次の日の朝。
普段であればラフな私服で職場に向かうところだけれど、今日は珍しくスーツに着替えていた。
"学校に向かい対象となる生徒を拘束して連行する"
本来であれば婦警の仕事であるけれど、人手不足の地方にある支所では拷問師がその役割を担うのだそう。
「よしっ!気合い入れて頑張るぞ~私!」
鏡の前に立って自分を鼓舞する。
くすぐり拷問師として、初めてとなる大きな仕事だ。上手く成功すれば、"昇級試験"を受けれるかもしれない。
初めてこの地方に来た時のような、初心を思い出す。
滅多に使わないという社用車で高校まで向かっている。
運転は私が代わると申し出たけれど、美保さんは譲ってくれなかった。
私は助手席に座り、後ろにカナさん、美紗さん、アケミさん。一番奥の席にレミさんが座っていた。
「ところで、葵ちゃんは武道の腕前はどのくらいなの?」
「お恥ずかしながら…体育で合気道と柔道を習った程度です…」
「あら、そうなの?相手は高校生の男の子だけれど、もし暴れて抵抗したら1人で抑え込める?」
「1人で…その…あまり自信は無いかもしれません…」
あまり運動神経には自信が無く、"制圧試験"の実技では中々に酷い結果となってしまったことを思い出す。
これでは、一人前になるなんてまだまだ気が遠くなってしまう。
「じゃあ葵ちゃんは万が一の時は補助をお願いしますね。怪我しないように、頭を固定しておいてください。」
「はいっ!分かりました!」
「そろそろ目的地に着くから、他の皆も準備してね」
「はい!」
車を空いているところに止めて降りる私たち。
美保さんから拷問師の腕章を手渡されて腕に付ける。
対象の生徒がいる高校。
玄関の辺りに教員と思わしき男性が立っていた。
「くすぐり拷問師支部長の藤山と申します。本日はよろしくお願いいたします。」
「こちらこそお願いいたします。あの…早速で申し訳ないのですが、例の生徒が教室で暴れているようでして…」
「分かりました。すぐに制圧し、連行いたしますね。その後のことは我々にお任せください。」
「ありがとうございます!ではご案内いたします…」
美保さんを先頭にして、その後ろにレミさん、美紗さん、カナさん、アケミさん。そして最後尾に私という順で歩いていく。
1年生の教室に行くと、何やら叫び声が聞こえてきた。
「うるせぇな!!何で俺が拷問とか受けなきゃいけねえんだよ!!くだらない!くすぐりなんか効くかよ!!」
「まあまあ、落ち着きなさい!!」
声を荒げている坊主頭の男子生徒がいる。
事前データによると、中学では野球部に入っており体格も良さそうだ。
美保さんは、臆することなくその男子のところに向かっていく。
「あ、なんだよお前ら?女…?何か用かよ」
「てめぇ…調子乗るのもいい加減に…」
キレ返そうとするレミさんを手で制する美保さん。
その後ろ姿はかなり格好良くて、眩しく見えた。
「くすぐり拷問師の藤山美保です。今からあなたを女性への"反逆容疑"で拘束します。動かないでくださいね。」
「は?何だよお前らにそんな権利あるのかよ!」
「ええ。"特例"により、拷問師には逮捕権がありますので。身柄を拘束して連行させてもらいますね。」
「くそが!!来るんじゃねぇよ!!」
男子生徒は激昂している様子で、美保さんに殴りかかろうとしている…!
(危ない…!)と声を出す間も無く、手首を捻り上げて床にうつ伏せにして組伏せてあっという間に制圧してしまう美保さん。他の皆さんは足や腕を押さえつけ、ハッとして私も頭を横向きで押さえつけて固定する。
「いてててて!くそっー!離せよ!!ひぎゃっ!?だぁぁぁっぅっひゃぁぁぁぁっぎゃぁぁぁっあはっぁぁぁぁぁっあははははははははははははははは!!!!ぁぁぁぁっひゃめでぇぇぇぇっぁぁぁぁぁぁっあははははははは!!!」
「舐めた口の聞き方するの止めようか?」
「暴れるな!大人しくしなさいっ!!」
「ほらほら、こちょこちょ~♪絶対逃がさないよ?」
取り抑えながら一斉に全身をこちょこちょとくすぐり、暴れ疲れてぐったりとさせてから拘束する流れ。
私も頭を押さえながら、指先で首筋を優しくこしょこしょとくすぐっていく。
必死に抵抗しようとしているのが伝わるけれど、多勢に無勢で取り抑えられて間接を極められてしまえば大人の男性でも抵抗することは叶わないだろう。
ましてや、くすぐりのプロである私たちに容赦なく責められ、あっという間に苦しそうな笑い声を出してひぃひぃとごめんなさいし始めている。
完全に抵抗する力が無くなるまでくすぐり続け、教室の中に苦しそうな声が響く。
「__ひっ……あひっ………ひっ……」
「拘束しますね。」
美保さんは慣れた手つきで後ろ手に縄で手首を縛って拘束し始める。両脇を美紗さん、カナさんにしっかりと抱きかかえられて半ば無理やり引き摺るかのようにして車へと連れていく。移動中は目隠しを付けて視界も奪い、両脇を押さえつけられながら真ん中に座らされていた。
「ぐっ、くそっ…どこに連れていくんだよ…」
「静かにしなさい。喋るなら猿轡を付けますよ?」
カナさんの殺気のある声…聞いている私まで何だかドキッとしてしまう。
男子生徒は多少体力を回復したようだけど、車が支所についてからも大人しくしていた。
拷問部屋に連行し、床に押さえつけて一度縄を解く。
そして、無理やり衣服を脱がさせて全裸に剥いでいく。
「や、やめろよ!やだっ!!やめろぉぉ!」
「暴れるな!!そんなに痛め付けて欲しいのか?」
少しでも抵抗したり暴れようとすると間接を極めて痛め付ける美紗さん。私も押さえつけながらズボンを脱がせたり、靴や靴下を取ったりお手伝い。
そして、真ん中にある拘束台に無理やり寝かせて手際良く手足を拘束していく。
両腕は万歳させて、脚を少し開いた人の字で拘束。手首や肘、腿、膝の上下、足首。足の指も1本ずつ。
配置は美保さんが耳や首筋。
レミさんが腋の下、美紗さんが脇腹を。
足の裏はカナさんとアケミさんのコンビ。
そして、私は男の子の性器を責める。
今日行うのは、徹底的なくすぐりながらの徹底的な寸止めと亀頭責めの拷問だ。正直男の子にとってはかなりつらい責めだと思う。更正どころか、トラウマにならなければいいが…。
美保さんがずっと付けさせていた目隠しを外す。
「ぐっ…や、やめろよぉ…謝るから…」
「駄目です。今からあなたには徹底的なくすぐり拷問を受けてもらいます。さてと。まずは自分の名前を言いなさい。嘘をついたらすぐに分かりますから。正直に答えた方が身のためよ?」
拷問の基礎に則った質問。
対象者の名前など既に調べが付いているケースが大半だが、それでもあえて名前を白状させることがある。
この期に及んでもまだ反抗する意志があるのか見極めるためだ。
「く…熊倉憲介…」
「そう。けんすけ君ね。あなたには隠していることがあるわよね?正直に白状しなさい?」
美保さんのドスの効いたような低い声…
怖い…私までゾクゾクと怯えてしまいそうになる。
「し、知らないっ!!本当に何も隠してないです!!信じてくださぃ…」
憲介君も、最初の態度はどこへやらといった様子ですっかりと拷問の空気に怯えて少し涙目で声を震わせている。
まだ高校生だもんね…そう思うと何だか可愛く見えてきた。
「そう…白状しないんだ?なら…拷問開始ね。」
美保さんの一言で、一斉に指を添えて待機する。
私は脚の付け根辺りに指を置いている。
「ひっ!?や、やめっ!!く、くすぐりはやめっ!ひゃっ!?__ぎゃぁぁぁぁぁっんぁぁぁっ!?ぁぁぁっあひゃぁぁぁっぎゃぁぁっんぁぁぁっあははははははははははははははははははははははは!!!!!」
6人の"拷問師"に情け容赦なくこちょこちょとくすぐられるのはどれほどつらいものなのだろう。
美保さんは憲介君の顔を覗き込み、しっかりと恥ずかしくて情けない顔を見つめながら首筋を執拗にくすぐっている。
(やっぱり美保さんめちゃくちゃ巧い…)
ついつい自分の手が止まりそうになるほど、惚れ惚れとして見とれてしまう。指1本1本がしなやかに動き、どこまでも執拗に執拗に首筋に絡み付いて離さずねちねちとくすぐり続けている。
いつもは黒いパーカーにジーンズを履いているレミさんも、スーツ姿になるとまるで別人のように"品格"が出ている。
無防備にさらけ出された腋の窪みを素早くこちょこちょとくすぐったり、右手と左手をバラバラに動かしながらこちょこちょと責め立てている。
脇腹責めが得意な美紗さんも、最初からいきなり"ツボ入れ"をしている。練習でアレを受けた人達は、皆口を揃えて「死を覚悟した…」と言っていた。
憲介君の鍛えられたお腹が苦しそうにピクピクと痙攣して口をパクパクさせている。
私はおちんちんをくすぐりながらの寸止め担当。
片手でシコシコと弄びながら裏筋をすーっと撫で上げたり、蟻の門渡りや玉袋まで丹念にこしょこしょこしょ~♪と可愛がってあげる。元カレにも同じことをしたり、散々寸止めした後に亀頭責めをしてあげていたら別れを告げられて逃げられた過去を思い出す。
「ほぉら、こちょこちょこちょこちょ~♪ふふっ、男の子なら女の子のくすぐりくらい我慢してみなよ?普段学校で散々強がってるんでしょう?それなのにいざくすぐられたら情けなく笑い狂って恥ずかしいね?」
「ぎゃぁぁぁっんぁぁぁぁっひゃめぇぇぇっごめんなざぃぃぃぃっぁぁぁっっじぬぅぅぅぅっぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁっぎゃぁぁぁぁぁっあはははははははははははははは!!」
憲介君は美保さんに話かけられて辱しめられても会話を返す余裕すら無いようだ。苦しそうに笑い狂って今にも気絶しそう…
「レミちゃんはそのまま腋の下をくすぐって。美紗ちゃんは少し刺激が強すぎるみたい。気絶しそうだから少し緩めてあげて。葵ちゃんはぼーっとしない!自分のくすぐりに集中しなさい。」
「はいっ!すみません!!」
美保さんからの的確な指示。そして、私がチラチラとよそ見したり、手元が疎かになっていることを窘められてしまった。
集中…今は自分の仕事に集中するんだ私…
おちんちんが勃起して我慢汁を垂れ流している。
射精まで後少しくらい余裕があるだろうと思い、少し激しく玉袋をこちょこちょした途端…
「ぎゃぁぉぉんぁぁぁぁぁぁんあはっぁぁぁぁっ!!!!も、もうだめぇぇぇぇっんぁぁぁぁっ!!!!!ぁぁぁっ!!!ぁぁっ♡あひゃひゃひゃぁぁぁんぎゃぁぁぁっあはっぁぁぁぁぁぁんぁぁぁぁぁ~~~!!!」
「きゃっ!?……ぁっ…!!」
ビュル~~♡と勢い良く精液が飛んで、お腹をくすぐっていた美紗さんの手にかかってしまった。
ぁ…終わった……やってしまった………
白いのを見た瞬間、私の頭まで真っ白になりそうで__
「葵ちゃん!そのまま亀頭を手のひらで撫でてあげて。」
「…っはっ!!はぃぃっ!!!!」
美保さんの声で正気に戻る。
イッたばかりのおちんちんをシゴキ上げながら無理やり勃起させ、卑猥に濡れた亀頭の上に手のひらを被せる。
そして、ゆっくりと「の」の字を描くようにぐちゅぐちゅと撫でまわし、こねくり回して責め立てる。
「____っぎゃぁぁぁぁぁっ!!!?ぁぁぁぁぁっぞれひゃめでぇぇぇっんぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁじぬっぅぅぎゃぁぁぁぁぁぁっだずげでぇぇぇぇっぁぁぁぁぁゆるじでぇぇぇぇぇっぎゃぁぁぁんぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
声にならないような獣のような声で笑い叫び、ギチギチと拘束しているベルトが音を立てるくらい激しく身体を暴れさせる憲介君。
大人の屈強な男性でもこの拘束台からは逃れることはできない。何百回とテストをした拷問専用の特注品だ。
先程の失態を取り返すことを考えながら、ひたすら亀頭をこねくり回して責め続ける。元カレの話に戻るけど、同じことやってあげた時は白眼剥いて気絶しちゃってたなぁ…。
そして、案の定しばらくすると憲介君は白眼を剥いてくたっと気絶してしまい、時折身体を小刻みにピクピクと震わせるだけになってしまった。
皆、くすぐっていた指先を止める。
「美紗、起こしてあげて。」
「はい、承知しました。」
美紗さんが再び脇腹のツボを強く刺激すると、まるで電流が走ったかのように憲介君の頭が持ち上がって意識を取り戻した。
「__っはぁっ!?はぁっ…げほっ、ごほっ、…っはぁっ…ひっ……ひっ………」
苦しそうに咳き込んで、過呼吸気味になった息を必死に整えている。少しだけ可哀想だと思ってしまう私は、拷問師には向いてないのだろうか…。
「今のはまだ準備運動だよ?これからが本番。君は今から私たちに何時間も何十時間も、ずーっとおかしくなるくらいこちょこちょされるの。怖い?それとも嬉しいかしら?」
「ひぃぃっ!?や、やめてぇ…許してくださぃぃ…」
美保さんが憲介君の耳元で優しく囁いている。
ガタガタと恐怖で身体を震わせているから、きっと本当に限界なのだと思う。
「じゃあ憲介君の恥ずかしい秘密を教えてくれる?そしたら止めてあげる。」
「ぇ…えっと…それは……その……」
「ん?言えないんだ。皆、ローションの準備を__」
「わ、分かりましたぁぁ言います!!本当はその…女性に思いっきりくすぐられてみたいってずっと思ってました!!」
恥ずかしい秘密を白状してしまった憲介君、
意外とマゾだったんだ…だからすぐイッちゃったのかも。
秘密を白状したら拷問は終わりではない。
__"嘘をついている可能性が少しでも残っているのであれば、徹底的にくすぐり尽くして生命の限界ギリギリまで拷問を行う。その時になって出た言葉が最も信憑性が高い"
研修の時に教官から教わった言葉。
皆一様に、ボトルに入ったローションを身体に垂らしていく。そして、ヌルヌルとしたくすぐったい成分の入った液体を満遍なく、もちろんおちんちんやその周りにも塗り拡げていく。
「うひゃぁぁっ!?ぁぁっ!!こ、これはだめっ…ぁぁっ…やばぃぃ…やら…話しましたからぁっ…」
「あら、さっき自分で『女性に思いっきりくすぐられてみたい』って自白したのよね?それなのにどうして脅えているのかしら?もしかして…嘘をついたの?」
「ひぃぃっ!?ついてない…ついてないですけど…もう限界だからぁ…これ以上はおかしく…おかしくなる…」
「そう。じゃあ尚更のこと__もっとおかしくしてあげないとね♡」
「ひっ__っっぁぁぁぁっ____っぎひゃぁぁぁんぁぁぁぉぁっあはっぁぁ____ぎゃぁぁっあはっぁぁぁぁっあはははははははははははははははははは!!!!!!いひゃぁぁぁぁぁっぎゃぁぁぁっあはっぁぁぁっあはははははははははははははははははははははははははははは!!!!」
悲鳴に近い絶叫が部屋に響きわたる。
死にそうなくらい。気が狂うくらいのくすぐり。
亀頭に垂らしたローションを、手のひらでぐちゅぐちゅぬりぬりと可愛がってあげると腰をガクガクさせて脚をピクピク痙攣させている。
男の子の弱点を責められるのは、きっと想像を絶するほどのくすぐったさと快感に襲われるのだろう。
憲介君はあっという間にまた白眼を剥いて気絶してしまった。しかし、皆責める手は止めない。
強制的に意識を覚醒させ、容赦なくくすぐって気絶させて。これを5回繰り返すのが今日のノルマ。
亀頭をぐちゅぐちゅ責め立てていると、最後には潮を吹いて気絶してしまった。
「…お仕置き完了かな。今日はここまでにしよう。」
「_______ぁ_______」
初めての拷問師としての仕事が終わった。
後は対象者の洗浄。拘束台の清掃。
先程の失態を思い出し、先輩方に「私1人でやらせてください」と申し出たけれど、「手分けした方が早いからダメ」とレミさんや美紗さんに断られてしまった。
拷問部屋には今、美保さんと憲介君の2人きり。
最後の"詰め"作業をしているのだそう。
控室で私は改めて美紗さんや、他の皆さんに謝罪をした。
「あの…私…寸止め失敗してしまって申し訳ございませんでした…」
「いいのよ葵さん。新人なのだから、失敗なんてよくあるわよ。私も最初の任務で緊張して、普段ならできるツボ責めもできなくて…かなり焦った経験があるし」
美紗さんは優しい…昔の失敗談を交えて慰めてくれた。
「まぁ…きっと美保さんは怒っているだろうから、葵ちゃんには何かしらの"懲罰"があると思う…心積もりしときなよ」
「そ、そうですよね…すみませんでした…」
レミさんから、美保さんが怒っていると伝えられ肝を冷やす。懲罰…何をされるのだろう…
拷問部屋の扉が開き、ぐずぐずと泣きじゃくる憲介君と優しくよしよしと慰める美保さんが出てきた。
お説教…でもしていたのだろうか。
もうすっかり生意気で反抗的な態度の憲介君はいない。
これで更正して真っ直ぐ育ってくれるといいな。
「憲介君を学校まで送るから、レミ。運転お願いね。葵ちゃんはお留守番。他の皆は私に付いてきて車に乗って。」
「承知しました。」
美保さんと一瞬視線が合う。
"後で話があるから。"
背筋がゾクッと震える…。
誰もいなくなってしまった支所の中で、一人静かに先程の失態を思い出して内省するのであった。
続きのお話
「葵ちゃんへの懲罰」

皆さんが支所を出てから約1時間。 落ち着かなくて、1人そわそわと部屋の中を行ったり来たりしながら帰りを待っていた。 どうして寸止めに失敗してしまったのだろう… どうしてすぐに気持ちを切り替えられなかったのか。いや、それ以前に集中力が欠けていたのは何故か… 頭の中が後悔と失敗した過去の映像でいっぱいになる...