4話のおまけ漫画はこちら https://tsuruse852.fanbox.cc/posts/6225062 4話ですね。 このスピンオフを始める前からずっと1〜6話までのストーリーはすでに出来上がっていました。そんな中で、描き始める前からずっと「私が一番描きたいのは4話だ」と言い続けていました。 ずっとツイッターを見ていた人は「こいつどんだけ4話描きたいねん」と思っていた事でしょう。笑 もちろん他の話数もそれなりに気に入ってるし全部手を抜かずにやっているつもりではありますが、4話に対する想いだけはちょっと特別でした。 この回は、初めて描いた月華の戦闘シーン、それも初めての任務シーンです。今までもそれっぽい感じ(狙撃とか)の回はありましたが、ちゃんと敵の姿も含め撃ち合いを描くのは初めてでした。 そして、銃を使った戦闘描写のある作品というのは私がこのキャラクター達を作った最初からずっとやりたいことの一つでした。 今までも描こうとした事はあったんですけど画力が足りなくてあまり思うように描けなかったので、絵の練習をしていつか納得できる形で完成させられるようになったら描こうと決めていました。 たった5ページだしまだ拙いところもあるとは思いますが、これは私が自分の目標を達成できた回でもあります。 「合図を間違える」って入りは客観的に見てちょっとアホっぽすぎないか?(笑)って、脚本ノートを書いているときに自分でも思いましたが、まぁ気に入ってます。 この回は、元々シリアスな感じで描く予定はなかったんです。 作品全体の雰囲気としても、重い空気より若干ギャグ寄りなとこあるし、あんまり「殺し屋」ってテーマを重く描きたくないんです。いやもちろん重い罪なのはわかってるんですけどこれはフィクションですし、見てる側も変に辛い気持ちにはなってほしくないなっていうのがあるので。私にとってこれは絶望ではなくロマンのある世界なんです。 なので戦闘シーンも明るくポップに、というテーマを最初は掲げていました。完成イメージは「運動会」みたいな雰囲気を想定しながら。 BGMをつけるなら天国と地獄が似合う感じにしたかったんです。 でも、出来上がってみると小暮の信念とバキバキの目が相まって楽しいお祭りっていう雰囲気ではなくなってしまいましたね。みんな大真面目です。敵はなんかゆるいけど。 「これがあたしの倫理だ」のシーンも、文字だけのストーリーが出来た時点ではもっと余裕な感じでゲラゲラ笑いながらぶちかましてるようなイメージだったんですけど、気付いたらこんな感じの絵になってました。 完全に作画の方向性が小暮の意志に引っ張られました。 だけどなんやかんやあっても最後にはやっぱりゆるい雰囲気に戻ってます。 「ヴィクトリー!」ってセリフは、実は3話の射撃シーンの終わりに使う予定だったんですけど、ヴィクトリーは4話の最後に持っていきたいと描いてる途中で考え直してあのシーンは「殲滅」になったんですよね。血まみれの拳突き上げてヴィクトリー、千春はドン引きってシーンをやりたかったんです。 見ている人たちがこの回をどう捉えたのかは、わかりません。 いただいた感想を見る限りは、やっぱりギャグじゃなくてシリアスな回として見ている人が多かったような気がします。 余談ですが千春の「キッショ」発言が何故か評判が良かったです。笑 でも何より、小暮を好きでいてくれてる人たちが喜んでくれたのが嬉しかったです。 私はいつも「これが私のやりたい事だ」という考えだけで動いていて、正直殺し合いとかヤクザのいざこざのストーリーなんて私の今までも作風を考慮したら需要がない事は百も承知で書いています。笑 小暮可愛いって自分でよく言いますけど、万人ウケするキャラクターだとは思ってませんし。(思ってないんかい) 別にいいんです。それでも。私が好きだから。 だけど、そんな私の書く話でも楽しんでくれてる人がいるっていう事実はすごく嬉しいです。救われます。 なのでこれからも4人全員を、もっと魅力あるキャラクターにできるように頑張ります。 ちなみに、私は小暮の血も可愛いと思ってます。赤くて綺麗です。 それではまた次回。5話のまとめもそのうちやります。