学校の前の日は、決まって嫌な夢を観る。 みんなが、親が、自分すら出てきて。 口々に嫌な言葉を浴びせる、そんな夢。 ー 「うわぁ...本当にしちゃうんだ」 「昼間のおむつも必要なんじゃない?」 「◯校生になるのに一体いつ治るのかしらね」 「ほら、もう苦しいんでしょ、もう諦めなよ」 みんなの言葉が、突き刺さるたびに。 怖くて、悲しくて、身体がぎゅーってなって。 「やだ、やめて...見ないで、やだ...!」 その場で私はぽろぽろ泣きながらおもらししてしまう。 ー 「...また、やっちゃった」 そのまま夢ならいいのに。 布団を捲るとしっかりと濡れているそれを見て、また涙が出た。 私だって可愛い下着を履きたいのに。どうして、どうして普通の事ができないんだろう。 一生、このままなのかな。