XaiJu
啓太
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アサミちゃんの何気ない会話シーン

「アサミちゃんってさあ…、」

「…?うん。」

「世界征服できそうだよね」

「ぷっ…!なにそれ!?」

セーラー服の少女ふたりが歩きながら話すにしては大層な内容だ。アサミと呼ばれた少女がポニーテールを揺らしながらくすくすと笑う。

「いや、昨日テレビで怪獣の映画やってたでしょ?アサミちゃんの方が強そうだな~って」

「え~?そんなわけないじゃん!」

「だってアサミちゃんあの橋壊せるでしょ?」

少女が指さす先には港にかかる巨大なつり橋。

「なに言ってんの?そんなの…無理…じゃないかも…」

「ほら~。あそこのおっきな船だって余裕でしょ?」

「あの船?まあ、でも、おっきいってほどじゃないでしょ。あれくらい」

遠目にも巨大なことがわかる数万トン級のタンカー。だがアサミにとってはこれが正直な感想。

「いやいや、それがおかしいんだって。あの船はおっきいから…」

港が見える小高い丘に立ち止まり、海を眺めるふたり。

シンプルなセーラー服は磯浜女子高の制服。ふたりとも十分な美少女だが、ただ立っているだけでもアサミのスタイルの良さが際立つ。隣の娘よりも短めのスカートからすらりと伸びる美脚は細身ながらも最低限の筋肉がついており、しなやかさを強調させる。サイズのあっているセーラー服がなびいていることからわかるスレンダーな身体つき。小さな頭から伸びる綺麗な黒髪のポニーテール。整った美人ながら人懐っこく笑う笑顔。この可憐な少女が世界一の絶倫ふたなり娘。そして、世界一の力というのは世界征服もできるほどの力なのだ。

「たしかに!タンカーも壊せるし、橋も壊せるけど!世界征服は無理でしょ…っていうか、しないからそんなこと」

「そうかな~。アサミちゃん、世界征服して来週のテストなくしちゃってよ」

「はいはい」


他愛ない女子高生同士の会話に見えるが、実はアサミもしょっちゅう実験や検査に借り出せれているふたなり研究施設では冗談ではない議題に上がっている。

率直に言って、アサミが世界征服しようと思えばすぐにでもそれは可能だろう。

軽めの射精すら世界のどの国にある兵器よりも何百倍、いや比べ物にならないくらいの強さ。

射精どころか、その準備。精液生成で発生する熱と音の衝撃波だけで小さな町くらいなら破壊できてしまう。しかも彼女は未だに本気で精液生成したことはないという。

射精された精液は全てを焼き尽くし融かし尽くす巨大ビームとなり数百キロ先まで一瞬で到達。これだけの超高温、超高圧、超音速の物理攻撃に耐えられる素材は今のところ存在しない。

さらにその絶倫ぶりも凄まじく、それだけのビームを最低でも数時間は出し続けられるのだ。もしその辺で射精されたらあたり一帯は焼野原では済まないだろう。

それだけの威力のビームの爆心地に立っていても傷一つなく平然としていることから、たとえ本人に物理的攻撃を加えても既存の兵器では傷一つ付けられないであろうことが試算されている。

耐久力でなく身体能力も凄まじい。ペニスの勃起力は軽めでも数万トン。それを片手で抑え込み、巨大な(本人にとっては巨大ではないようだが)タンカーも軽々と持ち上げる怪力。射精圧に耐える強靭な下半身は音より速く走れることも試算済み。

身体能力だけでもフィクションのスーパーヒーローを上回っているのである。

アサミに協力してもらっている研究は、実はそんな恐ろしい能力を持っているアサミを抑え込む研究でもあるのだ。だが、今のところほぼ不可能ということになっている。


「あら、おかえりアサミちゃん」

「ただいま~!」

学校帰り、近所のおばさんにも満面の笑みであいさつするこの美少女が世界を滅ぼす力を持っている。近所でも評判のいい娘だ。

彼女と彼女の両親に、人類は感謝してもしきれないのである。



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