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本編ifのようなもの

今は制作の合間にこういうifを描いています。部下の前で見せつけながら犯す場面です。諸事情で本編にはありません。


過去、fanboxに創作設定を投稿したのですが、SNSなどに投稿する絵にも設定反映させたものをそろそろ投稿し始めないとな…と感じています。創作設定を小出しにしてどれくらい伝わるのだろうとか、HP公開でどれくらい創作作品のテーマなどが分かりやすくなるのだろう?と模索中です。がんばります。

【本編if/桐島が部下に裏切られる】

「馬鹿な......貴様ら、自分たちが何をしているのかわかっているのか......!?」

御楯之会、本拠。桐島家別邸を流用した神風招来を目論む秘密結社はその夜、人知れず崩壊した。執務室内、返り血と自らが流した血液によって作られた紅い水溜りの中、腹部を抑え冷や汗をとめどなく流しながらその男、桐島は周囲を取り囲む昨日まで部下だった者たちを睨みつけた。だが、修羅の如き眼差しも今は力がない。返される視線は嘲弄しかなかった。

————何故だ!?日本の捲土重来はこれからの我々次第だというのに、何故こいつらはこんなことを......!

「貴様ら、もう一度考えろ。我々の目的はなんだ!?鬼畜米英に言いなりになっている日本を解放するために、我らが率先して本土決戦を執り行い、その戦禍の中で畏れ多くも大元帥陛下の救国の風を呼び起こすためだろう!!諸君は悔しくはなかったのか!?我ら日本人を殺しに殺した外道共と戦わずして終戦して振り上げた拳を振り下ろせないことに心底の絶望を感じたんじゃないのか!!だからこそ私に怒りや憎しみを託し、この御楯之会のために全てを擲ってここまで来たんじゃないのか!!貴様らはそれでも武士か!?帝国を守るために立ち上がらんとした男か!?恥という言葉を知っているのなら、私の言うことを聞け。死なんとする桐島の言葉を聞け!」

「我らの理想、だと?笑わせてくれる!」

魂の叫びを遮るように冷ややかな声が浴びせられた。そして、桐島が何か言おうとした次の瞬間には彼の横面に蹴りが入れられる。どしゃ、と水音と共に血溜まりに叩きふせられ、苦しげに血の混じった咳をする。一人の軍人が彼の髪を乱暴に掴み上げ、間近で嘲笑を見せつけた。

「まったく、何処までも救いようのない男だ。既に御楯之会が“終わっている”ことに気づいていなかったとはな」

「なんだと......」

「貴様に殉じていた連中はそこのメリケン娘を奪った時に率先して死んでいった。貴様の理想に賛同する連中は全員くたばっているんだよ、教官殿」

「なんだと......?では、貴様らは————」

「そうだ、我々は最初から貴様の理想などどうでもよかった。だが、自分たちが生きるために貴様について行かざるを得なかった。ここまで耐え忍ぶのは苦労したぞ?抵抗すれば粛清され、隷属すればいずれは日本を巻き込んで死ぬしかない。それを避けるためには我々が多数派にならなくてはならなかったんでな、ここまで地道に減らしたものさ」

「まさか、あのとき死者が過剰に出たのは————」

「そのまさかだ。貴様に怪しまれないようにするのは苦労したぞ?

——だが、それももう終わりだ、貴様の死を以てな」

「馬鹿な......馬鹿な......!」

銃声が響く。この世全ての絶望を纏めてくらわされたような絶望の死に顔が、額から溢れ出る脳漿に汚されて地面に叩きつけられた。軍鬼桐島の死体に向けて唾が吐き捨てられたが、それを咎める者は誰一人としていなかった。


※あくまでも本編if…ifなので……!

神風招来できないままに理想論ばかり語っていたり、部下の前でアメリアとの見せつけプレイとかしているからこうなってしまうんだよ(違う)。

桐島はカリスマ性ある上官想定で本編ではこういうシーンはないのですが、色々と羽目を外してやりすぎるとこういう結末を迎える可能性は否めませんね。物語の延長にありえそうな、原作設定に則ったうえで、可能性の広がりとして考えられるifが大好きです。

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