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雪中アヤメ
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ガール・キャット・ロールプレイ 5

 さて、数十分後。 「……にゃ、ぅ」 「お疲れ様、ロミア」  うん、ずっと見てた。そういう縋るみたいな目をするのもとってもわかるし、私は奏ほど非道くないからさっきから助けてあげたかった。  というのも、奏の苛め方が本気も本気だったのだ。長いこと私と一対一だったからかもしれないけど、容赦というものが存在しない。あの子は可愛いマゾは最低でも半泣きにさせないと気が済まないから。  上半身を抱きしめる時にさりげなく胸を揉んだりなんて当たり前。目を合わせたまま「にゃあ」と鳴かせて、少しでも目を逸らしたらアナルフックの紐を引っ張る。わざと腰を緩く抱くだけの状態で的確に抵抗だけを封じて手淫してみたり、頭を撫でてあやす振りをしてぐいっと頭を下げさせたり。猫を可愛がる振りをしながらあれだけいじめられるのかと、ある意味感動した。 「ほら、おいで。私はあそこまでひどくしないから」 「……にゃぅ」  目の前に座って手を広げたけど、自分から来ておいてロミアは少しためらった。正直気持ちはわかる、ちゃんと面と向かうと相手が高校の親友だと嫌でも意識してしまうから。ましてその相手とこんな変態プレイだなんて、想像すらしていなかっただろうし。  それでも良い子のロミアはちゃんと寄ってきた。短い後ろ足を引きずるようにして、肉球に包まれただけで動かすことはできる前足を私の腿の上に。精いっぱい猫らしく喉を鳴らしてみせて、私の胸元へ顔を押しつけた。 「あーもう、なんでこんなに可愛いかなぁ」 「…………にゃ」  可哀想に、耳まで真っ赤。それもそうだ、見下ろす私の視点ではまっさらな背中も、首輪からお尻に一直線上に伸びる紐もしっかり見えている。首輪につけられた鈴も鳴り続けている。さっきお仕置きとして奏に叩かれて、微妙に赤いお尻なんて微妙にひくひくしてる。  ちゃんと上気味に向けるように後頭部を撫でて、紐を避けながら背中もさする。……ふにゃあ、なんて可愛い鳴き声が聞こえてきた。そんな声、顔が見えていれば出さないだろうに。 「んゅ、ぅ……」 「はは、愛いやつめー」  でもまあ、奏がいじめたのもわかる。ここまで可愛い雌猫ちゃんが、こんなにえっちな格好をして発情しているのだ。相手が3年間いっしょに過ごした友でさえなければ、私だって放心して転がるまでいじめ尽くすかも。むしろそうでなきゃサド失格だし、莉緒さんも彩乃さんもそうすると思う。妃菜はやらない。あの子も受け専だからね。  そんなわけでしばらくあやして、時々きゅっと抱きしめたりと私も癒し成分を補給していたのだが……。 「……はっ、はっ」 「……ロミア?」  私が優しくしすぎたのか、単にこんな痴態を晒していれば自然とそうなるマゾなのか。散々いじめられて収まったはずの発情が再発したらしい。短くなった呼吸を繰り返して、かわいい尻尾を振ってアピールして。  試しに背中の手をお尻へ向けてみたら、嬉しそうにか細い鳴き声。ああ、可愛い。 「ずるいよロミア、そんなに可愛いなんて」 「にゃっ……あ、ふぁっ」  自分からあんなに分かりやすく誘ったくせに、いざ指先をお尻の割れ目へ這わせると焦ったようにぴくり。穴から穴までをなぞって、溢れていた愛液を軽く掬いつつ往復させたら片前脚の肉球を床に叩きつける。でも抵抗はしない。恥ずかしいくせに。  ものすごく恥ずかしいことを隠しすらしないで、それすら責め手への媚びになると理解して鳴く猫。いったいどこで何をすればそんな天性のマゾを開花させられるのか。私たちとはまた一味違ったマゾヒストだけど、やっぱりこういうのも悪くない。 「ここ濡れるのが恥ずかしいんだよね。……ひどい音。えっちな猫ちゃんだね」 「うぅ、ぅーっ……うにゃっ!? あ、んゃっ……!」  前足は私の両脇に置かれている。本当は背中を抱きしめてしまいたいだろうに、猫はそんな事しないからって必死に我慢。その代わりに肉球が床にぽすぽす。癒されるってものじゃ済まない。私を悶え殺す気がこの子は。  会陰部とか言うんだったか、そんな最近名前を覚えたような場所へロミア自身の蜜を塗りたくって、それが終われば手前側に回した指の腹で秘部の割れ目を押し込んでみる。  ぐちゅり、なんて予想通りの水音で羞恥責めに成功したので、そのまま中指を滑り込ませた。潤滑液がたっぷりありすぎて、面白いように簡単に挿入できてしまう。余裕がありそうだったので人差し指も入れてみたが、伸縮性がいい癖にしっかり締め付けてくる。なんて羨ましい。 「にゃあぁっ、や、んぁっ……!」 「こっちも、欲しいでしょ?」 「んひ、いぅぅっ……!?」  ついさっき爪を切ったばかりの指先で掻き回してみると、それだけでこっちが興奮しそうなくらい蠢いて締められる。一昨年まではこれが貞操帯に守られていたのだ。正しすぎる使い方だし、えっちな物だという主張が激しすぎて。  なんとなく探っていたら弱点らしき場所もいくつか見つけたので、そこを重点的に刺激。鳴き声に余裕が無くなってきた頃合を見計らって外からアナルフックを押し込んでみると、尻穴も開発済なのだろうミアは猫語さえ忘れて悶えた。 「っい、い……ぅ」 「駄目だよロミア。にゃあ、でしょ?」 「…………にゃん、にゃあっ!」  しかしこれはヒトネコプレイで、今のロミアは猫だ。勝手に人間に戻ったりすればお仕置きされて当然。膣内の動きで察した私が手を止めてやると、ロミアは切なげに呻いた。そんな声すらいじらしい。  お尻に添えていた手を戻して、軽く顎を持ち上げ目を合わせる。可哀想なくらいぐちゃぐちゃな顔と目が合った。その瞳の奥には溢れんばかりの羞恥と、堪えきれない快楽と焦燥、それと確かな被虐の悦び。  ずっと隠していた顔を見られてしまったロミアは度を超えた羞恥で泣きそうな、しかし凄く嬉しそうな表情で固まった。数秒後、吹っ切れたように大声で猫鳴き。私は優しい笑みを心がけつつ、ナカの指を軽く曲げた。 「それじゃ、ここからは自分でイってみせて。手伝ってあげるから」 「ぁ、ぅぁ……にゃっ、にゃぁっ……!」  瞳の色が変わった、ように感じられた。奥の奥に隠されたマゾのスイッチを押してしまったような感じ。まる3年間も健全な付き合いを続けてきた友人に自分の全てを奪われて、恥ずかしい姿を自主的に見せろだなんて。私が初めてアナの前でいじめられた時も、確かこんな感じだった。  やがてロミアは腰を振り始めた。やっぱりこの子もマゾなんだな、なんて思いながら喉をごろごろ。鳴き声の猫らしさが倍増したロミアは鈴を鳴らしながら弱点を強く指先へ擦りつけた。  今度こそ、溜め続けた快楽が爆発する。それに合わせて私は、首輪に繋がった紐を指へ引っ掛けた。 「にゃ、……あぁぁぁっ!?」 「よくできました、ロミア」  絶頂の瞬間にアナルをこじ開けられて、瞬間的に絶大な快楽を押しつけられたロミアは嬌声の音量を跳ね上げながらイった。そんな中でも一応はちゃんと鳴いてみせたことをしっかり褒めてやりつつ、紐を放して指で余韻を煽る。 「はぁ、はぁっ……にゃ、ぁ」 「頑張ったね。偉いよ」  たった一度の絶頂で力尽きたロミアが後ろ足を滑らせて、私の膝上へ突っ伏すようにして見上げてきた。息を整えて可愛らしく鳴いてきたロミアの喉を撫でて、私は指先についた愛液を舐め取った。  蕩けていた瞳が揺れる。ロミアの頬はやっぱり赤くて、どうしようもなく可愛かった。


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