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酔っ払い送り狼お姉さん……1

 お姉さんはお酒が大好きである。曰く、 「酒が嫌いな妖怪は滅多にいねぇよ」  とのことらしい。実際、毎日飲んでいる。なかなか酩酊することはないのだが、酔っ払った時は厄介であった。結人は嗜む程度にしか飲まないこともあり、酔い潰れた彼女を介抱することが多い。今日もまた同じパターンであるようだ。いつものように缶ビールや日本酒、ワインなどを何本も開けていった結果、すっかり出来上がってしまっている様子だった。顔が真っ赤になり目がトロンとしている。吐く息もアルコール臭かった。尻尾をブンブン振りながら抱きついてくるので少し鬱陶しく感じるくらいだ。 「んー♪んふふー♪」  上機嫌そうに鼻歌を歌いながらスリスリしてくる。3mはあるお姉さんに抱きつかれては身動きが取れない状態だ。大型犬、いや、巨大な狼に抱き着かれているようなモノで命の危険すら結人は感じる。 「あ、あの……離れてくれませんか?」  恐る恐る話しかけると、こちらをじっと見つめてきた。 「ああん?いーじゃねーか!オレと少年の仲だろう?」  お姉さんが力加減を間違えれば、結人の骨は粉々になりかねない。お姉さんと結人の体格差はそれほどまでに大きかった。しかも、相手は酔っ払いだ。何をしでかすか分からない怖さがあった。 「あー、少年の匂い嗅いでたらムラムラしてきたわー」  そう言って、首筋に顔を埋めてくる。すんすんと匂いを嗅ぎ始める。時折舌でぺろりと舐められるのでくすぐったくて仕方が無い。逃げようにもガッチリホールドされていて逃げられない状態だった。 「ちょ!?止めて下さい!」  必死になって抵抗するが、ビクともしない。それどころか、ますます強く抱きしめられてしまう。 「かわいい奴め……ひっくっ」  ビール缶片手に赤い顔を擦り付けて来る様はどこか妖艶な雰囲気を纏っていた。それが妙に色っぽく見えてしまいドキドキしてしまう。 (落ち着け僕……この人は酔ってるんだ)  必死に自分に言い聞かせる。だが、そんな様子を嘲笑うかのように、今度は耳に舌を這わせ始めた。 「ぁっ……ひっ」 「うーん……少年はうまいなぁ♡」  ぴちゃぴちゃという水音と共に生暖かいものが耳を蹂躙していく感覚に背筋が震えるのを感じた。ぞわぞわとした感覚が襲ってくる。思わず声が出そうになるが何とか堪えた。それを知ってか知らずか、彼女は執拗に責め立てていく。耳の中にまで侵入してこようとする舌に恐怖を覚えつつも身体は反応してしまいピクッと動いてしまう。その様子を見た彼女は嬉しそうに笑っていた。 「耳が弱いのかぁ?少年……可愛いじゃないかぁ♡もっと虐めたくなるぜ?」  そう言うと、今度は甘噛みを始めた。歯を立てないように優しく噛んでいく刺激に頭がクラクラしてくる。さらに追い討ちをかけるように、ちゅっちゅと音を立てて吸い付いてきた。ゾクゾクするような快感に襲われながらも抵抗を続けるものの、全く効果はないようだった。むしろ逆効果になっている気さえした。びくびくと肉棒が脈打つ感覚を感じる。 「この匂い……くひひ……興奮してんのかぁ?ひっく……はああ♡」  耳元にかかる吐息にゾクッとすると同時に股間を握られる感触を感じた。ズボン越しに触られただけなのにビクンっと大きく跳ねてしまった。 「ほら、イけよ♡お姉さんに耳をしゃぶられながらイッちまえ♡♡♡」  ぎゅっと力を込められる度に腰が浮いてしまいそうになるのを堪えるだけで精一杯だった。このままではマズいと分かっていてもどうすることもできない無力感に苛まれていた。その間にも愛撫は続いており、次第に絶頂へと導かれようとしていた。 (あ……だ、だめ……出る!) びゅるるるっどぴゅううううう!!♡♡♡どくんどくん♡♡びくんっびくん♡♡♡ そんな音が聞こえてきそうなほど勢い良く射精してしまった。下着の中がベトベトになり不快感を覚えると共に恥ずかしさが込み上げてくる。あまりの情けなさに泣きそうになるがそれどころではないことに気付く。 「ん、ホントにイッたのか?くひひ、おいおい勿体ねーな♡精液はいい肴になるのによぉ?」 「ひっ、ぁ、ごめんなさい……」  謝ることしかできなかった。しかし、彼女は特に気にした様子もなく再び耳に舌を差し込んできた。にゅるりとした感触が脳に直接伝わってくるようで変な気分になってしまう。それと同時に股間が再び熱を帯びていくのが分かった。 (駄目だ……このままじゃおかしくなる)  そう思った時だった。ようやく解放されたと思ったら、今度は正面から抱き締められた。豊満な胸に押し潰される形になり呼吸が苦しくなるほどだった。柔らかく温かい感触に包まれているだけで幸せな気分になってしまう。このままずっとこうしていたいと思ってしまうほどに心地よかった。 「んぷっ……んううう♡」  しかし、呼吸すらままならない状況では長くは続かなかった。限界を迎えようとした時、やっと解放してくれた。ようやく呼吸が出来ると息を吸った瞬間、 「ぷっはぁ……はぁーはぁー」 「げええええぷぅぅっ!!」 「〜~~!?」  口の中に酒臭く熱い空気が流れ込んできた。突然のことにパニック状態に陥る。お姉さんが大きなゲップを結人の顔面に浴びせたのだ。酒気を含むゲップに頭がくらくらする。 「香りの良い酒だったからな♡匂いのおっそわけだ♡んぷっ……げええうううぷっ!」  更にもう一度、大量のガスを吹きかけられる。それは先程よりも多く、そして濃くなっていた。鼻の奥に突き刺さるような臭いを放つそれにむせ返りそうになりながら耐える。 「……おさけくさい……」 「あぁ?酒臭いだぁ?愛しのお姉さんの息だろぉ、もっと浴びせてやる♡ぐふぅ、げぇぇっぷ♡ひっく、どうだ?涙が出るほど気持ちいいか♡どれ、涙を拭ってやるよ…れろぉ、じゅるぅ♡」  お姉さんの長く分厚い舌が、結人の涙を拭うように目元を舐め上げる。そのざらついた表面の感触はくすぐったさと気持ち良さの両方を与えてくれるものだった。 「や、やめ」 「はぁ♡いいだろ♡塩辛いのはツマミになる♡」  そう言って顔を近づけてくると唇を重ねてきた。いきなりのことで驚く間もなく舌を絡め取られる。口内に広がるアルコールの味と唾液を流し込まれる感覚に意識が朦朧としてしまう。 「ぁ……おいしぃ……」  一気に酔いが周り思考が鈍くなっていくのが分かる。頭の中がふわふわとして何も考えられなくなる。 「ひっく、そんなにオレの酒が気に入ったかぁ?そうか、それなら浴びるくらい飲ませてやる♡」 「……ぁ♡」  ぐぱあああああ〜  お姉さんがその大きな口を開く。そこには鋭い牙がずらりと並んでいた。今からされることに、危機感を覚えられない。ゴクリと唾を飲み込む音がやけに大きく聞こえるような気がした。心臓がドクンドクンと高鳴っているのがわかる。これから起こるであろう出来事に対する不安と期待が入り混じっていた。そして、ついにその時が来た。 「あむ……んむ……」  頭から咥えられて、ゆっくりと顔を舐め回されていく。ザラザラとした舌の感触が心地よく、ついつい自分からも押し付けるようにしてしまう。すると、それに応えるようにしてお姉さんの舌が激しく動き始める。まるで全身を味わうかのように丹念に舐り尽くされる。その動きに合わせて身体がビクビクと痙攣してしまっていた。やがて、口が閉じられると、上半身がすっぽりと覆われてしまった。そのまま、ぎゅーっと締め付けられて圧迫される。肺の中の空気が全て吐き出されてしまい、代わりにお姉さんの濃厚な口臭が入ってくる。それだけで、頭がクラクラしてきそうだった。 「んむぅ、んむっ、んまっ♡んまっ♡んんんんんっっっ!!!」  突然くぐもった声が聴こえたかと思うと、次の瞬間には液体が流れ込んでくるのを感じた。それが何なのかはすぐに分かった。お姉さんの喉から溢れ出すお酒だ。お腹の中で熟成された口の中を満たしていき、喉を通って胃袋へと溜まっていく。その度に体が熱くなるような感覚に襲われるのだった。 (おねえさんのおしゃけぇ♡) ごくんっ……ごきゅっ……♡  喉を鳴らしながら飲み込む度に全身が火照っていくようだった。 (これぇ……きもちいい……)  気付けば夢中で飲み続けていた。まるで中毒にでもなったかのように求めてしまうのだ。 ごくっ……こくっ…………ごくんっ……♡  はみ出していた下半身がちゅるりとお姉さんの口に収まり、太ももまで呑み込まれていく。徐々に呑まれているにも関わらず不思議と恐怖はなかった。むしろ安心感すら覚えていた。 「ごくんっ……ごっくん……ぷはぁ♡ごちそうさん♡」  結人を胃袋に収め、真ん丸と膨らんだ腹を撫でる。ぽっこり膨れたそこは中で何かが蠢いているように動いていた。その様子を見て満足そうな笑みを浮かべる。  ぐぎゅるるる!ぼちゃんっ♡ぐうううう!  お姉さんの胃袋の中は狭く、ヒダヒダに覆われている。夕食の残骸が纏わりつき、酒の沼に居るようだ。丸呑みされた結人は、酩酊し意識朦朧で、もはや抵抗する気力もなかった。 消化液によって服は全て溶かされ、全裸にされてしまった。肌に触れる胃壁はぬるぬるしていて、とても気持ちが良かった。 「んああ……気持ちいい……ああ♡」  胃壁に肉棒を擦り付けながら喘ぐ姿は、傍から見れば滑稽以外の何物でもないのだが、今の彼にはそんなことを気にする余裕はない。ただ快楽を求めて腰を振るだけだった。 (出したい……イキたい……)  射精したいという欲求だけが頭の中に渦巻いていた。身体が少しずつ溶けているのにも気づかないほど。胃壁のヒダヒダが肉棒を擦り、分泌される粘液が潤滑油となり、ヌルリと滑ってしまう。それでも構わず擦り続けた結果、遂に絶頂を迎えてしまった。びゅるるるっと勢いよく精を吐き出してしまった。 「お姉さんの腹ん中は気持ちいいだろ?もっと射精しな♡」  お姉さんの声が聴こえると胃壁が波打ち始めた。何事かと思っていると、今度は強い力で揉み解すように収縮し始めた。まるでマッサージを受けているかのような心地良さに射精したばかりの肉棒がムクムクと大きくなっていった。 「あっ♡ああっ♡イクッ♡イッちゃうううううっ♡♡♡」 ぐぎゅるるる!ぐううう……どぴゅうう♡  酒気漂う胃袋内で、結人はもはや理性などなく、ただひたすらに快楽を求めるだけの餌へと成り果てていた。ひたすら腰を振り続け、何度も何度も射精を繰り返した。 ぐぎゅるるる!ぐううう♡ 「げええぷっ……お♡ゲップと一緒に精液出てきたぜ?オレの胃袋孕ます気か?遠慮すんな♡全部栄養になるんだからよ♡」  お姉さんは顔を高潮させ膨らんだ腹を、撫でたり揉んだりする。お腹の中からの喘ぎ声や、胃壁に感じる結人の肉棒を味わう。 「ゆっくりと酒と一緒にどろっどろにしてやる♡少年はオレのツマミになったんだぜ?」  お姉さんは珍しく完全に酩酊していた。呑んだ獲物が護る為に、憑いた結人であることも彼我の彼方。吐き出すことなど思い付きもしないだろう。 「ほらほらぁ、まだまだ出るんだろぉ?出しちまえ♡」  さらに激しくなる蠕動運動により、あっという間に絶頂へと導き搾り尽くしていく。 「ぐええっぷ……んー♡流石に出ねぇか……じゃあ、このまま消化してやるか♡」  そう言うと、抑えていた食欲は解放する。ぐちゅぐちゅ♡じゅうううう……ぐっちゅぐっちゅ…ぐっちゅ……ぐぎゅるるるる〜 (あたまのなかふわふわする……)  大量の胃液をまぶされながら、激しく胃袋に揉み込まれていく結人。手足がドロドロに溶けていく。 (もう何も考えられない……)  薄れゆく意識の中でも、快感だけは止まらない。溶けかけた肉棒から、壊れた蛇口のように精液が溢れ出す。 (ぼくはこのままこのひとのえいようになってずっといっしょにいられるんだぁ)  そんな考えが頭をよぎった瞬間、彼の意識は途切れた。最後に感じたのは、暖かな温もりだった。 「ごちそうさん♡げええぷっ……!」  彼女は満足そうに笑うと、眠りについた。その腹の中では、少年が原型を失いどろどろになり漂っていた。

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