①→ https://teopi.fanbox.cc/posts/6558095 ~ 「まぁまぁ、二人とも落ち着きなって。二人は初めてだから知らないだろうけど、プール掃除するとホントに全身どろっどろになるんだよ。パンツなんか着たままやったら履いて帰るものが無くなっちゃうからね、もういっそマッパでやった方が後が楽なんだよ」 「え、えー……」 若干引きながら砂川くんに目をやると、彼は顔を逸らしながらも空田先生の股間をチラチラと確認しており、なぜか顔を赤らめていた。 「ほらほら、先生たちも脱いで脱いでー」 「えっ、まさか僕たちも……マッパ、ですか……?」 砂川くんも驚いたようだったが、相変わらず口を閉ざしていた。 「だぁいじょうぶ!さっきも言ったけど、今日は教頭先生と俺たちしかいないし、教頭先生は事情を知ってるから。男だけなんだから、気にするこたぁないって」 「……そうは言っても、さすがに……」 「いや、ホント後で後悔するから!俺の言う事なんて信用できないかもしれないけど、騙されたと思って、なっ?」 「そんな、別に信用していないわけでは……えっと、砂川くんは……どう?」 急に話を振られて砂川くんは一瞬固まったが、教師らしからぬたどたどしい口調で返事をした。 「……あ、のっ、ボクは別に……現場監督は、空田先生ですし……言うとおりにした方が、いいかと……」 僕は砂川くんから反対意見を得るつもりだったため、予想外の返答に戸惑いを隠せなかった。 「――砂川くんはいいみたいだし、海瀬先生も一緒に、ねっ?」 ダメだ、これじゃあまるで僕が駄々をこねてるだけみたいじゃないか。銭湯でもあるまいし、同僚と裸になるなんて普通ならありえないと思うのだが、これは僕の感覚がおかしいのか?空田先生にしても、前もって事情を教えてくれていれば水着を用意するなり他に方法はいくらでもあったというのに、いったいどういうつもりなんだ……? なんにせよ、二対一になってしまった以上、更なる抵抗はただの迷惑になってしまう。これ以上作業を遅らせることは適切ではないか……――。 「――わ、分かりました。全部脱げばいいんですね」 「そうそう!いやぁー、二人とも話の分かる相手でホントに助かるよ!」 僕が靴を脱いでいると空田先生は未だに脱衣していない砂川くんに男根を揺らしながら歩み寄り、彼のシャツをめくり上げた。 「ほらほらー、男同士なんだから恥ずかしがることなんてないぞー!脱げ脱げー、はははっ!」 「ちょっ、先生、大丈夫ですから!自分で脱ぎますから!」 「えー、そう?」 空田先生はやけに楽しそうだ。これが体育会系独特のテンションというやつだろうか。僕は裸足になり、観念してボクサーブリーフもろともズボンを下ろした。片手で陰部を掴んで隠しながら、もう片方の手で足首に引っかかったズボンと下着を脱ぎ捨てた。両手で前を隠して真っすぐ立つと、尻と股間周りが朝の空気にスースーして変な感じがした。 「ほら、砂川先生、パンツも脱いで」 「――わ、分かってますって」 空田先生に急かされる砂川くんが新鮮で、なんだか面白く見えてしまった。 「よし、三人とも準備完了!」 あっけらかんと股間を晒す空田先生とは違い、僕と砂川くんはガッチリと両手で陰部をガードしていた。 「じゃあそろそろ始めるか――と言いたいところだけど、二人ともちょっとよそよそしいよー!なになに、そんな厳重にプロテクトしちゃって!誰もチンチンもぎ取ったりしないよ!」 「いやいや、さすがに恥ずかしいですって。逆に空田先生はなんでそんな平気なんですか」 「あぁ、俺は学生の頃の陸上部でなにかと脱がされてたから、もうなんとも思わなくなったね」 あたり前のように全裸にされる運動部、恐ろしすぎる……。 「でもまぁ、裸の付き合いって言うじゃん?どうせ作業中は隠せやしないんだから、今のうちにさらけ出して慣れておこうよ。ほら、二人とも手をどけちゃって」 「えー……」 僕が迷っていると、またもや砂川くんは意外な思い切りの良さを見せた。彼は恐る恐る両手を股間から放し、背後にまわした。彼の太い体の中心には皮が余った小さなイチモツがついており、陰毛が薄いため根元までよく見えた。緊張のせいか、ふぐりは小さく縮こまってしまっている。 「チン毛ほとんど生えてないね!処理してるの?」 「あ、いえ、あの、昔から体毛が薄い体質で……高校に入ってからもなかなか生えてこなくて、恥ずかしながら今でもこんな感じです」 「へぇ、なんか砂川先生っぽくていいと思うけどね!じゃあ、海瀬先生はどうかな、ん?」 期待に目を輝かせる空田先生に僕はやれやれとため息をこぼした。 「仕方ないですね……」 僕は両手を腰に移動させ、男の証を同僚二人に披露した。どちらもここぞとばかりに凝視してきて、僕はなんだかむず痒い気持ちになった。 「お二人とも、見過ぎですって……別にごく普通のモノですから……」 別段小さくも大きくもなく、皮は半剥け、陰毛も処理なんかしていないので普通に生えている。我ながら褒めるところも貶すところもない平凡な性器だと思う。 「……半分だけ剥けてて、なんかカワイイですね」 砂川くんはなんだかうっとりした表情で僕のイチモツを褒めた。 「かっ、かわいい……?いやいや、カワイイのは完全に被ってる砂川先生の方でしょ」 「そんな、カワイイだなんて、海瀬先生……」 砂川くんは照れた様子で下を向いてしまった。その反応はいったいなんなんだ、僕には意味が分からない……。 「はははっ!ほらね、ちょっとは本音を言えるようになったでしょ。じゃあ、お披露目はその辺で、そろそろ作業に取り掛かろうか。昼過ぎの完了を目標にやっていくよ!」 空田先生はニカっと微笑み、ブラシとバケツを手にプール底に降りる梯子へと向かった。僕と砂川くんも急いで道具を集め、空田先生の後を追った。なんだかんだしている間に日差しが強まり、露出した股間に違和感は残るものの、全身の素肌を撫でていく春風が気持ちよかった。 ~ たった三人での作業は予想以上に苦行を極めた。 腰を入れてブラシを前後する度にイチモツがプラプラと揺れ、始めはその間抜けな様がかなり恥ずかしかった。しかし、作業を続けているうちにそんな照れくささは疲労によってかき消され、僕たちは己の格好を気にする余裕もなく体を動かした。さすがの空田先生はてきぱきと作業を進めたが、砂川くんは慣れない肉体労働に見るからに苦戦していた。 「二人とも、調子はどう?」 「……はぁ、はぁ……僕はなんとか…」 「砂川先生は?生きてるー?」 「……はぁい…だい、じょぶ、でっす……」 ぜぇぜぇと息を切らした砂川くんは明らかに大丈夫そうではなかった。 「よしっ、一旦休憩にしよう!体流すのにホース持ってくるから、ちょっと待ってネ!」 自分の体を見下ろすと空田先生が言っていた通り下半身は汚水でびしょ濡れだった。砂川くんを見るとぽっちゃりしたおっぱいにまで泥しぶきが飛び散っていた。一息ついて待っていると、空田先生はすぐに水の出ているホースを引いてまたプール内まで降りてきた。 「流してあげるから、二人ともこっちきてー」 「はいっ」 「はいぃ……」 ホースの水は冷たかったが、陽射しに晒された汗だくの体には心地がよかった。空田先生はまず肩と胸に水をかけ、次に背中を流してくれた。終わったと思ったら、今度はホースが股間に向けられた。 「チンコもキレイにしてやるぞー、おりゃおりゃー」 「ちょっとちょっと!そこは大丈夫ですから!」 笑いながら股間を防御すると空田先生は待っていた砂川くんに取り掛かった。 「タオル置いといたから、海瀬先生は先に上がって体拭いちゃいなー」 「はい、ありがとうございます」 プールから上がるとベンチに三人分のタオルとスポーツドリンクが置いてあった。さすが空田先生、準備がいい。 「おー、皆さん勇ましい姿でやってますねぇ!ご苦労様です!」 「――教頭先生!」 タオルを漁っているといつの間にか教頭がプールに現れていた。スーツは着ていなかったが、彼は普段通りネクタイを締めてビジネスフォーマルに決めていた。裸同士の作業には慣れてきたが、さすがに上司の前でチンコ丸出しはまずいな……。 「す、すいません、こんな格好で……」 「あぁ、隠さなくても大丈夫ですよ、毎年見る光景なのでね。こちらも慣れたもんですよ」 ――と言われても、僕の方が気まずいためタオルで陰部を覆った。 「そうだ、こちら差し入れです。そろそろ腹が減るころでしょう」 「えー、いいんですか!」 「菓子パンとか飲み物とか適当に持ってきたので、皆さん栄養補給をしていただいて」 「どうもありがとうございます!」 「あっ、教頭先生!いらっしゃったんですね!」 今度は空田先生と砂川くんがプールから上がってきた。砂川くんは教頭を見るなりギョッとしてすぐに前を隠したが、空田先生は裸の王様の如く堂々と闊歩してきた。 「毎年お気遣いありがとうございます!」 「いえいえ、こちらこそ!空田先生が進んでやってくれるおかげで業者に委託する費用が浮いているのでね、ホントにありがたいですよ」 僕たち教師にプール掃除をやらせるのは学校側の方針だと思っていたので、空田先生が名乗り出ていることを聞いて僕は内心少し驚いた。 「にしても空田先生、いつ見てもご立派ですねぇ。何を食ったらそんな成長するんですか」 「いやぁ、なんなんでしょうねー!その分頭が足りてないんで、栄養を吸い取られちゃいましたかね、はははっ!」 「またまたぁ、ホッホッホッ!」 普段では絶対に同僚とするような会話ではないが、この場ではそれがごく自然に感じるのが不思議だった。もっとも、気まずくならないのは空田先生の人柄のなせる業なのだろうが。 〆 「プール掃除は裸が常識!~知られざる男性教員のお勤め~③」に続く……→ https://teopi.fanbox.cc/posts/6657605