縮小した街で遊んでいたソフィーちゃん。 遊び飽きてお片付けをしようと、街の中で立ち上がって出口に歩いていくワンシーンです。 前回のソフィーちゃんの投稿からの一連の流れ、のようなイメージですね。 おもちゃとして雑にお片づけされてしまいたいです。 足裏の汚しの有無、距離感によるぼかし表現の有無でそれぞれ差分があります。 今回、記事内に短文をつけてみましたので、イラストと併せてお楽しみいただければと思います。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「さて、そろそろお片付けをしませんとね?」 ビル街の向こうにそびえ立つ、とてつもない巨躯。 それが、地響きをたてて持ち上がってゆく。 立ち上がった彼女は、全貌を視界に収めきれないほどの巨大さだった。 思わず自分がいる階層を確かめると、40階。 この高さですら、足の指を見上げるレベルなのだと実感させられてしまう。 「立ち上がったら……ふふっ、本当に何かわかりませんわね?」 そう言うと、彼女は足を上げて1歩踏み出す。 それだけで遠方に見えていた街は圧縮され、地面と一体化する。 「うーん、今回はどうお片付けしましょうか……♪」 楽しげに言いながらまた一歩。 更に一歩と、まだ無事だった地域を平地にしながらこちらへ向かってくる。 そしてついに、自分たちの上空が足の裏に覆われる。 上空へ足が移動したことによる乱気流で、瓦礫や砂塵が舞う。 すっかり周囲はパニックになっていた。 その中で自分はといえば視界に飛び込んでくる情報に釘付けで、身動きがとれなくなっていた。 それは恐怖のせいなのか、現実感のなさからなのか。 直後、轟音と共に今まで感じたこともないほどの風圧に襲われた。 ……片耳が聞こえない。 身体も思うように動かない。 だが、自分はまだ生きているようだ。 かろうじて動く首を回し、瓦礫の隙間からビルの外が見えた。 おそらく、彼女サイズの部屋。 その外からであろう光が、持ち上がった足の指の間から溢れていた。 光と圧倒的質量がもたらす影によるコントラスト。 そのさまは神々しく、もはや美しくも見えた。 足がゆっくりと上空へ上り、そのまま遥か向こうへと踏み降ろされる。 そして、彼女はこちらを振り返って言った。 「決めましたわ。今回は肉眼で見えなくなるまで小さくしてさしあげましょう……♪」