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最終合宿-3

「…ふーむ」

満足気な、聞き様によっては少し飽きたような声が聞こえ、胸から手が離れる。


もう終わったのだろうか。

ひとしきり胸を弄ばれている間、目を固く閉じながら耐え続けて、つかの間の解放。


少し荒くなった息を整えようとした時に、ギクリとした。

男の右腕がいつの間にかスカートをたくし上げていたからだ。


遅かれ早かれはこうなる事は分かりきっているが、今は嫌だった。


太ももを軽く撫でた右腕は、なんの遠慮もなく股の間に滑り込む。

男はそのまま中指を使い、ショーツの上を、お尻側からおヘソに向かってゆっくり、ゆっくりと沿わせていく。


その指が途中で止まり、背中越しに男が少し笑う気配がした。

一方向に向かっていた指が、その部分だけ何度かやさしく押し付けるように上下に往復する。

男の指の往復によって、肌と密着したショーツの一部分は薄っすらと濡れたシミ跡が出来ていた。


…それが汗によるものでは無いことは、自分が一番分かっている。

ギクリとした理由はそれだった。

「………っ」

染まった頬を更に赤くして押し黙る。


「…気にするな、ただの生理現象じゃないか」

意外な言葉だった。これ見よがしになじられるのかと思っていたからだ。


「体が自然とこれから起こることに準備を始めているだけだからな、なんの不思議もない」

フッと笑うように息を吐き、男は続けた。

「…問題はいつから濡れていたか、だが」


「胸を揉まれている間に出来たシミなら当たり前。…だがもし、そうでないならどういうことだろうな?」


私がいつから、下着を濡らしていたのか。

本当の答えを男が知る術はない。


男の軽口に、答えは返さなかった。

……自分の名誉のために。


だが男は、まるで答えを聞いたかのように確信的にほくそ笑んだ。

そして許可も無くショーツをずらし、それから、シミを作っていた場所に指を這わせ、つぷつぷと指を沈めていった。


更新残り1回予定です。

ではまたー

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