[Go, Occult Research Club!]イケ!オカケン第四話:Stage.2「除霊マッサージ」
Added 2025-06-08 13:56:21 +0000 UTC
──チリ…チリチリ……
耳の奥で、安っぽい電飾の点滅音が鳴っている。まるでどこかのゲームセンターのような、薄暗い非日常の気配。
「……ん……」
島田は重たいまぶたを開けた。目に飛び込んできたのは、天井に浮かぶ曇ったミラーボール。淡いピンクの光が室内を怪しく照らしている。
「……え、ここ……どこだ……?」
視線を移すと、室内には真っ赤なソファ、丸いジャグジー風呂、壁にはリモコンの山とよくわからない装飾の数々。
どう見ても、普通のホテルではない。そう、ここは噂に聞いた…
「ちょっと待て……ここ……ラブホじゃねーか……!」

慌てて起き上がろうとして、全身の節々が悲鳴を上げた。激しいGにさらされたせいで、筋肉がバキバキだ。思わずベッドに倒れ込みながら、記憶がじわじわと戻ってくる。
──あの夜のレース。
お玉様に憑依された蓮華が操るGT-Rの助手席。
理由は、お玉様が島田と霊的リンクしているため、離れすぎると危険だから。
「のうのう、安心せい。わらわにまかせておけ!」
自信満々のその声とともに、アクセルが床まで踏み込まれ、地獄のドライブが始まった。
「いやああああああああっっ!!」
──そして、白目を剥いたところで、すべてがブラックアウト。
「……そりゃ気絶もするわ……」
ベッドの脇には、テーブルの上に置かれたスポーツドリンクと、見慣れたパック入りのカロリーメイト。ラブホテルの場違いな内装とのコントラストが、逆にリアルだった。
誰かがここに運び込んでくれたのだろう。白銀か、樹里か……もしくは、お玉様の“霊力”か。
ふと、島田の脳裏にレース後の会話がよみがえる。
蓮華(お玉)『……あの女、完全に現世に定着したわけではない。だが、峠全体が“召喚の器”となっている。次が本当の勝負じゃ。』
敗北。けれど無駄ではなかった。お玉様は何かを確かに掴んでいた。
「……次が勝負、ねぇ……」
島田はドリンクの蓋を開けて一口啜ると、ため息をつきながらつぶやいた。
部屋のスピーカーからは、なぜか微妙にズレたヒーリング音楽が流れていた。
「……まったく、なんで俺だけ毎回こんな……」
島田はラブホテルのベッドでうつ伏せになりながら、冷たいスポーツドリンクを飲み干した。ようやく体に少しずつ感覚が戻ってくる頃――。
「……ふふ、目が覚めたかえ?」
聞き慣れた――しかし、艶めいた響きを帯びた声が部屋に満ちた。
ベッドの足元には、蓮華が立っていた。だが、その瞳は明らかに「蓮華」ではなかった。
「……お玉様かよ……っ!」
「そうじゃ。わらわじゃ。ちょっと困ったことになってのう」
お玉様はゆったりとした足取りで島田の傍に歩み寄ると、軽く腰に手を当て、少し困ったように唇を尖らせた。
「憑依はうまくいったのじゃが……レース後、魂が蓮華の肉体に深く沈んでしもうて、出られんくなったのじゃ」
「はぁ!? お前、何やってんだよ!」
「だからこうして、わらわがおぬしをここに運び込んだのじゃ」
「いや、勝手にラブホ連れてくるなよ! 俺の意志は!? いや、その前に蓮華さんの意識は!? 大丈夫なのかよ!?」
島田が慌てて立ち上がると、お玉様(in蓮華)はベッドの端に腰を下ろして、しれっと言った。
「だいじょうぶじゃ。今はわらわが仮で操っとるだけで、蓮華の魂は奥の間で眠っとる。ちょっと貸してもらっておるだけじゃ」
「“奥の間”ってなんだよ……」
「でな、どうにかしてわらわの魂を抜かんといかんのじゃが――おぬし、前に霊を払ったときの“アレ”、覚えておるじゃろ?」
島田の背筋に寒気が走った。
「ま、まさか……」
「そう、それじゃ。『除霊マッサージ』。おぬしの“手”じゃないと、わらわの魂はこの肉体から剥がれんのじゃ」
『除霊マッサージ』とは毎度お馴染みのいつものアレの隠語である。
蓮華の姿をしたお玉様が、にっこりと笑いながら、両手を広げる。
「さあ、遠慮せずに来るがよい。ここは“施術室”じゃぞ?」
「いやいやいやいや!!! 俺、もう限界超えてるんだけど!!!」
「うむ、それでこそ“本気の霊術”が可能になる。ほれ、覚悟を決めい」
そう言いながら、お玉様は蓮華の姿でゆっくりと島田に顔を寄せ、ためらいもなくその唇にキスを落とした。
「……っ!?」
島田の思考は一瞬で真っ白になった。覚悟を決めるよりも早く、先手を取られてしまったのだ。
蓮華の顔、蓮華の声、蓮華の体。その中に潜むのは確かにお玉様である。しかし、目の前にいるのはどう見ても、スタイルのいい美人の女子大生。男としての本能が、理屈より先に反応してしまうのも無理のない話だった。
「お、お前なぁ……」
島田は赤面しながらも、その股間の方は“施術”の準備体勢に入っていた。
空調の音だけが微かに響く静寂の中、ラブホテルの照明がゆっくりとディープピンクに染まりはじめる。
その空間はまるで霊的儀式の舞台装置のように、妖しくも甘い雰囲気をまとい始めていた。
島田はぎこちなく、しかしお玉様の指示通りに手を動かし、前戯を始めた。
彼の手が蓮華の体の敏感な場所に触れるたび、蓮華の口から艶めかしいため息が漏れる。
「ふぅ…もっとこの娘の体を貪るのじゃ…どうしても体の中から抜け出すには、おぬしの”陽の気”が必要なのじゃからな…」
お玉様の声は冷静でありながら、どこか楽しげでもあった。体は蓮華のものでも、その意識は明らかに別物だ。
島田の手は震えていたが、やがて徐々に慣れていき、その太くて無骨な指が蓮華の秘部にヌルリと差し込まれる。
蓮華の体は反応し、彼の指に絡みつく。しかし、それは蓮華自身の意志ではない。
「ぼうず…」
お玉様の声が耳元で囁かれるように響く。蓮華の唇がゆっくりと開き、島田の目を見つめた。
島田はためらいを見せるが、その目は欲情の色を隠せない。唇を重ねると、熱い吐息が交換される。
「もっと舌を絡ませろ……もっと深く……」
お玉様の声に導かれるように、島田は蓮華の唇を追い求める。 その動きは徐々に激しくなり、二人の唾液が混ざり合う。
「……お玉様……好きだ……」
思わず口にしたその言葉に、お玉様の意識がわずかに揺れる。
「な、何を……」と呟くが、その表情には確かな動揺が浮かんでいた。
胸の奥にわき上がる感情は、ただの儀式のための“器”としての行為ではなかった。
二人の間に確かな熱が生まれ、お玉様の心から蓮華の肉体に繋がり、反応してしまう。
胸の先端は硬くなり、股間からは愛液が大量分泌され溢れ出していた。
そして…
「イ…イクッ!!…イッ…っく…」
絶頂を迎える瞬間、蓮華の体は痙攣し、その膣の脈動が島田の指に伝わってきた。
「す……すげぇ……」
自分の腕の中でほぼ初対面の美しい娘がビクビクと震えている姿に、島田は興奮を抑えきれない。
彼のモノは更に硬くなり、その先端からは透明な汁が溢れ出す。
「もっと……もっとわらわを…愛せ……」
お玉様の声が耳元で囁く。その声の甘い響きに誘われるように、再び蓮華の体を責め始める。
つづく