体的に片付いており、汚れやゴミもない。ダイニングキッチンの整頓された調理器具は日常的に自炊をしていることを示し、洗い物が溜まっているなんてこともなかった。トイレや風呂も綺麗。

 沙羅は姫芽の部屋に入る。スタジャンというカジュアルな装いの通り、家財の多くは黒やモノトーンでクールさを漂わせている。

 しかし、やはり女の子。ドレッサーの前には化粧品やネイル用品が積まれており、壁の服も男のそれとは違っていた。

「こんなものか」

「出来たぞ」

 チェストを開こうとしたところで、姫芽がやってくる。いつの間にかスタジャンも脱いでいて、柄物シャツになっていた。

 ダイニングに戻ると、酒の席が綺麗に出来上がっている。手拭きやチェイサーも用意されていた。

「じゃ、乾杯」

「うい。飲も飲も」

 姫芽はスパークリング日本酒、沙羅は梅酒をそれぞれ瓶で持って乾杯した。沙羅は一気にあおり、三分の一ほどを胃に落としてしまった。

 満足気にほほえみ、早速顔に朱が差す沙羅。

「けふっ……うま」

「じゃあ俺もひとくち」

 沙羅の飲みっぷりを見た姫芽は、沙羅の瓶に手を伸ばす。しかし唇を濡らした程度で、顔をしかめて瓶を戻した。

「だめだ……姫芽ちゃんには合わねえ。沙羅ちゃんも顔に出るの早いなー」

「いい男がいたら酔ったふりして甘えたり、便利に使ってる。結構股も緩いぞ」

「まあ、そんな見た目だよ」

 それから二人は酒やつまみを楽しみつつ、姫芽と沙羅の記憶を丸裸にして好き勝手に話す。

「姫芽ちゃんも結構自由な子だなー……セフレも居るし、たまにナンパに引っかかりにも行くみたい」

「なかなか可愛いからな、姫芽」

「そ。セックス大好きで、風俗とかAV女優も考えたらしいけど、仕事だとおっさんとかも相手にしなきゃないって気づいて辞めたんだと……っとと」

 姫芽はジャージのパンツの上に、ケチャップのついた唐揚げを落とす。汚れはそのまま、赤いネイルでつまんで唐揚げを口に運んだ。

「実際そうだったしな。いつだったかも話したけど、ピンサロの嬢になった時、最初の客が酔っ払ってて口でやってる最中にゲロ吐かれた」

「俺もAV女優なったことあるけど、撮影もただセックスしていればいいってわけじゃないんだよな。カメラ気にして演技して、大変だったぁ」

 それぞれ、過去に憑依した経験も語る沙羅と姫芽。沙羅はもう梅酒を飲みつくしたようで、家にあった缶ビールをぷしゅりと開けた。

「飲むね」

「そういう姫芽こそ遅いな。少し飲んでやるか?」

「沙羅ちゃん飲んでいいよ。俺、もういいかも」

「じゃあもらう」

 半分も減っていなかった姫芽のスパークリング日本酒を取る沙羅。そのまま、残っていた分を一気飲みしてしまった。

「うう……うめ」

「なんだ、沙羅ちゃんは酒飲みか」

「俺も驚いてる。二日酔いになりたくないから……やることやったらコンビニにでも行って誰かに乗り換えるつもりだ」

 脚を投げ出した横座りをしていた沙羅は、軽くストレッチしてからあぐらで座り直す。光沢感のあるパンストは、その所作を艶やかに演出した。

「……なんかちょいちょい会ってはいたけど、こうやってゆっくり話すのは久々だな。姫芽はここ最近どうだった?」

「んー……いつも通りかな。女子高生になって彼氏とヤってみたり、新婚さんとか若い女の子中心で、無理ない範囲でやってたよ。沙羅と違って」

「含みあるな」

「そもそもこの駅で会おうぜ、って俺が合言葉で投稿して返信してきたの、JCアイドルのアカウントだったじゃねえか」

 彼らはSNSのハッシュタグを利用し、違う身体、違う立場になってもコンタクトを取っている。その時、今沙羅の身体を乗っ取っている人間が反応したのはフォロワー10万人超えの――元、有名アイドルだった。

 冷めてきたピザを、氷が解け薄くなったコーラで流し込む姫芽。

「どうせグループの子、無理やりやったんだろ。グループは無期限活動休止したうえ、その子も引退したじゃねえか」

「あれは俺のせいじゃない」

「ほう、言ってみろ」

「レズセックスしてたらマネージャーがノックせず入ってきて、そのまま襲われた。ロリコンのくせにJCアイドルのマネージャーなんかしてた男が悪い、遅かれ早かれってやつだ」

 沙羅はこともなげに述べると、ニットを脱いでグレーのタンクトップ姿になってしまった。人前に立つことを想定していないインナーであるため、黒いブラジャーがちらちらと覗いている。

 姫芽は手を伸ばして、沙羅の控えめな胸を揉む。

「それは……一理ある。でも二対一じゃなかったのか?」

「俺は適当言って、メンバー拘束してた」

「じゃあお前が悪いじゃねえか」

 咎めるような口調の姫芽だったが、声は笑っていた。使い捨てる身体の一つでしかないのでそのアイドルの進退は心底どうでもよく、同情や憐憫は一分もない。


「そろそろ部屋でも漁ろうぜ」

「だな」

 腹が膨れた二人は立ち上がって、まずは姫芽の部屋に入る。姫芽は迷いなくチェストの一つを引き抜いて、ひっくり返した。

 中から色とりどりの下着が落ちてくる。スポーツタイプは少しで、レースで透けているものやカップにリボンの通ったブラなど、姫芽の雰囲気にはあまり合わないデザインのものも多かった。

 沙羅は赤いTバックを拾い、匂いを嗅いでみてから姫芽へ尋ねる。

「勝負下着か?」

「セフレの趣味。やるからエッチするときは着けてこいって。最初は一人だけだったんだけど、それ他のセフレに言ったら俺も俺もって」

「したたかだな」

 沙羅は姫芽の部屋を散らかしていく。下着のみならず衣類や本棚、書類もすべて出して並べていった。姫芽は途中から、スマホの中身を検分していた。

「あ、これこれ。これ同居人」

 そう言って姫芽が差し出したのは、彼女と似たようなファッションをした女性とのツーショット画像。これがルームシェアをしているサヤカという友人のようだ。

 覗き込んだ沙羅は、目を見張る。

「こっちのが美人だな」

「だよな。俺はこのまま姫芽でいて、帰ってきたらサヤカになるつもりだったけど……譲るよ?」

「いや、別にいい。お前が先に目つけたんだしな」

「悪いね」

 それから二人はサヤカの部屋に移動する。雰囲気に大きな違いはないものの、ベッド下の収納ケースにはアダルトグッズが満載されていた。

 種類も数も多い。ピンクローターから極太バイブ、乳首吸引器まで。

「えっぐ」

 沙羅は見慣れないデザインの電気あんまを取り出し、コンセントに繋いで電源をオンにする。ぶるぶると勢いよく震え出したそれを、沙羅は股間に押し付けた。

「あぁん……っ! これ、つよ……っ!」

 すぐに電気あんまを離す沙羅。ダイヤルはまだMAXまで行っていないのに、早い振動で高音を奏でていた。持っている手も痺れたので、沙羅は電源を切ってしまった。

「サヤカ、スケベっていうか……やべえな」

「これもやべえ。俺の腕くらいあるぜ……姫芽ちゃんもエロいとは知っていたけど、これほどまでとはちょっとショックみたいだな」

 姫芽は吸盤付きディルドと自分の腕を並べて、太さを強調する。よく見ると床のフローリングには、吸盤部分とぴったりの丸い跡があった。

「んー……これ、姫芽ちゃんには入らないなぁ多分」

 そう言って、姫芽は無感動にジャージのズボンと黒いスポーツショーツを下ろす。ぼうぼうの陰毛に覆われた膣の入口に持ってきたが、挿入はしない。

「姫芽はゆるゆるじゃないのか?」

「そうでもない。キツくていい、ってよく言われるから……んっ、確かに……」

 中指と薬指によだれをまとわせ、そのまま膣にねじ込む姫芽。自慰というよりサイズや具合を確かめるように、ぐにぐにと膣壁を押しまくった。

「んっ! でも敏感……Gスポットもしっかり開発してて……ざらつきも……っふ……ぅ。結構な名器かも、姫芽ちゃんのアソコ。男になってハメてえ」

 姫芽は指についたおりものやカスごと舐め取る。それで火がついたのか、手近にあったピンクローターを使ってオナニーを始めた。

「沙羅は人数そこまででもないんだよな。10人くらい……っん」

 その様子に興奮した沙羅も、服を脱いでいく。黒いレースの下着も脱いで、ほっそりとした全裸を晒した。

「乳首吸引機、使ってみるか」

 沙羅が取ったのは、電動式の乳首吸引機。治療用を謳い販売されているものの実態はアダルトグッズでしかない、快楽を得るためのおもちゃだ。

「ローション塗って……おっ、おっ」

 チューブの繋がった漏斗のような機械を乳首にセットし機械を作動させた途端、沙羅は背中を弓なりにしならせた。声も漏れて、すぐに外す。

「痛い……というかサヤカ、やばいな」

「けっこう……エロ、そう……んっ、ふぅ……っ!」

「どうしたもんかな……」

 友人のピンクローターを借りてオナニーに拭ける姫芽を横目に、沙羅は悩む。ディルドなどはどれも凶悪で、沙羅の身体にフィットしそうなものはなかった。ピンクローターくらいのものだが、それは姫芽が使っている。

 それなら。

「……姫芽……んっ」

「あ、おっけ……あん……っ」

 沙羅は下半身を突き出して、股間を姫芽と重ね合わせる。意図を察した姫芽はローターから手を離して、濡れた膣同士でローターを挟んだ。

「あぁん……いい、刺激は弱めだけど……姫芽ちゃん、女の子同士は慣れてないから……すっげ、背徳……んっ、しかもサヤカのローターで……」

「だな……沙羅も、いい感じだ……っ」

 二人は挟んだローターをずらしながら、アソコを全力で密着させいいところを探る。しかし各々最も作用しているのは、どちらの宿主も女性同士のセックスが初体験であるところだった。

 お互いがお互い、タイプは少々異なるものの美人と認めている。21歳の姫芽から29歳の沙羅に向けているのはちょっとした憧れで、沙羅から姫芽は歳下へのちょっとした嫉妬と庇護欲。

「んっ、っふ、ぁ……っ、ああっ……うぅんっ!」

 ――イったのは姫芽だった。沙羅を相手にしていることはもちろん、ここは友人の部屋、友人のおもちゃ。それが最大限の快楽を与えていたのだった。

 姫芽は目を閉じ、手のひらをしっかり握る。よだれが垂れて、潮は噴かなかったもののどろりと濃い愛液が溢れ出した。

「あう……っ、ふぅ……中々……」

「っふ……あぁ……っ」

 対して、沙羅は静かな絶頂を迎える。そういう性格のようで、びくんと腰を跳ねさせたっきり、動きを止めた。

「悪くなかった……けど、ちょっと足りねえ。姫芽ちゃんの身体、チンポ欲しがってる」

「そうか……沙羅はそうでもない」

「……んー……ま、いっかぁ……」

 床に寝そべったまま、姫芽はあくびをした。

「眠いのか?」

「酒、弱いから……」

 快楽に呆けていた姫芽の瞳は、徐々に眠気へとフェードアウトしていく。裸同然のまま、サヤカのベッドに潜り込んだ。

「そのまま寝るのか?」

「そうしよっかな……」

「じゃあ俺は次の身体探しに行く」

 沙羅は脱ぎ捨てていた下着やニットは身に着けず、姫芽の着ていたスタジャンだけ羽織る。裾は長いものの、油断すればすぐ股間が見えてしまいそうではあった。

「じゃあな。また今度」

「……」

 寝入って返事のない姫芽の頭を撫でると、バッグもスマホも持たないままに沙羅はマンションを後にした。

 沙羅はコンビニまで行くと、店員の若い女性を見てにやりと笑う。その場で沙羅はぱたりと倒れ――コンビニ店員は職務をほっぽりだして、店を出ていったのだった。

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