XaiJu
さとる
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クリスマスセール(後)

ピンポーン

「すいません、先程の石化運輸です。」


あれ?どうしたんだろう?

一応返事をして、慌てて服を着て、ドアを開ける。


「あのどうしたんですか?」

「はい、実は集荷のほどを忘れていまして。」

「そんなこと頼んでいませんけど?」

「あ、それは当然です。だって、集荷されるのは、君自身なんだから。」


その男がニヤッと笑った。

その不気味な笑みに一歩後ずさんで距離を取ろうとしたが、足を地面からあげることができない。まるで地面にくっついてしまったかのように。


「え?え?」


驚いて足を見ているが一向に改善しない。それどころか、突然着ている服が弾け飛んび、全裸に。

恐怖で萎えたちんこが露わになる。

原因は間違いなく目の前にいる男。

そう思い、前を向くと、自分とその男の間に透明な壁ができていた。

いや、壁ではない。

その壁の途中から新たな面ができ、まるで俺がその透明な箱に閉じ込められたみたいになっている。


「なんだこれ。」


手を前に出し、正面の面に両手を触れさせる。

すると、今度は手がその面から離れなくなる。


「おい、なんだこれ、どうして、一体?」


怖さで泣きそうになる。

そして、俺の手がくっついて離れない面の、手の周囲だけが白くなる。

そうまるで優太がなったブロックのような白さに。

もしかして・・・

そんな予感が頭に駆け巡ると。

両足が浮かび上がる。

足元を見ると、白い四角がどんどん上に上がってくる。

俺の体は浮かび上がるのではなく、その白い四角の中に溶け込んでいるように見える。

その溶け込む感覚はどこか気持ちよく、俺は勃起する。

正面の手が張り付いた面もまた俺の方に近づいてくる。それに俺の勃起ちんこが触れると、勃起ちんこはそのまま面の外に飛び出す。

だがその色は白く。

そう石膏像のようになる。

この面が顔についたら、顔も石膏像に・・・

そう思って、必死にのけぞって逃げる。

どうやら背中の方にあるであろう面も俺の方に迫ってきているようで、お尻が後ろの面に触れ、動かなくなる。

足から上がってくる面は、お尻に達する。

さらには、正面の面が俺のお腹に触れるまで迫り、ちんこと金玉が面の外に出た立派な石膏像に。

そのまま足側の面は登り続ける。

感覚的に、胴体がどんどんなくなるが、ちんことケツはそのまま存在する。

顔にどんどんちんこが近寄ってくる。

そして、逃げ場が無くなった俺の顔に、正面の面が触れる。

その時の表情で俺の顔は固まった。

宙に浮く感じでいると、急に落下し始めた。

それを受け止めたのが、石化運輸のお兄さん。


「よし、これで集荷は完了。今日中に注文主に届けないとな。

おっと、忘れてた。この子が注文したブロック。

あれはこの子のものだから、一緒に持っていかないと。

きっとこの子の購入者も一緒に飾ってくれるだろう。

なんてったって、彼らの中学からの同級生だからね。」


声の出ないブロックになり、何もできない。

だが、頭の中がこんがらがる。

今の状況から、俺は誰かに購入されたと言うことになる。

このクリスマスセールで、俺が優太にしたように。

そして購入者が中学の同級生?

俺、誰かに狙われていた?

まじで?

というか、これ、俺一生このまま?

アナル使えるようにするローション使われたら、オナホとして掘られるの?

俺、タチなのに?

石化運輸の配達員の手で、彼のトラックに連れられた俺は、優太と一緒の箱に梱包される。

これから俺は一体どうなるのか。

不安とは別に、俺の所有者となった中学の同級生とやらに興味が湧く。

だが、これから俺は永遠に射精できないブロックになった。

触れたら気持ちいいのに。

それにこの姿でも、アナルを使われる方法はあると言うのにである。

絶望と恐怖と興味。

渦を巻く感情を持ったブロックは、トラックに乗せられ、運ばれていった。


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