5.
「殺してやる……ッ!」
「え……っ? ……うわぁッ!?」
ブォンッ! 屈辱の戒めから解き放たれたリューザが振るった剣を、エイトは尻餅を突くようにしてかわした。ぬぽんっ、と、自分の精液とリューザの愛液にベットリと濡れた肉棒が、リューザの秘所から淫らな白濁の糸を、ツ……っと、引きながら抜け落ちる。
「し、植物が消えてる……っ!?」
「殺してやる……っ、殺してやる…………ッ」
「く……っ!」
エイトは傍らに落ちていた自分の剣を何とか拾うと、股間で半勃ちのままになっている肉棒を仕舞う間もなく足を絡ませて後ろに倒れ込むようにしながら立ち上がり、なりふり構わず斬りかかってくるリューザから必死に逃げ惑う。
「死ね……っ、死ねっ、死ねぇぇっぇええぇっぇぇぇッ!!」
目元に黒子を従えた切れ長の瞳いっぱいに涙を溜めたリューザがエイトに追いすがり、激情のままに、ばるん! ばるん! と、最早暴力的なまでのいやらしさで、汗と怒りと屈辱と羞恥に紅潮した白い爆乳を右に左に千切れるように振り回しながら、ブン、ブン、と大ぶりで斬りかかる。
だが感情任せの太刀筋は荒く、エイトにイかされたばかりで、黒々としたヘアにベットリ精液をこびりつかせ、いまだに秘所からはごぷごぷと喘ぐように白濁液を吐き出している股間は太腿をしっかり支えることができず、両足はガクガク震え、デタラメに剣を振り回す上半身に引っ張られてリューザは幾度となくよろめいた。
心も肉体(カラダ)もメチャクチャに蹂躙されたリューザの刃には、ほんの少し前までの魔女帝軍最強の剣士の力も技も無くなっている。
最初は焦ったエイトも、少しずつリューザの剣を見切りつつあった。
「やめろ、リューザ……っ! 今のお前じゃ、僕に勝てはしないぞ……っ」
「うるさい、うるさいっ、うるさい……ッ! たとえこの命に換えても、エイトッ、わたくしを辱めたお前を殺さずにいるものかァ……ッ!!」
エイトが叫ぶが、恥辱に美貌を真っ赤にし、涙を散らして叫ぶリューザの怒りも斬撃も止まりはしない。止まるはずがない。リューザのヴェラへの想いを踏みにじり、彼女を強姦(レイプ)したのは他ならぬエイトであった。
それが、エイトにも分かっている。これは自分の非道な行為への報いだ。だから、リューザに反撃できないでいるのだ。
ザシュ……ッ!
「く……っ」
迷ううちにリューザの怒りの刃がエイトを捉え始める。心身ともに乱れていても、時間とともに本来の魔女帝軍最強の剣士の身のこなしを取り戻しつつあった。いつまでも逃げ回っていては命が危ない。
――倒すしか……ないのか…………。
自分のしてしまったことへの後ろ暗さを感じながら、エイトは自分を納得させるように心の中で呟いた。
ザッ! エイトは退がり続けていた足を踏みとどめると、剣を構え、まなじりを決してリューザを睨み返した。
「エイトぉおぉおぉぉぉぉおおおぉぉぉぉおぉおぉぉぉッ!!」
グォッ!! リューザの鬼気迫る一閃が風を引き裂いてエイトを襲う。
だが、怒りのままに直線的な軌道を描き、肉体的にも万全ではないまま繰り出される太刀筋は、エイトには十分見切ることが出来た。
「リューザぁぁぁぁぁぁっぁっぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」
ブォンッ!! エイトは、リューザの大ぶりな横薙ぎの一閃を紙一重でかわすと、間髪入れず大上段から刃を振り下ろす。
「く……ッ!?」
リューザはエイトの渾身の斬撃をかわそうと、剣を横へと力任せに振り抜き体勢を崩しつつも踏み込んだ足を突っ張って急停止し、背を反り返らせて後ろに大きく身を引いてみせた。
たぷん……っ! 豊かな乳房が重々しくたわみ、ほんのり紅潮した膨大な乳肉が急ブレーキの反動でリューザの体から分離するかのように、グニュゥゥ、と釣鐘を横に倒したような形になって前に伸びていき、その先端で勃起している乳首の先からは、ピピピッ、と汗の珠が弾かれたように前へと飛んでいく。
それは、ほんの瞬きの間に取り得る最良の回避行動であり、流石は魔女帝軍最強の剣士と呼べる体術であった。
しかし、それすらもエイトは読んでいた。
非情かつ冷徹にエイトの剣が狙ったのは、リューザの肉体の中で最も無防備で最も刃が届きやすい距離にある箇所であった。
そう、リューザの弓なりに反り返った肢体から一番大きく前へと突き出し、膨大な白い柔肉が無防備で剥き出しになっているところ――急停止についていけず、前へと淫らに伸び切っている爆乳の先端を狙ったのである。
ズバシュウウゥゥゥッ!!!
「ひぎゃぁぁぁっぁぁぁあっぁぁxっぁぁあああぁぁぁぁぁっぁああっぁぁぁぁぁぁぁッ!!!」
リューザの引き裂くような悲鳴が轟く。エイトの刃をかわそうと背を弓なりに反らし、その結果突き出されたリューザの胸元で、左の爆乳が乳上から大きめの乳輪とプックリした乳首を縦に断ち割り、乳下まで一気に斬り裂かれたのだ。
バシュウゥウウゥゥゥウゥゥゥウウゥゥウッゥゥゥウゥゥゥゥッッ!!
斧で断ち割れた巨大な白い瓜のように縦に引き裂かれた左の爆乳から赤い血が霧のように大量に吹き出し、冷たい汗に濡れてふるふる震える白い柔肉の膨らみと谷間、そして苦悶に歪む美しい顔の顎から頬ををたちまち朱に染めていく。
「う…………っ、あぁ…………………………っ」
カラン……。虚しげな音を立てて、リューザのわななく手から剣が滑り落ちる。最早、剣を握る力も残されてはいない。左乳房を深々と断ち割る一閃は、淫魔化したリューザの生命力を以てしても致命傷であった。
「…………ッ」
エイトは、いまだ出しっぱなしの肉棒を仕舞い込むのも後回しにして、油断なく剣を構えたまま、剥き出しの左の美爆乳から血を噴き出し、鎧から乳房も股間も尻も露わにした淫らな肉体をわななかせ、健気にも倒れまいと内股で踏ん張る足をわなわなと細かく震わせて立ち尽くすリューザを張り詰めた表情で見つめた。
「私の…………負けね…………少年…………勇者………………………………」
と、片乳を断ち割る痛みで正気を取り戻したのか、リューザは真っ赤に染まった左の爆乳からドクドクと血を溢れさせながら、憑きものがが落ちたような顔をエイトに向けた。
「リュー……ザ…………?」
思いもしなかった穏やかな微笑みを向けてくるリューザの年上の美貌に、エイトは今更のように見惚れ、股間の肉棒を仕舞うことも忘れてその刃をゆっくりと下ろしていく。
「う……っ、くぅ…………っ」
リューザは痛みに目元の黒子を押し潰すようにして美しい顔を歪め、前のめりで足を縺れさせながら、血濡れの爆乳を重そうにゆっさ、ゆっさと揺らしてエイトへと歩み寄ってくる。
「うぅ……っ」
途中、前かがみになると、下を向いても形が崩れないほど張り詰めた、ズッシリ重い爆乳をぶら下げているのは瀕死の肉体には応えるのか、リューザは大ぶりな乳房の前で震える両腕を交差させ、左の手のひらでプックリした右乳首を、右の手のひらで縦に引き裂かれた左乳首を下から押さえ付けるようにして、たぷん……っ、と、重そうな乳肉を両手で支え抱えながら、フラ、フラと近付いてくる。一歩進めるたびに、たぷん、たぷん、と手のひらに左右の圧倒的な重圧で乳肉がのしかかり、支える手のひらに汗ばんだ爆乳が食い込んで、グニュリ、ムニュリと卑猥に潰れる。膨大な乳房の前では随分と小さく見えるそれぞれの手のひらは、大きめの乳輪を隠しきれず、グニュリと淫らに潰れた乳肉をのせた手のひらの端からピンクの乳輪がハミ出しているのがたまらなくいやらしい。
「リュー……ザ…………」
息も絶え絶えなリューザのあまりにもいやらしい乳房に見惚れ、エイトは思わず唾を飲み込んだ。
「ぼ……ボウ……ヤ………………」
「な、なんだ、何をするつもりだ……ッ」
リューザの呼びかけに、はっとしたエイトが剣を再び上げる。どんなに美しくとも、いやらしくとも、瀕死であっても、リューザはヴェラに忠実な、油断ならぬ敵であった。最後の最後まで何をしてくるか分からない。
「抱い……て…………」
「え……?」
「もう一度、抱いて……欲しい……のさ…………」
「な……ッ!?」
あまりにも意外な言葉に、エイトは声を撥ね上げる。
「私は……ボウヤに……負けた…………じき……死ぬ………………。だから……だから…………死ぬ……前に…………逝く前に…………せめて……もう一度…………もう一度ボウヤに抱いて欲しいのさ…………。この私を殺した男を…………私より強い男を………その逞しいちんぽを………最期に……このわたくしの肉体に……刻みたいんだ………………」
「リュー……ザ………………」
息も絶え絶えに告白しながら、血と汗に塗れた爆乳を揺らし、剥き出しの股間の黒々としたヘアをネットリした精液と愛液でキラキラと濡れ光らせながら、切なげな表情でフラフラと必死に歩み寄ってくるリューザに、エイトはかつて激闘を繰り広げた闘魔将アマゾンナを思い出す。
『あ、あ、あたし、あたし、あたしの肉体(カラダ)、も、も、もうっ、もう耐えられない……っ、さ、さ、裂けちまう……裂けちまうまうんだよ……っ、だ、だ、だから……っ、だから、そ、その前に……っ、せめて、その前にせめて、せめてボウヤのちんぽ、ボウヤのチンポ、ボウヤのチンポをぉ…………っ!』
アマゾンナもまた、エイトを自分より強い男と認め、死ぬ前にちんぽを懸命に欲しがった。
――強い女戦士はみんな……最期に自分より強い男に抱かれたがるのか…………。
それが、女であることと戦士であることの生と性の終着点(ケジメ)であるかのように。そして、女としても戦士としても極上のリューザにとってのその男が、またしても僕だったのだ。アマゾンナに続いて、リューザにも選ばれのだ――そう思うと、萎えていたエイトの肉棒が欲情にピクリと蠢く。
「だったら…………」
死を間近にして懸命に近付いてくるリューザにアマゾンナの最期の姿が重なって、エイトは剣を手放し、空いた両腕を広げてリューザを迎えた。
この女を最期に満足させられるのは自分しかいない。そして、綺麗なお姉さんにもう一度Hなことが出来る――女に認められた男としての誇りと、それと表裏一体の劣情で、少年はリューザを受け入れる。
「あり……がとう……エイ、ト…………」
リューザは弱々しく微笑むと、血と汗に塗れた重い乳房を爆乳を支えていた腕を解き、反動で、ぷるん……っ、と爆乳をいやらしくたわませながらエイトに胸元に飛び込んだ。
ふぁさ……。長く真っすぐな黒髪が宙を舞い、リューザは自分より背の低いエイトの肩口に倒れ込んでいく。エイトの胸でプックリと勃起した乳首を押し潰し、血塗れの汗ばんだ爆乳をグニュリといやらしく歪めながら押し付けて力なく縋りつく。
「リューザ…………」
エイトは胸にグニグニと悩ましげに押し付けられる二つのポッチリした乳首と、それを包み込むような柔らかく温かな膨大な乳肉の感触と、頬の間近のリューザの黒髪から漂ってくる鉄臭い血と混じった甘い女の匂いに、丸出しになっている肉棒をムクムクと起き上がらせていく。
「エイ……ト………………」
リューザは、エイトの欲情に応えるかのように、彼の肩口に埋めた冷たい汗を浮かべた顔を切なげに上げると――――――一転、鬼女のごとき表情へと変わる。
「エイトぉおおぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおッッっ!!」
ガリィ……ッ!! リューザは憎しみも露わに叫ぶと真っ赤な唇を大きく開いて白い歯を剥き出しにすると、エイトの喉元に横から思い切り嚙みついた。
「が……ッ!? お、お前……っ、こ、これを狙って…………っ!」
ぶしいッ! エイトの首から鮮血が噴き出る。リューザはエイトの喉を食い千切らんとギリギリと力の限り歯を立てている。
「ち、ちくしょう、騙したな……っ! 最期にもう一度僕に抱いてもらいたいだなんて嘘を吐いて……つ、僕を油断させて……僕を騙して……僕の心を裏切ったんだな……っ! ちくしょう、ちくしょうっ、よくも騙しやがって……っ、殺してやる……っ、お前なんか殺してやる……ッ」
強く美しい女に認められたという男としてのプライド、そしてこんなにいやらしい肉体(カラダ)をしたお姉さんとまたセックス出来るという幼い欲望の両方をメチャクチャにされたエイトは、自分勝手な青臭い期待を踏みにじられ、その醜さを女から突きつけられた少年の羞恥を激怒へと換え、この戦いが始まって以来初めてリューザに明確な殺意を抱き、足元に落とした剣へと手を伸ばす。
「け、剣を……っ、く、くそっ、届かない……っ」
しかしリューザはエイトに豊満な肉体をぴったりとくっつけ、爆乳をますます淫らに押し潰してきつく抱きしめながら喉に噛みついている。エイトは地に落ちた剣を拾おうとしても、かがむことも出来なかった。
「………………ッ」
リューザは獣のように瞳を見開き、ふーっ、ふーっ、と息を吐きながら、ギリギリとエイトの喉に歯を食い込ませていく。
「あ……っ、が……っ、ちき、しょう……っ、こ、これで……っ、これで最期なのかよ……っ」
喉からぶしゅぶしゅと間欠泉のように血が吹き出し、激痛と生命の危機にエイトの肉棒がギンギンに勃起していく。やがて天を突いていきり立ったその先端が、グッショリ濡れた茂みに触れる感覚があった。
――こ、これは……っ? ……そうか……ッ!
肉棒が伝えてくる感触に一瞬戸惑ったエイトだが、すぐにその意味を理解して、垣間見えた希望に瞳をギラリと輝かせる。
エイトは、きつく抱きしめてくるリューザの腰から両手を後ろへと回して抱き返すようにすると、リューザの剥き出しの左右の大きく張りのある白いお尻にフニュリといやらしく指を食い込ませて思い切り鷲掴みにする。己の胸板でグニュニュゥ……っと、汗ばんだ爆乳をいっそう淫らに押し潰しながらリューザの豊満な肢体を更に引き寄せてガッチリ固定すると、屹立した肉棒の先端がリューザの濃密なヘアに埋まった秘裂にピッタリとくっついた。
「喰らえっ、リュ―ザ……っ!!」
ドズゥッ!!
「…………っ!!」
エイトの喉元に食いついたまま、泣き黒子を従えたリューザの切れ長の瞳がかっと見開き、汗と血に塗れた豊満な肢体が軽く撥ねる。
鋼の槍のように硬くなったエイトの野太い肉棒が、真下からリューザの女陰を貫いたのだ。
「ど、どうだ……っ! 望み通りもう一度抱いてやったぞ……っ! こ、これで……っ、これで満足して逝ったらどうだ……っ」
ズンっ、ズンっ、と、エイトはリューザの大きなお尻を抱えたまま、下半身全体を使って何度も何度もリューザを突き上げる。
「…………っ!? …………ッ! ……………………ッ!!」
リューザは、ズン、ズン、と、足が地から離れ、黒髪が撥ね上げるほどの勢いでエイトに下から犯されながら、エイトの喉を放すことはなかった。それどころか瞳を切なげに潤ませ、頬をうっすら紅潮させ、エイトの乱暴な行為(レイプ)に明らかに感じていながらも、いっそう深く歯を突き立ててくる。
「く、くそぉ……っ、これだけヤっても、なんで放さないんだよ……っ、あんたはもう死にかけてるんだろ!? 逝(イ)けっ、逝(イ)けよ、早く逝(イ)ってくれよ…………がはっ」
瀕死の肉体を激しく犯されながらもなおも喉元に食いついて離さぬリューザの執念に慄き、エイトは喉からこみ上げる血を吐きながら焦りのままにますます激しくリューザを突き上げる。
「…………………………ッ」
けれど股間から突き上がる快感に美貌を艶やかに火照らせながらも、鬼のごとき形相で虚空の一点を食い入るように見つめてエイトの喉に歯を食いこませるリューザは決して離れはしなかった。 その間にも喉からはドクドクと鮮血が溢れ、エイトの意識が一瞬、遠くなる。
「だ、ダメだっ、このままじゃ……っ! ち、ちくしょう……っ、し、死ねよリューザっ、早く死んでくれよ……っ、で、でないと……っ、でないと………………っ、うっ!?」
死を間近に感じたエイトは焦りのままにいっそう速く荒々しく腰を突き上げるが、その激しい動きは同時に急速な射精感を呼び覚ましt。
「うあっ、だ、ダメだ……っ、リューザより先にイったら……っ、もう……っ、あ……っ!? く…………っ、あああぁぁぁ…………っ!?」
エイトは見も世もないように呻き、リューザの胎内たっぷりと膣(なか)出ししてしまう。
「う……っ、あぁ…………っ、あ…………ぁ………………」
射精とともに、エイトの全身から脱け落ちていく。
「ま……負け……た………………」
そう認めざるを得ない。最後の希望だった肉棒も、大量の射精を終えると、役目を終えてリューザの膣でフニャフニャに萎えていく。これではもう、快楽でリューザを逝(イ)かせることも出来はしない。
「ん……っ、ん……ッ、ン…………っ♪」
――ボウヤの悪あがきもこれで終わり……あぁ……ヴェラ様…………リューザは……リューザは……ヴェラ様のために、エイトを道連れにして……逝きまする………………。
エイトの喉に噛みついているリューザは膣と子宮にエイトの精液がドプっ、ドプっ、と注ぎ込まれていくのを、ぴく、ぴく、とその身を小さく震わせて受け止めつつ、それは同時にエイトの抵抗の終わりを告げるものだと実感し、勝利を確信して紅潮した美貌に蕩けるような表情を浮かべた――その時だった。
「………………っ!?」
恍惚を浮かべていあリューザの美貌が不意に、呆けたようになった。
「あ……っ、があぁぁぁっぁあぁぁッ!?」。
次に響いたのはリューザの苦悶の悲鳴であった。
「あぁ……ッ!? ああぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁ……ッ」
リューザはのたうち回りながらエイトの首から真っ赤に染まった口を離すと、エイトを突き飛ばし、乳首を勃起させ汗と血に濡れた爆乳を、ぶるん、ぶるん、と苦しげに振り回しながら後ずさりする。
「かは……っ、な……何が起こったんだ…………っ?」
頸動脈を食い千切られる寸前で解放されたエイトが、血を吹き出す首元を押さえつつ、突然苦しみだしたリューザに何とか目をやった。
「あ……っ、あぁぁぁっ、な、何だ、何だこれは……っ、あ、熱い……っ、か、肉体(カラダ)が……っ、いいえ、こ、これは、これは子宮が……っ、子宮が焼けるように熱い……っ、あぁ……っ、肉体が内から溶けてしまいそうで……っ、ち、力が……力が……脱けていく………………お、おのれ、もう少しで、もう少しでボウヤを…………っ、……………………ボウヤ?」
そこは鎧に包まれている下腹部を押さえて悶えながらら、憎しみも露わにエイトを睨みつけたリューザは、何かに気付いたように美貌を強張らせた。
「ま……まさか……まさか、これは……まさか、これが…………これが、ヴェラ様が恐れている少年勇者(ボウヤ)の精の力…………? さっき膣出しされたボウヤの精液が、私を内から壊そうとしているの…………?」
リューザが恐怖に紅く小さな唇を震わせる。
「僕の精液……が…………? あ………………」
呆然と股間でいきり立っている肉棒を見下ろしたエイトの脳裏に、かつてフェラーニュとの戦いで脳裏に現れた青年の言葉が思い浮かんだ。
『我が精子は“生死”……これは、君の想い一つで生にも死にもなる力。愛と憎しみで真逆の効果を導く危険な力にして、かつて魔女帝ヴェラを異界に追いやったもの……』
そして、つい先ほど、リューザの秘所に精子を放つ前に、無我夢中で自分が叫んだいくつかの声も。
『ち、ちくしょう、騙したな……っ! 最期にもう一度僕に抱いてもらいたいだなんて嘘を吐いて……つ、僕を油断させて……僕を騙して……僕の心を裏切ったんだな……っ! ちくしょう、ちくしょうっ、よくも騙しやがって……っ、殺してやる……っ、お前なんか殺してやる……ッ』
『く、くそぉ……っ、これだけヤっても、なんで放さないんだよ……っ、あんたはもう死にかけてるんだろ!? 逝(イ)けっ、逝(イ)けよ、早く逝(イ)ってくれよ…………』
『だ、ダメだっ、このままじゃ……っ! ち、ちくしょう……っ、し、死ねよリューザっ、早く死んでくれよ……っ、で、でないと……っ、でないと………………っ』
最初にリューザを植物で縛り上げて膣出しした時に自分を支配していたのは、自分を嬲ったリューザを征服してやろうという激しい欲望であり、怒りはあったが憎しみではなかった。むしろそれは、獣欲や征服欲という名の愛情ですらあったかもしれない。
だが、今回の膣出し込められていたのは、自分の命を奪おうとするリューザを殺し、今すぐ消してしまいたいという明らかな憎しみだった。
そう、憎しみと共に放った精は――……?
「僕は……僕はリューザに……知らず知らずのうちに”精死”を放っていたのか………………」
あの膣出しの瞬間、自分は既にリューザの命を奪っていたのだ。己の命を守るためとはいえ、自分の行為が招いた残酷な結果にエイトは言い知れぬ後悔を覚える。
厳密には、淫魔化していたリューザの肉体を支えている、淫魔の生命そのものである”淫魔力”が、エイトが憎しみとともに放った”聖液”によって浄化されつつあるのだが、そんなことは、エイトにもリューザにも些細なことであっただろう。
「く……っ、あぁ……っ、私の、肉体(カラダ)が……っ、子宮が……っ、はァ……っ、おまんこが……っ、あ、熱くて……っ、切なくて…………ま、まるで弾けてしまいそうな……っ、くぅうぅ……っ、お、おのれ……っ、こ、こんな……っ、こんな精子(モノ)に…………っ」
リューザは、苦しいのか、左右の大きめの乳輪をそれぞれの手で鷲掴みにするようにして、わなわなと震える細い指を力いっぱいグニュリと乳肉に食い込ませて爆乳をいやらしく歪ませながらエイトを睨みつけていたが、やがて、むに……っ、と、鎧から溢れる冷たい汗に濡れた血塗れの重そうな爆乳を下から掬い上げるようにして我が身を抱えると、プックリした乳首をビキビキと痛々しくもエイトに見せつけるように勃起させて、美貌に鬼気迫る表情を浮かばせてエイトを睨みつけながら、 フラ、フラ、と震える足で一歩ずつ近付いてくる。
「や、やめろリューザ、もう勝負は着いたっ」
エイトは自分の精液がリューザを殺しつつある後ろ暗さと共に、彼女の執念に慄いた。片方の乳房を縦に断ち割られてドクドクと血を溢れさせ、更には内からは”聖液”によって浄化され壊れつつあるリューザはもう、立っているのもやっとのはずなのに、まるでエイトの逃れられぬ罪を突きつけるかのように少しずつ歩み寄って来る。
「黙れ……っ、こ、こんなちんぽを、こんな危険なちんぽをヴェラ様に近づけさせるわけにはいかぬのだ……っ、うわぁああっぁぁあっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ」
ばるるん……! エイトの制止の言葉は何の力も持たず、リューザは最後の力を振り絞り、重い乳房を支えていた両腕を解いてバッ、と大きく広げると、血塗れのズッシリした二つの爆乳を縦横に淫らにも躍らせて、エイトの手が届く近さでツンと尖ったプックリした乳首がデタラメに撥ね回って虚空に描くいやらしいピンクの残像をエイトの瞳に焼き付かさせながら飛び掛かってきた。
(続)