みなさんSSSはご存知ですか?
Shiny Smily Story…いいですよね。毎回なぜか泣きそうになります😭
それは置いといて
ここで言うSSSはサブサーフェススキャタリング(表面下散乱)です。光に関するもので3Dグラフィックやイラストの分野でよく見られます。
これは半透明の物体を透過した光が内部で散乱して外に出る現象のことで、分かりやすいのは肌ですね。手を太陽に透かすと指の間や水かきの部分などは赤みを増したオレンジに見えると思います。それです!実は肌は半透明で、透過した光が中で血液や筋肉などに反射して明るく見えるんですね。他にも花びらや葉っぱなど光を透過しやすいもの(部分)で見られるそうです。
ということでここでは肌をメインに紹介していきます。
イラストにするとこんな感じ。
左は肌色に影色を乗せただけで、これにSSSのオレンジをうっすらと加えたのが右です。これだけでもだいぶ見栄えが変わると思います。
やり方は簡単。影の境に高彩度の赤系の色をエアブラシでふんわり乗せるだけです。かぷちはよくオーバーレイで上から色を乗せてます。高彩度の色を置くので影色の彩度が低い方が目立ちます。バランスや見栄えが悪くなる場合は適用部位を限定したり不透明度を調整しましょう。
また肌の場合、要因は様々と思いますが高齢になるほど内部散乱は減少するそうです。なのでSSSを意識すれば自然と透明感や瑞々しさ、若々しさを出せちゃうかも?もちろん絵柄にもよるので必須ではないですが、現象の一つとして知っててもいいと思います。
一応補足です。
そもそも透過しないものには発生しません。何でもかんでも手当たり次第にSSSを表現すると高彩度の割合が増え逆に不自然になる場合があります。現象的にも例えば黒色は光を吸収してしまう色なのでSSSは発生しない部類です。逆にこのSSSを表現しないことでマットな質感やプラスチックっぽさ(不透明感)を出すことができます。
なんですが!おそらくSSSとは別のメカニズムですが実は不透明なものでも似たような現象が起こります。まあ空中に七色の橋が架かったりしますからね、影に色の一つや二つ付きますよ。光って難しい…
ここは自由な絵の世界!影の境に高彩度の色置いたらオシャンティじゃね?くらいのノリで好きに描いちゃいましょう。最終的にイイ感じになってたらそれでいいのです
以下個人的な解釈を含むメモなので参考程度で。
細かいことはいいから雰囲気でそれっぽく描きたい!というコンセプトのTipsなので知らなくても大丈夫です。
なぜ光と影の境界に発生するのか?
光が当たっている部分は表面の反射が強いですが、徐々に弱まり光が届かなくなると影になります。
この表面の光が弱まったところで内部で散乱した光が目立つようになり、影になると光が届かず見えない…って感じだと思います。
なぜ彩度を高くするのか?
ズバリ!な答えは見つけられなかったので憶測で。
肌の場合、内部で散乱した光が血液や筋肉などに当たった影響で固有の強い色味(赤み)が加わり外に出ます。
この「固有色が強調された内部からの光」や「影付近であること」などが、相対的に彩度が高いと感じる要因となりより赤々とした色に見えるということかなと。(外部の光が当たると白っぽくなり中で散乱した赤い光の彩度が下がってしまうため)
イメージです。詳しくはググってみてね♡
最終的に上手く調和した色選びができれば何でもいいんですけど、かぷちは感覚で絵が描けるタイプじゃないのでこういった仕組みや裏付けをヒントにすることが多いですね。(詳しい方いましたら補足おなしゃす)
かぷちが「絵は知識ゲー」と言ってるのもこーゆうのが理由の一つです。知らないと描きようがないですし、うまい人の絵を見ても何でそう描いたのか?を理解できません。こんな現象日常生活で気に留めないですし…
知っててやるのと知らずにやるのは全然違いますし、知識を蓄えながら自分の絵に何をどう取り入れるか取捨選択していけるといいんじゃないかなと思います。