こんにちは、ほしです。
いつも見ていただきありがとうございます。
この記事はイラストメイキングの後編になります。
(前編はこちら↓)
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それでは、クリスタでのキャラ絵制作をメインにまとめていきます!
まずは教室の全体を眺めるシーン。
放課後。外は雨で、やや気だるくてどんよりした空気が漂ってるイメージです。
Blenderで作成した背景に、ざっくりと主人公とモブのアタリを描きます。
手前の大きいシルエットが主人公です。
机の高さが大体70cmぐらいなので、それを基準にキャラの大きさを調整します。
実寸で3Dデータを作ると、こういうときに迷う時間が減って助かります。
意識したのは、なるべくモブの立ち位置が均一にならないようにすることです。
雑然としているほうが放課後らしいと思い、キャラが等間隔に並ばないようにしました。
と、ここまでは良かったのですが、ラフを描いていてどうもしっくりこない気がしました。
試しにそのまま左右反転してみました。
なぜだかこっちのほうが目になじむ感じがします。(多分かなり個人差あります)
自分なりに理由を考えてみたのですが…。
左右反転する前と後では、主人公の視線の向き・部屋全体のパースの方向が違います。
私にとっては、右上から左下に視線が流れる下図のほうが見やすく感じたのです。縦読みの本や漫画をよく読むのでそういう見方になっているのかな?と。
画像の左右反転はデッサン狂いの確認にしか使ってこなかったのですが、
全体の印象がどう変わるかを見比べるのにも使えそうです。
(ちなみに、日本の学校の教室は、窓が左側にくるのが普通だそうです。
つまりこの背景は教室としては完全に間違った構造ということになるのですが、この時の自分はちゃんと調べずに作業を進めてしまいました…)
キャラの色を置いていきます。
線はほとんど描かず、色で形をとっていくようにしています。
べたっと色を置いて、
それを削ったり移動させたりしながら形を整えます。
拡大縮小や自由変形など、使える機能はなんでも使って調整していきます。
形が整ってきたら、最後に線を上から軽く描きこみます。
影は乗算レイヤー1枚で上からのせています。
背景の情報量が多いので、キャラの塗りを控えめにすると逆にメリハリがつくような気がします。
手前にあるものと奥にあるものを細かくレイヤー分けするようにしています。
この絵だと、右腕がレイヤー構造の一番下にくるようになっています。
また、線画レイヤーも頭・目・服・体とそれぞれ分けています。
そうすることで、奥にあるものに色を塗り足しても手前にはみ出なかったり、位置をずらしたいというときに選択範囲をとらずそのレイヤーだけ動かせばよいので、調整が楽になります。
(その分レイヤー管理は大変なので、本当に良し悪しあります)
【画面右上の日付・時刻・天候表示】
主人公のスマートウォッチが表示されているという設定です。
天気が雨のときだけに発生するイベントとか、火曜日にだけ空いてる店とか、時刻によってNPCの行動が変わったりしたら楽しそうだなぁという妄想をしながら入れてみました。
私はRPGツクールでゲームを一つ作るのすら挫折したので、実際にこういう要素を管理するのはめちゃくちゃ大変だろうなと思いつつ、イラストだから自由でいいかと割り切って描いてしまいました。
最初、ただのモブキャラを手前に置く予定でした。
しかし画面を大きく占めるキャラを適当に描くのは良くないと思いなおして、ちゃんと設定のあるキャラをデザインすることにしました。
・主人公と同じ組織に所属していて、独自に怪異のことを追っている女の子
・人当たりがややきつく、クラスでは孤立している
・主人公に対してもあまり心を開いてくれない
と、色々闇を抱えてそうな感じの子にしました。
1枚目と同じく、重なり合うパーツは手前と奥でレイヤーを分けて描いていきます。
ダンガンロンパの霧切さんが好きで、その要素がかなり強いです。先日久しぶりに無印を遊びなおしたばかりだったのもあります。
色を置く→削る→位置を動かしてしっくりくるところを探る…をひたすら繰り返します。
モブを足したり全体にグラデーションマップをかけたりして、
とりあえず完成です。
最後に、Blenderのコンポジット機能で画像を粗くする処理を加えます。
かかる時間は少ないのですが、個人的にかなりワクワクする工程です。
※イメージです
UI・キャラ・背景の3つを透過情報付きでクリスタから書き出します
やっていることは、
1.それぞれの画像にピクセル調の処理をかける
2.3つの画像を順に重ね合わせる
というこれだけです。
一番いい感じの粗さになるよう調整します。
というわけで今回も完成です!
教室の3D製作にはかなり時間がかかったものの、作ったものはすべて次の作品でも使えたり、クリスタ上に持ってきて線画抽出もできたりするので、武器のストックをちまちま増やしているような感覚になります。
自分もそうだったのですが、3Dは最初が本当にとっつきにくいです。
しかし使い方がわかると、絵を描くときに苦手な部分を補ってくれる頼もしさがあるので、もしも興味ある方は是非Blenderから3Dに触れてみてほしいです。
それでは、長くなりましたが、ここまで見ていただきありがとうございました!