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【限定小説】選別の日③~巨大な下半身は無意識か否か~

「...?」 意識が覚醒したのが分かった。僕は寝てしまっていたらしい。...寝る直前までどういう状況だったのか、一瞬分からなくなる。いつもとは違う状況で、そう、僕たちは変な空間にいつのまにか閉じ込められていて。 それで、どうしたんだっけ。 「......んん」 目を擦りながら、自分がうつ伏せになって寝ていることにようやく気づいた。ベッドの表面はとても暖かくて、むしろ暑いくらいで、いつも部屋で使っているベッドのふかふかした感触とはまるで違っていた。 妙にむっちりとハリがあって、なんだか良い匂いがして... 「......っっ!!」 気づいた瞬間、硬直した。 (も、望月の、脚が...太ももが...) 自分がへばりつくように眠っていたその床は、間違いなく、望月の巨大な太ももだった。寝る直前はスカートの生地越しだったはずなのに、いつのまにかそれが取り払われている。 あまりに甘美な感触が全身を襲う。 大きな幸福感と、押し寄せる興奮。 思わず上空を見上げると、 「「すーっ...すーっ...」」 100倍サイズの望月は、穏やかな寝顔で眠っていた。 (寝てる間にスカートの生地がずり落ちたのか...) 知らぬ間に自分の生の太ももを男子に密着させている望月に同情すると共に、しかしその思考を圧倒的なむにむに気持ち良い同級生女子太ももの感触で邪魔される。 とっくに、股間は再度膨れ上がっていた。 さらに慌てて周りを見渡すと、男子全員が眠ったままで、巨大な太ももベッドに包み込まれていた。そして対岸の脚にいるはずの女子たちを見ると、そこには誰にもいなかった。 (あれ...女子たちはどこに......うわあっ!!) ずんっ...!! ぐにぃ...♡ 一瞬、何が起きたか全く分からなかった。辺りが暗くなり、何か大きな物体が頭上に降りかかってきている。しかし、自分の身体は潰れていない。 「ひっ......」 肌色の巨木のような柱が、まるで檻のように僕の周りを取り囲んでいた。...寝ている望月の手が、無意識に僕の真上に降ろされたのだ。手のひらの熱気がにわかに空気を支配する。 ずり...ぐっ、ぐに...♡ 僕の身体の5倍以上はある途方もない大きさの手のひらが、無意識な動きで、僕の周りの太ももの地面を柔らかく押し当てる。低反発で沈み込む太ももの滑らかな表面は見ているだけで艶かしくて、その中に閉じ込められている僕は何だか誘惑されているような気分になる。 そして、 ぐぐぐっ...!! (ちょっ、待って...!) 包囲網を保ったまま、手のひらが少しづつ降下してくる。巨大な手相がくっきりと見える距離感で、その手のひらの表面に上から今にも押しつぶされそうになる。 思わず天井の手のひらを押し返そうと手を合わせると、それはもう、同じ人間とは到底思えない力の差。背の小さな女子だったのに、いまや手を合わせても巨大な壁にしか感じず、望月の方は僕の抵抗に気づくはずもない。 空間が無くなるのは一瞬だった。 むぎゅぅぅっっ♡♡ 「むぐうっ!!うぐっ!!!」 蒸し暑い巨大な床と天井に思い切りプレスされ、叫ぼうとした口すら、汗で濡れた手のひらの表面でぴっとりと遮断される。女子の脚と手のひらに無意識に挟まれているだけなのに、 (怖いっ...いやだっ...!!) 半分パニックになって、助けを求めようとしても、今の状況で自分ができることが何もないことに気づく絶望。 息ができない。 熱くて、苦しくて、でも、背中に感じるおっきな太ももの抱擁が気持ちよくて。 ずっとこうしていたら窒息してしまうのに、ずっとこうしていたい気がする。 あの小さな望月の手のひらに押しつぶされている状況は、しかし客観的に自分を見ればすごく屈辱的で。手のひらで顔面を思い切り潰し込まれ、その匂いを嗅がされ、性的な感情を覚える部位に無遠慮に擦り付けられているのだ。 今までの望月に対する、割と薄かった感情が。何か別のものに変わっていくような。 「う...ぐ...」 朦朧とする意識の中、指の間から一瞬見えた望月の寝顔は。 「「......♡」」 幻覚なのか、何故か望月の瞳は開かれていて、こちらを見つめているような気がした。 ------ 「「今日も、閉じ込められたままだね…」」 クラスの男子16人の目の前に座り込む、大仏よりも遥かに大きな望月の身体。太ももから降ろされた僕たちは、スカートであぐらをかいて座っている望月の正面のスペースに立ち、所在なく望月の顔を見上げるしかなかった。…脚が疲れてしまったのか、やや体裁を気にしない座り方に変わっている望月。スカートの間から見えてはいけないものが見えそうな気がして、いや、実際には見えていないのだが、視線を正面にやるとあまりにも気まずいアングルだった。 「「女の子はなんでいなくなってるんだろ…」」 困ったような表情で、眼下の僕たちに話しかけてくる望月。しかし男子達は、何となく返答しようとしない。…なにせ、自分たちが発した声が、この距離で望月の耳に伝わるとは思えなかったから。 「おい、誰か答えてやれよ」 「どっちみち聞き取れないんじゃ…」 何となくけん制し合い、巨大なクラスの女子に誰が返答するかでしどろもどろになる僕たち男子。望月はそんな僕たちの様子を見てある程度察しているのか、少し寂しそうな表情でじっとこちらを見下ろしている。 望月は何も悪くないのに、いつのまにか女子一人になって、男子からもまともに話してもらえなくて…これでは可哀そうだ。 「え、えっと…!!なんとか、この部屋から出る方法、探したいね…!!」 思わず声を張り上げた僕を、男子達は「やっと誰かが答えてくれた」という様子でホッとした表情を浮かべる。 …しかし、 「「…あ、尾川くん、何か喋った?」」 (え……) かなり声を張り上げたはずだったのに。上空数十メートルの望月の耳には届いていないようだった。気を聞かせて大声を出した僕は、それが一人の女子の耳にすら届いていなかったことに恥ずかしくなる。…でも、そういえば、昨日は普通にみんなと望月は会話できていたような…。 「「なにかな?」」 ぶわあっっ!!! 「うわああああああっっっ…!!!」 「あああっっ!!!」 突然、望月が上半身を傾け、自分の顔を男子達の群衆にぐいと近づけた。その迫力たるや、凄まじいものだった。上空が一瞬にして、見知った女子の巨大な顔に埋め尽くされる。遠巻きに見ていた望月の顔は、近づけられることで僕たちとのサイズ感を浮き彫りにしていた。 ぱっちり見開かれた瞳の長さ、それだけで僕たちの身長を超えている。当然、鼻も、唇も、耳も。人間の一つ一つのパーツでしかないものが、望月の感覚を司る部位でしかないものが、こちらの全身のサイズを凌駕している。この現実は、衝撃的だった。 「………う……」 「……ごくっ……」 うろたえる者や、思わず尻餅をつくもの。悲鳴こそ上げないが、全員が巨大な望月の顔の急接近に怯え、硬直してしまった。その姿を見て、望月が不思議そうな表情を浮かべている。 「「……んー?」」 すーーっ……すーーっ…… 優しそうな声を上げる望月。柔らかな音色は、クラブの巨大スピーカーから流れる大音量の音楽のようで、僕たちの耳を一瞬で痛めつける。さらに無意識の呼吸音があたりを支配し、望月にとって意識するほどでもない音が、男子達にとっては意識せざるを得ない同級生女子の生の呼吸音となる。 なにか、なにか言わなきゃ。僕に話しかけてきてるんだから。 「え、えっと…脱出、したいね、ここから…」 動揺で言葉も上手く出てこず、可愛らしい望月の顔という景色に向かって必死にしゃべりかける。 「「そうだね、出口がないか探してみよっか」」 ずいっ…!! 「ひぅっ…!!!」 さらに僕に向かって近づけられる、嬉しそうな笑みを浮かべた望月の顔。同級生の女子の顔を、そもそもこんな距離感で見たことが無かった。女子の顔はこんなにも肌が綺麗で、瞳には模様が描かれていて、唇はふっくらと柔らかそうで。普通の関係では見られない女子の接近した顔。ほとんどキスする寸前くらいの距離感にしか思えず、そんなことを想像したら途端に顔が赤くなってくる。 頭上にそびえる望月の顔が、そのまま僕に向かって押し当てられたら。 そんな想像をした瞬間、また不意に股間が盛り上がってくるのを感じてかぶりを振った。 「「そういえば、上の方には何もないのかな…」」 望月が上半身を起こし、一瞬で巨大な顔が上空に飛び去っていく。女の子の何気ない挙動一つで、世界の景色が目まぐるしく変わっていく。 「「ちょっと、立ってみるね」」 そう言って望月は、あぐらをかいていた体勢から立膝になり、そのままぐっと力を入れて立ち上がろうとする。 「ちょっ、え……!?」 スカートに一部くるまれたぶっとい生脚がぷるんっ…♡と波打ち、力が入ったふくらはぎが筋肉質な造形を醸し出す。小さな女の子の立ち上がりは、巨人の縦横無尽な仕草となり、その様子を目の前で見せつけられるだけで恐ろしい。立ち上がる瞬間にこの巨体がこちらに向かって倒れてこないか、踏み出される紺色ソックスの足が間違えて僕たちの真上に振り下ろされないか。…普通に立ち上がるだけでそうそう倒れることなんてないはずなのに、目の前の巨体が容易に自立するという想像が僕には出来なかった。 ずむっ……!! ずむっっ………!!! 右足、左足と。強靭で巨大な足が、狭い空間の床の上に乱暴に着地する。望月は完全に立位の姿勢となり、当然ながら、男子達は望月の足のすぐ前あたりに取り残されたまま。 この状況になるまで僅か5秒。この望月の体勢が何を意味するのか、気づくのに一瞬時間がかかった。 (な……これ………ダメだろ………!!) 僕は思わず、床を見続けた。だって上を見上げれば……間違いなく、巨大なスカートの中身が見えてしまう超ローアングル。純粋で素直な性格の望月は、きっとこの状況に気づいていない。クラスメートの男子全員に、自分のスカートの中を見られかねない体勢になっている、ということに。 ちらと横を見れば、他の男子もさすがに目線を正面に固定したり、俯いたり。お互いの視線がある中で、これみよがしに上空を見上げようとする男子はいなかった。 真上に広がる光景を想像してドキドキしながらも、純粋な望月の行動にどこか微笑ましさも感じていた、その瞬間。 「「…あ、上は見ちゃダメだよ?」」 そんなことを、望月が言うのだった。 (…………) 心臓がドキリ、とした。今までの望月の印象とはかなり離れた台詞だったから。自分の下着を見られかねない体勢だと分かっているのだ。年頃の女子にとって、クラスメートの男子にスカートの中を見られるなんて絶対に避けたいことのはずなのに。軽い口約束だけで、男子全員に自分の下着を上空に曝け出しているのだ。 ずんっ、ずんっ……!!! 「「うーん、上の方は何もないかも……」」 望月が背伸びしたり、戻ったりするたび、紺色ソックスの巨大な足が上下して部屋が振動する。その度にドキドキさせられ、しかし間違っても上空を見上げることができない。望月が"分かっている"と知ってから、余計に視線を上げられない。男子全員が、望月に視線を逆に支配させられていた。全員が床を見つめているが、意識は猛烈に望月の下半身に向かっている。女の子のセクシャルな部分を上空にチラつかされ、とんでもない生殺し状態。 「「天井が高すぎて、私にも届かないかな」」 ぐにぃ…… おっきな足指が曲げられたり、伸ばされたり。その度香ってくる足の裏の匂いがクラスメートを包み込み、しっかり望月の存在を意識させられる。いいから、早く座ってくれ。他の男子達の目がある中では、間違っても覗きなんてできやしない。心臓にも悪いし…。 「「…あ、こっちになにかある」」 ぐわあぁっっ!!! ばさぁぁっっ…♡♡ 「ひぃぃぃっっ……!!!」 突然周囲が暗くなり、布が擦れる巨大な音、そして吹き荒れる良い匂いの突風。 今度は、思わず悲鳴を上げてしまった。目線を床に固定したままだったから、何が起こったかは正確に分からない。しかし、間違いなく、望月は立った状態から、そのまま男子の上で"しゃがみこんでいた"。 (やばいって、これ…!!!) 目線を下げていても、望月の下半身によって周囲が圧倒的に暗くなっていることは明白。周辺視野で、巨大なスカートのカーテンが僕たちの周囲を取り囲んでしまっている様子が見えていた。もはや正面を見据えていたら、周辺視野で望月の生脚や下着が見えてしまう距離感。クラスメートの男子達の直上に自分の巨大なパンツを掲げているという異常な体勢のまま、 「「ちっちゃい窓みたいなのがあるけど…取っ手はついてないかも」」 平然とした声で、この部屋の調査を続けるのだった。 むわあっっ…♡♡ 強烈な、望月の下半身の熱気。今までとは比べ物にならない、濃い女の子の匂いに包まれている。考えないようにしても、それが望月のどの部位から嗅ぐわってきているのか、想像してしまう。今顔を一瞬見上げれば、どれだけ衝撃的で、どれだけ甘美な光景が広がっているのだろうか。 他の男子がどうしているのかも分からない。あまりにエッチな状況に放り込まれ、他の男子とコンタクトを取ることすら恥ずかしい。というか気まずすぎる。共通のクラスメートである望月の巨大な下半身に平然としゃがみ込まれ、平然とパンツを掲げられているのだから。 「「~~~♪」」 鼻歌を歌いながら、その窓とやらを弄り始めている望月。もはや、望月が何を考えているのか分からない。あれだけいい子でピュアに見えていた望月が、こんな大胆なことを平気でするなんて。クラスの妹のような存在だった望月に、男子全員が一気に巨大な色香に落とし込まれようとしている。そのギャップが倒錯的で、あまりにドキドキさせられる。 これだけ小さくなった男子達なんて、気にもしないのか。いや、だって、ここから脱出して元通りになったら、また今までのように同じサイズ感で会うこともあるわけで…。 …戻れるんだよな、僕たち。 不安が頭をよぎりながら、しかしその瞬間に"むぎゅぅっ……♡♡"と上空の下着の布が擦れて捻じれる音が聞こえ、全ての思考が強制的にピンク色に塗り替えられてしまう。しゃがんだままの望月が小さく体勢を変えるたび、ぎゅっ♡ぎゅぅっ…♡と聞いたことも無いエッチな下着の鳴き声が聞こえてくるのだ。 もう、たまらなかった。股間は限界まで膨れ上がり、収まる気配なんて全くない。誰も周囲にいなければ、今すぐにでも自慰行為を始めてしまうかもしれない。 誰も周囲にいなければ…。 (あれ…?) ちらと周囲を見渡すと。いつの間にか、僕のすぐ周りには男子たちは見当たらなかった。…いや、少し遠くの方に集まっている…?僕が床を見るのに必死な間に、みんな危険ではない場所まで移動していたのか…? そう気づいたときには、遅かった。 「「みんな、隅の方に移動したよね。じゃあ……座るね?」」 ずずずずっっ…!!!♡♡ 「うわあああっっっ!!!待ってっ…!!!」 ものすごい布擦れの音を立てながら、望月の巨大な下半身が降ってくる気配に怯える。それでもなお僕は上を見上げることは気が引けて、もうしゃがみ込んで、床にひれ伏してガタガタ震えるだけ。座り始めた望月のスピードから逃げられるとも思えず、思考を失ってとにかく体を丸めて祈るだけだった。 ずむっっ……!!♡♡ ずずっ……! ………。 「「窓があったんだけど、そこからは出られ無さそうだったよ」」 (……え……) 激しい音が止み、望月が男子たちに話しかける声が上空から聞こえてくる。未だ周囲が暗いままの世界に閉じ込められていた僕は、自分が今どんな状況なのか判断できなかった。 そして何十分ぶりくらいに、僕は目線をようやく斜め上に向けた。 「…あ………あ………」 視界に飛び込んできたのは。巨大な壁のように目の前にそびえ立つ…望月の生パンツだった。 見て、しまった。 ぶっとい太もも脚が両側に伸び、その中央に鎮座する真っ白で純白な下着。初めて見る同級生女子の下着は、あまりに大パノラマ過ぎて僕には強すぎた。 (はあっ、はあっ……!!) …興奮が行き過ぎて呼吸が荒くなってしまう。初めての光景、初めてのパンツ。このエッチで卑猥な光景が、全て望月の身体によって生み出されたものだという事実が信じられなかった。 「「しばらくは、休憩かな?」」 上空から、ややくぐもった望月の声が響いてくる。僕がいる空間は、どうやらあぐらをかいた望月の股ぐらの中だった。折りたたまれた脚に四方八方を閉じ込められ、上空はスカートの生地でぴっちりと遮られている。やや生地の薄いスカートのため、その先に広がっている望月の上半身、さらには顔までもがぼんやりと透けて見えている。 (…………) 望月の顔を見てから、改めて目の前の光景を見つめてしまう。むっちりふわふわな生の内ももは、昨日寝転がった太ももの正面部とは全く質感が違っていて。ねっとりと柔らかそうでいて、パンツの際のところには生々しい下着のゴムの痕が付いているのだ。パンツのギリギリの部分には、ほんの少しだけ、黒くて太い毛がはみ出している。あの望月の、股間の、毛。絶対に見てはいけないものを見てしまったようで、しかし強烈な興奮を覚えた。 (や、やばい……) 自分のズボンに染みが出来始めているのが分かった。あろうことか下半身の内部に閉じ込められ、おっきなパンツを内側から見させられているような状態。望月は明らかに、男子の一人を自分の股ぐらの中に閉じ込めてしまっていることに気づいていない。他の男子も、まさかここに僕が閉じ込められているなんて分かっていないだろう。 その状況が、まずいのだ。 「う、う……」 本能に逆らえず、僕はズボンの中に手を突っ込み、まさぐり始める。 「「ふー…私もちょっと疲れたかも」」 むわあっ……♡♡ 望月の声、巨大なパンツの匂いと熱。誰の監視も無いこの状況で、我慢なんて出来るはずが無かった。同級生の女子のスカートの中という魅惑的な空間で、皆の妹である望月の大量の下半身フェロモンを浴びている。望月の指先程度の身体でしかない僕に、その圧倒的な無意識誘惑に逆らえる力などなかった。 「はあっ、はあっ……う……ううっ……」 同級生のパンツの目の前で自慰行為をしながら、吸い寄せられるように、壁のようにそびえ立つパンツに向かっていく。股間部のパンツの布は、ぴっちりと股に貼りつきつつもほんの少しだけたわんでいて。そのたわんでいる生地の部分なら、触っても望月に気づかれない気がした。 ぎゅうっ……♡♡ 「あああっっ……!!」 分厚いパンツの生地を、触る。望月の巨大な股間部が触れていた瞬間もあっただろう、デリケートなクロッチの生地。ふわふわで、しかしがっちりとした感触で、女の子の下着の布だとは到底感じられない。 もはや頭が完全に浮かされていた僕は、望月のパンツの生地に顔をうずめ、その匂いを嗅ぎ、股間を擦り付けて最低な自慰行為を続ける。 ごめん、ごめんなさい、望月……っ!! 見渡せば、何もかもえっちで心惹かれる光景。太ももの付け根から膝あたりまでの肉付きは丁度よくて、すべすべ気持ち良さそうで。重力にたわんだ裏腿の肉に、上空からたぷっ…♡と圧し潰されたらどれだけ気持ち良いのだろう。どれだけ苦しいのだろう。 望月のことが好きになっているのかもよく分からない。しかし、この状況で、スカートの生地越しに見える望月の顔は異常に可愛く見えて、魅力的で、完全に心が惹かれているのだ。 当たり前かもしれない。年頃の男子が、可愛い同級生女子のパンツをこんな至近距離で見せつけられて。その匂いを嗅がされて。正気でいられるはずがない。 好きにならないはずが無いのだ。 「はっ、はぅっ、うううっ……っっっ!!!!!」 最後はもう、パンツの生地に全身を埋もれさせる勢いだった。望月の股間部の匂いを存分に嗅ぎ、全身で包まり、ありえない程幸福感に包まれる。ずっとパンツの生地に埋もれていたいと思う。ずっと望月の巨大な下半身の下で、閉じ込められていてもいいと、本気で思う。 「はあっ、はあっ、はあっ………」 真っ白になった頭で、息切れして床に倒れ込む。倒れ込んだ僕を、望月の無意識な下半身がなお見下ろしてくる。 …この行為を望月に知られでもしたら、僕は一生軽蔑される。会話なんて絶対にしてもらえない。でも、気づかれていない。自分のあぐらの中に男子を閉じ込めているなんて夢にも思っていない望月。…このまま、気づかれずに脱出しよう。脚の下の隙間から、そっと外に出よう。 そう思って歩き始めた僕は。 スカートの生地をめくって入り込んできた、巨大な指先にその進路を阻まれたのだった。 ---続く---

【限定小説】選別の日③~巨大な下半身は無意識か否か~

Comments

彼ら彼女らが選別されるまでの間、選別されてから、いったいどんな運命を辿るのか 徐々に上位種として目覚め、エスカレートしていく渚が何を強いるようになるのか 今後の展開がとても楽しみです。 選別されなかった者達についても叡智な方面での重労働が課せられるじゃないかと想像が捗ちゃいました。 自分の中で刺さるものがあり、初コメ失礼しました。

いいキムチ

ありがとうございます!じっくり書いていきたいのでお付き合いください😊

konan

投稿お疲れさまです! 長篇になる予感!長篇大好きなので、次回も楽しみです!

竹の皮(kk224)


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