ガンズ・オブ・ハートブレイカーズでは、その名の示すとおり
劇中に登場する武器などを紹介していきたいと思います。
第一回は古城ミカが携帯する9ミリ口径「グロック」と、
22口径の「SR22」のセミオートマチック拳銃二丁となります。
これまでの防天旧作において三笠(ミカ)は常に
グロックと「ルガー22 MK4」を携帯していました。
グロック・シリーズは三笠が個人的に深い思い入れを持つ拳銃で、
彼女をして「セミオートマックとしては最高傑作」とまで言わしめています。
・へたっぴでも的に命中させられる安定した性能
・過酷な環境下でも確実に動作するデザイン
・多少の衝撃ではビクともしないタフな造り
・しかも掃除するのも楽だしw ←これ重要w
たしかに実際に使ってみるとほんと、射手の使いやすさを
考えぬいた造りだというのが判るはずです。
業界初の特殊な安全装置である「ダブルステッドトリガー」も
使い慣れると、当初危惧されていた暴発の危険性も
ほとんどないことが判ります。実際にグロックの暴発率は
他のダブルアクション拳銃と大差ないのです。
現代の射手は撃つとき以外は引き金に指をかけないという点を
徹底して教育されていますので、暴発の恐れは自然と少なくなるのでしょう。
映画ダイハード2序盤で「プラスチック製でX線検査にも引っかからない
高級拳銃だ」などというトンデモ紹介をされて以来、常に妙な誤解が
つきまとうグロックですが、一度使うとその良さがシミジミと理解できます。
私はずっと拳銃界の「初代ゲームボーイ」だと思っております。
拳銃の進化に大きな一石を投じた傑作であり、無限の可能性を
各業界に知らしめた、超タフなボディのあん畜生ですw(*'▽')
上記でグロックの命中性能について触れましたが、これは「精度」ではありません。
厳密に申せば、グロックは精密射撃には向いていません(!)
もっともっと精度の高い拳銃がそこらじゅうにゴロゴロしているし、
全地形対応なデューンバギーを公道スピードレースに出すみたいな感じで
アウェー感というかミスキャスト感というか……w(まぁバリバリに改造した
競技用のグロックもあるにはありますが…もはや別物レベルですねw)
ではなぜグロックを〈メイン携帯用〉として推すか?と言いますと、
緊急即応時において、素人でも迅速かつ正確に射撃(応射)できる
シンプルさを提供しているからなのです。もっと簡単に言ってしまうと、
「銃に慣れていない人でも、ここぞという時、とっさに相手の体のどこかに
弾丸をぶちこむことができるように作られているハードツール」ということです。
つねに応射(つまり敵への反撃ですね)の可能性に付きまとわれている
世界中の警官たちが、並みいる自動拳銃セレクションの中からグロックを
携帯拳銃として採用するのには、そういった事情があるようです。
そんなことから、劇中では三笠(ミカ)にはCUREチーム内での
グロック教の巫女をしてもらっていますw
卯月も千草も皆グロックを携帯しているのは、布教に熱心な
三笠によって徹底的に躾けられているからとなります_(:3」∠)_
ちなみに映画「逃亡者」とその続編「追跡者」で、トミー・リー・ジョーンズ
演じるジェラード連邦保安官も「グロック教信者」という描写が出てきますw
「グロック以外は携行するな」
「バックアップ拳銃もグロックだ」
「ニッケルプレート加工の拳銃など弱虫用だ。グロックに替えろ」
シナリオライターの執念に近いグロック愛を感じさせる名セリフの数々w
旧・防弾天使で三笠が千草に施していた教えは、誰あろう
ジェラード神官のご宣託のオマージュでしたw
そんなグロックのあまりの完成度の高さに、S&W社が恥も外聞も捨てて
「シグマ」などという見かけもそっくりなデッドコピーを作っちゃって
訴訟沙汰になったあげく、とてつもない高額敗訴しちゃったという
トホホな逸話も……(笑)
さて「ほかの拳銃に比べて軽め」とはいえ、それでもグロックはやっぱ重いです。
ダブルカラム・マグ(二列弾倉)を指すと、子供が持つにはけっこうな
重さとなってしまいます。
ですのでスーツを着用していないときは、幼年メンバーは軽量モデルである
グロック43にゴムスタン弾を装填したシングルカラム(単列弾倉)を
差し込んでいるという裏設定にしてます。
さて、これまで三笠の隠密シーンを描写する際は、かならずルガー22を
持たせていました。
ルガー22は一般には〈蛇撃ち銃〉として有名で、蛇やネズミなどの害獣を
撃つ際に利用されてたりします。今でも南部の方では普通に下水道検査の
係官が携帯してたりするそうですし、公園警備員なども森に入る際は
とりあえず持っていくそうです。
そんな「便利道具」っぽい印象のルガー22ですが、
実は「軍事オペレーター御用達」という側面もあるのです。
ベトナム戦争時代から暗殺任務などで利用されてきたという経緯があり、
今でも米国の特殊部隊には毎年一定数、納入されているようです。
サイレンサーをつければ、かなりの隠密性を誇ります。(サイレンサーを
ボディ自体に組み込んだモデルも存在します)
そんなわけでそもそも忍者みたいなキャラの三笠にはルガー22を持たせてきたのですが、
今リブートにあたっては、ポーズモデルでリアルガンコレクターでもあるA★Q嬢の
強い推挙で「SR22」へ変更することに決めました。
携帯性に特化したコンパクトサイズと、やたらかっこいいデザインが
「アップ時に映える」というのが決定要素でした。
■RUGER SR22
全長162.6 mm
重量 496.1g(未装填時)
弾丸 .22LRリムファイア
製造 スターム・ルガー社
使用している弾丸はルガー22と同じ.22LR弾で、
弾頭は太い鉛筆の芯くらいの径があります。
22口径弾の恐ろしいところは、貫通力がそれほど高くないので、
人体に被弾した際は盲管銃創にならず、つぶれた弾頭が
体内をめちゃくちゃに荒らしつつ、しかもそこに「留まってしまう」という点です。
ギャングのヒットマンも含め、22口径を暗殺に使用する人間は
標的の頭に複数回撃ち込むのが「必殺テク」らしいですね(汗)オソロシイ…
あくまで個人的な印象ですが、SR22の方がジャム発生率が少ない感じで、
命中率に関してはルガー22のほうが高い印象を受けました。
銃身が長いぶんだけ、慎重な狙い撃ちには向いているのかもしれませんね。
ただし即応性に関しては明らかにSR22に軍配が上がります。
実際、SR22は非常に撃ちやすい銃でした。小さめの手を持つ射手用に
Sサイズの代替グリップをデフォでパッケージに同梱しており、女性にも
撃ちやすい仕様になっています。というか、アジア人の手にしっくりくる
サイズですね。
典型的な日本人体型の私には、.45ガバやUSPは大きすぎ、
9㎜拳銃でも大きめに感じるものが多いです。そういう意味で
SR22はほんと手にピッタリくるサイズとグリップデザインです。
実際の射撃もワンハンドオペレーションが巧みにできますし、
何より非常にカチッとした動作をしていました。
22口径拳銃は即応連射をすると、2~3発目あたりでジャムることが
比較的多いのですが、SR22はなかなか軽快に動作していましたのが
非常に好印象でした。これなら三笠も気に入る銃ではないかなと
思い至った次第です('ω')
三笠改めミカは、メイン武器となるグロックを後腰のパンケーキホルスターに
サイド武器であるSR22を大腿ホルスターに収めています。
ミカはもともと強化スーツ無しでも人間離れした戦闘能力の持ち主なので
武器の使い方も常人とは異なり、瞬発力を利用した即応性重視の銃撃テクを用います。
公開時にはそんな点もお楽しみいただければ幸いです<(_ _)>
sn2zn
2019-11-29 11:35:22 +0000 UTC