XaiJu
さとる
さとる

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フェラチオファイトクラブ①

「逝けー」

「やれー」

「そこだー」


リングサイド、男たちの熱狂が聞こえる。

ここは、とあるビルの地下にある裏の闘技場。

敗者には、屈辱的な終わりが待つ、絶対に勝たなければならない場。

そして、その闘いを見て、観客たちは、興奮し、ギャンブルに投じる。


『あーっと、二宝選手、逝ってしまったー!そして、敗者は、哀れな姿に!

逝き顔で、勃起し、固まってしまったー!!!』


俺が出場させられる試合の前に行われている試合の決着が着いてしまったようだ。

リング上では、赤いグローブのみを身に付けた男が、勝利のガッツポーズを取っている。

そして、敗者の男。

彼はもう動かない。

まるで道端の石ころのような灰色の色合いのように、全身の肌の色が変わり、両手に嵌められた青色のグローブだけが、その色を残す。

試合のルールで、仁王立ちをした状態でフェラチオを受け、逝ってしまった彼は、その姿のまま、動けない。

表情は、必死に逝きまいと耐え、しかし、どこか快感に浸ってしまっている。

ラウンドが進むにつれて追加される淫具が、アナルに突き刺さり、今も振動音を鳴り響かせている。

本日の第8試合。

それが俺の出番であり、次の試合だ。

とうとう来てしまった。

なぜ俺がこんな試合に出場させられてしまっているか。

そんなことは知らない。

ただ、出場させられているのが、今年の高校野球県大会の一回戦の組み合わせで、その各校のキャプテンだってことはわかっている。

だから、俺の対戦相手となる男が、俺の引退試合となったあの試合の対戦チームのキャプテンなのだ。

突然襲われ、気がついたら、この闘技場。

赤コーナーと青コーナーに分けられ、各サイドで逃げれないように拘束、試合のルールと敗者の定めを無理矢理説明された。


『それでは、次の対戦を開始します。

赤コーナー、T工高校野球部前部長相田雄星ー、青コーナーA高校野球部部長星田翔真ー!

それぞれ、リングへ。』


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