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クリスマス・イブ

いつもご支援ありがとうございます!

ご無沙汰しておりました。

更新していきたいと思います。


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短距離走でも走っているかのような、早く大きな呼吸。

自分でも息が荒くなっているのが分かる。


「っふ……、………っ、……はっ………っ…!」


普段とは違う姿に興奮したのか、いつも以上に限界が近い。

華奢な腰元に添えた手に、入る力が強くなる。

終わりが近いのを察してか、向かい合った響が優しく微笑む。


男の見栄でもう少し頑張ろうかと思うが、それも無理だと一瞬で悟る。

せり上がってくる快感の前には、あまりにも無駄な努力だ。


「……はっ……!…っ……!……響………もうッ…!」

「…んっ………良いよ……出して」



「………っ………!!ぁ……!!」

「……んっ……!」


限界まで我慢して腰を振り、一気に叩きつけて、果てる。

普段以上に強い射精感に、そのまま響に覆いかぶさるようにして布団に倒れ込む。


「はぁー………はぁー………」

快感の余韻をぼーっと味わっていると、重なり合った体からは、小さく早い鼓動が伝わって来た。


「あ、…悪い、重かったな」

半身をよじるようにして、響の上から滑り落ちる。


「ん、大丈夫だよ」

小さく首を振って響が微笑む。


「…司令官、気持ち良かった?」


……わざわざ答えるまでもなく見て分かると思うが、言ってやる。


「……腰砕けだ」

「ふふっ」


嬉しそうに笑う姿は、どうしようもなく愛おしい。



しばらくピロートークを交わしていると、息も落ち着いてきた。

響ももう、顔が少し紅いくらいで、普段と変わりない。

一秒でも長くともつ様にと、必死に腰を振っていた自分に比べて、余裕があるように見えた。



響と結ばれた当初を思い出す。

裸になるだけで顔を真っ赤にし、行為の間中、キュッと目を瞑り、必死にしがみつくようにしてしていた響。


「…いつの間にか逆転してしまったな」

「ん?」

「いや、なんでもない」

「……?」


不思議そうに覗き込んでくる響。

ふとキスしたくなって、手を伸ばした瞬間…


カチッと音がなった。

間髪入れずに時計の音が響く


ゴーン、ゴーン、ゴーン、ゴーン……

12回目の鐘がなるまで、何故かお互いにぴたりと動きを止めて待つ。


「……」

「……」


「……明けたね」

「……メリークリスマス」


なんとも間の抜けた挨拶だ。

気まずく、空中で止めていた手を引っ込めると、その様子を見ていた響が笑って体を寄せてくる。

そのまま背中に手を回され、胸板あたりに顔を埋めて来る。


「司令官…」

胸元に埋まる小さな頭にぽんと手を置き、応える。



……



しばらく待ってみたが、続く言葉は出てこなかった。

単に名前を読んだだけだったのだろうか。


そのまま響の頭を撫でていると、猫がじゃれる様な動きで、ぐりぐりぐりっと胸に頭をこすりつけるようにしてから顔を上げた。


「シャワー浴びてくるね」

響が、するりと懐から抜け出ていく。


「…別によくないか、今日は」

このまま二人で抱き合って、そのまま眠りに落ちたい気分だった。


「んー…」

響は少し考える素振りをしたが、すぐに答えを出す。


「ベトついたままだと気持ち悪いし」

そう言って、少し困ったような笑顔を浮かべた。


「…そっか」

「司令官は先に寝てて良いよ」

「ん」


応えると同時に、起こしていた半身を布団にぼすりと埋める。


カチャリとドアが開き、響が出ていった。

しん、と静まり返った部屋には、時計の秒針の音だけが響く。


話し相手が居なくなった途端、気怠げな睡魔が忍び寄って来た。

布団にうつ伏せになりながら、さっきまで響が居た場所に手を潜らせると、まだぬくもりが残っている。


響も少ししたら、戻ってくるだろう。

睡魔に抗うつもりもなく、そのまま眠りに落ちた。






メリークリスマス!(今更)

もうとっくに過ぎてるのですが…サンタコス着せたくなったので描きました。


世間では、「24日の午後9時から25日の午前3時」まで、一年でもっとも多く

性行為がなされる時間帯"性の6時間"というのがあるそうで。

ケッコン済みの響ちゃんも例に漏れず、ですね。


イブの夜の一幕をSSにてお届けしました。

司令官との情事の様子を書くのは、初めてになりますかね?

こんな感じです。



今月の更新は、あと3回する予定です。

(今日中にもう一つ上げます。)

出来るだけ30日までには更新したいと思いますが。…どうだろう


ではでは、またー





クリスマス・イブ クリスマス・イブ クリスマス・イブ

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