はるかげ中心本編:第2話「はるかげ」について全ページにいろいろコメントする記事です。
漫画はこちら。(後日pixivにもまとめます。)
1回目のコメンタリーはこちら。
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最初の電気のボタンを押すとこは、びじゅチューンにこういう表現があって真似てみました。
シン先生の家です。うちの玄関の写真を撮って参考にしました。置いてあるのは菊の花。かけてある絵は…なんでしょう?
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先生がそんな面倒なこと〜と言ってるので、普段は面倒なことをしないタイプのようです。シン先生は仕事熱心な方ではないです。放っておけない子なんですね。
このシーンの服はお気に入りなので、カラーも描きました。
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こんなに美しく見えてるのは、シン先生にだけです。もっかどさんには、ただの子供にしか見えてません。この帽子もお気に入りです。
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構図に迷いましたが、かげくんのポーズが結構お気に入りです。かげくんには影がないんですね。背景がないので、雪が降りました。冬だったんでしょう。
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かげくんは食べません。シン先生って意外と料理のシーンが多いですね。
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きつね月見うどんです。はるくんは基本的に愛嬌がありますね。
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入れ替わったシーンです。この時「知らなかった!」と読者さんに言われたんですが、はるくんは肉体があり、かげくんは普段思念体的なあれです。身体は一つしかないので、身体のコントロールは都度入れ替わって行います。
シン先生は入れ替わったのが分かるヒトなのです。
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このシーンは1話の時の構想にはなくて、「どうしたらこの子達は打ち解けるだろう?」と友人と話してた時に「一緒に料理するとか…」的なアイデアを貰ったので、描いてみました。
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日常パートであんだけコスプレさせてたシン先生がこの時点では子供服を全く持ってないというのは、かなり重要なシーンだなと思います。クローゼットが大きそうです。
はるかげくんの身体の模様は実はまだはっきりとこれ!って決まってないんです(どういう模様だと綺麗なのかまだ不確定で)。
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シン先生が見惚れるシーン。1コマ目お気に入りです。
ところでバスローブのようなイメージで構想してたんですが、バスローブってパジャマではないんですね。なのでバスローブっぽいデザインのパジャマ…だと思ってください。
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やはりシン先生にとってははるかげは綺麗なんです。右手が白、左手が黒です。
右手に五芒星のマーク。はるくんの目が…。
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手を隠すはるくん。絵的にわかりにくいな…と思ったので、バスローブに陰をトーンで描いてみました。はるくんにとって、あまり見られたくないものなんですね。
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何かを地面に描いてるシーンでした。
これもまた1話の時には構想のなかったシーンで、はるかげ母が再登場します(当初は最終話近くまで再登場しないだろうな思ってました)。はるかげを殺すことを予見されていました。
「あんたが悪いのよ」と「おまえが悪いのよ」のどっちがいいか結構迷った。
上にあるのは青龍と朱雀的なもの。
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簡素ですが結構背景の見栄えがいい気がする。
はるかげ父です。はるかげ母からは「ごぼう」と呼ばれています。服にも五芒星、地面に描いてたのも五芒星です。
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このシーンの札は「魂探し(こころさがし)」と言います。第1話にも札が登場してたの気づいてもらえたのでしょうか。第1話のは「魂操り(こころあやつり)」です。
はるかげ同様、手に五芒星のマーク。本作はファンタジー要素ありきの恋愛もの…というのを強く打ち出すシーンです。
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はるかげ父のいるところは日本で言うと鎌倉あたりで、シン先生のいるところが千葉あたりなので、東の方でかつ、少し遠いのです。
満月のトーンを仕入れたので使ってみました。
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はるくんって「……?」なシーンが多いですね。意図的…?かげくんは基本寝ないそうです。肉体がないから。
シン先生が見惚れるシーンです。
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シン先生にとってはるかげくんは美しい存在である…ということが今まであまり描写できてなかった気がしたので、文字にしてみました。
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以前読んだ本に「うまく言えないけれど…」という言い回しがあり、すごく印象に残ってて、いいなぁと思ったので。
シン先生の告白シーン。美しさに見惚れて、儚げな酔いを表現した、お気に入りのシーンです。特に構図がいいですね。
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「生まれて初めてだよ」なのは当然です。この世界にはるかげより美しい存在などいないのだから。はるくんはそれを分かって「そうだよね」と言ってます。
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かげくんに入れ替わりました。直球ですね。
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かげくんが見えるヒトは、みんな襲うそうです。だから入れ替わりました。
純度と糖度…という表現、今思い返すと以前読んだ詩集にあった表現な気がします。
シン先生が魔性に惹かれて、堕ちていくシーンですね。
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今まで襲われてきたことも、抵抗してきたこともある言い方ですね。それに対してもう何も思ってないかのような冷めた態度。
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フォロワーさんから「背徳の表現がすごい」的な感想をいただきました。このシーンの下半分のドロドロした感じは、以前「レモン・カノン2巻」の描き下ろしイラストでやった表現(下図)をリメイクしました。
前より綺麗に描けてる気がします。
このシーンも1話の時に構想があったか不明です。「ベッドシーンは?」と聞かれまくったのがこういう形になったのかもですね。
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朝チュン。シン先生の家は高層マンションですかね。
はるくん曰く、服が脱げることがよくあるそうです。
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はるくんは何も憶えてないようです。
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シン先生は、最後までは襲ってないそうです(難しいところなので、表現はぼかしました。)
かげくんは「忌まわしい記憶」を保持します。この「忌まわしい」の文字が物語後半にだんだん明かされて行く予定…。
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はるくんにとって、憶えてなくていい事、なんですね。
はるくんとかげくんって、結構醒め夢の赤丸くんと橙道くんに似てる気がします。
はるくんは、知らないけど、分かってる。そんな感じ。
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はるかげは当初二重人格ヒロインもの、として構想が始まりました。明確には二重人格とは違ったものなので、あまり深く考えなくていいです。
はるくんがつらい体験をすると、かげくんにその記憶が「忌まわしい記憶」として残り、はるくんの記憶からは消えます。かげくんの口調がはるくんよりも悪いのも悪口自体が「忌まわしい記憶」だからです。
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二重人格的なのは分かったものの、ではかげくんの思念体は一体なんなのか、なぜシン先生にしか見えないのか、という謎は残ります。
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第1話ではるかげくんは親から手放されており、帰るとこがありません。
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ヒトがいっぱいいるところは、はるくんによくないのです。はるかげに非道いことをするヒトがいるかもしれないから。1コマ目は、液体ですね。
かげくんは第1話の時から、はるくんのためにいる存在だと発言してます。はるくんのために、忌まわしい記憶を預かっているのです。
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このシーンのズボンがお気に入りです。背の高い方はいいですね。
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やはりシン先生にとってははるかげくんは「美しい存在」なのです。ここもお気に入りのシーンです。
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ネームの段階だと「好きになったから」でしたが、さすがに唐突でまだ恋とは違うかもしれないと思い、「一緒にいたいから」にしました。
今風に…と考え、もっかどさんのスマホが二つ折りになってます。また、シン先生ともども、電話を耳に当てないのも今風…かなと思いました。
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もっかどさんはタブレットっで仕事してます。シン先生の我儘に振り回されてる方なので、苦労人だなぁと。
もっかどさんは「あのヒトが用意した」秘書です。仕事は優秀です。シン先生には3人秘書がいる(かもしれない)のですが、他2人は今のとこ考えてないです。あのヒトは、そのうちそこそこ重要な回で登場予定。
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何気ないことですが、ここまで一度も名前が出てませんでしたね。はるくんは自分の名前を言おうとしますが、シン先生に阻止されてしまいます。
死んでしまうくらいなら全て忘れたらいい…と第1話で言ってた通り、シン先生によってはるかげくんは過去を忘れ、新しい人生を生きることになります。
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陽-はる-くんになりました。
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陰-かげ-くんになりました。
このシーンが第2話で一番描きたく、初期構想からあったシーンです。はるかげの名付け親は、シン先生だったんですね。
二人の名付けシーン、コマ割りと構図がちょっと大変で、単調にならないように、はるくんとかげくんで吹き出しと構図の上下が逆になってますね。
今までで一番キラキラトーンに力を入れたと言っても過言ではないほど、拘って貼りました。上から流れるようなトーンワークになってます。光が照らしてるかのような削り方もしました。
右手の五芒星が名付けと同時に消えました。この五芒星は、はるくんの本名に紐づいていたものだから。
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二人揃ってはるかげです。今までの日常編を読み返すと分かりますが、シン先生は「はる、かげ」ではなく「はるかげ」と区切らずに呼んでいます。二人揃っての、はるかげだからです。
このシーンで、かげくんは驚いていますが、はるくんは嬉しそうです。かげくんに名前を与えることは、はるくんには絶対に出来ないことであったからです。本作ではこの二人の名前が最終話に至るまでとても大切な意義を持つのです。
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シン先生が名前をつけるの、改めて見るとかなり突飛な感じですが、一応その辺は今後補完するエピソードが入る…と思います。また、考えついた名前が「はるかげ」なのにも意味があります。
はるかげと家族になりました。先程も言ったとおり「はるかげ」と区切らずに呼んでます。
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はるくんの五芒星が消えると同時に、つまり新たな名を与えられたと同時に、はるかげ父による追跡が不可能になりました。
手の五芒星はどんな意味があるのか友人に聞かれましたが、今後明かされていくので秘密です。
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術者でもないのに…と、自身が術者であることを示してます。名を変えるのは、粋な手なようです。
ところで五芒星や、陰陽マークのことから陰陽術的なのを想像してる方もいますが、本作はあくまでファンタジー、実在する陰陽術的なのとはちょっと違う、本作独自のものだと思ってください(もちろんモチーフは陰陽なんですが)。
「まだ追うのね」というセリフから、はるかげ父はずっとはるくんのことを追い続けてることが分かります。追走。
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先程の言った通り、あくまでもファンタジー。一応モチーフの服はお坊さんの袈裟というやつですね。大きく描かれた五芒星は、はるかげ父が術を使うための補強剤みたいなものです。地面に描かれたのも、力を強めるため。
このシーンは迫力が欲しかったので、はるかげ中心通して言えることですが作画には力を入れてます。白い線や黒い線があると見栄えがよくなる。気がします。
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以前読んだ漫画に、こんな擬似結婚式のようなシーンが印象的なのがあり、描いてみました。セリフを「健やかな時も病める時も〜」というのにしたかったんですが、ああいう誓いの言葉って明確な決まりはないみたいだったのでぼかしました。
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ラストシーンです。第1話でもラストシーンは印象的にしたので、今回も。
シン先生、早くも結婚気分なんですね。このシーンは横からのアングル&被り物をしてることによって、シン先生がはるくんでも、かげくんでもなく、はるかげという一人の子とキスしてるのを現してます。
キラキラトーンがとても綺麗。背景は星空です。
「はるかげ中心」は「醒めない長い夢」のようなキラキラさと、「レモン・カノン」のようなシリアスを混ぜた集大成のような作品にしたいなと想って描いてます。
第1話ではあまりキラキラトーンが使えなかったのですが、今回はたくさん使えたのでよかったですね。
今回は47ページと、かなり大作になりました。大変でしたね。
第2話はサブタイトル通り、「はるかげ」の名付けのエピソードおよび、シン先生と一緒に暮らすようになる本編でした。
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ここからはおまけの、キャラ表(正確には衣装表)です。
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はるかげは139センチと書いてありました。9で揃えたのかな?はるくんの服、ボタンが9つです。帽子の穴も9つですね。9月9日生まれです。陰陽に揃えて6月9日とか、9月6日じゃないのと聞かれましたが、むしろ陰陽だからこそ、9月9日です。
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シン先生とはるかげくんの衣装ってまだ決まりきってなくて、手探りで描いてます。今回は割と方向性が見えましたね(方位のマークとか)。
シン先生とはるかげくんって、48センチ差なんですね。罪…。
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もっかどさんは割と描きやすいですね。もっかどさんはネームドモブキャラかなって思います(名前や設定はちゃんとあるけど、モブに近いキャラ)。
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はるかげ母です。名前を一文字だけ明かしてみました。桜くんと同じですね。この衣装はかなりお気に入りです。彼女の6月19日生まれにちなんだ名前になってます。
さらっと重要情報ですが、はる、かげと二人いることを全く知りません。彼女はかげくんの思念体を見れません。
はるかげくんは彼女そっくりな顔ですね。
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はるかげ父です。同じく一文字だけ明かしてみましたが、大方予想通りの名前だと思います。苗字が気になりますね(はるかげくんの本名の苗字なわけですし)。
シン先生と同じく、はる、かげの二人がいることを知っています。
顔は一応秘密ということで(すでに落書きで描いてたりしますが)。
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以上ではるかげ中心本編:第2話「はるかげ」が終りです。
第1話の時点ではほとんど構想が決まってなく(決まってたのははるかげと名付けるシーンくらいでしょうか)長らく時間がかかりましたが、無事完成して良かったです。
次回、はるかげ中心本編:第3話「シン(仮題)」いつか執筆します。はるかげくんがシン先生と呼ぶ回にしたいです(本編では一度もシン先生とは呼ばれてないので)。お楽しみに。第2話と違い、結構構想が出来てるので…半年後とかに描くんじゃないですかね。
本作が本になるのはいつでしょう。ページ数だけで言うならもうできそうですが。
またお会いしましょう。
終り。
2021・11・22・月・22:06
青海原・Y・やちく