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fantia宣伝(8月~10月)

fantia公開作品の冒頭紹介

8月「触って遊ぼう」

9月「悲劇の黄金郷」「石像召喚」

10月「スライムの森の異変」「???(未定、なしかも?)」


「触って遊ぼう」


ピーンポーン

「宅急便でーす。」


下宿先のインターホンが鳴り、注文した商品を運んできた宅配されたことを告げる。

急いで部屋の扉を開け、部屋の中に運び入れてもらう。


「おっきい荷物ですね。それに結構重いですよ。どこに運びましょうか?」


春先ということもあり、汗をかき始める季節。

額から汗を流した宅急便のお兄さんが聞いてくる。筋肉質で、結構タイプだ。

エレベーターのある建物とはいえ、7階まで運んでくるのは大変だったのだろう。

男が好きな俺は、思わず股間に視線が行ってしまう。

かなりもっこりしているし、蒸れていそうだ。どんな匂いがするのか、味がするのか、期待してしまう。

いつかこのお兄さんも、ラインナップに追加されないかなと思いながら、


「この辺でいいですよ。あとは自分でできますので。」


と、部屋の真ん中辺りまで手を貸しながら運び入れ、返答する。


「わかりました。ではこの辺で大丈夫ですか?」

「はい。ありがとうございます。」


部屋の真ん中に運び込まれたのは、直方体の大きな段ボール製の箱。高さは、成人男性の平均身長を超えるサイズだ。

伝票にサインし、玄関まで配達員を見送ると、手早く玄関の鍵を閉める。

窓のカーテンも閉めて、さあお楽しみの開始だ。

段ボールの箱を開けると、中には商品が割れないように真ん中に割れ目の入った発泡スチロールで覆われている。

それも左右に開くと、ようやくお目当ての品がオープンだ。


現れたのは、真っ白な石像。

(以下、fantia石化基本プランで公開中)


「悲劇の黄金郷」


「いやー、本当すごい光景ですね、先輩」

「ああ、ヤバ過ぎだろう、ここ。まあとにかく仕事だ。チェックリストの内容をチェックしてくぞ。」

「はい。」


俺はとある軍に所属する軍属である。そんな俺に本日から課せられた任務、それがこの悲劇の黄金郷の管理補佐である。

たった一ヶ月前まで普通の高校であったこの場所。だが、ある日、天から降ってきた謎のミサイルがこの高校の上空で爆発し、道の光線を降り注いだ。それもこの高校の敷地のみというピンポイントで。

結果、その光を浴びたこの高校は、その全てが黄金と変わってしまった。校舎も生徒も何もかも。

いや、生存者はいる。というか、大勢いる。女生徒だ。なぜ彼女たちが無事だったのかはわからないが、ここは共学の高校。つまり、多くの男子高校生たちは、学校の設備と一緒に黄金に変わってしまったのだ。

しかもその黄金になった姿がまた酷いというか、可哀想だ。

(以下、fantia石化基本プランで公開中)


「石像召喚」

それが起こったのは、稽古が終わって片付けをして、いつものように剣道部の部室で制服に着替えていた時だった。

汗でベトベトの剣道着を少しでも早く脱ぎ捨てたいという欲にかられているため、剣道着の下は何も身につけていないのにも関わらず、当然の如く一旦全てを脱ぎ捨てるのが習慣だ。

というか、そうしないと、汗まみれの体で制服を着ることになるため、全身の汗を拭き取るために全裸になる必要があるのだ。

ということで全裸になって、部員それぞれが自分の荷物からタオルを取り出し、汗を拭き出していたのだが、お調子者というか、巨根自慢というか、そんな一年生が突然勃起自慢をし出す。そして、それに対抗するのは、俺たち2年生。俺もそれなりのブツを持っているので、応戦してしまった。無毛のちんこで。

無毛にしているのは別に俺の趣味ではない。罰ゲームだ。

部員同士で行った賭け。週末に行われた他校との合同稽古。その最後に、相手校の部員と真剣勝負をすることになっているのだが、それで負けた部員はパイパンに剃り上げて稽古するというものだった。

その甲斐あってか、今日の勃起自慢大会は、無毛のちんこで普段より大きく見えてくれて、俺のブツに対する評価は最高ランクになっていた。

無毛巨根ちんこへの賞賛を自慢げに受け入れていたその時、それが始まった。

床が急に怪しげな色で光り、妙な円を描き出し、魔法陣のようなものを作り出した。

その光は徐々に強まり、俺を包み込み、なぜ俺の体は動かなくなり、周囲からは心配の声が聞こえてくる。そして、その眩しさが頂点に達し、何も見えなくなった時、周囲の音もまた消え去っていた。

(以下、fantia石化基本プランで公開中)


「スライムの森の異変」

ここは初級ダンジョン「スライムの森」。キーン王国首都カターイ付近で最もレベルの低いダンジョンと言われている。

それもそのはず。出現するモンスターはどれもスライム、またはその上位種のみ。

スライムは最下級のモンスターで、コツさえ掴めば、幼子でも倒すことができるほど弱い。その上位種は、ものによっては脅威とされているが、種族がスライムに統一されていることもあり、スライム除けのお香さえ準備しておけば良いおけば、万一の場合の対策としては十分。最深部のダンジョンボスすらもスライム系統なので、勝てなければ、スライム除けのお香で逃亡も可能なのだ。

そういった事情もあり、さらに森の広さも最深部まで3日ほどもあること合わさって、この「スライムの森」は新人冒険者にとっては基本を学ぶにはもってこいの場所。カターイ付近の冒険者ギルドで冒険者登録をした冒険者が最初に与えられるクエストが、この「スライムの森」の攻略なのである。ただし、男性限定で。

というのも、スライムは装備を溶かす。経験の浅い女性冒険者がこのクエストに挑み、万一があった場合のダメージは、男に比べてはかりし得ないためだ。


「よーし、じゃあ今日もボスにジャンジャン進もうぜ!!」


多くの冒険者が使用したために生まれた、スライムの森内に作られた野営用のスペースに元気な少年の声が響く。

初心者用の片手剣を前に突き出して叫んだ少年の名は、ショーイ。14歳。スットンという村の出身で、つい最近冒険者ギルドに登録したばかりの少年である。

少年と言っても、この世界では12歳から成人と認められ、職業選択の自由が与えられているため、彼はすでに立派な大人である。

そうなると、14歳での冒険者ギルドは遅すぎるような気がするが、それは彼の故郷の村の方針によるところだ。

成人してすぐに冒険者になるのは危険。それに村にとっては貴重な労働力であるため、あまり出ていってほしくない。そこで、彼の故郷では、いや実際には多くの村では、成人してもすぐには村から出ることを許さず、引退して村に越してきた元冒険者や衛兵に必要な知識や実力を付けるまで村にいないといけないとしているのだ。

ただこれは、冒険者になりたいと願うものにとってもメリットがあり、現在冒険者になるために、冒険者ギルドが年に一回開催する試験を受けて合格する必要があるのだが、元冒険者や衛兵などの一定の実力を保証された人間の推薦状を持っている場合は、その試験を免除されることができるのだ。つまり、ショーイはこの推薦状を利用して、つい最近冒険者となったのだ。

そう言った事情もあり、この世界で初めて冒険者ギルドに登録する平均年齢は、およそ15歳。つまり、ショーイが冒険者となったのが特別遅い方ではなく、むしろ早い方なのだ。


「はいはい、落ち着けよショーイ。まだ野営で使った道具片付け終わってないじゃん。」

「そうそう。ダンジョンボスは逃げないよ。」

「それに挑戦者が来たら即復活だから、誰かと競争する必要もなし。」

「はあ、わかったよ。手伝う。手伝えばいいんだろ。」


先を急ごうとするショーイを諌めるのは、同じ年の親友、ユーク、レオ、トウリの3人。ショーイと同い年のパーティーメンバーだ。もちろん、ショーイと同じく、冒険者になったばかりだ。

みんな別の村出身だが、偶然同じ日に冒険者登録し、そのままパーティーを結成することになったのだ。ショーイが戦士、ユークが盗賊、レオが僧侶、トウリが魔法使いと、偶然にも全員が違うポジションについていたこともあり、運命的なものを感じていた。

それから30分くらいかけて昨晩の野営の後始末を行い、ずっとウズウズしているショーイを含めて、ようやく本日の探索を開始したのだった。


魔物に、いや、スライムに警戒しながら進むことおよそ3時間が経過した。

通常種のスライムが15匹、スライムの上位種に分類されるアシッドスライムが3匹、ポイズンスライムが5匹。決して多くない数の魔物を討伐していた。


「ふー、もうそろそろ休憩しないか?」

「なんだよ、もうバテたのか?」


休憩を提案したのはトウリ。そしてまだまだ元気いっぱいなのが当然ショーイだ。


「まあまあ、結構歩いたし、魔物も討伐したしで、もうそろそろ休憩しても良いんじゃないか。疲れたところで魔物に襲われるより、こまめに休んで安全に進んだ方が良いよ。」

「うーん。まあそれはそうだな。んじゃあ、休憩するか。ユーク、どっかに休めそうな場所あるか?」


レオの説得で休憩を取ることに同意したショーイは、索敵役も兼ねているユークに尋ねる。が、何かに警戒しているようですぐに返答が来なかった。


「妙だな。」


そしてようやく呟いた言葉がそれだった。


「妙って、何がだ?」

「あっちの方角に見えるの、どう考えても人影なんだけど、さっきからずっと動かないんだ。それも、一つじゃない。何個もある。何かに警戒している?」

「ふーん、どれどれ・・・」


ショーイは、村の元冒険者に教えられた気功術を使い、視力を強化する。ユークの指差した方向を見ると、確かに人影がたくさん見える。


「ああ、確かにいっぱいいるな。どうしたんだろ?まあ普通に考えて、俺たちと同じように冒険者登録したばかり新人たちなんだろうけど、、、とりあえずそっち行ってみないか?ユークの言うとおり何かに警戒しているのなら、この辺で休憩するのは危険だし、新人同士なら、情報交換もできるだろ?」


勢いばかしのショーイがするまともな提案に皆びっくりしているが、言っていることは正しいので、全員同意し、そちらに進むことにした。

一応ショーイは、村の元冒険者に厳しく躾けられている。だから、しっかりとした考え方もできるし、元来の友達思いの性格もあるため、仲間の安全を考える部分に関しては、かなり真面目なのだ。

そして進むこと10分。例の人影があるあたりに到着したのだが、


「一体なんなんだ、これは?」


そこにあったのは、森の中に佇む奇妙な石像。それも無数に。

皆ショーイたちと同年代くらいの顔つきの男子のようで、恐怖、驚愕、絶望、さまざまな感情で彩られた表情をしている。ただ、どの石像の表情も、作り物には見えない。まるで生きた人間。彼らがそう言った表情をした瞬間を切り取られたような表情をした石像なのだ。

(一話目 無料公開中、二話目 10/10 三話目 10/13石化基本プランで公開)



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