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月華の世界 第三話「誰のために撃ちますか?」

イエッサー事件の回ですね。 その件についてのおまけ漫画はこちら↓ https://tsuruse852.fanbox.cc/posts/6055588 「殲滅…!」から始まって初仕事をもらう話になってます。 仕事の資料をもらった月華ちゃんの嬉しそうな顔を描いてる時、ちょっと泣きそうになりました。 これから人を殺すとは思えない温かなシーンですね。 そして千春の構え方の指導のシーン。 これもこの話でやりたかったシーンの一つです。 ここは二話で言っていた「地下の射撃場」なんでしょうけど、板みたいな物を置いたり吊るしたりして訓練するっていう、シンプルな手法でやってますね。射撃場っていうと身体能力や射撃の精度を測れる高性能の設備がありそうなものですけど、千春たちはそういう本格的な組織ではなくあくまでも「雑居ビルを犯罪のアジトにしてこっそり活動してる一般人」なので、まぁ訓練シーンはこんなもんでしょう。 でもこうやって的を吊るすっていうのは、いいんじゃないですかね。 撃つたびに風とか衝撃で的が動くので、それを撃ち抜くっていうのはいい練習になりそうです。実際の的(人間)も動きますからね。こんなに柱とかいっぱいあると跳弾が怖くてそっちが気になりますけど、射撃場と言うからにはそういう対策はされてる。と思いたいです。跳弾防止の素材とかタイルとかあるし… それにしても千春は「銃が好きではない」「血が苦手」というのはスピンオフを始める前から明らかになっていたことですが、まるで撃ったことがあるかのような物言いでしたね。どうなんでしょうねその辺は。 ちなみにこの回の感想を見てると銃のシーンより千春が描いた月華にゃんの方が印象に残ってる人が多かったです笑。 そして仕事の話。 ヤクの売人を殺そうってことらしいですね。 ここで千春の仕事論がまた一つ明らかになります。 今回の仕事、依頼人も売人なんですよ。つまり、犯罪者から犯罪者を救うっていう「それって世間的に意味あるの…?」みたいな構図になっているわけです。 この仕事を簡単に説明すると「気の弱い爺さんが興味本位で違法薬物に関わってみたらやばいことに巻き込まれて、怖くなったから敵を殺して欲しいと頼みにきた」ってだけの話。この問題を解決したところで、ジャンキーとクズ爺の寿命が交換されるだけなので世界にとっての利益なんてものは大してありません。 でも千春は「依頼人がどんな奴であっても私が納得する内容であれば依頼は受ける」「一番重要なのは金」という考えの下で平然と依頼を引き受けています。今回は「依頼人の仲間が殺された」という供述があるのでそこが引っかかったのもあるでしょうけど。 これが千春のビジネスなんです。今後も「ビジネス」というワードは何回か出てきます。正義のために戦う物語ではなく、裏稼業コメディだと思ってもらえたら嬉しいです。 マカロンを食いながら犯罪の計画を立てる。でもそこに優しさと愛がある。これが月華の世界であり、桜の世界であり、私が本来やりたかったテーマなんです。汚い世界の中にたまに救いがある感じっていうか。随分と遠回りしてしまいましたけどね。(昔の絵を知ってる人はわかると思う) 「金が一番大事」と言われた後、月華ちゃんは「あたしには金より重い信念がある!」と言っていますが、その信念が4話で暴発することになります。千春の「合図」のせいですね。 作画の面は、この回ぐらいからちょっとずつ良くなってきたように思えます。光の演出や背景を頑張り始めたのはこの頃からですね。 次は4話です。 また後で更新させていただきます。

月華の世界 第三話「誰のために撃ちますか?」 月華の世界 第三話「誰のために撃ちますか?」 月華の世界 第三話「誰のために撃ちますか?」 月華の世界 第三話「誰のために撃ちますか?」 月華の世界 第三話「誰のために撃ちますか?」

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