こんにちは、Feryquitousです。
今回の記事では、私の1stアルバム「ZeheNaught(ゼーレノート)」に関してお話ししてみたいと思います。
まず私の名義では第一となったこのアルバムですが、全体のコンセプトは
「魂」でした。魂と一口に聞くとかなりシンプルなコンセプトですが
このアルバムでは1曲目から通し、脳の伝達が身体の中枢を経由して
衝動から行動へ、行動からえられる思考とその感情にフォーカスを当てつつ制作いたしました。
タイトル楽曲「Zhele」では、目まぐるしく変動する感情の動きと衝動の速度、「シナプス」をイメージしつつ魂のありかを求めて叫ぶような歌詞を書きたいと思い
あのような歌詞になりました。
制作するにあたり、デザイナーのレクさん、イラストレーターの魔界の住民さん、
WebのAirさんにも「人の魂はどこにあるかと思いますか」という議題のもと
各々の考える魂の場所に重点を置きつつ、作品を仕上げて下さいました。
※特設Webページにはとある仕掛けがあり、Airさんと私の意見が一致した「魂の場所」をとある見方をすると少しわかるようになるギミックが仕込んであります。探してみて下さいね
どこかのお話しでは、魂に質量があるかどうかの実験として
死する人体の瞬間の重さをベッド上で測定した結果、
脈拍が止まった瞬間に人体は21g軽くなる、というお話がありました。
最終トラック「21g」では、私が第一の作品を作るにあたり
情景から得られたインスピレーションをそのまま織り込みました。
21種類の環境音、それぞれ別の景観を示す音とそれらを1秒ごとに切り替え、
最終的に思考は途切れ、死の概念に向かっていく様を表現したかった、という感じです。
この21の景観がもし1gずつ割り当てられた記憶の断片だとしたら、それらは
走馬灯のような秒数で、しかし質量のある1秒なのではないかと私は思う訳です。
これは完全に余談ですが、私は当時環境音からサンプリングを行う事が多く、
今でもたまにレコーダーで外出時の音を取りながら家で編集するという事を
行っていました。21gは私がこのアルバムを作るうえで21の景観の環境音を
織り交ぜております。
※fig2参加作品「Evide」のリズムは全て硝子を割った音で構成されている等
結構こういったことをやっていました。
もし需要があれば・・・私が作ったサンプルをfanboxで共有公開する等も
考えています。
当初のお話を含みつつ・・・
当初2015年は、私がBOF作品「Strahv」を制作した年でした。
私がDiverseSystemに加入した年でもあります。
思えばStrrahv制作時にこんな状況になるなど思っても見ませんでしたが
これが事実転機になりました。
第一のアルバム制作は、凡そStrahvを作った直後あたりに決定したものになります。
ここから今後のコンスタントな制作の予定がとんとん拍子に立っていき、
様々な場所からいろいろなお仕事をお貰えるようになりました。
私の転機となった、大切なアルバムです。
といった感じで制作されておりましたこのZheleNaught、現在配信等で聴くことができますので
ぜひ聴いて頂ければと思います。
http://zhelenaught.diverse.jp/
次回は「saqriphrx」に関してコンセプトをお話ししようと思います。
Feryquitous