巨大なクラスメイトに捕まったものの、殺されることはなかった。 ミズホさんは俺を掌の中に入れたまま何も喋らない。 ちいさなクラスメイトである俺を捕まえた今、彼女は何を思っているのだろうか。いや、クラスメイトと認識されているかすら怪しい。 先ほど目が合った時の視線は、およそクラスメイトに向けるものではなかった。例えるなら、ちっぽけな虫けらを見つめるような…… と、考えていると体全体に凄まじい重力がかかる。 ミズホさんが歩き出したらしい。 次に掌が開かれたとき、俺は広大な机の上にいた。 おそらく俺のクラスだ。そしてこの机は、ミズホさんの席。 後ろを振り返ると、巨大なミズホさんがこちらをじっと見つめていた。 ミズホさんのおっぱいが机の上にだらしなく乗っかりはち切れんばかりに圧迫されている。俺は自分の立場も忘れその雌の香りを確かに感じさせる魅力的な胸に釘付けになった。 ドスッ。 突如横から強い衝撃が与えられ、俺は思わず跪いた。 一体なんだ! まるでトラックに轢かれたかのような気分だった。 見てみると、俺に攻撃を与えたのはミズホさんの小指だった。 ただの小指が、恐ろしく大きい。 俺は抵抗することもできず、ミズホさんの小指にされるがままだった。