XaiJu
タス
タス

fanbox


輪廻の観覧車

ガタンゴトン、ガタンゴトン。 観覧車の音。回りつづける輪廻の音。 「...ねぇ。」 それに混じり合うように、夏樹が私に呼びかける。 「したいんでしょう?」 私は彼女に引っ張られるままに、気づけば観覧車に飲み込まれていた。 「...アタシも♡」 不運なことに、回ってきたゴンドラは透明。本来はより景色が見渡せる、当たりゴンドラではあるのだが...夏樹に主導権を奪われた状態では、全くそうは言っていられない。 ソワッ...♡ むしろこれから起こるであろう事態を考えると...まごうことなき外れでしかなかった。 ソワソワッ...♡♡ 「こんなに硬くしちゃって...♡」 夏樹の脚が、黒いハイソックスに覆われた夏樹の足の指が...。 ギュッ♡♡♡ ズボンの上から、巧みに『私』を攻め立てる。 「ああっ...!」 それだけで『私』は大きく、浅ましく主張し...それを欲望のままに求めてしまう。まるで、春香との観覧車を思い出すように。 ガタンゴトン、ガタンゴトン...! のぼっていくゴンドラの音は、私の鼓動と、 ソワリソワリ、ソワリソワリ...♡ 夏樹の足の動きと一体化して。 ガタンゴトン、ガタンゴトン...! どんどんのぼっていく。 ソワリソワリ♡ソワリソワリ...♡♡ のぼっていく。 ガタンゴトン、ガタンゴトン...! けたたましい音を立てながら、 ソワリソワリ♡♡ソワリソワリ...♡♡♡ 頂点を目指してのぼっていく。 「もう、イキそうなんだ?」 夏樹が子どもっぽく、いたずらっぽく笑いかける。 「ダメだッ、こんなの...!!!」 無邪気な夏樹と、淫らな春香とが混ざり合って、1人の『なつき』を形成していく。2人を都合の良い存在に変えてしまった罪悪感。それを快楽に変える背徳感。もう後戻りできない絶望感。そして...! 「...イケッ♡♡♡」 快楽神経を刺激される、絶頂感。 「はぁうっ!」 私は一段と呼吸を荒くする。丁度観覧車の中間地点、つまり頂点を迎えた瞬間...! ドピュッ! パンツの中に、白く粘ついたものを放出してしまう。 「ああっ!あぁ...。」 2つの絶頂が混ざり合い、人間は愚かな生き物に変わっていく。 「あ~あ、イッちゃったね♡」 その様子を見ていたなつきは、足を組みながらケラケラと笑い続けていた。 「あ...。」 きっと私は情けない顔をしているのだろう。快楽に溺れた、滑稽な顔を。 「こんな所で射精しちゃうなんて...変態♡」 愚かな生き物である私には、その言葉に反論の余地はない。何故なら...。 ムクムクッ...! そのような言葉をかけられて、『私』は再び大きく、硬くなっているのだから。 「こんな変態さんのままじゃ、まともに遊園地も回れないよね♡」 それをなつきは見透かしたように...。 「だから...もう全部、出しちゃおう?パパ♡」 ホットパンツとハイソックスに挟まれた、ムッチリした褐色を、尻を、もう『夏樹』ではない、スッキリとした股間を...その女体の全てを、ねっとりとした上目遣いで見せつける。 ガタンゴトン、ガタンゴトン...! その間にも、ゴンドラは音を立てて落ちていく。 「も、もしバレたりしたら...!」 悪魔の誘惑から逃げようと紡いだ言葉は、 「へぇ、バレなきゃいいんだ?」 ドキリ。痛烈な一言で堕落に変わっていく。 ガタンゴトン、ガタンゴトン...! ゴンドラは音を立て落ちていく。 「それじゃあ、さっさと済ませちゃえばバレないよ♡」 ガタンゴトン、ガタンゴトン...! ゴンドラは落ちていく。 「それじゃあ、ズボン、開けちゃおうか♡」 ガタンゴトン、ガタンゴトン...! 堕ちていく...。 ジーッ...。 ボロン! そんな音を立てるように、チャックの隙間から現れた『私』は、かつてない程大きく、動物性をもってそこに鎮座して。 ガタンゴトン!ガタンゴトン...!! その変態性を、透明ゴンドラから全方向へ見せ付けてしまう。しかしそれも一瞬のこと。 ジーッ...。 なつきもまた、ホットパンツのチャックを下ろしていくと...。 ヌチャッ...♡ 甘酸っぱく、淫らに香る秘所を解放する。 「それじゃあ...挿れるよ?」 そしてチラリと見える黒下着がずらされると...。 ズチュン! 「あぁあ~ん♡」 いやらしい嬌声を上がり、私たちは1つになった。 「...これで、外から見てもおかしくないよね♡」 確かに私もなつきも、チャックの隙間から挿入しているので、ズボンは脱いでいない。傍から見れば、男の膝に座るカップルに見えるかもしれない。 グググッ...! バレない。その事実が『私』を更に増長させ、 「あ~ん♡」 太く硬く熱く、なつきを更に喜ばせるのだった。 「あんっ!?」 私はもっとその声が聞きたくなって、たまらずなつきの胸を揉みしだく。 「アンッ♡それダメッ♡♡バレちゃうよぉ♡♡♡」 イタズラっぽい彼女が、たちまちトロリとした顔を向けて来るから。 ガタンゴトン!!ガタンゴトン...!!! その表情に、私はどうしようもなく堕ちてしまう。 「...ただのカップルさ。イチャイチャしていたところで、おかしくはないだろう?」 形成逆転。私はどこかが壊れてしまった事を自覚しながら、なおも胸の手を、股間を荒々しく動かし続ける。 「あんっ♡そうかな...♡♡そうかも...♡♡♡あぁ~ん♡♡♡♡♡」 ガタンゴトン!!ガタンゴトン...!!! それに連鎖するように、なつきもまた堕ちて、壊れていく。 ヌチュヌチュ、ヌチュヌチュ...。 壊れた歯車が一つになって。 ガタンゴトン!!ガタンゴトン...!!! 新しい『正解』を形成する。それが『当たり前』になっていく。 ヌチュヌチュ、ヌチュヌチュ...♡ 歯車同士はいやらしい水音を立て、秘所を奥へ奥へと濡らし、音を立てて回る。 ヌチュヌチュ♡ヌチュヌチュ...♡♡ ひたすらに快楽を貪る獣の音を立て、堕ちていく。 ヌチュヌチュ♡♡ヌチュヌチュ...♡♡♡ 堕ちていく...堕ちてイク♡ 「「あああああ!!!!!」」 ドピュ!ドピュドビュ!!ドビュルルルル~!!! ついに私たちは、行くところにまで行ってしまった。 ドクドクドク...♡ なつきの秘所から、音を立てて白濁が漏れ出す。 「...そろそろ、まずいよね...♡」 しかし、ボーっとしてはいられない。もうじき、この生命の輪廻の旅も終わりを迎えるのだ。 「そうだな。」 なつきは慌てて立ち上がると、白濁をゴンドラの床にこぼさないように、サッとホットパンツを引き上げる。 ガタンゴトン!!ガタンゴトン...!!! 私もチャックを引き上げるが、そんなことでここでの全てを覆い隠せるわけではない。 ガタンゴトン!!ガタンゴトン...!!! 「ねぇ...アタシ、男の子なら『秋人』って名前がいいな♡」 もはや諦めたのか、『そういう雰囲気』を装うことにしたらしいなつき。 「あぁ。きっと元気な男の子だよ。」 私も調子を合わせ、苦笑いのままゴンドラが開かれるのを待つ。 (次はどこでしようか...。) そんなことを考えながら...。


More Creators