たまには忠犬朝潮
=================================
背中に回されていた腕が差し抜かれる。それから、低くうめくように吐息を吐き出しながら、私を抱きすくめ覆いかぶさっていた男がむくりと起き上がった。
それから自身の股ぐらに視線を落とし、まじまじと見ている。
まだ繋がったままの「そこ」を、ゆっくり、ゆっくりと出し入れしながら。
最後にゆっくりと奥まで差し込んで、その倍の時間たっぷりと掛けて引き抜いた。
引き抜かれたそれには、白濁とした粘液がたっぷりとまとわり付いている。
…せめてもの私の小さい小さい懇願も、いつも通り、ベッドの軋みと男の胸板の間で消え失せた。
顔を枕に半分埋めるように呆けていると、私の上を跨るようにして膝歩きで男が近づいて来る。
眼前に、先程お腹で爆ぜた悪棍がぶら下がる。
視線を上げると、何も言わず見下ろした男と目が合う。
…放心している暇は無いようだ。
男に教えられた通り、それに何度かキスをするようについばみながら、舌を這わし、舐って精液を舐め取る。
…教えられた通り、視線は男に向けながら。
「……よし……もう、いいぞ」
満足げな男はのそのそとベッドから立ち、サイドテーブルのティッシュボックスから2、3枚を引き抜いて乱雑に股間を拭いだした。
…今日はこれで、やっと解放されるらしい。
張り詰めていた気が緩み、気怠さが襲ってくる。
ベッド脇に放られていた衣服に袖を通し終わると、男は思い出したように携帯端末を開きカメラを起動する。
「…広げて見せろ」
「………」
今更抵抗する意味もない、言われた通りに従う。
…シャッター音が鳴り、それから携帯端末を操作する、きちんと撮れているか確認している様だ。
顎をさすりながらニタついている。
「…くくく……これを彼が見たらどんな顔をするかな、ん?」
「っ…!?」
まさかと思い、慌ててベッドから立ち上がろうとすると片手で制された。
「…冗談だ」
憎たらしく笑いながら男は端末をしまうと、そのまま胸に手を伸ばして来た。
先を押し潰すように乱暴に揉みしだかれ思わず声が漏れる。
「……ぃぎっ…!………ッぁ……!」
「…まだまだ、奥さんには"お世話"になるつもりだからな。
…旦那さんとも仲良くせんとな」
「…ゃぁ!!……離しっ……!」
おもちゃを与えられた子供のように、ケタケタと楽しそうに、乱雑に弄り回す。
「……ふむ、そろそろお暇せんと鉢合わせになるな…」
ひとしきり反応を楽しんだ男は、おもちゃを手放し、やっと帰っていった。
「次は、彼も居る時にでも…」
そう言い残して
樹里
2025-02-18 09:31:31 +0000 UTC樹里
2024-05-28 09:37:22 +0000 UTC樹里
2024-03-25 16:29:23 +0000 UTC樹里
2023-08-09 09:37:37 +0000 UTC