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チョコレート彫刻

様々な獣人の暮らす世界で、エナジーと呼ばれる特別な力を持つものが現れ始めた。あるものはその力を私利私欲のために使いヴィランと呼ばれた。あるものは私利私欲にまみれた力持つものを罰する立場となりヒーローと呼ばれた。 エナジーを得てヒーローとなった新参者である柴犬の獣人のマックスはヒーロー支部である警察署にある風呂場の前の椅子でぐったりとしていた。ここの警官たちはみなエナジーを持ったヒーローなのである。 「お疲れマックス、どうしたんだよ?」 「いやぁ、今日のヴィランは厄介でしたよ先輩。なんか手からねばねばしたもの出してきて、拘束されて・・・」 「それでクレアのやつがいないのか。まだ風呂入ってるのか?」 「そうなんですよ。無駄に綺麗好きすぎてこまりもんですよ。」 「あいかわらずだな。」 クレアはペルシャ猫の獣人でマックスと同じ新人でありヒーロー同士のペアである。そして話しかけてきた先輩はハスキー獣人でマックスの困った様子に肩をすくめた。 「あの先輩、変なこと聞いてもいいですか?」 「おうなんだ?こたえられることなら答えるぜ。」 「今回の相手のねばねば、クレアの引き裂く力でも裂けなかったんですよ。仕方なく俺の能力使ったんで事なきはえたんすけど。」 「マックスの能力は強力だが、まだずっと使い続けられないだろ?よく平気だったな。」 「相手が油断してくれたおかげですね。でも思ったんです。あのねばねばとかもそうですけど、ヴィランってすさまじく強力な能力もってることあるなって。町一つヴィランに乗っ取られた話も聞きましたし・・・」 ヴィランをどうにかできたはずなのに自信を無く師気味なマックスに、先輩も軽いのりをやめて真剣な表情に切り替わる。 「よく聞けマックス。なぜヴィランのほうがより強いエナジーや能力を得るのか。それはエナジーの本質がそいつ自身の根っこにある本質の欲に起因しているといわれているからだ。本質があくどいことを望んでる奴ほど異質で強い能力を得る。んで根っこにあくどい欲があるからヴィランになるわけだ。」 「なるほど、そういうことなんですか・・・」 「あぁ、でも心の底から正義の欲があるなら本当に強い能力を持ったヒーローになれる。残念ながら俺はそういう心はなかったようで中途半端な力だけどな。」 「そんなことはないですよ、先輩。」 最後は緩むような言葉をかけて和ませる先輩のやさしさにマックスも落ち込んだ表情を和ませた。だがマックスのどことなく感じていた不安は悲しい形で現実になる。 数日後の夜も近い日の沈んだころにすさまじいエナジーがこの地域で確認され、危険なヴィランが生まれてしまった可能性があると町の人は外出禁止指令が出された。外に出ているのは警察署に勤めるヒーローか、ヴィランか、エナジーを持っていなくともヴィランにどうにかされてしまった人かになる。 マックスとクレアはまだ新人だからと、ハスキーの先輩が付き添う形のスリーマンセルで動くことになった。マックスは安心したがクレアはまだ自分たちが舐められているのだと反抗気味だ。 彼らが担当したのはエナジーが観測されたところからも少し離れた場所。ヴィランが逃げていた場合を考えての布陣で、そこから観測地帯である公園に向かっていって他ヒーローたちと合流する予定だった。 「観測された時間からも考えて逃げてなどいてもここまで遠くないはずなのに!私たちを下に見すぎでは!?」 「そういうなクレア。逃げるような相手ではなさそうなエナジー量だからこその布陣だ。他のヒーローも何人か外から回り込むやつがいるだろ?」 「確か一番に観測地点の公園に向かったのはリーダーチームですよね?彼らが見つけてくれてるなら、逃がすこともなく捕まえると思うんですけど・・・」 どちらかといえば逃げたときの囲い込み要員として彼らは数えられたというわけだ。当然と言えば当然だがかなり離れた場所である彼らの担当地域事態にヴィランの姿はなく、合流地点の公園にと向かっていく。 「どうせもう捕縛し終ええますよ!さっさと行きましょう!」 「いや、待てクレア、エナジーの観測計はまだ公園をさしてる。つまりまだヴィランはいるってわけだ。」 「まさかリーダーチームがそんなに苦戦を・・・?」 公園に近づいたことで観測計を付けていないヴィランのエナジーにだけ反応する観測計がより強く公園を指し示す。リーダーチーム達がまだ捕縛できていないという証拠でもあるわけだ。 「なるほど!ならわたしにもまだ出番があるということですね!」 「おい待て!クレア!」 クレアがエナジーを纏って走り始めてしまうのを先輩も同じようにエナジーを纏って追いかける。マックスだけはエナジーを即座には纏うことができなかった。それは彼のエナジー能力に起因しているが、公園までの距離もそれほどなく、数秒遅れただけで公園にとたどり着いたのにすでに先輩もクレアも普通の姿ではそこにいなかった。 「なんだ、これ・・・」 公園に漂う甘いにおい。公園に並ぶ数々の茶色い彫刻のような者たち。思わずマックスは後ずさりした。その彫刻達がどうみても今突っ込んでいった先輩やクレア、他のヒーローたちとリーダーチームの3人までいるのだから。 「おや?君はエナジーを纏って突っ込んできてくれなかったんだね?偶然なのかな?」 「お前が、ヴィランか・・・」 リーダーチーム3人のドラゴンの彫刻の間から出てくるのは全身どす黒いような茶色の肌でなぜか全裸の豚獣人だった。なにより一番にマックスが思ったのは醜い姿のヴィランだなということだった。 「まぁそうなるんだろうね。」 「彼らを、どうしたんだ・・・」 「見てわからないかい?チョコだよ!チョコレートにしてあげたんだよ!僕のためのバレンタインチョコにね。」 「は?チョコ?いや、でも、確かに、この甘いにおいは・・・」 公園に漂う甘いにおいは確かにチョコレートの匂い。柴犬獣人だがチョコは食べれはするし、雌が雄に送るというバレンタインという行事も知っている。数日前が丁度その日で、ヒーロー支部である警察署にいっぱい届けられたのを覚えている。ただし、マックスあてのものはなかったが。 「素敵だろう?ヒーローチョコなんて贅沢だ。君で全員集まったようだし、いただこうかと思ってたんだけどね。」 「やめろ!元に戻せ!」 「元に戻せと言われて、はいと戻すヴィランはいないよ。エナジーを使って僕と戦うかい?まだ彼らは死んだわけじゃない。チョコレートに放ったが生きている。視界とかそういうのはないけど意識はある。僕を倒せば元に戻るだろう。砕いたり食べちゃったらどうなるかは、わからないけどね。」 「ぐっ・・・」 一瞬エナジーを使うか迷ったが、ヴィランの言ったエナジーを纏わず来たという言葉と、エナジーを使って戦うという言葉に引っかかりを覚え、エナジーを使うのをためらう。 「さすがに言い過ぎたかな?警戒もされちゃうか。」 「エナジーを使ったから、こうなってるんだろ?お前の能力で・・・」 「そういうことだね。エナジーなしで僕と戦うかい?」 「あたりまえだ!」 「おっと動くなよ?鍛えている君にはきっと近づかれたら即座にやられてしまうだろう。でも君がそこからここにたどり着く前に、このチョコを砕くくらいは僕にもできる。」 向かおうとした瞬間、一番ガタイのいいドラゴンのチョコの彫刻にヴィランの手がかかる。それはヒーロー支部のリーダーでマックスたちヒーローが一番あこがれる存在だ。 「やめろ、そんなことをしたら・・・」 「君が動かなければいい。そうしたら砕くのはやめよう。」 そういいながらリーダーの彫刻のズボンの股間部分にと手を触れるヴィラン。何やら怪しい動きだがマックスは人質を取られた形なわけで動くことができなかった。 「何を、する気だ。」 「言っただろ?チョコを味わうのさ。大丈夫。完全に食べ切っちゃうわけじゃない。ほら、ここを頼んのうするんだ!」 「んなっ!?」 ヴィランが股間部から手を離していくのに合わせ、リーダーの股間部から立派な肉槍チ●ポ型のチョコが飛び出してくる。 「おほぉ!思ってる以上のチ●ポを持っていらっしゃる!我慢ならない!」 ヴィランの豚獣人がわき目もふら時チョコチ●ポにくらいつく。思わず足を進めようとしたマックスだがヴィランはこちらを向いて手で静止してきていた。そして制止しつつもジュルジュルとチョコ味わう音とは思えないような吸い付き音をたてながら味わっていた。 「やめろ!リーダーのがとけちまう!」 「こんな大きさなのだから少しくらいとけてもいいだろう?それにたまらなくうまい!そうだ、君もよかったら味わってみるかい?」 「は?」 しゃぶっているのやめてから少しして口を離し他ヴィランが手をぎゅっと握り開く動作をすると他のチョコの彫刻の股間部からそれぞれの種族らしいチ●ポがむき出しになる。月明りと公園の垣外に照らされたチ●ポむき出しのチョコの彫刻は無意識にマックスの淫欲を刺激してしまう。 そして一番近くにいたクレアと先輩も彫刻からそれぞれ猫チ●ポと犬チ●ポをむき出しにしているのを見て、マックスはごくりと喉を鳴らしてしまう。 「安心するといい。本当に少し溶けたくらいなら戻った時に影響はないよ。その二人は君のチームだろう?確か猫のほうは君のペアだったはずだ。欲に従っちゃえばいい。」 「ぐっ!何を!」 「おっと?猫のほうじゃなく、犬のほう?つまり先輩に気が合ったのかぁ!」 「っ!」 図星をつかれて何も言えず、ヴィランが制止させる前に少しだけ進めたはずの足を後ろに下げてしまう。そんな姿を見たヴィランは離れた位置のマックスからでもわかるくらいににんまりとして再びリーダーのチ●ポにとしゃぶりつき始めた。 その姿を見て止めなくてはと思いながらもマックスは足が動かなかった。そしてちらいとどうしても見てしまう先輩のハスキー種の犬チ●ポ型のチョコ。これが先輩の形なのだとマックスの胸は高鳴る。 そしてヴィランではなくいつの間にか先輩の彫刻にと足を進めていってしまう。それをヴィランは横眼で見ていたがもはや脅して止めることもなく一度リーダーのドラゴンチ●ポチョコから口を離した。 「今彼らに意識はあるが、ここでされたことなど見えてもないし覚えてもない。チョコにされたことだってきっとわからない。安心しろ、とかすようなもったいないことはしないよ。朝になる前にチョコを堪能したら戻すからね。」 ヴィランの言葉に息が荒くなっていくマックス。いや、ヴィラン言葉よりも先輩の彫刻のチ●ポに夢中になって息が荒くなっていたのかもしれない。 公園の芝生にと膝をつきより近く、目の前で先輩のチ●ポであるチョコにと釘付けになる。そして誘われるように大きな犬型チ●ポチョコをくわえ込んでしまった。 ほんのりと苦いビターチョコの味が舌全体に広がる。これが先輩の味とヴィランと同じようにジュルリジュルリとチョコを味わうような音とは思えない音を出して先輩の犬チ●ポチョコを味わう。 夜の冷たさでとけていなかったチョコ彫刻がマックスの口の温かさによってほんのりと溶けていく。それはまるで先輩を食べているかのような背徳感。だがマックスはしゃぶるのをやめられなかった。 「夢中になってしまったようだね。本当は食べたら力を得られるかと思ってたんだけど、これはこれでいいかもしれない。君はもう僕との共同犯だよ。」 いつの間にか近づいていたヴィランに背後から言われて、マックスはさすがに加えていたチ●ポから口を離してはっと振り向く。醜い豚獣人が見下すように見つめる中で、マックスは何もできずにいた。 「俺は、俺は・・・」 「もうちょっと堪能したかったけど、今日はここまでにするよ。僕が離れるまでそこで座り込んでるといい。」 マックスはすでにヴィランが離れていくのを見ることも出来ず地面を見つめることしかできなかった。そしてしばらくするとヒーローたちのチョコレート化がとかれて元に戻る。そう、勃起チ●ポをズボンからむき出しにした状態のまま。 「うおっ!?な、なんだこれ!?くっそ!ヴィランの仕業か!?」 「くっ、私にこんな姿をさらさせるなんて!ん?マックス?どうしたんですか?」 あられもない姿にされ慌てるヒーローたち。先輩とクレアも同様に急いで服にとしまい込んだが、クレアは座り込んだマックスに気づき先輩も気にかけ始める。 「どうしたマックス!?お前もヴィランにやられたのか!?」 その言葉に返す気力もないほどにうつろなマックスにクレアも先輩もどうしたらいいかわからないままその日は警察署にと戻りまたヴィランのエナジーが出ないかと寝ることなく一夜を過ごすヒーローたちが多かった。 そして翌日の夜にまた同じ公園でエナジー反応にヒーローたちは出動していく。マックスも浮かない表情だが彼らについていく。クレアも先輩も気にはしつつも昨日よりは顔色もいいマックスに声をかける。 「大丈夫か?無理に出なくてもいいんだぞ?」 「そうです、昨日何があったかは知りませんが、あまり無理をしてはいけませんよ!」 「わかって、います。大丈夫です。」 どう見ても大丈夫そうではないが行くと決めたマックスを止めることもなく、彼らはまた公園のヴィラン反応にエナジーを纏って突っ込んでいく。 月明りの下いくつものヒーロー獣人達のチョコレート彫刻が出来上がっていて、マックスが遅れて着くころにはすでに皆機能と同じようにチ●ポをむき出しにされていた。 マックスはヴィランに近づ香ともせず、まっすぐ先輩のもとにと膝をつく。昨日と同じ大きさのままの先輩の犬チ●ポチョコのほろ苦い匂いを嗅いでうっとりとすると、ヴィランと同じようにほおばり始めてしまったのだった。


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