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【試し読み】娘を公園に連れて遊んでたら婦警さんに職質される話

今日は日曜日。サラリーマンにとって土日は貴重な休みだ。昨日は少し遅くまでお酒を飲んで夜更かししていた。


まだ朝か…もう少し…昼過ぎまで寝ようと瞼を閉じて二度寝しようとしていると……


「ねぇ、あなた~。いつまで寝てるの!ほら、起きて!」


「んん~…もうちょっとだけ寝かせてぇ……」


妻が寝室にと起こしに来る。

ん…何か廊下からドタドタと走る音がする……


「パパー!!おきておきてー!!!あしゃだよー!!!」


「んん~朝だね~…おやすみ……うわっ!?」


いきなり布団越しにドカッと娘に馬乗りされる。

「おきてよ~!!ねぇねぇ今日公園連れてってくれるって言ったじゃん!!」


公園…そう言えば昨日の夕食の時、娘とそんな話をしたような気がする……


「ちょっと~いつまで寝てるの~?起きないなら…こちょこちょこちょこちょこちょ~♪」


「んんっ…んんっ!?きゃはっっ!?ぁぁぁぁっあはっ!!ぁぁぁっわ、わかったわかったぁぁぁっおきるっ!!起きますからぁぁぁぁっひゃめてっひゃめてぇぇぇっ!!」


妻に布団からはみ出ていた足の裏をこちょこちょとくすぐられ、無理やり意識を覚醒させられる。


仕方ない…起きるか……。


顔を洗い歯磨きをしてダイニングに行くと、朝ごはんが準備されていた。カリっと狐色に焼かれたトースト、目玉焼きにベーコン、サラダ、ヨーグルト。


彩り豊かな食卓。コーヒーの薫りが鼻腔をくすぐる。


「わーい!いただきまーす!」と、5歳になる娘が元気良く声を上げる。


「いただきます」「どうぞ~♪」


朝ごはんを食べていると、眠かった脳も段々起きてくる。


「ぱぱー!今日あの大きいとこ行こ!緑いっぱいのとこ!」


「緑いっぱい…代々木公園かな?よしっ、行こうか!」


たまには娘を連れてのんびり公園を散策するのもいいだろう。


「あら、じゃあお願いね♪私は美容室行ってくるから♪」


「お願い…え…あ…はい……行ってらっしゃいませ…」


妻は娘を自分に預け、その間出掛ける用事があるらしい。

ここで不満な態度を出そうものなら……何があるか分からない。


朝食を終えて身支度を整えた後、約束通り娘を連れて公園にへと向かうのであった。


**

自然の豊かな広い公園。

午前中にお散歩をしている人、広場でくついでいる人、カメラを片手に植物の写真を撮っている人など、割と人は多かった。


家からレジャーシートやサンドイッチを持ってきた。

ちょっとしたピクニック。


「ねぇぱぱー!鬼ごっこしよー!!」


「ん~鬼ごっこかぁ…よしっ!いいよ~じゃあパパが鬼ね」


「わーいわーい!!10秒数えてね~!!」


スタスタと元気に走り回っていく娘の後ろ姿を追う。

適当に10秒数え、追いかけ始める。


「まてまて~」


「わーーー!!!にげろー!!!!たすけてーー!!」


叫びながら逃げ回る娘を程よく捕まえ、抱っこする。


「あーー捕まっちゃったよ~~!!」


「ははっ、じゃあ戻ろうか…って…ん…?」


何だか周囲から視線を感じる……

遠巻きに自分と娘を見ながらヒソヒソと話している2人組の若い女性や、散歩中の女の子…。


もしかすると、日曜日に子供と遊んでいる育児に積極的な父親としてモテ期が来たのだろうかと、一瞬勘違いしていると、若い婦警さん2人が近付いてきた。


「あなたですね!その子を離しなさい!」


「え…な…え…??」


つづきのお話(coffeeプラン)

娘を公園に連れて遊んでたら婦警さんに職質される話


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