続・パン!ツー!フィニッシュ!(パンツ化)【R-18】
Added 2020-11-18 09:29:33 +0000 UTCpixivリクエストで書きました「パン!ツー!フィニッシュ!」の続き話です。
今回は想叶ちゃん視点での高校生活編となります。
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【ギフト】続・パン!ツー!フィニッシュ!(2人なら大丈夫エンド)
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「想叶さん、あなたの能力は注意しなくてはならない事があります」
あれ、ここは何処だろう? 誰かがあたしに……。
「あなたの能力は具現化です。強く願った事を何らかの形で具現化する事ができるのです」
あたしの能力は具現化……。
「しかし気を付けてください。あまりにも興奮し過ぎてしまうと制御が利かず、能力が暴走してしまいます」
興奮すると能力が暴走……?
「それは時に、多くの人々を巻き込んでしまう場合もあります。くれぐれもお気を付けて……」
そっか、そう言えば以前もこんなやり取りが……。
「結菜、高校へ行くよ」
「うん、想叶ちゃん。今日も宜しくね」
「あたしこそ宜しくね。おもらしだけは……気を付けるから」
「大丈夫だよ、私なら盛大にぶっ掛けられてもいいから! ね!?」
「あれは事故だったんだよー!」
あたしは結菜に能力を使った。
すると結菜の体は生地に置き換わって縮み、あっと言う間に可愛いパンツになった。
あたしの持っている能力、具現化。
それは「大好きな結菜をパンツにする」と言う形で発揮されている。
この能力のおかげで結菜と離れずに済んで、あたしが通う能力持ちの子が集められる高校へ一緒に行ける事になった。
ただ、結菜は能力持ちではないので正式な入学はできないの。
だからあたしは結菜を「パンツとして」連れて行っている。
あたしは制服に着替えながら、穿いていたパンツを脱いで結菜を穿く。
(想叶ちゃん、少しおしっこ臭いけどちゃんと拭いてる?)
「なっ、ふ、拭いてるよ! 恥ずかしい事言わないで……」
(私はいいよ? その方が興奮するもの……!)
結菜は結構なヘンタイさんだった。
でもあたしも、大好きな結菜をパンツにして穿いている程だから……人の事言えないよね。
結菜をスカートの下でチラつかせて、あたしは高校へと向かった。
高校へ着くと何食わぬ顔で席に着く。
まさかあたしが結菜を穿いているだなんて、誰も分かる筈がない。
皆がどんな能力を持っているのか、プライベート的な事なのであたしには分からない。
でも皆何かしら普通の人とは違う、特別な能力を持っているんだよね。
この高校では入学時、どうやら生徒1人1人に個別へ卒業条件を伝えているみたい。
あたしの伝えられた条件は「能力を制御できるようにする事」と「結菜の事をバレないようにする事」の2つ。
あたしの能力を考慮してもらった上で、そのような条件として結菜の同行を許可されている。
(ねえ、想叶ちゃん)
(何? 結菜)
結菜の事が周りにバレないように、あたしはかなりの小声で反応する。
(私、エッチな気分になっちゃった……)
(待って、まだ我慢して……お願い、耐えて)
結菜とあたしは両想い、だから当然結菜もあたしの事が大好き。
そんな大好きなあたしに穿かれているのだから、結菜も興奮してしまう事は良くある。
あたしが能力を安定させる、つまり結菜をパンツとして維持する為にはエッチな気持ちになった方が良いみたい。
だからあたしはエッチな気持ちになれた方が良いし、ある程度は刺激もある方がいい。
でもだからって、クラスの中でエッチな気持ちになって盛りの雌みたいになる訳にも行かず……男子だって居るんだもの。
高校が始まって早数ヶ月、あたしは早くも「優等生側」だった。
能力者としての成績が良く、先生からの能力に対する評価もとても高い。
このままいけば奨学金が出る日も近い、優等生になればなる程結菜にも楽をさせてあげられる。
だから何としても優等生を守り通す、これはあたしの義務なんだもの。
それで興奮した結菜の事をどうしているか、と言うと……。
「結菜、思いっきりしていいよ」
(うん、想叶ちゃん! 私、もう我慢できない……!)
小休憩、あたしはわざわざクラスから少し離れた女子トイレへ来た。
ここなら滅多に他の生徒は来ないから、結菜に色々やらせるには都合が良いの。
(想叶ちゃん、舐めるよ!?)
「ひゃっ! 結菜、激しい……!」
あたしの能力が安定しているのか、それとも結菜もパンツとして慣れてきたのか、結菜もパンツ状態であたしに色々干渉できるようになっていた。
パンツなのにまるであたしの割れ目にキスしているかのように、凄く吸い付いてきて……まるで下を挿れられているかのような感覚。
(想叶ちゃん! 想叶ちゃん……!)
「結菜! 結菜……! もっと、もっと!」
(想叶ちゃんのおしり、温かくて気持ちいい……!)
「ひゃっ! 痴漢! ……ごめん、言ってみただけ」
結菜におしりを撫で回されたような感覚が、まるで痴漢にでも遭ったかのような感覚だった。
でも結菜だと分かっているから安心できるし、興奮もできる。
結菜におしりへ刺激を与えてもらえて、あたしは嘗てない程の興奮を覚えて……つい冗談混じりにこんな事を口走ってしまった。
「想叶ちゃん、痴漢に遭ったって本当?」
「男子生徒に無理やり?」
「遠くのトイレに連れ込まれたの?」
まさか、それがこんな事態を招くだなんて思いもしなかった。
どうやらたまたま遠くのトイレへ来た誰かが、あたしの痴漢発言を聞いてしまっていたようだ……。
「違うのよ! あたし、痴漢になんて遭ってないから……だから皆、安心して?」
「でも凄い冷や汗。とても安心できませんわ……」
「ちょっと男子! この中の誰かがやったの!?」
しまいにはクラスの女子達が犯人捜しまでも始めようとして……。
「皆! 本当に、あたし大丈夫だから……ね、だからクラスの人達を疑う事なんかしないで?」
「そう? 想叶さんがそこまで言うなら……」
「もしかして想叶さんの能力に関係している事だった、とか? 例えば妄想を現実のようにできる能力とか……」
「そんなんじゃないから! 違うから! ね!?」
「あの、私……能力カミングアウトします。私、人が嘘を付いているかどうかが分かるんです。想叶さんは……嘘は付いてません」
するとクラスの1人が能力のカミングアウトを行い、あたしが痴漢被害に遭っていないと言ってくれた。
「でも……大丈夫と言うのは少しグレーみたい。あと妄想を現実にできると言っている事は、嘘でも本当でもないと言う感じで……何だろう?」
「お願い、あたしの事はあまり追及しないで……」
「うーん、分かったわ。とりあえず、想叶さんが痴漢被害に遭ってないのは本当みたいですし」
こうして騒動も治まりそうだった。
でもあたしも気を付けないと……この高校は能力者達の集まりなんだ。
皆どんな能力を持っているか分からない、気を付けないといつ結菜の事がバレるかだって……。
「ちょっと待って」
あたしがホッとしていると、今度は別の女子が名乗りを上げて。
「私も能力、カミングアウトするよ。私、物の声を聞く事ができるの。聞くと言うか自然と聞こえちゃうと言うのかな」
「え、物の声が聞こえるの?」
「何だかね、時々想叶さんのスカートの中から……物とは思えない声が聞こえる事があって。物と言うより、まるで人の自我があるような感じ……」
スカートの中……つまり、この子はパンツと言いたいのだろうと思う。
「あ、あたしのパンツが何か……言ってたの?」
「まるで想叶さんのパンツ、普通に生きているかのような声が聞こえて……とても普通の物と同じ、とは思えない事があるのですわ。時々会話とかしてない?」
「え、そんな筈ないでしょ? あたしが穿いているのはただのパンツで……」
「もしかしたら痴漢発言も、それに関係あるんじゃないかしら? 例えばそうね……想叶さんの穿いているパンツ、本当にただのパンツなのかしら?」
「な、何を言ってるの? 勿論、普通のパンツに決まってるじゃない? ね!?」
あたしがそう答えると、嘘を見抜ける子が……。
「……想叶さん、嘘付いてる」
ポツリとこうつぶやいて……。
「え、あたしは……じゃあ能力カミングアウトするから! あたしの能力はね、えっと、その……物に命を与える事なの」
「想叶さん、どうもグレー判定みたい。嘘でもないし本当でもないみたい……どっち付かずの事を言っている」
「皆、もういいんじゃないのかな? 想叶さん、痴漢には遭ってないって言ってるんだし」
「そうよそうよ。あまりプライベートな事を追求し過ぎるのも良くないわ。私だって追及されるのは嫌ですもの」
「それに男子も居るんだからー……もう止めにしようよー」
他の子達が色々言ってくれて……。
「分かったわ。悪かったですわね。ただ私、想叶さんがいつもパンツと何か話しているのが気になりまして……」
「別に話してなんか……」
多分嘘が見抜ける子には嘘って分かっちゃうんだろうな、と思いつつも。
あたしは必死に否定するしかなかった。
結菜の事がバレる訳には行かないんだ、あたしは優等生なんだもん。
奨学金を貰って、結菜に楽をさせてあげる為にも……優等生で居なくちゃならないんだもん。
小休憩の時間、あたしはパンツの異変に気付き、急いでトイレの個室へ駆け込むと……。
『ボワン!』
「戻っちゃった……想叶ちゃん、動揺しているの?」
「エッチな気分になれば力が安定しやすいみたいだけど、やっぱりそれなのかな……結菜をパンツとして保てなくなっちゃった」
力が不安定になってしまい、結菜はパンツから元の姿へ戻っちゃった。
でも高校で結菜を元の姿にする訳にはいかない。
「結菜、お願い。あたしを思いっきりエッチな気分にして?」
「え、でも大丈夫?」
「静かにやれば大丈夫だから……」
「うん、分かった。じゃあ私、遠慮なくやっちゃうよ?」
「うん、お願い……」
あたしは結菜に体の全てを委ね、そして段々と快楽へと堕ちて行き……。
次の授業の時には、再び結菜をパンツとして穿く事ができていた。
結菜もさっきのやり取りは聞いていただろうし、極力会話も慎むように言ったんだけど……。
『ビクッ!』
(ひぃっ!? ゆ、結菜!? 今授業中……)
(想叶ちゃんごめん、あたし変なの、おかしいの。もう気持ちを抑えられなくて……抑えられなくて!)
さっき結菜に体の全てを委ねて、うんとエッチな気持ちになってありえない程の興奮を味わったあたし。
もしかして興奮し過ぎちゃって……あたし、能力の制御が利かなくなってる!?
その結果、結菜に何かしらの影響が出ちゃってるの!?
(想叶ちゃん、ごめん!)
『ビクン!』
「んくっ! ……んんっ……や、待って……そんな」
「想叶さん、どうしました? 授業中ですよ?」
「あ、何でもないんです……あんっ! ちょ、ゆい……や、やめっ……あぁんっ!」
あたしがこんな喘ぎ声を出すものだから、次第にクラスはざわつきだしてしまい……。
「皆さんお静かに。想叶さん、もしかして能力に何か不具合が起きてますか?」
「ち、違うんです……そういう訳では」
ここで本当の事を言ってしまう訳にはいかない。
能力に不具合が起きているだなんて知られたら、つまりそれは「あたしが能力の制御をできていません」と言うのと同等。
当然優等生からは外されて奨学金も遠退いてしまう、結菜に楽な生活をさせてあげるって……決めたんだもん!
あたしは何が何でも、優等生でいなくてはならないんだ。
結菜の愛くらい……あたしは耐えて全部受け止めてみせるもん!
「本当に大丈夫なら良いのですが……では、授業を続けます」
あたしはとりあえず難を逃れた。
でもこれは一時凌ぎにしか過ぎない、結菜の暴走はきっと止まらないのだろうから……。
(想叶ちゃん……大好き! 好き、好き、大好き!)
『くちゅくちゅ』
(や、止めて結菜……お股、あまりくちゅくちゅしないで……)
(あたし、抑えられないんだもん。想叶ちゃんにずっと穿かれていて、常に股間に密着していて、今だってそう。考えるだけで体が疼いちゃって……)
『ねちゃ……』
(やんっ! 湿ってきてるからあんまりねちゃねちゃしないで……)
(ダメ、想叶ちゃんの言う事でも利けない。あたし、本気だから。この気持ち、本気だから!)
(分かってる、分かってるよ結菜。でも今は抑えて……お願い!)
(さっきのエッチなんかじゃ物足りないんだもん! あたしは想叶ちゃんのパンツだから。人間の状態でエッチしても満たされない!)
(だからって今じゃなくたって……)
(想叶ちゃんにおしっこ、ぶっかけて欲しい! おもらしして欲しい……!)
どうやら結菜はあたしにおもらしをさせて、自分が気持ち良くなる事を望んでいるようだ……。
もしこんな所でおもらしなんてしちゃったら、もうそれは大失態どころじゃない。
最悪、優等生どころかあたしの人生が終わりかねない……。
「あの、先生。想叶さんがうるさくて授業に集中できません」
「想叶さん、うるさいですか?」
「私、クラスの皆に能力をカミングアウトしてます」
「あなたの能力は確か……物の声が聞こえるのね。想叶さん、何かとずっと話してました?」
「いえ、違うんです、先生……あたしは何ともありませんから……」
結菜、抑えてと言いたい気持ちを押し殺して……あたしは先生を誤魔化そうとしたけど……。
「先生、あたしもクラスへ能力をカミングアウトします。あたし、恥ずかしいけど……人がエッチな気持ちになっているかどうかが分かるから……」
「その能力、カミングアウトして良かったんですか……?」
先生はその子に心配そうに言いましたが……。
「でもカミングアウトしたと言う事は、そういう事ですのね。想叶さん、あなたもしかして……」
先生はあたしが結菜を穿いている、と言う事を知っている。
だからきっと、結菜があたしに何かしらをしているかもしれない、と言う事にきっと気付いてしまった。
「想叶さん、今凄くエッチな気持ちになってます……」
「物の声が聞こえる私は、さっきから想叶さんとパンツの間で卑猥なやり取りがずっと聞こえて……」
「私も能力カミングアウトしたけど、想叶さんは嘘を付いています……想叶さん、全然大丈夫じゃありません」
いよいよあたしは追い詰められてしまった。
もう終わりだ、これで優等生で居る事も……奨学金を貰って、結菜に楽な生活をさせてあげる事も……。
「先生、私想叶さんを保健室へ連れて行きます」
「え、あたしは大丈夫だから……」
「想叶さん、嘘付かないで……何で自分を苦しめてまで追い込むの? 私には分かるから、素直に言う事利いた方がいいよ?」
嘘を見破れる子が、あたしを保健室に連れ出すと言って……あたしはそのまま、保健室へ連れて行かれる事になった。
「何で余計な事したの……」
「ごめん、私お節介だったかな……」
「……ごめんなさい。恵美理さんに言ったんじゃなくて」
嘘を見抜ける子、恵美理さん。
この子があたしを保健室へ連れて行くと言い出したものだから、あたしは授業を抜け出す事になってしまった。
優等生にこんな事、あってはならないのに……先生にはきっとバレただろうな、能力が制御できていない事。
「想叶さん、また嘘付いてる……」
「嘘付いてなんか……ひゃっ! やめっ、ちょ、結菜、いい加減に」
「結菜さん? って……」
「しまった! ……分かったわよ、恵美理さんに嘘は通じないみたいだし、正直に話すから……」
あたしは保健室へ行くまでの間、廊下を歩きながら仕方なく恵美理さんに本当の事を打ち明けた。
「あたしの能力は強く願った事の具現化。そしたら……結菜と言うお友達が、パンツになってしまう形で能力が発揮されたの……ひゃっ、結菜ったら!」
「そんな能力もあるんだ……何だか凄い」
『くちゅくちゅ』
「も、もう止めて……結菜、恵美理さんが居るんだから、抑えてくれないと……あたしもおかしくなっちゃうから……」
「と言う事は想叶さん、その結菜さん? って言うお友達を……パンツとして、穿いているのね?」
「そ、そういう事よ……あたしが変なのも、全部結菜の仕業で……結菜があたしにイタズラを……だ、だから止めてってば! もう結菜ってば!」
「想叶さん、結菜さんの事、凄く大好きなのね」
「え?」
「だって想叶さん、パンツと凄く仲が良さそうなんですもの。心で通じ合っているように見えると言うのかな」
恵美理さんはこんな事を言い出してるけど……。
「おかしい、と思わないの? だってあたし、お友達をパンツにして穿いちゃってるんだよ!? しかも変な事までされて……」
「変な事をし合える程の仲なんでしょ? 逆に私、羨ましいな……私、この能力のせいで昔から気味悪がられて、お友達居なかったから……」
「でも、女の子同士なのにこんな事し合って、しかも結菜はパンツで……」
「愛の形なんて人それぞれだと思う、私はおかしいだなんて思わない」
「……そっか、ありがと。恵美理」
「今、私の事呼び捨てで呼んだ? もしかして想叶さん、私なんかでもお友達と思ってくれるの?」
「え、別にそういう訳じゃ……」
「嘘、付いてるよ?」
「……ごめん、何か素直に言えなくて誤魔化した。私の事は想叶でいいよ」
優等生として振舞う事ばかり考えてて、結菜と一緒に居る事ばかり考えてて、あたしはここへ来て以来友達と呼べる存在が居なかった。
でも初めてかもしれない、結菜以外のお友達が出来たのは。
(想叶……浮気者。もう許さないんだからー!)
『くちゅくちゅ! ぐりぐり!』
「や、止めて結菜! ち、違うってば! あたしは結菜がいつでも1番だから! べ、別にいいでしょお友達くらい作ったって!」
「もしかして結菜さん、怒ってる?」
「何か浮気者って言われちゃって……結菜、落ち着いて!」
あたしはスカートの中に手を入れ、股の上からパンツを抑え込んだ。
(そ、想叶……!?)
「結菜、良く聞いて。あたしはいつでも結菜が1番だから。だから……安心して?」
(想叶ちゃん……うん、分かった。信じる)
『くちゅくちゅ』
「で、何で止めてくれないのー!? まだ怒ってる!?」
(興奮が止まらないのよー!)
「想叶、大丈夫なの?」
「結菜がヘンタイ過ぎて……あたしこんなんなんだよ? おかしいよね?」
「おかしくないよ、想叶の能力が具現化されてこうなったんだよね。ならば結菜さんだってそれを望んでいるのだろうし、おかしいとは思わない」
「……うん、ありがとう」
『ぐりぐり』
「結菜は少しは自重してー!」
(抑えが利かないんだってばー! 想叶、私どうすればいいかな!? 狂っちゃったのかな!?)
さすがにこんな状況を見兼ねて、恵美理はあたしが大変なのだと悟ったようで……。
「想叶、保健室へ急ごう。保健の先生は最強の能力者だから、すぐどうにかしてくれる筈だよ」
「保健の先生も能力者なの?」
『くちゅくちゅ。ぺろぺろ』
(止まらないよー! 想叶の事で気持ちが溢れてもうどうしようもないの……!)
「ひぅっ! ゆ、結菜……もう少し耐えて。必ず結菜を助けてあげるから……」
この状況になって初めて、あたしは結菜も異常なんだと理解した。
能力が暴走しているせいなのか、結菜も制御が利かずきっと苦しいのだろう、と……。
「失礼します。先生、想叶をどうにかしてください」
「おや、あなたは……なるほど、状況は分かったわ。そこへ横になってもらえるかしら?」
保健の先生はあたしを見るなり、すぐに状況を理解したと言って。
あたしは言われた通りベッドに横たわった。
「結菜さん、今楽にしてあげますからね」
「先生、結菜の事が分かるんですか!? 保健の先生もあたしの能力、聞かされてるんですか!?」
「私は何も聞かされてないわ。私の能力はね……」
保健の先生があたしのパンツ、結菜に手を当てると……。
『プシャアアアアアアー!』
「ああ! 恵美理、先生、見ないでえええええ!」
結菜の度重なる刺激により、あたしは我慢できずおもらししてしまい……。
『ボワン!』
「あれ、あたし……戻ってる」
「あらあら、優等生の想叶さんがおもらしだなんて……結菜さんに色々やられましたか? 結菜さんの方は落ち着きました?」
あたしは真っ白になりそうな頭で必死に状況を理解しようとして……おもらししてしまった、と言う事実を再認識する。
「ご、ごめんなさい! おもらしでベッド、汚しちゃいました……」
「大丈夫よ、私がどうにかしておきますからね」
「あの、先生。想叶は大丈夫なんですか?」
「想叶さんの状態は……かなり動揺しているようだけど、きっとすぐに落ち着くわ。結菜さんは大丈夫みたいね」
「私……何で元に戻ったんですか?」
人間に戻った結菜が保健の先生に尋ねると……。
「私の能力はね、まず1つ目は人の心を読める事。そして2つ目は能力を無効化できる事なの」
「だから先生、想叶の状態が分かったの?」
「そうよ。それで能力を無効化したから、パンツになっている結菜さんは元に戻ったの。能力の暴走も能力解除によって治まった筈よ」
「うん、私の抑えられない程の気持ち……落ち着いてる。想叶ちゃん、ごめんね……あんな事しちゃって」
「結菜、酷い。あたし、おもらししちゃったじゃん。しかも恵美理にも見られた。せっかくできたお友達だったのに……」
「想叶、私は気にしてないから。想叶がおもらししたって、お友達で居るから。ね?」
「想叶ちゃん、ごめんね……反省してます。本当に怒っているなら、もう私の事見捨てていいから……穿いてくれなくていいから……」
結菜は本当に本当に、凄く申し訳無さそうにしていた。
そんな結菜の様子を見て、あたしはおもらしした恥ずかしさよりも……結菜が愛おしくなってしまい。
「バカ! 何でそんな事言うの!?」
「想叶ちゃん、怒ってる……?」
「当たり前よ! 結菜の事見捨てる訳ないじゃない! だから絶対に二度とそんな事言わないで!? あたし、一生結菜の事穿いちゃうんだから!」
「想叶ちゃん……!」
結菜は全身おしっこ塗れなのも忘れて、顔を真っ赤にしながらもあたしに抱き着いてきて……。
「想叶、結菜さんとほんとに仲良しなんだね。私の入り込む余地なんて無さそうだね」
「恵美理さんってもしかして、想叶ちゃんの事……」
「え、何の事かな?」
「恵美理さん、嘘付いてるよね?」
「あ、分かっちゃった? ごめんね、実は私……想叶の事、いいなって少し思ってたんだ……」
恵美理と結菜はこんなやり取りをしていて。
そっか、どおりで恵美理はあたしと結菜の関係に対しておかしい、と思わなかった訳だ。
恵美理も「そっち側」の子だったんだ……。
「私も……パンツにして穿いてほしかった」
「え、百合じゃなくてそっちなの!?」
「ダメだよ! 想叶ちゃんは……ううん、想叶は私だけのものなんだから!」
結菜にそう言ってもらえて、あたしは股間がおしっこでびしょ濡れなのも忘れて……嬉しい気持ちで溢れてしまった。
まるでおしっこが沢山溢れるかのように、嬉しい感情が溢れて……。
「想叶、またおしっこもらしてるよ!?」
「えっ? わわっ!?」
「想叶ちゃんってもしかして……お股、少し緩い? どうせまだ出すなら私に掛けて欲しかったのに!」
こんなやり取りを黙って見てくれていた保健の先生は、さすが大人だなと思った。
だけど後になってそういえば見られていたんだ、と気付いて……あたしは凄く恥ずかしくなってしまった。
「結菜、ごめんね。あたし、落ち零れ側になっちゃった」
(いいよ、想叶ちゃん。私は想叶ちゃんと一緒に居られればそれだけで幸せだから)
あの後どうなったかと言うと、保健の先生が根回しをしてくれたようで。
恵美理も黙っていてくれたみたいだし、クラス中におもらしの大失態がバレてしまう事はなかった。
でもあたしは月に一度定期的にある能力評価で、見事に落ち零れとも言える評価を与えられてしまった。
恵美理に結菜の事がバレてしまったけど、バレたのが1人だけだったので幸いにもそれに関してはセーフだった。
でも能力が暴走してしまった事については、やはり学校側としては見過ごせない事態だったようで……。
奨学金も遠退いちゃって、結菜に楽をさせてあげられるのも遠退いちゃった。
「はぁ……」
「想叶、元気出して? 私も着いているからさ」
「ありがとう、恵美理……」
あれからと言うものの、あたしに唯一できた結菜以外のお友達。
結菜が居る手前「特別な関係」を受け入れる事はできなかったけど、恵美理とはそれなりに仲良くしている。
恵美理はあたしのおもらし失態の唯一の目撃者でもあり、結菜と学校側以外であたしの落ち零れを唯一知る者でもあり。
学校の帰り道、他の生徒が居ない所でならばこうして結菜とやり取りしながら、恵美理ともお話ができる。
『ぐいぐい』
「きゃっ!? 結菜、何!?」
(私だって着いてるんだから……恵美理ちゃんだけじゃないんだから)
「分かってるよ結菜、あたしの1番は結菜。それだけは絶対に変わらないんだから」
「結菜ちゃん、嫉妬して想叶にイタズラでもしてきたの?」
「いや、違うから……」
「想叶、嘘付いてる。もう私達お友達なんだから、嘘は無しだよ?」
恵美理にはほんとに敵わないな……嘘を付いても見抜かれちゃうんだもの。
ほんとこういう能力って少し厄介だよね、恵美理にお友達ができなかったのも少し分かる気がする……。
『くちゅくちゅ』
「ひゃん! 結菜、今日はどうしたの!? 恵美理が居るのにそんな、割れ目ばかり攻めてきて……」
(恵美理ちゃんが居るからだよ、私だって嫉妬くらいします!)
「だ、だから結菜が1番だってばー……信じてよー」
「ほんっと羨ましいな、私も想叶に穿かれる側だったら良かったのに……」
結菜に辱めに遭わされたり、恵美理に恥ずかしい事を言われたり、更にあたしは落ち零れで……。
何だかんだで色々大変な高校生活だけど、でもあたしには結菜が居て。恵美理が居て。
あたし自身毎日が楽しいな、と思っているんだ。
それにあの時、結菜はあたしの事を初めて呼び捨てしてくれた……その事、あたしはきちんと覚えているから。
なるようになった結果、こんな状況になってしまったけど。
でも結菜と一緒で、恵美理も居てくれて、きっとあたしはこれからも色々な事を乗り越えて行けると思う。
2人ではなく3人だけど……でもあたしは今、毎日が楽しくてとっても幸せ。
(想叶ちゃんは私の独り占めだもんねー! 終わり良ければ全て良しだもん!)
「私もパンツにして欲しいのにー……絶対いつか私も穿いてもらうんだから」
うん、こういう形だけど結果的にはワン! ツー! フィニッシュ……いや、パン! ツー! フィニッシュ! でもいいよね?