少年勇者エイト①屈強なるアマゾネスとショタ勇者の死闘! そして……ああ、この肉体が砕け散る前にボウヤのおちんぽを……! 闘魔将アマゾンナ死の絶頂!!【完全版】
Added 2022-10-15 04:37:46 +0000 UTC1.
剣と魔法が支配する大陸アーンスラントは、異界から現れた魔女帝ヴェラとその魔軍に蹂躙されていた。
だが、人間たちからも反撃の狼煙が上がる。
その鍵となったのが少年勇者エイト、彼はかつてヴェラを異界に放逐した勇者の末裔であった。エイトは運命に導かれるように魔女帝軍と戦い、解放軍を率いてヴェラに占領されていたアーンスラントの国々を次々と解放していったのだ。
エイトの進撃が目立つほどに、かつて唯一敗れた勇者の末裔をヴェラは警戒した。
やがてヴェラはエイト抹殺を至上命令とし、配下最強の四魔将を差し向けていったのである……。
四魔将の一人、闘魔将アマゾンナは、密林に住む女だけの戦闘部族の出身であり、身の丈二メートルを超す大女である。
軽くカールした癖のある長く燃えるような赤い髪に額に巻いた黒いバンダナ、鋭く切れ長の瞳、大きめの唇が野性味溢れる美貌、そして褐色の肌が印象的な彼女の肉体は、その巨体から想像出来る通り筋肉の鎧を纏ってはいるが、ゴリゴリのマッチョではない。
肩や腕には屈強な筋肉が盛り上がってはいるが、一片とて無駄な肉の無いお腹はうっすらと腹筋が浮き出る程度で、女性らしさを感じさせてくれる。極限まで鍛え上げ引き締まった腰は、ただ細いだけでなく力強さを兼ね備え、アマゾンナの抜群のスタイルを文字通り引き締めつつも、大きなお尻へと豊かなラインを描いている。迫力のある太腿も筋肉が浮き上がってはいるが同時に適度に肉がついてむっちりとしている。
何より、大人の男が両腕でも抱えきれないのでは無いかと思えるほどの二つの分厚く大きな爆乳は、その下に覗く逞しい胸板に負けず女を主張してやまない。
その筋肉質でありながら女性らしくもある肉体に纏うのは、額のバンダナ、編み上げサンダル、手首のバンテージの他は、乳首と股間だけを隠す布面積が極端に小さい三角形の黒いマイクロビキニのみである。
最小限のビキニから惜しげも無く晒される屈強な褐色の肉体は、肩幅は広く逞しいながら、胸の膨らみや腰付きは豊かな一方、お腹と腰はその厳しい鍛錬の成果で無駄な肉の一片も無くきゅっと引き締まっていて、筋肉質でありながら女性の豊かな肉体の魅力に満ち溢れており、さしずめ神が最高のバランスで創り上げた女性の究極の肉体美のようであった。中でもマイクロビキニのTバックの紐を割れ目に食い込ませ、ほとんど丸出しになっている、きゅっと上を向いて引き締まりつつもしっかり張り出している褐色のお尻の造形は芸術的ですらあった。
女としても戦士としても肉体派の身体付きに似つかわしく、アマゾンナの性格は姉御肌で外連味が無く、時に爽やかですらあり、敵として相対した少年勇者エイトを度々戸惑わせた。
その怪力と巨体を存分に活かす巨大な戦斧を使いこなすアマゾンナは、戦闘部族の出身故に好戦的で、立ち向かってくる敵には容赦ない。時に、エイトの目の前で最早人の形をしていない無数の遺骸を作り出し、巨大な斧と黒マイクロビキニを申し訳程度に纏った褐色の半裸の屈強な肉体を返り血に真っ赤に染めて不適に笑いかけてくることもあった。
エイトが加勢した反魔女帝同盟である解放軍の兵士たちが、アマゾンナ一人のために死体の山をうず高く重ね、それを目にしたエイトが恐怖と屈辱に震えたことも一度や二度では無い。
味方を虐殺されたエイトが怒ると、それだけの大量殺戮を犯しながら、戦いなんだから仕方ねーだろボウヤ、弱いんだからさ、と悪びれもせず言い放つアマゾンナに、純粋なエイトは憤りを通り越して呆然としてしまったこともある。
しかし、確かにアマゾンナは魔女帝ヴェラの命令に忠実に従い、数えきれぬ人間を殺しはしたが、その闘いは真正面からぶつかる正々堂々としたもので、卑怯な手は一切使わず、また、非戦闘員を襲うことも無かった。
「闘いだから仕方ない」「弱いんだからしょうがない」というアマゾンナの理屈に、エイトは納得は出来ないまでも、筋は通っていると認めざるを得なかったのだ。
だが、だからと言って、アマゾンナを許す理由などエイトには一つも無い。
エイトにとってアマゾンナは敵軍の魔将であり、あまりにも大勢の仲間を殺した憎き仇であった。
一方、アマゾンナはエイトに特別な興味を抱いていた。それには、彼女の出自が関係している。
アマゾンナが産まれた戦闘部族は女だけで構成されていた。それ故に、部族の女たちは、外部から男を取り込んで子を成している。
無論、戦闘部族であるため、求められるのは強い男である。
アマゾンナもまた、部族の女の一人として、自分の夫となる強い男を求めていた。それも、部族最強の自分に見合うとびきり強い男を。むしろ、己の眼鏡に適う男を探すために戦乱を引き起こす魔女帝軍に与し、戦いの中で運命の男を探していたと言っても過言ではない。
そんな闘いの日々の中で出会った少年勇者エイトに、その勇者としての血筋と才能だけではなく、どんな苦境でも決して諦めないその精神(こころ)に、アマゾンナはこれまで戦ったどんな男よりも大きな未完の器を見た。
アマゾンナはエイトの成長に期待し、度重なる闘いでエイトを追い詰めても敢えて殺さず、その成長を促し期待する言葉を遺して去っていた。
エイトは、逢うたびにその巨大斧で仲間の血の雨を降らすアマゾンナへの、身を焦がすような怒りと苦々しい屈辱を噛みしめながら、だが皮肉にもアマゾンナの期待に応えるかのようにどんどん力を付けていく。
かくて、最早誰もが救世の勇者と認めるほどに成長したエイトを魔女帝ヴェラは危険視し、アマゾンナに抹殺を命じる。
その命を受けたアマゾンナがエイトに最後の決戦を挑んだとき、遂に小さな少年の成長は巨大な女傑の膂力を超えたのであった……。
2.
大きく後ろに飛んだエイト必殺の遠距離攻撃魔法を放つのを、アマゾンナは読み切っていた。
「長い付き合いだ、ボウヤが距離を取ったら攻撃魔法が来るのは分かっているよ!」
燃えるような赤髪に長い尾を引かせて凄まじい勢いでエイトへと突進つつ、読み通りエイトが放った攻撃魔法を、魔力をその巨体の内へと取り込む特殊能力(スキル)を使って無効化したアマゾンナが、瞬きほどの間に間合いを詰め、エイトの目の前を巨体で覆い隠すようにして巨大な戦斧を振りかぶる。
「もらったよ、ボウヤ!」
エイトにこの戦斧を止めるほどの力はない。勝利を確信するアマゾンナ、しかし響いたのは少年の体が真っ二つになる鈍い音ではなかった。
「ホリゾンタルサイクロン!」
ガギィン……! エイトとアマゾンナの一騎討ちの舞台となっていた荒涼とした岩場に、重く乾いた音が響き渡る。
アマゾンナの巨体に比べればまさしく子供のごとき短身痩躯の非力を、ほとんど大地と水平にした身体を、剣ごと横倒しにした竜巻のように回転させることで補ったエイトの刃が、アマゾンナの剛力で打ち下ろされた渾身の巨大斧を大きく打ち払ったのだ。
「なにィッ」
打ち上げられた重く巨大な斧に両腕を上へと大きく引っ張られ、アマゾンナの巨体が、褐色のメロンのような張りのある爆乳を、ばるん、と小さすぎるビキニからこぼれ落ちんばかりに弾ませて反り返る。
一瞬、その褐色の巨大な半裸の女体を少年(エイト)に差し出すかのように、アマゾンナの真正面がガラ空きになったのをエイトは見逃さない。
「今だ! ホリゾンタルサイクロン……リバーススラッシュ!!」
エイトは間髪入れず、アマゾンナの斧を打ち上げた回転を、遠心力を使って空中で時計の針のように回り、体を入れ替えることで素早く逆転させ、今度は回転力と重力を乗せて渾身の一閃をアマゾンナの脳天から股間へと打ち下ろす。体勢を崩したアマゾンナには防ぐことも躱すことも叶わない絶妙な連携であった。
「く……ッ」
それでもアマゾンナがとっさにぐっと顎を上げて頭全体を後ろに引き、脳天から喉笛までを引き裂く即死の一撃だけは避けたのは流石であった。
「せやあぁぁぁぁぁぁッ!!」
だが即死は避けたとはいえ、喉から下の屈強な褐色の巨大な女体は、小さな少年の渾身の容赦ない刃の閃に縦一直線に深々と斬り裂かれてしまう。
「きゃあぁぁぁぁあぁっ!!」
ズバシュウゥウゥゥゥゥッ!!
意外にも可愛らしい悲鳴を上げるアマゾンナの額から、かすめた刃に斬り裂かれたバンダナが二つになって、はらりと落ちる。
バシュウウゥゥゥゥゥゥッ!!
アマゾンナの顎の下、喉元から爆乳の深すぎる谷間を通り、うっすら腹筋が浮き出た引き締まったお腹の艶やかなお臍を過ぎ、肉付きの良い豊かな腰の間の股間へと抜けて、一直線に刻まれた刀傷から、噴火のような勢いで紅い血が吹き出す。
ザク……ッ。血飛沫に煙るアマゾンナの巨体、その逞しい筋肉が浮き出た背中の後ろ、彼女の手を離れた巨大な戦斧が虚しく大地に突き刺さった。
「……手応えあり! お前に殺された、解放軍の仲間たちの敵だッ!!」
ザ……ッ! くるくると回転し、アマゾンナに背を向けて片膝を突いて着地したエイトが、立ち上がると同時に振り返り、アマゾンナを睨みつけて、どうだ! と言わんばかりの凜々しい表情を見せる。
「ク……クク…………。いい顔……するじゃないか……」
ツ……っ、と、彼女の敗北を告げるかのように、バンダナを失ったアマゾンナの額から血の糸が一筋流れ落ちた。
「初めての時は……あたしの肌にかすり傷一つ付けられなかったボウヤが……まさか……こんなに成長していたなんて……ね……。予想以上……だった……わ…………ふぅゥ……ッ……」
どこか清々したように戦斧を失った両手を下ろして、脂汗を滲ませながら苦しげに微笑んでエイトを見つめ返し、最後に苦しそうに喘いで美貌を歪ませると、アマゾンナは、ぶる……っ、と巨体を震わせる。その巨体のわななきに耐えかねたように、膨大な二つの褐色の乳肉が溢れる胸元で、プツン、と、黒いマイクロビキニを繋いでいた細い糸が切れ、股間では逆三角形のマイクロビキニパンツが真ん中からぱっくりと割れた。
ばるん……! そんな音が聞こえてきそうなほどの勢いで、褐色に映える白桃色の二つの乳首と大きめの乳輪にいやらしい残像を引かせながら褐色の爆乳が跳ね回るように暴れ出し、股間では髪と同じく軽くカールした緋色の濃いヘアに囲まれた妖艶な秘所が露わになる。
「……ッ」
逞しくも官能的なアマゾンナの褐色の裸身(ヌード)を目にしたエイトの表情が一変し、驚愕と戸惑いが入り交じる。
「フフ……どうしたんだい……ボウヤ……。今更……あたしの美しさに気づいたのかい……?」
首元から下へと、逞しい胸筋の上に乗った二つのメロンのような爆乳の谷間を、腹筋がうっすら浮き出た妖艶なお腹を、赤く濃いヘアが茂る股間を通って、筋肉質でありながらも女性の魅力に満ち満ちた見事な肉体美を誇る褐色の女体に、所々からブシュブシュと間欠泉のように鮮血が噴き出る縦一直線の緋色の血の川を引かせて、アマゾンナが不敵に笑う。
「ば、バカ言うな……っ、だ、誰が、誰がお前なんかに……ッ」
言いながら、エイトが顔を赤くする。
「フフ……わかりやすいねぇ……。もっと早くこの肉体(カラダ)をボウヤに見せていれば良かったの……かな……。でも……もう……時間が無いから……ね…………。……………フン!!」
真っ赤になって視線を逸らすエイトを細めた切れ長の瞳に映して憂いの表情を覗かせると、アマゾンナは一転、何かを振り切るように気合いを入れた声を放つ。
「な……ッ!?」
アマゾンナの声に弾かれるように視線を戻したエイトの目の前で、アマゾンナの褐色の肉体を縦に割っていた刀傷がピッタリと閉じ、バシュウウゥ、と、とめどなく噴き出していた鮮血が止まった。
「ま……まさか、筋肉で傷を閉じたっていうのか……ッ!」
まだ戦えるのか!? 想像を超えるアマゾンナの行動にエイトが焦りも露わに剣を構える。
3.
「そうさ……あたしの筋肉をもってすればこれくらい造作も無いことさ……。けど安心しな……見た目の出血を止めただけだよ。時間を稼いだだけ……。ボウヤが傷付けた臓物からのもの凄い出血はあたしの筋肉でも止めようがないから……ね……。あたしはもうすぐ…………死ぬ……よ…………けは……ッ!」
その言葉を裏付けるように、それまで薄く微笑を浮かべていた、褐色の肌でもそれと分かるほど蒼ざめた美貌を苦しげに歪ませると、アマゾンナが大量の血を吐く。
「あぁ……」
よかった、やっとのことで勝てたこの強敵ともう一度戦わなくて済むーー胸を撫で下ろしたエイトが再び剣を下ろした、その時だった。
「…………けどね、その前に……ッ!」
「……ッ!」
アマゾンナは口元から太い血の糸が垂れる大きくグラマラスな唇に不敵な笑みを刻んだかと思うと、油断したエイトに思い切り抱きついてくる。
「な……ッ!?」
ベアハッグするように、握った剣ごと下ろした両腕越しに抱き抱えられたエイトは、反撃を封じられてしまう。
「本当は、こうしてボウヤを抱きしめたまま背骨をへし折ってやりたいんだけど……もう……その力も残ってないから……ね……」
ギュウウウウ……。アマゾンナは、身長差でちょうど血にベットリ濡れた爆乳の谷間に位置するエイトの頭を、愛おしげにその胸に押しつけていく。
「うぷ……ッ」
エイトは、見た目からの想像通り弾力に富んで少し堅く、だが女としての柔らかさも併せ持つアマゾンナの汗ばんだ褐色の爆乳に顔が完全に埋まった。血と汗と、そしてどこか甘いアマゾンナの体臭が入り混じった濃厚な匂いが柔肉に挟まった鼻先いっぱいに広がって、頭がクラクラしてしまう。
「ぷは……っ! く、くそ……っ、離せ、離せよぉ……ッ」
アマゾンナの熟れたオンナの匂いから逃れるように膨大な褐色の乳肉の海から懸命に顔を上げ、エイトは拘束から逃れようと身を捩る。けれど全身の筋肉を盛り上がらせ、巨体全体を使って締め上げてくるアマゾンナの肉の抱擁はビクともしない。アマゾンナが口にした通り、致命傷を負ったその力はエイトの骨を砕くには至らないが、少年の力で振り解けるものではまるで無かった。
「あはハッ、離さない……離さないよ……っ、愛しいボウヤをどうして離すもんか……ッ」
「い、愛、しい……?」
アマゾンナがどこか調子が外れたように叫んだ意外な言葉に、エイトが一瞬呆けた顔を彼女に向ける。
アマゾンナはそんなエイトの頭越し、遠くへと眼差しを向けていた。
「今です、魔女帝ヴェラさま……! あたしごと、あたしごとこの勇者(ボウヤ)の命を……ッ!!」
「こ、こいつ、俺を道連れに……っ!? い、いや待て……っ、い、今、今、ヴェラって……!?」
自分と心中しようというアマゾンナの真意よりもヴェラの名にエイトが驚き、懸命に頭を後ろにねじ向けようとするが、アマゾンナに抱きすくめられていては、ままならない。
宿敵である魔女帝ヴェラとは、まだ直接顔を合わせたことが無く、その姿も知りはしない。だがその恐るべき魔力と強さは滅ぼされた国と殺された人間たちの数で痛いほど知っている。アマゾンナにすら手を焼いているというのに、こんな時に現れたら絶体絶命であった。
「ククク……気配を消していたつもりが、気付いていたとは、流石は直接の戦闘力では我が魔軍随一の闘魔将アマゾンナよ」
エイトには見えぬところ、その背後数十メートルのところに黒いモヤが立ち昇ると、杖を手にした長身の女の姿になる。
そこに現れたのは、胸元が大きく開いて豊かな乳房が半分以上も剥き出しになり、お腹周りにもダイヤ型の切れ込みが入って妖艶なお臍が除き、スリットは腰骨近くまで切れ上がって悩ましい美脚が露わになっている、一見禁欲敵だが至る所に切れ込みが入って大胆に露出度の高い漆黒のローブを纏い、同じく黒のマントを纏った、長い黒髪と紙のように白い肌が印象的な冷たい美貌の妙齢の女であった。
ーーヴ、ヴェラ……ッ。あのヴェラがすぐ後ろに……っ!
エイトの背に冷たい汗が吹き出す。彼には低く嘲笑を含んだ声しか聞こえぬその女こそ、アーンスラントを蹂躙する冷酷な魔女帝ヴェラその人であった。
「今更、思いもせぬお世辞などよして下さいよ、ヴェラさまもお人の悪い……。最初からあたしがボウヤに勝てないと見越して、トドメを刺すために……この時のために、御自ら出向かれているのでしょう?」
「ほう……。アマゾンナ、お前は自分が捨て駒であると分かっていて我が命に従ったのか?」
「ええ……。他の魔将……特に、ボウヤにしきりに色目を使っている淫魔将フェラーニュなんかに掻っ攫われるよりはマシですからね……。もっとも、負けるつもりもありませんでしたがね。実を言うと、ヴェラ様には内緒で可愛いボウヤを叩きのめしてあたしの夫(モノ)にしようと思っていたのですよ……だと言うのに……想像以上にボウヤが成長していてこのザマですがね……かは……ッ……」
アマゾンナが再び血を吐く。褐色の美貌はますます血の気を失っていた。
「フ……それで、最早愛するボウヤを手に入れること叶わぬと言うのなら、私を使って一緒に死のうというワケか。アマゾンナ、お前も見た目によらず、なかなか怖い女よな。だがそのどんな男にも負けぬ屈強な肉体の中で、お前の赤髪のように昏く燃え盛る女の情念、気に入ったぞ……」
ヴェラは楽しげに笑うと携えた杖を体の前にかざし、呪文を唱え始める。
「お前の狂った情念に応えて、我が魔力の全てを注ぎ込んだ最大最強の魔法弾で、愛する勇者と共に地獄に送ってくれようぞ……!」
杖の前に凄まじい魔力が集中し、超高密度の巨大な魔力弾が形成されていく。
「ありがたき幸せにございます、ヴェラさま……っ」
「じ、冗談じゃない……! お前なんかと心中してたまるかよぉ……ッ」
目に入れなくとも分かるほど圧倒的な魔力の集中を背後に感じ、エイトはもがく。
「情(つれ)ないこと言うんじゃないよ……!」
「あぐぅ……ッ!」
アマゾンナがエイトの全身をギリギリと締め上げる。
「ボウヤ、あんたは、これまでのどんな男にも満足できなかったこのあたしが惚れた、唯一人の男なんだよ? あたしに選ばれたことを光栄に思ってくれてもいいじゃないか。それにここで生き延びても、どうせヴェラ様か他の魔将に殺されるんだ。なら、あたしと一緒に逝ってくれてもいいじゃないか…………さ」
アマゾンナは二つの爆乳がぎゅうぎゅうにひしめき合う谷間から顔を出し、その上乳に顎を乗せるようにしているエイトを、愛おしげに見下ろした。アマゾンナの眼差しはまさに愛しい恋人に向ける女の優しげなそれだったが、その言葉は一方的な愛と狂気を孕んでいた。穏やかでありながら、その内でどこか歯車がおかしくなっているような微笑を浮かべ続けているアマゾンナの美貌を間近から見上げるエイトは背筋が寒くなった。
「ち……っ、ちくしょおおおおおおおおおおおおおおッ」
もうエイトはなりふり構わずもがくしかなかった。それでも万力のようなアマゾンナの両腕の中では、それもわずかな身じろぎにしかなりはしない。
だが――。
「あ……ッ!?」
ぴくん……! 不意にアマゾンナが顎を撥ね上げ、鼻にかかった声を漏らす。同時に、エイトを締め上げる力がかすかに弛んだ。
「え……っ」
エイトは一瞬の戸惑いの後、五感の全てを駆ってアマゾンナの異変の原因を素早く探った。生き延びるわずかな芽も見逃さない。それは数え切れぬ死地を潜り抜けて現代まで引き継がれてきた勇者の血が成せる業だったのかもしれない。
そして勇者の本能は、その正体を戸惑いと共に突き止めた。
「こ、これか……ッ? これなのか……っ!?」
エイトは気付く。その原因の半ばは自分にあった。知らぬ間に、爆乳をはじめとして大胆に押しつけられてくる逞しくも柔らかなアマゾンナの女体に反応して、エイトの股間は腰布を大きく押し上げてしまっていた。その堅く盛り上がった自分の股間が、身じろぎすることで、ピッタリくっついているアマゾンナの剥き出しの女陰を擦り上げていたのだ。
「あ、ァン……ぼ、ボウ、ヤ……ッ、はァ……あ、あたしの……あたしの肉体(カラダ)で堅くなってくれてるのかい……? う、嬉、しい……っ、で、でも、でも、でもこれじゃ、でもこれじゃァ……はぁァン……ッ!」
アマゾンナが褐色の頬をぽっ、と桜色に染めつつも戸惑う。皮肉にもアマゾンナがエイトを逃すまいと強く抱き締めることで二人の腰は強く密着し、わずかな動きでも擦れてアマゾンナの秘所に更なる官能を与えているのだった。
「そうか……ならッ!」
活路を見出したエイトは自ら腰を押しつけ、いっそう強く自分自身をアマゾンナ自身に擦りつけた。
「はァンッ!」
びくん! アマゾンナが顔を撥ね上げて喘ぎ、巨大な女体が身悶える。
ぬるり……。アマゾンナの股間から淫らな蜜が溢れ出し、赤いヘアを挟んで密着するエイトの腰布までも生臭く濡らした。
「あ、あァ……だ、ダメ……っ、だ、大好きなボウヤにこんなにされたら……っ、されたら…………ッ、こ、こんなの、こんなの足に力が入らないじゃないかぁ……ッ」
喜びか悔しさか、切れ長の瞳を切なげに細めて涙を浮かべるアマゾンナの逞しい太腿は内股でガクガクと震え、股間からはポタポタと愛液の雫がこぼれ落ちている。
ーー行けるか……!?
エイトは秘所を攻められたアマゾンナの力が僅かに緩むのを感じて、彼女の腕から逃れようともがく。
「う、うゥン……ッ、だ、ダメ……っ、に、逃げようたってダメ、ダメだよ、ボウヤ……っ、ァ、あン! ン……ンぅ……ッ! は、離さない……っ、離さないから、ねぇ…………っ」
だがアマゾンナは、焦らすように秘裂を擦り上げるエイトの男の膨らみにピクン、ピクン、と巨体を敏感に反応させながらも、健気に唇をきゅぅぅぅっ、と噛んで堪え、エイトの背中で両手をガッチリといっそう堅く組み合わせる。かくてアマゾンナの両腕はなおも鉄の輪のようにエイトを捉え、振り解くことは出来はしない。
「く……ッ、ダメか……っ、…………ッ!?」
ぐらり…………。エイトが諦めかけた時、腕から逃れようと足掻いた反動で、エイトの身体がアマゾンナの巨体ごと少しだけグラついた。
ーーこれは……? さっきまではピクリとも動かなかったのに……。そうか、アマゾンナめ、踏ん張りが効かなくなっているのか……!
腰が立たなくなるーーたとえ腕には意識的に力が入れられるとしても、ビクビクと感じ過ぎている女陰により直接的に支配されている女の下半身とは、そういうものなのだと童貞のエイトが気づく間も無く、背後に感じていたヴェラの魔力の気配が爆発する。
「さあ、我が全魔力を注いだ一撃を喰らってアマゾンナと共に消し飛ぶがいい、恨み重なる勇者の末裔よ……!! 魔神罰法弾(ヴェノムパニッシャー)!!」
アマゾンナの巨体すら飲み込む大きさの巨大な魔法弾がヴェラの杖から打ち出される。
「あァ……っ、これで、これでボウヤと一緒に、一緒に…………!」
アマゾンナの紅潮した美貌が恍惚に蕩け、迫り来る巨大魔法弾の閃光に白く照り映える。アマゾンナは知らぬうちに自らもいやらしく腰を振り、エイトの股間にグッショリ濡れた秘所を擦り付けていた。
「今だ……っ!」
アマゾンナの腰が動き、重心が不安定になったことを感じ取ったエイトが、思い切り両足を踏ん張り、全身を捻る。
「ボウヤと一緒に……ボウヤと一緒にぃ…………っ、……あぁッ!?」
文字通り腰を浮かせてしまっていたアマゾンナの両足が、ほんの数瞬の間だけ宙を掻く。
「うおぉおぉおぉぉぉッ!!」
エイトは死に物狂いで全身の力を振り絞ってアマゾンナの巨体を持ち上げ、自分ごとくるりと180度回転させる。
「え…………っ?」
ちょうどエイトと立ち位置を入れ替えて地に足を付けたアマゾンナが、呆けたような表情で後ろを振り返る。そこには、既にまさしく鼻先まで迫った超巨大魔法弾の目も潰れんばかりの閃光があった。
ドゴオォオオォォォォオォォォォオオォォォン!!!!
「あびゃぁあぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁあァッ!!??」
ほとんど状況を理解出来ぬまま、アマゾンナの無防備な背中にヴェラの巨大超高密度魔法弾が直撃する。
「うわぁあぁぁぁあぁぁぁっ!?」
耳をつんざく爆音と共に凄まじい爆発が巻き起こり、エイトは後ろへと吹っ飛んだ。
「むッ、エイトめ、とっさにアマゾンナを盾にしおったか! ならばもう一撃…………くぅッ!?」
再び攻撃魔法の詠唱に入ろうとしたヴェラが表情を歪めて頭を押さえ、その長身がぐらりと傾く。
「先の魔神罰法弾に魔力を注ぎ過ぎたか……。これ以上は魔城への帰還もままならぬな……。フン、最前線での単独行動がここで仇になるとは、妾としたことが焦り過ぎたか。止むを得ぬ、エイトよ、その命、今は預け置くぞ!!」
バッ、とマントを翻すと、魔女帝ヴェラの姿はつむじ風に巻かれるようにして消え去った。
「う……っ、く……ッ…………」
エイトは魔法弾の爆発から数十メートルも吹き飛ばされて握っていた剣も失い、ボロボロの姿で大地に仰向けに倒れて悶えていた。アマゾンナの巨体が盾になったとはいえ、凄まじい爆発の余波が容赦なく叩きつけられて全身がくまなく痛み、骨にも何本かヒビが入っている自覚があった。
「け……けど……た……助かった、のか…………?」
未だに巨大魔力弾の爆煙が立ち込める中、ヴェラの気配が無くなったことに胸を撫で下ろしつつ、エイトが痛む身体を軋ませながら、ようやく上半身を持ち上げた……その時、だった。
「ぼう、やァ……ッ」
「……ッ!!」
濃い爆煙を圧し割って現れた巨体に、傷ついたエイトの身体が再び押し倒される。
「あ、アマゾンナ……ッ!?」
倒れ込むようにしてエイトの下半身に覆いかぶさって来たのは、手首のバンテージや編み上げサンダルすらも吹き飛び、一糸纏わぬ逞しくも妖艶な全裸(フルヌード)となったアマゾンナの褐色の女体であった。
「い、生きていたのか……ッ!?」
「あ、あァ……ッ、と、とっさに、魔法弾の魔力を吸収……したのさ…………」
後ろに手を突いて僅かに上半身を持ち上げ、下半身に縋り付くアマゾンナを見下ろすようにして驚愕するエイトに、視線を合わせたアマゾンナが急くように告げた。そう、この戦いでもアマゾンナはその特殊能力を使っていた。接近しての肉弾戦が専門のアマゾンナが魔法攻撃に対抗するため、魔力を体内に吸収して無力化する術を身につけているのをエイトは思い出す。
「で、でも、こ、こんな、こんな巨大過ぎる魔力(ちから)……っ、い、い、いくら、いくらあたしの筋肉でも、た、た、たたた、耐えられないよ……ッ」
何かに追い立てられているように捲し立てるアマゾンナの褐色の女体は爆発に嬲られて痛々しく焼け焦げていたが、ダメージは外側だけではなかった。
何かに怯えているかのように大きめの乳輪の真ん中でビキビキに勃起してプルプル震える白桃色の乳首を載せた二つの褐色の爆乳の谷間を通ってアマゾンナの肉体に縦一直線に引かれている、エイトが斬り裂き、アマゾンナが筋肉で強引に閉じてみせた刀傷はメリメリと不気味な音を立ててブシュブシュと至る所から再び鮮血を吹き始めていて、体内に封じ込め切れないヴェラの膨大な魔力に内側からこじ開けられようとしているかのようだった。
いや、アマゾンナの肉体を引き裂きつつあるのは刀傷だけではない。
よく見れば内から押し上げる凄まじい魔力の圧力に耐えかねたように褐色の肌に覆われた逞しい筋肉には不気味なヒビ割れがいくつもビキビキと走り、そして今も全身に蜘蛛の巣のように大きく広がっている。
「あ、あ、あたし、あたし、あたしの肉体(カラダ)、も、も、もうっ、もう耐えられない……っ、さ、さ、裂けちまう……裂けちまうまうんだよ……っ、だ、だ、だから……っ、だから、そ、その前に……っ、せめて、その前にせめて、せめてボウヤのちんぽ、ボウヤのチンポ、ボウヤのチンポをぉ…………っ!」
「な……ッ」
アマゾンナは、これも体内に過剰なまでに取り込んだ魔力のせいか、前よりもパンパンに張り詰め、乳首を痛そうなほど尖らせた爆乳を重そうに揺らしてエイトの下半身に縋り付くと、腰布を急くように引き下ろす。爆発で萎え、半勃ちになったエイトの男根がにゅるりと飛び出すと、アマゾンナはがっつくようにその大きくグラマラスな唇に咥え込む。
「あァ……っ!?」
「あふァ……んっ、んッ、ふぃ、ふぃん、ふぉ……っ、ん、ンちゅ、んちゅ、ふぉ、ふぉうやの、ふぉうやのおひんふぉ……っ」
ぶる……ッ。初めての快感に後ろ手を強く突っ張り、上半身を反り返らせて打ち震えるエイトの陰毛も生え揃わぬ剥き出しの股間に、アマゾンナは赤い癖っ毛の髪を振り乱して顔を埋めると、頬を紅潮させ、歓喜に満ちた顔でエイトの肉棒にむしゃぶりつく。吸い付き、舌を這わせ、唇を窄めてじゅぽじゅぽとしごく。死を前にして、女だけの戦闘部族であるアマゾンナの性欲は子孫を遺そうと男を求めて暴走していた。一匹の雄に餓えた巨大な雌獣となって本能のままの悦びに打ち震える褐色の肉体には、しかしその快楽と引き換えにするかのように、ビキビキといっそう深く網の目にようにヒビ割れが大きく深く刻みこまれていく。
「あはァ……勃ったァ……っ、ぼうやのおちんちんがあたしの口で勃ったァ…………っ」
ぬぽん……っ。大きな唇からいやらしく透明の糸を引かせながら、アマゾンナガチガチに勃起したエイトの男根から口を離した。
「さ、さァ……っ、は、早く、早くぅ……ッ」
アマゾンナは焦りも露わに、ひと回り大きくなったような張り詰めた爆乳をエイトに見せつけるようにしながら上半身を起こすと、不吉な亀裂が走る逞しい褐色の太腿を大胆に広げ、引き締まった見事な褐色の美尻(ヒップ)を挑発的に後ろに突き出して、無駄な肉の一片とて無い肉体美を誇る女体に艶やかなS字を描かせて、エイトの股間に跨るようにする。燃えるような赤いヘアをぐっしょり濡らす女陰を屹立するエイトの男根の真上に持っていくと、前戯も求めず一気に腰を落とす。
ズリュウゥゥッ!!
「うあァ……ッ」
「はァあああァァアァァァぁアァァンッッ!!」
下と上でエイトの身も世もないような呻きとアマゾンナの獣のような歓喜に満ちた叫びが交差する。
ぐちゃっ、と卑猥な水音を立てて、ぐっしょり濡れた赤いヘアが無毛のエイトの股間に叩きつけられるように密着し、エイトの肉棒が巨体の割にはきつく締め付けの良いアマゾンナの肉壺に根元まで一気に飲み込まれる。
「あはァ、挿入(はい)った、挿入ったァ……これが、これがボウヤの、ボウヤのおチンポぉ…………っ」
本懐を遂げたアマゾンナは恍惚と顎を上げて虚空を見上げ、切れ長の瞳に涙を浮かべてただ一人愛した男(エイト)の肉棒が与えてくる快感と悦びに、今や爆乳にまで亀裂が走り始めた褐色の裸身をフルフルと震わせる。だが同時に、かつて無い激しい快楽にアマゾンナの肉体を文字通り張り裂けそうになり、エイトの上で騎乗位になった屈強な褐色の肉体にビキビキビキと致命的な亀裂が深く深く刻み込まれていく。
「これで、これでボウヤの子が、ボウヤの子が…………っ」
やがて歓喜のまま、アマゾンナが腰を振ろうとした時だった。
ビシィッ!!
「ボウヤの子びゃァッ!?」
何か堅いものが割れ裂けるような不吉な音が響くと共に、快楽を求めようとしたアマゾンナの艶やかな褐色の全裸の肉体が、びくん、と強張って反り返り、白桃色の大きめの乳輪の中心で勃起した白桃色の乳首が天を突かんばかりに二つの爆乳をプルンと躍り上がらせ、天を仰いで悦びの涙を散らせたまま凍りつく。その首から下では、褐色の筋肉質の裸身の真ん中に縦一直線に引かれ、喘ぐように血を吹いていたエイトの刀傷が、体内に落ち込む深い谷を作るようにして遂に裂けていた。その身体の中心線を走り抜ける破裂の衝撃がアマゾンナの巨体を軋ませ、それが導火線となってアマゾンナの褐色の巨体に網の目のように走る亀裂が、最期の断末魔の叫びを上げるように一斉に内から爆ぜた。
バゴォッ!!!
「……あびょォッ!?」
アマゾンナの逞しくも扇情的な褐色の巨大な女体は少年の股間に跨って虚空を愕然と見つめ、大きな唇を驚愕に開き、白桃色の乳首をコリコリに勃起させた爆乳を踊り上がらせて筋肉の浮き出た背中を弓なりに反らせたまま、その体内に張り詰めた魔力と快楽に耐えかねて、褐色の巨大な女体の彫像を内から爆破するようにバラバラの肉片になって砕け散った。
無数の褐色の肉片が横たわるエイトの周りに雨のように降り注ぐ。
「ぼ……僕……僕……僕、は…………」
エイトは、目の前でびゅくびゅくと虚空へと精液を吹き上げている自分の男根を呆然と見つめていた。
この精が、砕け散る前にアマゾンナの子宮にわずかでも届いたかどうか。それはエイトにもわからなかった。届いたことを自分は望んでいるのか。それもわからない。
男根の根元は、アマゾンナの赤いヘアがたっぷり擦り付けた愛液でぐっしょり濡れている。上半身を起こしたエイトは、アマゾンナが残した愛液を拭おうとして、迷ってしまう。
アマゾンナの女の情念は、幼い少年にはあまりにも早すぎ、自分にも理解出来ない不気味で巨大な欲求不満(かんじょう)だけを残した。
最後にはほとんど狂気に陥ったとはいえ、アマゾンナは自分を男として求めてくれて、大好きだとも言ってくれた。その想いは純粋で、嘘は無かったと、エイトは感じている。もし別の出会い方をしていれば。もし敵同士でなかったら。根が優しく純粋なエイトは、そう思ってしまう。
けれど、自分が勇者である以上、いつまでも感傷に浸ってはいられない。魔女帝ヴェラを倒すため、前に進まなければならないのだ。
「アマゾンナ……」
いつの間にか目尻に熱いものが込み上がっているのを感じながら、エイトは股間の愛液を衣の袖で拭った。
そんなエイトの頭上高く、バッサバッサと禍々しい翼を羽ばたかせて、一匹の蝙蝠がじっと彼を見つめていた。
エピローグ.
同じ頃、魔女帝軍の本拠地、魔城シャトーノワールの一室であった。
『これで、これでボウヤの子が、ボウヤの子が…………っ、ボウヤの子びゃァッ!?』
『ぼ……僕……僕……僕、は……アマゾンナ……』
部屋の壁には、蝙蝠の瞳を介して、エイトとアマゾンナの最期の絡みの一部始終が映し出されていた。
「あはァァン……っ、なんて切ないおねショタ……っ! 尊い、尊いですわァ……ッ、ン、ンッ、さ、最悪、アマゾンナにぼうやを盗られるリスクを冒してまで放置した甲斐がありましたわァ……っ」
貴族を思わせる豪奢な天蓋付きのベッドの上では、一人の女が、壁に映し出されたエイトとアマゾンナの顛末をオカズにオナニーに耽っていた。
女の肉体は、アマゾンナとは対照的であった。乳房もお尻も太腿もとても肉付きがよく、だらしなくなるギリギリ寸前の絶妙さで踏みとどまっているような白い肢体は豊満で、その肉からは男を狂わす甘く熟した蜜が常に滴っているかのようだ。
その熟れた肉体に纏うのは、腰をきつく締め上げた純白のビスチェに、ヘアが透けて見えるフリルがついた、これも白のレースのパンティ、白いガータベルト、そして頭には白いレースのケープがかかっていて、さしずめ、淫らなる純白の花嫁という出立ちである。
ビスチェから乳首が見えそうなほど乳肉が溢れ出している爆乳はアマゾンナに劣らず、Tバックでほとんど丸出しの安産型の肉肉しいお尻はアマゾンナの引き締まった美尻とはまた違う魅力に満ちている。
アマゾンナの肢体を神が創造した女性の肉体美の究極体とすれば、この女の肉体は悪魔が男を射精させるために女性のあらゆる淫らさを収集して錬成した性の合成雌獣(セックスキメラ)であった。
そして純白のレースに透ける銀色の長い髪は後ろでロングポニーテールにまとめられ、その下の顔は細い眉とスッと通った鼻筋、小さいがぽってりとした肉厚の唇が印象的な、いやらしい肉体とは裏腹にエルフ系の高貴な美貌であった。
「あ、あン、ァ、ン、ンッ、い、いッ、イッく、い、イっクゥうううゥゥぅーーーーーッ!!」
気高い美貌を、そのギャップだけでも勃起しそうな男好きするギリギリのだらしなさでアヘらせて、清楚な白のガーターベルトを履いたむっちりとした両足をM字型にして、見せつけるように大股を開いて大量の潮を吹いて絶頂を迎えてみせたのは、四魔将の一人、淫魔将フェラーニュである。
「はァ……っ、ぁン、ァ……フ、フ、フフフ……。やっぱり、どんなセックスよりも、他の女がイキ死ぬのをオカズにヌくのは最高ですわね……」
絶頂の余韻に浸りながら、長く細い指に着いた潮を舌でいやらしく舐め取りつつフェラーニュは邪悪にも妖艶に笑う。
「フフ……予定通り、アマゾンナもオカズになって死んでくれたことですし……。今度はわたくしの番ですわね……待っていなさいな、ぼうや…………ン、ン……ッ」
フェラーニュは、壁に映し出された映像の中で、目元を拭って立ち上がるエイトに妖しい眼差しを送りつつ、はやレースのパンティに細い指を差し入れ、イったばかりの秘所をクチュクチュと弄びは始めるのであった。
アマゾンナによって芽生えさせられたエイトの昏い情欲が、フェラーニュの襲撃で更に歪んでしまうのは、このしばらく後のことである。
(了)