XaiJu
詩乃都
詩乃都

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【♀→♂】昔の自分の服を着ると色々妄想しちゃう

全人類が突然性転換したあの日から、1ヶ月と少し。 突然男になって、最初の頃はもう本当に何をどうしたらいいのかもわからず慌てまくっていたけど、最近は少しずつ新しい自分の体にも慣れてきた。 冷たく冴えた冬の朝、寝起きにだいぶ背丈の伸びた自分の体をうんと伸ばす。平らになった胸に重量感を感じることはないけれど、股間のそれはいつも、目が覚めるたびに硬く、大きくなっているのを感じる。 (……こないだ、清水くんに手でしてもらったとき……気持ちよかったな……) ふと思い出して、赤面する。 会社の後輩の、元男の子・現女の子な清水くん。 物言いや態度はラフだけど、私にも本当に優しくしてくれて、男の子になって戸惑ってた私のことをたくさん助けてくれた。 通り過ぎた時、女の子になった清水くんの髪からふといい香りがしたことを思い出した。シャンプーの清潔な匂い。以前の私だったら、きっといい香り、と思うだけでおしまいだっただろう。 しかし、いまのわたしがそれを思い出すと、股間のものがより一層脈打ってしまう。 「あぁ、私、ダメなのに……やっぱり変な気分になっちゃう……」 膨らむ性器を隠すように、前屈みになって着替えのためにベッドから降りる。 姿見の前に移動すると、鏡の中では寝起きの青年が困ったような顔をしてこちらを覗き返しており、その姿にも心臓がドクンと鳴る。 (……やっぱり、男の子のままだ。私が今、前に着てた服着たら、女装……になっちゃう) 元々フェミニンな服装を好んでいた私は、柔らかい素材のスカートや、フリルやレースのついた服を好んで着用していた。 背丈も伸びた今、物理的に袖を通せるのはほとんどないが、ウエスト部分がゴムでできているスカートであれば履けるんじゃないかと思い立つ。 クローゼットの中を見て、淡いピンク色のスカートを手に取った。今年の春に買った、お気に入りの1着だった。 (私、何してるの……ダメだよ、そんなの、余計に変態みたいじゃない……!) 息が自然と荒くなる。恐る恐るそれを履き、ズボンを下ろせば、フェミニンなスカートの下に勃起した男性器を隠す変態男の出来上がりだった。 「う……似合わなすぎて一周回ってウケる……」 姿見に視線を移せば、上半身は普通に男の格好で、下半身は奇妙な盛り上がりを作りつつも女性ものの服を身につけたアンバランスな存在が目に入る。 「今の清水くんが着たらきっと似合うんだろうなぁ」 ぎゅ、と股間部分を骨張った手で押さえつけ、後輩がこんな感じの服を着ているところを想像した。 「はぁ、はぁ、あぁダメ……」 間接的にでも触ってしまったことで、敏感な雄の器官は私に切ないほどの快感を与えてくる。逆らいきれず、スカートの下に手を潜り込ませ、先日清水くんに教わった方法で長く伸びた性器をぎゅっと握りしめて、こすりはじめた。 快感が生まれるたび、思考はどんどん清水くんのことへ移ろっていった。 伸びた髪から、ふわりといい香りをさせていた清水くん。きっと私が今履いてるスカートも似合うんだろう。本当に可愛い女の子になった清水くんは、私のおちんちんを慰めてくれた手先まで柔らかくて、あったかくて、清水くんを抱きしめたい、力強くぎゅっとしてみたい、そのまま、清水くんと…… (清水くんとえっちしたい、私、清水くんにおちんちん挿れて、清水くんの中で男の子の精液出しちゃう、出して、パパになっちゃう……!!) 裸の清水くんを想像した瞬間、私のペニスが一際強く脈打ち、先端から精液が飛び出してきた。 次第に冷静さを取り戻していくにつれ、自己嫌悪が私を襲った。 私、スカート履いて、女装して射精する変態男になっちゃった。 しかもあろうことか、後輩を男として、犯したいって妄想してイくなんて…… ふにゃ、と力なく垂れたおちんちんを掴んで落胆する。 それでも、その妄想とともに扱き上げた時の突き上げるような気持ち良さを私は知ってしまったから、きっとまた同じようにして自分を慰めることになるのだろう。 柔らかくなって萎んだ棒と、その裏に繋がるシワまみれの袋に収まった二つの玉。そしてピッタリと閉じ、跡形もなくなってしまった膣……を懐かしむように、蟻の戸渡の辺りを指でなぞって、私は改めて、逃れられない呪いが身体に直接生えたようなものだなと再確認し、また少しだけ涙ぐむのであった。

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このシリーズ大好きです。

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