の気分だった。
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同行していた艦が錨を下ろし停泊する。
特にトラブルもなく予定通りの時間に到着することが出来た。サイレンがなっていたので丁度お昼時だろう。
「…ふー、意外とすんなり着きましたねー。敵も居なかったし」
「言ったでしょう?こんなものよ、近場の輸送護衛任務なんて」
「これくらいなら秘書官の霞さんにわざわざ付いてもらわなく良かったかなー?」
「調子に乗らない」
「はい!でも初任務で緊張はしてたんで何もしてないけど疲れましたー」
先輩に手順を教わりながら初任務。
通常なら一つ上の先輩駆逐艦に教わるらしいのだが、何故か秘書官の霞さんが同行して来た。
「回数こなせば嫌でも慣れるわ、でも艤装チェックと必要人員の確保だけはしっかりするようにね、次からは私は着いて行けないし」
「次は先導者なしかー、頑張りますー」
面倒だなーと思った矢先、更に霞さんが面倒を言う。
「あ、帰りは貴女に先導して貰うからね」
「えっ…」
「何事も、習うより慣れろ、よ。次に新人が入ってきたときは貴女が教えるかも知れないわよ?フォローはするから、試しで一回やってみなさい」
マジかー、この人…厳しいとは聞いてたけどスパルタだなー
「うへー、霞さん厳しい~」
「ふふっ、……じゃあ一旦休憩にしましょう。…私はここで別件もあるからそれを済ませてくるわ」
「えっ」
この人もしかして、私を一人置いてくつもりか?いやいや、待て待て
「せめて一緒にお昼ごはん食べましょーよ」
なんとか食い下がってみる。
「……ごめんね、急ぎらしいの」
「えー他所の鎮守府で一人飯は肩身が狭いですよー、うぅ~…」
「いい機会よ、食堂で他所の子にも話しかけてみなさいな」
「…霞さんの薄情者ぉ~」
苦笑しながら後ろ向きで手をひらひらと振り、霞さんはそのまま行ってしまった。
「マジかー……一人ぼっち」
休憩は3時間、その後母港に帰投。ご飯は30分ほどで食べ終えてしまうだろう。
残りの時間を、初めて来た知り合いの居ないこの鎮守府で過ごさなければならない。なんとも心細い。
「えー、どうしよ…」
霞さんの別件の用事ってどれくらいで終わるんだろうか。
と言うか、霞さんは休憩取らない気だろうか?
一体何なのだろう。わざわざ秘書官が出向いた事に関係するんだろうか。
だとしたら、それなりに重要な事なのかも知れない。
「………」
ご飯を食べ終わってからもしばらく、食堂で霞さんの帰りを待ってみたが無駄だった。結局帰ってきたのは帰投予定時刻だった。
「ヒドいですよー、こんなアウェーで一人ぼっちにするとか!」
「ごめんごめん…で、休めたかしら?」
「…暇すぎて時間潰すのに必死でしたよー…って言うか、霞さんは休憩取ったんですか?食堂で待ってたけど来なかったんで」
「…えぇ、用事が終わったあと少し取ったわ」
「そうですかー…用事って何してたんです?」
「……まぁ色々よ、お偉いさんに挨拶…とかね。…貴女も来たかった?」
「あ…遠慮しときます」
付いていかなくて良かった。放り出されたと思ったが、どうやら気を使ってくれていたらしい。
軽いため息交じりに話す霞さんの口調から、なんとなく面倒臭さが伝わってきた。
「……」
「…なによ」
「いや、なんか疲れてそうだなー、って」
霞さんとは、歳が2つしか離れてないのにすごく大人びて見えた。
いや、やつれてと言ったほうが正しいかも知れない。
秘書官って大変なんだろうな。
「……そうね、少し、疲れたかも知れないわ。…じゃ先導、お願いね」
「あっ…!そうだった」
そうしてお偉いさんがいるらしい鎮守府を後にした。
予算の為、定期パパ活に励む霞でした。
なんとなく通話ックス、現実なら絶対バレるシチュすなぁ。
何かと理由をつけてお使い・任務と、事あるごとに呼びつけられてます。
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2023-02-01 02:36:24 +0000 UTC群青色
2023-01-31 16:34:12 +0000 UTC