絵についての質問もらったので、それについて書きます。
長くなります。
「顔のバランスと目を描くときに気を付けていることはなんですか?」
という質問だったので自分が描く顔についてのお話になります。
個人的な趣味嗜好の話だったり、自分はこうしているという話になりますので、正誤や良し悪しの話ではないということを留意していただければと思います。
あと教材でもなければ講座でもないので万が一参考にして絵が狂っても責任もてませんのであしからず。
まず顔のバランスですが、バランスって言われても正直ピンときませんよね。
絵を勉強する時、「もっとバランス良く」「バランス意識して」「バランス整えて」なんて言われたりしますが、バランスってなんだよと思った人結構いると思います、俺とか。
ここでは顔のバランスについては、比率、と言い換えることにします。
で、比率って言うのはつまり顔に関するありとあらゆる「大きさ」や「幅」などの情報のことです。
好きな顔を模写したいけど、なんか似ないとか、好きな顔のどこがどう好きなのかよくわからない、という人なんかはまず比率を意識するといいと思います。
自分の好きな顔がどういう比率をしているのかわかれば、あとは自分の絵に落とし込むだけです。
ちなみに自分の絵はかなり独特な比率をしていると思います。
感想などで「なんか知らんけどこの顔好き」とか良くいただくんですが、たぶん俺と顔の好みが一緒な人なんだと思います。
具体例を出します。
自分が好きな顔はかなり爬虫類顔してます。
目は離れ気味で鼻の下の間隔も結構広めにとります。大体鼻とアゴの中間あたりでしょうか。口も大きいです。
あとは表情を豊かにするために過剰に眉毛を動かします。
カーネルちゃんはいわゆるアオリの構図をよく描くのですが、それはそのキャラの顔の造形で一番映えるというか、好みの顔になるようにポーズ取らせてるだけなんです。グラビアとかと一緒。
カーネルちゃんは自分の好みをとにかく突っ込んだので特にわかりやすいかと思います。
もちろんこれらは好みの話であって「絵柄」の話ではないので、キャラクター造形の面で言えば全く真逆のキャラクターを作ることもあります。
自分はなるべく「絵柄」と「キャラクター造形」を切り離して考えています。例えばグラブルとかだと絵柄的に鼻をあんまり描かなかったりしますが、そうするとキャラの鼻の高さがわからない。点で描く鼻とかも。
なので出来ているかは別として、自分はなるべく絵柄に依存してキャラクターの個性を作らないように心がけています、
そうすることで逆にしっかり鼻を描く絵柄として個性になっている気がします。その辺の取捨選択が絵柄というものに反映されていくんだと思います。目指しているところは髪型を変えてもどのキャラか判別つくとか、目だけでコイツだ!ってわかるとかそういう所。
いつもこんな感じでどうやったら好みの顔になるかずっと悩んでます。
実際の人間を参考にすることが多いです。最近は根本凪さんとか好き。
続いて顔のデフォルメに関してです。
自分はリアルとデフォルメのどっちの要素もつまんでパズルのように組んでるので、見ようによってはちぐはぐな印象があるかもしれません。
例えば鼻の穴を描く、例えば涙袋を描く、唇を描く、いろいろな描く描かないの選択があり千差万別の好みがあります。
で自分が特にデフォルメをしているのが目です。
目がかなりデフォルメ効いてて、その他のパーツがわりかし描き込んでるという「絵柄」です。
質問の内容にもありましたが、目に関する感想も結構いただきます。
目以外がかなりしっかり描き込まれているから余計に目のデフォルメが際立ってるのかなと思います。
で何故そんなちぐはぐなことをしているかというと、豊かな表情を描きたいからです。
「目は口ほどにものをいう」と言うくらい目の感情表現というのは多彩で、それだけに絵に落とし込むのにも苦労します。
目に感情乗せられる絵描き好き。エッチな目とか。
で、自分が目の描き方の参考にしているのが「カートゥーン」です。
あのデフォルメされ切った豊かな感情表現、しかもかわいい。最強です。
こういうカートゥーンチックな絵柄から自分の絵柄に落とし込んでいます。
そこでさっきのバランス(比率)の話が大事になってくるわけです。
違う要素のものをすり合わせる、あるいは自分のものに落とし込む作業。
それをするには自分がどういう好みなのかを把握していないと、迷走します。
「絵柄を作る」という作業において、自分的にはここが一番時間がかかるところかもしれません。絵の練習の一環みたいなものです。こうやって真似してパクって自分のものにしていくんですよね。まぁあんまり語れるほど確固とした絵柄も信念もないですが。
あとデフォルメに関してもう一つ。
「実際どうであるか」と「絵的な見栄え」の話。
これは例えば、「実際通りでなくても絵的に見栄え良ければ骨折してようがオッケー」という話です。これも落とし込みの作業が必要になってきます。ただ真似しただけではたぶん違和感しか残らないと思います。
まずは「実際どうであるか」、顔だったら「顔の構造」をまず正しく理解してから、見栄えを考えて崩していく、という作業。デフォルメです。
見栄えと言っていますが、正直これは好みの話で正解とか不正解って言うのがないです。
具体例を出すと、横顔なんかは特に顕著に出ると思います。
例えばちゃんとパース通りに顔のパーツを配置するか否か、とか。
眼鏡を描くときなんかは特にわかりやすいかもしれませんね。
ちなみに目の位置、耳の位置で迷ったときはいつも「メガネをかけて違和感ない位置」にもってくるようにしています。
あとは目を印象的に見せるためにあえて崩して手前にもってきたり。
見ようによってはおかしいとか変とかなりますが、それをどう納得感ある感じに落とし込めるか、といった感じです。
よく絵描き仲間とかと話題に出るんですが、この辺はキュビズムに通じるところかもしれません。シャフ度とか。
広角レンズの接写とかも近いかも。
より印象的になるように、かつ納得感と説得力を持たせて絵として破綻しないように、というのが目指すところです。
なにしろ絵って言うのはパーツそのものがデフォルメされているわけですから、配置をリアルにしたところで違和感でるんですよ。
だったらそのパーツの配置もハマるようにデフォルメしちゃえばいいじゃん、みたいな。
とにかく自分が一番大事に思っているのが説得力。
間違っていようが何しようが読み手に「これはこういうものなんだ」と納得させるだけの説得力ごり押しパワー、これが一番欲しいです。
そのためにはやっぱり地道な勉強が必要になってくるんだと思います。
そんな感じで、今回の話は以上になります。
何度も言いますがこれは俺自身の好みや考えであって、他の人がどうかとかでは一切ありません。講座でもありません。
長々すみません。絵の話は何気に好きなのでまた機会があればしたいです。
まっくろ
2022-01-10 16:29:06 +0000 UTC加茂直幸
2022-01-10 11:36:39 +0000 UTCHATI
2022-01-10 05:54:05 +0000 UTC桔梗
2022-01-10 05:29:45 +0000 UTCjean gallagher
2022-01-10 02:09:40 +0000 UTCreverse_cowgirl
2022-01-10 02:03:36 +0000 UTCとり
2022-01-10 01:27:33 +0000 UTCエックス
2022-01-10 01:16:12 +0000 UTC