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フルルと元魔法少女達……前編

のなめさんリクエスト作品です。大変お待たせして申し訳ありません。  最近、世間を賑わすハンター達が彗星のように現れた。1人は美しい金髪をツインテールにしており、生意気そうな吊り目をした少女だった。名前はミシェル。毒舌家で、他人を煽り倒すのを好む。  もう1人は腰まで届くような長い黒髪の清楚な美少女である。名前はサラ。ミシェルを嗜めつつも、フォローになっていない場合の方が多い。  こえだは美しい緑髪を軽くカールさせた、可憐な少女である。2人の纏め役とも言えた。3人とも見た目は10代になったばかり、と言ったところだが……その実力は既にベテランハンターと遜色ないものだった。彼女達は最近、ハンター業界で話題になっている。不思議な力を使い、今まで倒せなかったモンスターをなぎ倒して行く。 「はん!気付いた時にこの世界だったけどラクショーね!」 「油断しちゃ駄目だよ、ミシェル。」 「分かってるわよ!サラも心配性ね!」 「ふふ、2人共料理が冷めてしまいますよ?」  今、彼女達は酒場で食事中だ。ハンター達で賑わっている。彼女達はハンターとして、かなり有名だ。その実力もさる事ながら、3人揃っての幼いながらも、美貌が話題に上がる事が多い。しかし……彼女達には秘密がある。それは……この世界の住人ではないと言う事だ。ある日、突然この世界に飛ばされた3人。最初は困惑していたが、今ではすっかり慣れていた。ハンターとしても大活躍をしている為、お金にも困らない状況だった。実は彼女達は転生している。転生前は魔法少女であった。しかし、とある男の娘に食品化させられ、無残にも捕食されて、排泄物にされてしまった。その3人が今、この世界で再会を果たしたのだ。しかし、捕食され排泄されたというその事実を彼女達は覚えていない。かくして彼女達は魔法の力もあり、あっという間に成り上がったのだ。 「そういやアタシらにイキってた猟団が全滅したんだってー!ザッコ!ダッサイよねー」 「駄目だよ、弱い人達にホントの事言っちゃ」 「2人共、流石にそれはいけませんよ。犠牲になった方が……」 「別に良いじゃん!あいつ等弱いくせに粋がってて気に食わなかったし」  極めて高慢は意見ではあるし、彼女達はハンターとしてはまだまだ経験不足である。しかし、魔法や魔法少女としての経験が実力と自信に繋がっていた。 「ふふ、ミシェルったら」 「貴女はまた……」  酒場での食事が終わりを迎える頃、3人の前に一人の男が現れた。粗末な革鎧を身に纏い、額には汗が滲んでいる。ハンターギルドの使者だ。彼は緊張した面持ちで、ミシェル、サラ、こえだの前に立ち、深々と頭を下げた。 「お願いだ、お三方。助けてくれ」  と男が切り出した。 「行方不明になったハンター達がいるんだ。フルフルってモンスターの縄張りに近づいたまま、戻ってこなくて……」  ミシェルは鼻で笑い、箸を置いた。 「はん!またザコ共が無謀に突っ込んでったわけ? アタシらが助ける義理ないんですけどー?」 「ミシェル、そういう言い方は良くないよ」 とサラが静かにたしなめるも、その声にはどこか諦めたような響きがあった。 「でも、確かに私達が動くべき理由はないよね。ギルドだって報酬くらい用意してるんだろうけど……」  こえだか冷静にそう言うと、男は慌てて懐から羊皮紙を取り出し、テーブルに広げた。「もちろん報酬は出すよ! 行方不明のハンター達の救出と、フルフルの討伐を依頼したい。お三方の実力なら、きっとやってくれると信じてる!」  こえだは穏やかな笑みを浮かべながら、羊皮紙に目を落とした。 「ふふ、フルフルですか。確かに厄介な相手ですね。電撃を操る飛龍。しかし、動きは遅いと聞きます」  彼女はミシェルとサラをちらりと見て、言葉を続けた。 「私達なら、きっと大丈夫そうですよね?」 「ラクショーよ! キモい飛龍なんでしょ?速攻で叩き潰してやる!」  ミシェルが拳を握り、自信満々に言い放つ。 「油断は禁物だよ、ミシェル。フルフルは見た目以上に狡猾なモンスターなんだから。私達なら楽勝だけど…」  とサラが冷静に補足するも、どこか楽しげな表情を隠しきれていなかった。 「じゃあ、決まりですね」  とこえだが柔らかくまとめ、男に微笑みかけた。 「私達、この依頼を受けます。準備が整い次第、出発しますよ」  男は目を輝かせ、 「ありがとう! 本当にありがとう!」  と何度も頭を下げた。そして慌ただしく酒場を後にする。その背を見送りながら、ミシェルがニヤリと笑った。 「やっと面白そうな仕事が来たじゃん。アタシ、退屈してたんだよねー」 「ふふ、ミシェルが楽しそうで何よりです」とこえだが笑い、サラも小さく頷く。  こうして、3人は新たなクエストへと旅立つ準備を始めた。行方不明のハンター達を救出し、フルフルを討伐する――彼女達にとっては、この世界での「日常」に過ぎないかもしれない。それでも、どこか心が躍るのは、かつて魔法少女だった頃の記憶が、知らず知らずのうちに彼女達を突き動かしているからなのかもしれなかった。しかし、彼女達は知る由もない。ハンターとは極めて過酷であり、その知識不足は命取りとなることに…… 「さっむっいー!!なんでこんなに寒いのよ!!」  氷海の冷たい風が吹きすさぶ中、ミシェル、サラ、こえだの3人はフルフルの縄張りに足を踏み入れていた。雪に覆われた地形は視界を遮り、足跡さえすぐに消えてしまう過酷な環境だ。ミシェルが先行し、サラがその後を追い、こえだが最後尾で地図を確認しながら進んでいた。 「さっむー!なんでアタシがこんな寒いとこにー!もー!さっさと見つけてぶっ潰すよ!」  ミシェルが苛立ちを隠さず叫ぶ。 「ミシェル、声が大きすぎるよ。敵に気づかれるかもしれないから」  とサラが注意するも、ミシェルは 「うるさいなー!」  と一蹴した。 そんなやり取りの中、こえだはふと足を止めた。 「あれ、少し待ってください。地図の印が……」  彼女は風に飛ばされそうになる羊皮紙を押さえながら目を細める。しかしその瞬間、強烈な突風が吹き、こえだの小さな体がよろめいた。 「きゃっ!」  と小さく叫び、雪煙に紛れて姿が見えなくなってしまった。 「こえだ!?」  サラが慌てて振り返るが、すでに彼女の姿はなかった。 「ちょっとこえだ!どこ!?」  周囲を見回すが、吹雪が視界を完全に奪っていた。 一方、こえだは雪に埋もれながらも立ち上がろうとしていた。 「うう……2人とはぐれちゃいましたね……」  彼女は凍える手で緑髪をかき上げ、辺りを見渡す。氷海の吹雪の中、こえだは雪に足を取られながらも立ち上がろうとしていた。彼女の美しい緑髪は風に乱れ、軽いカールが雪粒にまみれて白く染まっていた。 「耐寒魔法があるとはいえ……」  呟きながら、凍える手を擦り合わせ、羊皮紙を握り潰さないよう慎重に懐にしまう。視界は雪煙で覆われ、遠くの景色すら見えない。 「とりあえずあの洞窟に避難しましょう……」  凍てついた洞窟の中に迷い込むこえだ。洞窟の天井からは鋭い氷柱が垂れ下がり、壁は青白く輝く氷で覆われている。彼女の緑髪に雪が混じり、軽いカールが湿気で重そうに揺れていた。 「うう……ここ、どこですか……?」  と呟きながら、こえだは凍える手を擦り合わせ、周囲を見回す。洞窟の奥からはかすかな水滴の音が響き、彼女の足音が小さく反響する。そんな中、天井に張り付いた影がじっとこえだを見つめていた。フルルだ。彼女の白い長い髪が氷柱に紛れる。フルルは天井の凹凸に掌や尻尾をくっつけ、まるで蜘蛛のように音もなく体を固定していた。 「……ん、おいしそな娘……まだちっちゃいのに……ごめんね?おいしく食べてあげる……」  と小さく呟く声は、洞窟の反響に紛れてこえだには届かない。彼女は一歩進み、慎重に足元を確認しながら歩を進める。 「ミシェルさん、サラさん……どこにいるんでしょう……」  と不安げに呟く彼女の頭上を、フルルが無音で移動していた。フルルの赤い瞳がこえだの動きを追う。その視線は穏やかで、敵意を感じさせないものだったが、底知れぬ食欲が潜んでいることは隠しようもなかった。 「……じゅる……」  こえだがちょうど天井の低い一角に差し掛かった時、フルルは動きを止めた。彼女の体が氷柱の影に完全に隠れ、こえだからは全く気づかれない位置にいた。 「……ん、おいしそう」  と呟き、フルルはゆっくりと口を開ける。その口は異様に大きく広がり、洞窟の薄暗い光の中でも深い闇のように見えた。フルルは天井に張り付いたまま、頭を下に倒すような姿勢でこえだに狙いを定める。 「……いただきます♡」  こえだは何も気づかず、立ち止まって耳を澄ませていた。 「何か……音がしたような……?」  と首を傾げた瞬間、フルルが仕掛けた。天井から音もなく降りてきた彼女の口が、こえだの頭を一瞬にして覆った。 「ひゃっ!?んむううう!?」  こえだの驚きの声が響くが、それはすぐにフルルの口内でくぐもった響きに変わる。フルルの唇がこえだの額を包み込み、温かく湿った感触が彼女の顔全体を覆った。 こえだは反射的に両手を上げ、フルルの顔を押しのけようとした。 「な、何!? やめてっ!」  と叫ぶが、フルルの顎の力は驚くほど強く、こえだの抵抗をものともしない。フルルの喉が軽く動き、 「んぐっ……」  と小さく音を立てながら、こえだの頭を一気に飲み込む。彼女の緑髪がフルルの口元で一瞬揺れ、次の瞬間には完全に消えた。フルルは天井に張り付いたまま、こえだの体を吊り上げるように飲み進めていく。 「ん……おいし……あまい♡」  フルルの唇がこえだの肩まで滑り降り、華奢な体を少しずつ包み込む。こえだの両手がフルルの口から突き出て必死にもがくが、天井に固定された彼女の安定感は揺るがなかった。 「んぐ……んぐ……んま……♡」  フルルの喉が膨らみ、こえだの形が一時的に浮かび上がる。彼女の小さな体はまるで宙に浮かぶようにフルルの口に吸い込まれ、胸元までが飲み込まれた。 「んゔ!?い、いや!?」  こえだの足が洞窟の地面から離れ、宙でバタバタと動く。 「助けてっ……!」  と叫ぶ声はさらに小さくなり、フルルの喉奥に消えていく。フルルの口がさらに広がり、こえだの腰を包み込むと、彼女の下半身が完全に宙に浮いた。フルルはのんびりとしたペースで嚥下を続け、 「んっ……んぐっ……」  と軽く唸りながらこえだを味わうように飲み込んでいく。こえだの足がフルルの唇に触れ、最後に小さな靴が口元で揺れた。  ごっくん……!  大きな音を立ててフルルが嚥下を終える。こえだの姿は完全にフルルの体内に消え、彼女の腹部がわずかに膨らんだ。フルルは天井に張り付いたまま、満足げに腹を軽く叩く。「……ん、おいしかったぁ」  と呟きながら、彼女はのんびりと舌を軽く動かして口の中を整えた。 すると、フルルの口元が少し動き、 「ん……何か、残ってる」  とぼそっと呟く。彼女の唇が微かに開き、次の瞬間、 「ぷっ♡」  という可愛らしい音とともに、唾液にまみれた小さな短剣が勢いよく吐き出された。こえだが手に持っていた武器だ。短剣はフルルの濃厚な唾液でべっとりと濡れ、氷の地面に落ちるとからんっと軽い音を立てた。刃の表面には粘り気のある液体が滴り、冷たい空気に触れてかすかに湯気を立てている。 どくん……どくんっ  一方、こえだの体は喉の狭い通路を滑り落ち、ぬるぬるとした粘膜に包まれながら胃へと押し込まれていく。フルルの食道は温かく、湿った感触がこえだの全身を覆い、彼女の緑髪が唾液でべたついて顔に張り付いていた。 「う、ううっ……」  とこえだが弱々しく呟くが、その声はフルルの体内で小さく反響するだけだった。 どくんどくんどくんどくん……ぬぷっんっ 「キャ……おぶ!?ぉえええ」  やがて、こえだの体が胃袋に到達する。そこは狭く、熱気と酸性の臭いが充満した空間だった。 「ま、魔法を……おええ……だ、だめ……集中できない……」  魔法を行使するには集中と詠唱が必要である。詠唱も集中も、体内という過酷な環境ではどちらも難しかった。 ぐぎゅるるるるるぅ!!ぐううう!!  胃壁は柔らかく波打つように動き、こえだの体を締め付ける。空気は重く、鼻をつくような強烈な臭いが彼女の意識をさらに混乱させた。 「く、臭い……くさいよぉ……だしてぇ」  とこえだが呻くも、フルルの胃液がすでに彼女の服の端を溶かし始めていた。緑髪が胃液に浸かり、じりじりと溶ける音が微かに響く。こえだの小さな手が胃壁を叩くが、その力は弱々しく、フルルの体内ではまるで気づかれないほどだった。  フルルは天井に張り付いたまま、腹部を軽くさすりながら 「……ん、おいしかった」  と呟く。彼女の胃がぐぎゅるるるぅと低く唸り、こえだを本格的に消化する準備を始めた。こえだの体は胃壁に押し潰されるように縮こまり、熱と臭気に包まれながら徐々に力を失っていく。 「ミシェルさん……サラさん……」  と最後に呟いた声は、フルルの胃の蠕動音でかき消された。 フルルは満足げに目を細め、 「……ん、まだ足りない」  とぼそっと呟く。彼女の赤い瞳が洞窟の奥を見つめ、次の獲物であるミシェルとサラを求めて静かに動き出した。地面に落ちた唾液まみれの短剣だけが、こえだの最後の痕跡として冷たく光っていた。    一方、氷海の洞窟を進むミシェルとサラは、こえだとはぐれてから必死に彼女の痕跡を探していた。吹雪が一時的に止み、視界が開けたものの、冷たい風が二人の頬を刺す。ミシェルが苛立ちを隠さず、 「ったく、こえだ何処いったのよ!」 と叫びながら先行すると、サラが静かに後を追う。 「ミシェル、焦らないで。冷静に探さないと……」 「分かってるけどー。もー!こえだにスイーツ奢って貰うんだから!」  二人が洞窟の奥へと進むと、突然異様な臭いが鼻をついた。ミシェルが顔をしかめ、 「うぇ!?なにこの臭い!」  と吐き捨てる。サラも眉を寄せ、周囲を見回す。 「これは……何かおかしいよ、ミシェル。気をつけて」  と警告する。すると、二人の視線の先に、氷の地面に広がる異様な光景が飛び込んできた。 「こ、これは!?」 「ま、まさか……フルフルのウンチ……!?」  そこには巨大な肥溜めがあった。フルルの排泄物だ。山のように積み重なったそれには、表面には霜が薄く張っている。 「お、おえええ!!」  だが、その中には無数の白い骨が埋まっていて、氷の反射で不気味に光っていた。人間の頭蓋骨や肋骨、折れた剣の柄までが混じり合い、行方不明となったハンター達の無残な末路を物語っていた。臭いは強烈で、腐臭と酸性の混じった鼻を刺すような刺激が二人を襲う。 「さ、サラ吐かないでよ……ゔ、私も……」  悪臭と救助対象の末路に、二人が嘔吐し胃の中物を吐き出す。ミシェルは落ち着くと、ニヤリと強がるように鼻で笑った。 「はん! ウンチになるなんて、間抜けな連中ね! アタシらにイキってた猟団のザコ共がこんな目に遭うとか、笑いものじゃん!」  彼女は腰に手を当て、肥溜めを指差して嘲笑を続ける。 「ほんとダッサイよねー。フルフルなんかに喰われてウンチ行きとか、情けなさすぎ!」  サラはミシェルの言葉に小さくため息をつきながら、肥溜めに近づいて慎重に観察する。 「ミシェル、そういう言い方は良くないよ……でも、これ、確かにハンター達のものだね。装備の破片もあるし……」  彼女は凍った排泄物の中に埋もれた金属片を見つけ、冷静に状況を分析する。 「フルフルがこんなに大量のハンターを食べてるなんて……私達、想像以上に危険な相手と戦うことになるかも」 「ビビってんの? アタシはビビってなんかないわよ!」  ミシェルが自信満々に言い放つが、その声にはどこか怯えが混じっていた。だが、その時、二人の背後でかすかな音がした。氷壁を這うような、静かで不気味な動き。「……ん?私のうんちが気になるのかな……たしかに……明日のキミ達だもんね……♪」  と呟く声が、洞窟の反響に紛れてかすかに響く。ミシェルとサラはまだ気づいていないが、肥溜めの主がすぐ近くに迫っていた。  洞窟の肥溜めを前に、ミシェルはまだ強がりを吐き続けていた。本能的に、前世での恐怖が無意識を蝕んでいた。 「こんなウンチ製造機にやられるなんて、ほんとザコすぎ! アタシなら一瞬でフルフルなんか!」  と高らかに笑いながら、腰に手を当てて仁王立ちする。一方、サラは肥溜めの中の骨や装備をじっと見つめ、 「これだけの人数を……フルフル、一体どれだけの食欲なんだろう」  と呟き、不安げに眉を寄せていた。  その時、洞窟の奥からかすかな振動が伝わってきた。氷壁が微かに揺れ、天井から小さな氷粒がパラパラと落ちてくる。ミシェルが 「何!?」 と振り返り、サラもすぐに身構えた。 「ミシェル、気をつけて! 何か来るよ!」  と警告するが、二人がその正体を確かめる前に、フルルはすでに次の手を打っていた。 フルルは天井に張り付いたまま、二人をじっと観察していた。 「……ん、強い子たち……」  フルルの本能が告げていた。動きは新人のソレ。しかし、この二人はこれまで捕食してきた新人ハンター達とは違う。 (こわい気配がする……不思議な気配……)  並のパーティーなら電撃で麻痺させ、丸呑みにして終わりだが、ミシェルとサラにはそれが通用しないかもしれない。彼女の温厚な性格とは裏腹に、狩りの勘は鋭く、獲物を確実に仕留める狡猾さを持っていた。「……ん、一人ずつ、食べよう」  そう決めたフルルは、二人を孤立させる計画を立てる。フルルは天井を這いながら、音もなく移動を開始した。そして、洞窟の構造を利用して仕掛けを施す。彼女の尻尾が氷壁を軽く叩くと、バキッという鋭い音が響き、巨大な氷柱が天井から落下した。 「うわっ!?」  ミシェルが飛び退き、サラも素早く回避する。氷柱が地面に激突し、粉々に砕け散ると同時に、洞窟内に雪煙が舞い上がった。 「何!? 崩れるのかよ!?」  ミシェルが叫びながら視界を遮る雪煙を睨む。サラは冷静に 「自然に落ちたんじゃない……何かいる!」 と叫ぶが、その声が届く前に、巨大な氷柱が二人の間に落下した。轟音とともに氷の壁が立ち上がり、ミシェルとサラを分断する。 「サラ!?」  ミシェルが氷壁を叩くが、厚さ数メートルの氷はびくともしない。 「ミシェル、無事!?」  とサラが反対側から叫ぶが、声は遠くかすかにしか聞こえない。二人は完全に孤立してしまった。フルルは天井からその様子を見て、 「……ん、うまくいった」  と満足げに呟く。まずはミシェルに狙いを定めた。毒舌家の金髪ツインテールの少女は、一人でも強気な態度を崩さない。 「こんな氷、ぶっ壊してやる!」  とミシェルが剣を抜き、氷壁に叩きつけるが、刃はわずかに欠けるだけで効果はなかった。 「仕方ない、魔法で……」  こえだ同様、魔法を唱えて窮地を脱しようとする。フルルは音もなく天井を這い、ミシェルの真上に位置を取る。一方、サラは氷壁の向こうで異変に気づき、 「ミシェル! 上! 上に気をつけて!」  と叫ぶが、声は届かず、フルルの影がミシェルに迫る。 「……えい」  詠唱の完了より遥かに早く、フルルの口から青白い火花がチリチリと散った。「バチッ!」という鋭い音とともに電撃が放たれた。電流は一直線にミシェルを捉え、不意打ちで彼女の全身を貫く。 「うぎゃっ!?」  ミシェルが叫び、剣を落としてその場に膝をつく。電撃が彼女の体を走り抜け、筋肉が痙攣し始める。 「あぇ!?ぇ」  と舌が痺れ、詠唱が途切れ、初めて焦りの色が浮かんだ。彼女の体はガクガクと震え、腕を上げようとしても力が入らず、膝から崩れ落ちそうになる。電撃の麻痺効果がミシェルを完全に支配していた。  フルルは天井からその様子を見下ろし、「……ん、動けなくなった」  と満足げに呟く。そして、彼女の口がゆっくりと開き、長い舌がニュルリと伸びた。その舌は分厚く、異様に長く、粘液で濡れて光り、蛇のようにしなやかに動く。フルルは舌をミシェルの方向へ垂らし、静かに近づける。 「……ん、おいしそう」  と呟きながら、舌の先端がミシェルの金髪に触れた。 「んぇ!?はぇう!?(なにこれ!?キモいキモいキモいキモい!?)」  ミシェルが目を丸くして叫ぶが、体はまだ痙攣したままで抵抗できない。フルルの舌がミシェルの首筋を這い、粘液が彼女の鎧に滴る。そして一気に巻き付くと、ミシェルの体が地面から引き剥がされた。 「……ゃあ!( 離せ! 離せっ!)」  声にならない叫びをあげ、彼女の体はフルルの舌に絡め取られ、天井へと吊り上げられていく。 「んむ……じゅるるる」  フルルの舌はミシェルの腰をしっかりと巻き、彼女を宙に浮かせたまま引き寄せる。ミシェルの両手が必死に舌を掴んで引き剥がそうとするが、粘着力の強い唾液と麻痺の残響で力が入らない。 「……んゔゔゔぅ(やだ! アタシがこんな目に!?)」  必死に身をよじり抵抗するが、フルルは無視して舌を巻き戻し始めた。 ミシェルの体が天井に近づくにつれ、フルルが彼女をじっと見つめる。 「……ん、元気な子……おいしそ♡」  と呟きながら、フルルの口が大きく開いた。  ミシェルは最後に 「サラ! 助け──!」 ばくんっ!  と叫ぼうとしたが、その声はフルルの舌に引き込まれ、口内に消える。 「ミシェル!? ミシェル、返事して!」  と叫びながら氷壁を叩くが、応答はない。彼女の魔法は強化専門。攻撃魔法は専門外である。彼女の耳に届いたのは、ミシェルの叫びが途切れるかすかな音と、フルルの「んぐっ……」という嚥下の準備を示す低音だけだった。 「よいしょっ」  フルルは天井の凹凸に尻尾を引っ掛けたまま器用に体を反転させた。そして、口を大きく開き、「ぷっ♡」という軽い音とともにミシェルを掌に吐き出した。 「うげぇ……」  ミシェルの体がフルルの大きな手に着地すると、粘液まみれの金髪が掌に張り付く。 「うげっ! 何!? キモい!」  ようやく喋れるように叫びながら這うように逃げようとする。だが、フルルの掌は広く、麻痺の残響でミシェルの動きは鈍い。 「……ん、元気な子」  とフルルがのんびり呟き、その視線には敵意はなく、ただ純粋な食欲と興味が混じっていた。 「……キミも食べちゃうね?」  フルルはミシェルをじっくり味わうため、まず彼女の鎧に手を伸ばした。ミシェルの軽鎧の留め具を外し、カチャと音を立てて金属が剥がれる。 「ひっ!へんたいっへんたいっ!やめ!いや!脱がさないで!?」  とミシェルが叫ぶが、フルルは器用に鎧をあっという間に取り外した。続いて、彼女の服、薄い革製のチュニックとズボンに爪を引っ掛け、ビリビリと引き裂く。布が破れる音が洞窟に響き、ミシェルの幼い体が露わになった。 「ひっ!いや!へんたいっ!すけべ!」  ミシェルが顔を真っ赤にして叫び、両手で体を隠そうとする。彼女の体はまだ10代になったばかりの華奢なもので、戦士としての鍛えられた筋肉はあるものの、幼さが色濃く残っていた。フルルはそれを見て、「……ん、柔らかくておいしそう」  と呟き、舌をゆっくりと伸ばした。  フルルの舌は再びニュルリと動き出し、ミシェルの肩に触れる。粘液で濡れた舌先が彼女の肌を這い、ナメクジに這われるような感触がミシェルを襲った。その舌からは強烈な悪臭が漂い、腐った肉と酸性の混じったような鼻をつく匂いがミシェルの鼻腔を襲った。 「ひっ!? くっさぁ……やだぁ!?気持ち悪い……キモいキモい!?」  とミシェルが叫びながら体をよじるが、フルルの掌から逃れることはできず、舌が首筋から胸元へと滑り降りていく。粘液がミシェルの肌にべっとりと残り、彼女の金髪に絡みついてさらに乱れる。 「……んま♡んま……♡」  とフルルが呟きながら、舌をさらに這わせる。ミシェルの腹部を舐め、細い腰をなぞるように動かす。粘液が彼女の肌に塗り込まれるたび、悪臭がミシェルの意識を侵食した。 「くさい……ぉえ……!へんたいトカゲ!しね!しね!くそ!かわいいアタシに!?ひっ……いやぁ……舐めないで」  ミシェルは罵声を吐き続けるが、その声は次第に震え始めていた。フルルの舌が彼女の太ももに達すると、ミシェルは体を縮こまらせ、 「な、なんで……アタシがこんな目に……!」 と悔しそうに呻く。フルルはミシェルの反応を気にせず、じっくりと味わうように舌を動かし続けた。 「……ん、おいしい」  と呟きながら、彼女の幼い体を隅々まで舐め尽くす。ミシェルの体はフルルの唾液でべとべとに濡れ、寒さの中でかすかに湯気を立てていた。フルルは満足げに目を細める。 「ひ……くさい……くさいよぉ……」  フルルの掌で悪臭に悶え、強気な態度を崩されたミシェルは、もはや抵抗する力すら残っていなかった。 「もう……やめて……」  と弱々しく呟く彼女の声は、涙と唾液で濡れた顔とともにかすかに震える。フルルはそれを聞いても表情を変えない。 「……ん、味わったから、もういいかな」  のんびり呟くと彼女の口が大きく開き、喉の奥が深淵のように広がった。 「ひっ!?」  ミシェルが最後に小さく叫ぶが、フルルの舌が再び動き、彼女の体を絡め取る。粘液まみれの舌がミシェルの腰を巻きつけ、一気に口へと引き寄せた。フルルの唇がミシェルの頭を覆い、金髪のツインテールが口元で一瞬揺れる。 「いやああ!んむうゔゔゔ!?」  と叫びかけたミシェルの声は、フルルの口内でくぐもった響きに変わり、外には届かない。彼女の顔がフルルの喉に吸い込まれ、視界がマゼンタ色に包まれた。フルルの喉が 「んぐっ……」  と動き、ミシェルの肩を飲み込む。彼女の幼い体は抵抗する間もなく、フルルの口に消えていく。舌がミシェルの胸元を押さえ、滑るように喉奥へと送り込む。ミシェルの両手がフルルの唇から突き出て必死にもがくが、粘着力の強い唾液と圧倒的な力に抗えず、すぐに飲み込まれた。フルルの口がさらに広がり、ミシェルの腰を包み込むと、彼女の下半身が宙に浮く。 「んっ……んぐっ……」  とフルルが低く唸りながら、ミシェルを味わうようにゆっくり嚥下を続ける。 最後にミシェルの爪先がフルルの唇に触れる。そして、ちゅるんと大きな音を立てて腔内に収める。 「んく……」  ごっくんと音を立てて嚥下し、彼女の腹部がさらに膨らんだ。 ごきゅ……ごきゅ…… 「いやああああ!?」  ミシェルの体はフルルの食道を滑り落ち、ぬるぬるとした粘膜に包まれながら胃へと押し込まれていく。食道の温かく湿った感触が彼女を包み、金髪が唾液でべたついて顔に張り付いていた。そして、胃袋に到達した瞬間、強烈な臭いがミシェルを襲った。熱気と酸性の混じった腐臭が充満し、鼻をつくような刺激が彼女の意識を揺さぶる。 「うげっ!……ゲホッゲホッ……おえええ」  とミシェルが咳き込む。体はまだ麻痺の影響で思うように動かない。 胃壁は柔らかく波打つように動き、ミシェルの体を締め付ける。彼女の足元に何か柔らかいものが触れ、目を凝らすと、そこには気絶したこえだが横たわっていた。 「こ、こえだ!?」  ミシェルが驚きの声を上げると、緑髪の少女の体は胃液に浸かり、服の端が溶け始めていた。こえだの顔は青白く、意識を失ったまま微かに息をしているだけだった。 「お、おきて!こえだ!おきて!」  とミシェルが叫びながらこえだを揺さぶるが、反応はない。 胃液がミシェルの足に触れ、じりじりと溶ける感覚が彼女を襲う。 「あつい!?やだやだやだ!!」  と呻きながら、ミシェルは胃壁を叩く。しかし、その力は弱々しく、フルルの胃の中で反響するだけだった。悪臭と熱気に包まれて、体力と精神を削られていった。 「うぇっ……くさいよ……ほんとさいあく……」 と呻きながら、ミシェルは膝を抱えて縮こまった。普段の生意気そうな吊り目が涙で潤み、金髪のツインテールが胃液と唾液でべとべとに濡れて顔に張り付く。胃袋内の熱気が彼女の息を詰まらせ、酸性の臭いが喉を焼くようだった。 「アタシ、こんなとこで……」  と呟く声は、いつもの毒舌とは程遠く、年相応の少女らしい弱々しさに満ちていた。 「あ……」  ふと、ミシェルの脳裏に外で見た肥溜めの光景が蘇った。洞窟の地面に山のように積み重なったフルルの排泄物。霜に覆われたその中には、無数の白い骨が埋まっていて、行方不明のハンター達の無残な末路を示していた。 「あのウンチ……あの中に、こえだもアタシも……?」  と呟き、ミシェルの顔が恐怖で歪む。彼女は頑丈ゆえに消化されずに済んでいるが、いずれは肥溜めの一部になる運命を悟り始めていた。 「いやだ……ウンチになるなんて……アタシ、そんな死に方……」  とミシェルが震える声で呟く。 ぐぎゅるるるぅ!!  胃液が彼女の腰まで上がってくると、ミシェルは 「お、 お願い……誰か……サラ……」  と泣きそうな声で助けを求めた。だが、その声はフルルの胃の中で小さく消え、外には届かない。こえだの気絶した体が胃液に沈み、ミシェルもまたその隣で膝を抱えたまま震えていた。頑丈な体が逆に彼女を苦しめ、意識を失えないまま悪臭と恐怖に悶えることになった。 「げええううぷ!!ごええぷ!!」  と下品で豪快なゲップが響き渡った。洞窟内に反響し、氷壁が微かに震えるほどの音量だ。彼女の温厚な表情には変わりないが、その瞳にはまだ満たされない食欲が宿っていた。如何に実力があれど、食べてしまえば勝ちなのだ。 「……最後の一人……じゅるり……」  一方、氷壁の向こうにいるサラは、ミシェルとこえだの気配が完全に途絶えたことに気づき、恐怖が胸を締め付けていた。長い黒髪が乱れ、清楚な顔立ちに不安が浮かぶ。 「ミシェル! こえだ! 返事して!」  と叫びながら氷壁を叩くが、応答はない。フルルの「ゲエエエエップ!!」というゲップが遠くから聞こえ、サラの体がビクッと震えた。 「まさか……二人とも……?」  と呟き、彼女の瞳が揺れる。 サラは一人でもフルルを倒せる実力を持っていた。彼女の剣術は正確で、冷静な判断力はベテランハンターをも凌駕する。しかし、彼女には致命的な弱点があった。 「ミシェル……ミシェルぅ……」  ミシェルへの精神的依存だ。ミシェルの強気な態度と毒舌が、サラに安心感と方向性を与えていた。一人になった今、その支えを失ったサラの心は急速に萎縮し、逃げ腰になっていく。 「私……一人じゃ……」  と呟きながら、サラは剣を握る手を震わせる。フルルの気配が近づいていることは感じていたが、足がすくんで動けない。洞窟の奥からかすかな足音が聞こえ、サラが慌てて振り返る。 「誰か……いるの?」  と弱々しく呼びかけるが、答えはない。 その時、天井からフルルの影が忍び寄っていた。 「……ん、最後の子……♡」  フルルはサラの真上に位置を取る。 「ひっ!?」  サラは小さく叫んで後ずさるが、氷壁に背をぶつけ、逃げ場を失っていた。 「やめて……ミシェルをかえして……」  サラの心は混乱と恐怖で埋め尽くされ、ミシェルがいない今、彼女の実力は発揮されず、ただ怯える少女へと変わりつつあった。 「ヤダヤダ……ミシェル助けて、ミシェル……」  サラは氷壁に背を押し付け、長い黒髪を震わせながら剣を握っていたが、その手は力なく震えていた。 「私、一人じゃ無理……ミシェル……」  彼女の清楚な顔に涙が滲む。フルルの気配が天井から迫っていることは感じていたが、恐怖で足がすくみ、逃げることも反撃することもできない。 その時、天井に張り付いたフルルがサラを見下ろす。 「……んふー……♡」  獲物を弄ぶような狡猾さが垣間見えた。フルルはサラの怯える精神をさらに煽るため、腹を軽く膨らませると、再び口を開いた。 「げええぷ!!」  再びゲップの轟音が洞窟に響き渡り、氷壁が微かに震えるほどの音量がサラを襲う。 「ひぃ!やめて……!やめてよぉ!」  ごええうぷ!!びちゃ!  ゲップとともに、フルルの口から小さな金属片が勢いよく吐き出された。それはミシェルが身に付けていたアクセサリー。金髪のツインテールにいつもつけていた小さな銀の髪留めだった。唾液と胃液にまみれ、べとべとになった髪留めがサラの目の前の氷の地面にチャリンと落ち、かすかに跳ねる。サラの視線がその小さな物体に釘付けになり、彼女の瞳が大きく見開かれた。 「え……?」  とサラが小さく呟き、震える手で髪留めを拾い上げる。ミシェルのものだと一目で分かった。彼女がいつも自慢げに言っていたアクセサリーだ。 「ミ、ミシェル……?」  とサラの声が震え、涙が頬を伝う。フルルのゲップの臭いが鼻をつき、ミシェルの運命を悟ったサラの心が一気に崩れ落ちた。 「……んふ……さっき食べた娘のお友達?」  とフルルがのんびり呟きながら、サラの反応をじっと観察する。彼女は意図的にゲップでミシェルの痕跡を吐き出し、サラの精神をさらに追い詰めていた。 「うそ……ミシェルが……ホントに食べられた……?」  とサラが呟き、髪留めを握り潰すように手に力を入れる。彼女の膝がガクガクと震え、剣が手から滑り落ちて氷の地面に落ちた。 「ミシェルがいないなら……私、戦えない……」  とサラが泣き声で呟く。フルルの舌が天井から垂れ下がり、サラの足元に静かに近づく。しかし、もう彼女はそれにすら気づかない。目の前に落ちたミシェルの髪留めが、サラの精神を完全に打ち砕いていた。 「……ん、最後の子、おいしそう」  とフルルが呟き、口元から青白い火花がチリチリと散った。フルルの体が微かに震え、次の瞬間、「バチッ!」という鋭い音とともに電撃が放たれた。電流は一直線にサラを捉え、不意打ちで彼女の全身を貫く。 「ひゃっ!?……ぁ!?」  サラが小さく叫び、体がガクンと崩れ落ちる。電撃が彼女の神経を焼き、筋肉が痙攣し始める。 「う、ううっ……動けない……!」  と呻きながら、サラは膝をつき、氷の地面に手をついて這おうとする。しかし、麻痺効果が彼女の体を縛り付け、思うように動けない。フルルの電撃は的確で、サラの抵抗力を瞬時に奪っていた。 「……ん、動けなくなった」  とフルルが満足げに呟き、天井から音もなく降りてくる。彼女の大きな手がサラに伸び、まるで玩具を拾うように鷲掴みにした。フルルの指がサラの華奢な体を包み込み、彼女を軽々と持ち上げる。 「ひっ! や、やめて……!」  とサラが弱々しく叫ぶが、フルルの力に抗うことはできず、宙に浮かされた。 フルルはサラを目の前に持ち上げ、じっと見つめる。 「……ん、最後の子」  と呟きながら、彼女の長い舌がニュルリと伸びた。サラの怯える顔がフルルの青い瞳に映り、彼女は 「だ、誰か……助けて……ミシェル……」  と泣き声で呟く。その声がフルルの食欲をさらに刺激したのか、舌がサラの顔に近づき、と豪快に舐め上げた。  べろぉん! 「うう……」  粘液まみれの舌がサラの頬を這い、黒髪を濡らして顔全体を覆う。悪臭が漂う唾液がサラの肌にべっとりと残り、彼女は 「うぇっ!? 臭い……!」 と顔を歪めて咳き込む。フルルの舌がサラの額から顎までを一気に舐め尽くした。「……ん、あまい」  とフルルが呟きながら、舌を軽く動かして味を確認する。サラの涙と唾液が混じり合い、彼女の清楚な顔が汚れてさらに恐怖に歪んだ。 「やめて……お願い……食べないで……」  とサラが震える声で懇願するが、フルルはそれを無視して舌を再び這わせる。今度はサラの首筋を舐め、細い肩に粘液を塗りつけた。 「ううっ……ミシェル……助けて……」  とサラが泣きながら呟くが、その声はフルルの耳には届かない。フルルの大きな手の中で、サラは電撃の麻痺と恐怖に震えながら、「やめて……お願い……」  と泣き声で懇願していた。彼女の長い黒髪が唾液で顔に張り付き、清楚な顔が涙とフルルの粘液で汚れている。フルルはサラの怯える姿を見下ろし、 「……ん、怖がってる子はもっとおいしくなるの……♡」  フルルはサラのさらなる絶望を味わうため、腹を軽く膨らませると、喉を「ごくっ」と動かした。反芻するように胃から何かを引き上げる準備だ。彼女の口がゆっくり開き、「うぷっ……」  と小さく音を立てると、長い舌がニュルリと伸び、その先に胃液まみれのミシェルが現れた。フルルの喉が逆流するように動き、ミシェルの体が舌の上に吐き戻されたのだ。 「み……みしぇる……?」  ミシェルは胃液と唾液で全身がべとべとに濡れ、強烈な酸性臭を放っていた。金髪のツインテールは解けて乱れ、肌には胃液の赤い痕が残っている。いつも勝ち気で毒舌を吐く彼女の吊り目は虚ろに濁り、焦点の合わない瞳でサラの方を見つめていた。 「サ……ラ……」  とミシェルが弱々しく呟く声は、かすれてほとんど聞き取れないほどだった。 「あ……ああ……」  フルルは長舌を伸ばし、ミシェルをサラの目の前に突きつける。胃液が滴り落ち、氷の地面にぽたぽたと音を立てる。ミシェルの体から漂う悪臭がサラを襲い、彼女は 「うぇっ!?うそ!うそ……!」  と咳き込みながら顔を背けた。しかし、フルルの指がサラの頭を掴み、無理やりミシェルの方を向かせる。 「……ん♡お友達だよ?くっさい私の胃液塗れだけど……ちゃんと見てあげて?」  と呟くフルルの声には、どこか楽しげな響きがあった。 「……ぅ……ぁ……」  目の前にいるのは、かつて強気で自信満々だったミシェルとは思えない姿だった。ミシェルの虚ろな目がサラを捉え、 「助け……て……サラ……」  と掠れた声で訴える。その声にはかつての凛々しい魔法少女の面影はなく、ただ弱々しく助けを求める少女のものだった。胃液に浸かったミシェルの体は震え、フルルの舌の上で力なく横たわっていた。 「うそ……ミシェルが……」  フルルの手の中で、サラの精神は完全に打ち砕かれていた。 「……ん、おいしい。そろそろお腹に戻ろっか……♡」  とフルルが満足げに呟き、ミシェルを再び口に戻す。彼女の舌がミシェルを巻き込み、腔内に戻る。そして、 「……はい♡ごっくん♡」  くちゅくちゅ…… 「やめて! ミシェルをたべないで!」  と叫ぶが、フルルは無視して口を閉じる。 ごっくん!!  と嚥下音が響き、ミシェルは再び胃に戻された。サラの目の前には、ミシェルの虚ろな目と助けを求める声だけが残響し、彼女の心は絶望に染まっていた。 「げええうううぷっ!!」  と強烈な酸性臭とミシェルの残り香が混じったゲップがサラを直撃する。ゲップの風圧でサラの黒髪が乱れ彼女は、 「うぇっ!?……んぐ、くさああ……!えほっ!ごほっ!」  と咳き込みながら顔を背けた。悪臭が鼻をつき、サラの涙がさらに溢れる。 「……ん、お友達♡おいしかったよ?」  サラを鷲掴みにしたまま彼女を自分の腹に近づける。ミシェルとこえだを飲み込んだフルルの腹は、わずかに膨らんで柔らかく波打っていた。フルルはサラの体をその膨らんだお腹に押し付け、 「……ん♡お友達の声聴こえる?緑色の髪の子も居るよ?」  ぐぎゅるるるる!!ぐうるるる  フルルの腹に触れると、凄まじい蠕動音が聴こえてくる。 「やっぱり、こえだちゃんも……ひっ!? や、やめて……!」  サラが叫び、フルルの手の中で必死にもがく。しかし、彼女の華奢な体はフルルの力に抗えず、腹に押し付けられたまま動けない。フルルの腹が再びぎゅるるぅ♡と蠢き、ミシェルとこえだを消化する音がサラの耳に届く。 「ミシェル……こえだちゃん……」  とサラが嗚咽しながら呟き、彼女の精神は完全に崩壊していた。サラの顔は涙とフルルの唾液で濡れ、膨らんだお腹に押し付けられたまま震えている。 「……んふ♡君たち仲良しなんだ……♡かわいい……♡」 「え……?」  とサラが掠れた声で反応すると、フルルは腹を軽くさすりながら、のんびりと語り始めた。 「……ん、じゃあ纏めて私のウンチにしてあげるね?そしたらずっといっしょ……♡」  フルルが続ける。彼女は洞窟の隅にある肥溜めを指差し、 「あそこにお友達がたくさんいるよ。君たちも一緒に纏めてあそこで会えるね。最後は土に還れるから……安心して?」  と無邪気に笑った。肥溜めには白い骨と装備の破片が埋まり、ミシェルとこえだの運命がそこに待っていることを暗示していた。 サラはフルルの説明を聞きながら、恐怖と絶望で顔を真っ青に染める。 「う、ウンチに……私たちが……?」  彼女の膝がガクガクと震えた。フルルの手の中で、サラの体が縮こまり、 「いやだ……そんなのいやだ……!」  と泣き声で叫ぶ。ミシェルへの依存が崩れ、こえだとの絆さえも失った今、フルルの言葉は彼女の心に最後のとどめを刺した。 「……んふふ、仲良しなら嬉しいよね?いっしょに土に還れば……また命は廻るよ?ん、じゃあ、次は君の番だよ?」  と呟きながら、口をゆっくりと開き始めた。サラの目の前でフルルの喉が広がり、ミシェルとこえだを飲み込んだ深淵が彼女を待っていた。 「……ん、まず、服はもういらないよね?」 舌や指で器用に脱がしていく。サラの成長途中の裸体が露わになり彼女は、 「いやっ! やめてください!」 と叫んで両手で体を隠そうとした。フルルはサラの裸体をじっと見つめ、 「……ん、きれい……ハンターさんにならないと良かったのに……」  と呟く。サラの体はまだ10代の少女らしい華奢さを持ち、成長途中の小さな胸と細い腰が寒さで震えていた。フルルはサラを鷲掴みにしたまま、長い舌をニュルリと伸ばし、彼女の体に近づける。 「……ん、おいしそ♡さっきの娘達もとってもおいしかった……くんくん……良い匂い……キミもおいしく食べてあげるね?」  と呟きながら、舌先がサラの胸に触れた。 「ひゃっ!?」  サラが小さく叫び、体をよじると、フルルの舌が成長途中の小さな胸を丁寧に舐め上げた。粘液まみれの舌が柔らかな肌を這い、温かく湿った感触がサラを襲う。しかし、その舌からは強烈な悪臭が漂い、 「うぇっ! 臭い……!」  とサラが咳き込みながら顔を歪めるが、フルルの舌は止まらず、胸の膨らみを隅々まで味わうように動いた。 サラの体が望まない快感に反応し、微かに震えが走る。 「や、やだ……気持ち悪いのに……」  フルルの舌が胸から離れ、今度はサラの股間に近づく。 「ひっ!? そこはダメ!」  と叫んで足を閉じようとするが、フルルの手が彼女をしっかりと押さえつけ、逃げられない。舌が股間を丁寧に舐め、敏感な部分を刺激すると、サラの体がビクンと跳ねた。 「ううっ……やめて……!」  とサラが泣き声で懇願するが、フルルの舌は執拗に動き、粘液が彼女の内ももにべっとりと残る。悪臭がさらに濃厚になり、サラの意識を混乱させる一方で、望まない快感が彼女の体を侵食していく。 「臭い……気持ち悪いのに……なんで……」  と呟きながら、サラの清楚な顔が羞恥と恐怖で真っ赤に染まった。 「……ん、あまい」  舌を軽く動かしてサラの味を確かめる。彼女は悪臭に悶えながらも、体の反応を抑えきれず、 「ミシェル……ごめん……」 「……ん、いただきます♡あーん……」  ぐぱああああ♡  とサラを鷲掴みにしたまま口に近づけるフルル。 「ひっ!? や、やめて!」  弱々しく体をよじるが、体格差もあり、フルルの力に抗えない。フルルの唇がサラの上半身に近づき、次の瞬間、彼女の頭と肩を一気に咥え込んだ。 「んぐっ……」  サラの頭がフルルの口内に収まると、温かく湿った感触が彼女を包んだ。フルルの舌が動き出す べろぉんべろぉん……じゅるるる♡  粘液まみれの舌が彼女の頬を這い、黒髪を濡らしてべっとりと絡みつける。 「うぇっ!? 臭い……!  舌をサラの上半身に這わせる。彼女の小さな胸を丁寧に舐め、肋骨のラインをなぞり、腹部までを隅々まで味わう。サラの体がフルルの口内で転がされ、飴をしゃぶるように何度も舐め回された。 「や、やめて……気持ち悪い……!」  フルルの舌は執拗に動き、粘液が彼女の肌にべっとりと塗り込まれる。悪臭がさらに濃厚になり、サラの意識を混乱させる。 フルルの歯がサラの体に軽く触れるが、噛み砕くことはせず、ただ味わうためだけに彼女を口に含んでいる。サラの下半身はまだフルルの唇から突き出ており、細い足が宙で弱々しくバタつく。 「助けて……誰か……」  サラが掠れた声で呟くが、フルルの舌が再び彼女の顔を舐め上げ、その声を封じた。舌の表面がサラの涙を吸い取り、彼女の清楚な顔を唾液で汚していく。 「……ん、おいしい。キミもおいしい♡大丈夫だよ♡ちゃんとぜんぶ栄養にするから♡」  サラを口内で転がしながらさらに味わう。 彼女の喉が軽く動き、 「んぐっ……」  と唾液を飲み込む音が響く。サラの上半身はフルルの口の中で完全に支配され、舌に翻弄されるたびに微かな震えが走った。 「……そろそろ呑んじゃうね? 今日までお疲れ様……♡」  サラの下半身がフルルの唇から突き出たまま宙で揺れていたが、フルルの舌が再び動き、彼女の腰を絡め取った。 「ひっ!? や、やめて……!」  舌がサラの足を押さえ、一気に喉奥へと引き込む動きが始まった。フルルの唇がサラの腰を包み込み、彼女の体が徐々に口内に吸い込まれていく。 「んぐっ……」  とフルルが低く唸りながら、サラの胸から腹部を飲み込む。彼女の喉が膨らみ、サラの形が一時的に浮かび上がる。サラの両手がフルルの唇から突き出て必死にもがくが、粘液の強烈な粘着力とフルルの圧倒的な力に抗えず、すぐに隠れてしまった。 「助けて……誰か……」   フルルの口がさらに広がり、サラの股間から太ももを包み込む。彼女の細い足がフルルの唇の端でバタつき、最後の抵抗を見せるが、フルルの舌がそれらを押さえつけるように巻き付けた。 「んっ……んぐっ……」  とフルルが唾液を飲み込む音を立てながら、サラを味わうようにゆっくり嚥下を続ける。そして、 くちゅくちゅ……ごっくんっ!!  と大きな音を立ててフルルが嚥下を終えた。サラの身体が完全に喉奥へと滑り落ちる。サラの姿はフルルの体内に消え、彼女の腹部がさらに膨らんだ。 「……ん♡ごちそうさまぁ♡みんなおいしかったよ?」  獲物を全ての仕留めた充足感に浸っていた。


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