薄暗い修練場。
クノイチは房中術の訓練のため、衣を脱ぎ、男性の忍に背後から抱きつかれる形で毛肌を重ねていた。
背中や腰の曲線が密着して伝わり、布がない分、熱と息づかいが逃げ場なく全身に広がる。
「落ち着いて……力を抜いて」
クノイチは低く囁きながら腰の位置を微妙にずらした。
背中越しに感じるぴたりとした圧迫感。
股間にはすでに勃起した肉棒が挟まれた素股の状態で、太腿に伝わるその圧力は、わずかにヌルッと滑る感触を伴い、全身にじわりと伝わる。
「これも、房中術の一部……呼吸を合わせて」
囁きに合わせて身体をわずかに揺らす。寸止めの密着で互いの呼吸と体温が絡み合い、太腿の柔肉を押しのけて動く肉棒の圧力も、訓練以上の甘い緊張感を生み出していた。
クノイチもまた、冷静さを保とうとしつつ、心の奥でわずかに胸の高鳴りを感じていた。
「……こんな反応を見せるのは、あなたくらい」
耳元に吐息がかかり、背中越しの熱と体温、そして腰に伝わる微かな滑りの感触に、訓練としての理性と、ほんの少しの感情が入り混じる。
その瞬間、さくらんぼのように張り詰めていた男の亀頭から精液が圧迫の刺激の勢いで飛び出した。
ぴたりと密着した二人の間に液体の温かさが伝わり、思わずクノイチの肩が小さく震えた。
修練場に響くのは、荒くなる呼吸と互いの体温だけ。
寸止めの密着と腰越しの圧――房中術の訓練は、二人にとって甘くも刺激的な時間になっていた。