異形と機械お姉さん達の性的な日常 1話 1/? 先行公開版(タイトル変えました)
Added 2023-09-01 11:50:27 +0000 UTC現代から少し離れた未来の時代。 世界は日々生まれ変わり、新たな発見、新たな開発、新たな現象と、人間が全てを暴くには未だ膨大な時間が必要となっている。 そしてそんな世界は、一見すると代わり映えのないような日常の中にも潜んでいる。 隣人や近所に住んでいる人が、実は世界に認知されていないような存在で会ったり、そもそも人ですらない人間に化けた何か、という可能性も存在している。 これは、人間社会の中に隠れて過ごす、四体の女性の形をした、人間ではない何かの平常と性欲に満ちた日々の話である。 * * * 都内にある、庭付きの立派な一軒家。 室内の余裕を感じさせる外装に、機能美と外見を兼ね備えた車両が一台、綺麗に停められている。 そんな、家族で住むとしたら理想的と言える最高の家屋には、4名の訳ありな女性が共同生活を営んでいた。 時期は9月の前半頃。猛暑の日々からようやく気温が下がり、過ごしやすい空気に変わってきた頃。 時刻は朝の7時ちょうど。2階にある4つの部屋のうちのひとつにて、ベッドの上でまるでパッケージに収められた着せかえ人形のようなあおむけの姿勢で眠る、1名の女性が目を覚ました。 「…………指定された時刻となりました。スリープモードを解除。人格エミュレートを開始します…………」 7:00ちょうどになった瞬間、目蓋が重く感じているような仕草もなく、ぱっちりと目を開いてから感情を感じられない淡々とした言葉を口にする。 それを言い終えたかと思うと、いきなりくしゃっと顔をつむり、ベッドの上で大きく背伸びをした。 その瞬間、部屋着の下に隠れている大きな乳房がはっきりと形を表すほどに張り、くっきりと扇情的な形状を表出させた。 「うーーーーーん……っと。ふふ、今日もいい目覚めね」 彼女の名前は加藤美咲。23歳の成人女性であり、元々は生身の人間だった。 しかしある日、アルゴビットという巨大テック会社の手によって、彼女の知らないうちに全身機械化手術が行われた結果、生身が一切存在せず、無条件に外部からの命令を受け入れる機械人形、スレイブドールへと作り変えられていた。 明るめなブロンドカラーのワンレンロングヘアーに、色白気味の人工皮膚。 顔立ちは可愛らしさと大人びた雰囲気を両方兼ね備えつつ、おっとりとしていてお淑やかな印象を覚える、人間だった頃からの非常に整った美貌となっている。 機械化に伴って、スタイルにある程度の調整が加えられたが、元から彼女は非常にスタイルが良く、豊かな乳房も同じ家に住む4体の女性の中では、デフォルトのサイズが一番大きくなっている。 身長は171cmと、女性の中では中々の高身長で、いつモデルとしてスカウトされてもおかしくないような見た目の持ち主だった。 「さてと、だいたい7時くらい……ちょっと下に降りていようかな」 彼女の睡眠時間は、常に電子頭脳内のタイマーによって管理されており、この家に住むようになってからは、寸分の狂いもなくちょうど7:00に起床するようになっている。 本来ならば何度も同じ時間に起きるのはおかしいと感じるものだが、彼女は自分のことを人間だと認識させられており、ちょっとしたことでは自身の中身が機械であるという疑問すら抱くことはなかった。 美咲はひとまず1階に降りようと、部屋着のままドアを開けると、ほぼ同じタイミングで、隣の部屋のドアも空いた。 「あ、おはようミレイ」 「おはようございます、美咲様」 とても質素な部屋着姿をした、この家に住んでいる2体目の名前はミレイ。 型式番号はRB164935001S、製品としての固有名はメイズとなっているが、今の家で改めてミレイと名付けられた。 彼女は、美咲を改造したアルゴビットが販売している量産タイプの女性型アンドロイドであり、現在販売されている最新式機体の中では廉価版と言える性能となっている。 容姿の設定年齢は25歳程で、見た目だけならこの家の最年長だが、彼女は製造されてまだ2か月程度。その為、4体の中では一番発展途上の状態となっている。 さらさらとして美しい、銀色の額出しストレートロングヘアー。 常に無表情ではあるが、目つきは常に鋭い印象を受け、設定年齢相応のシュッとしていてパーツがはっきりとしている非常に整った美貌からは、例えるならば有能美人秘書のような雰囲気が漂っていた。 身長は美咲よりもほんのちょっと低い程度で、女性としては高身長。工場生産の女性型なだけあって全体のシルエットが細くしなやかで、それでいて同居する4体の中では一番小さいものの美咲と比べても全く見劣りしない大きくも形の整った乳房が、作り物らしい完璧なバランスのオーラを放っていた。 「2人はまだ寝室にいるの?」 「はい。美緒様とキリエ様は、現在も就寝、及びスリープモード中です。美緒様、キリエ様、共に本日の0:26に帰宅。その後、それぞれ0:54に自室へ移動しましたので、もう間もなく起床すると予想されます」 ミレイは淡々と、かつとてもはっきりとした抑揚で、残りの2体に関する情報をすらすらと提示した。 彼女は量産型の販売品であり、汎用性こそ高いものの、スペックそのものは、極秘裏に生み出された存在である美咲には比べるまでもなく劣っている。 擬似人格も搭載されておらず、それらの人格面ではこの先も成長や学習する余地もない。まさに、美女の形をしたサポートアンドロイドと言うに相応しい存在だった。 「そっか、ありがとねミレイ。それなら、あとの2人が起きるまでに朝食の準備を済ませてあげないとね」 「かしこまりました」 一番最初に起きたのならば、やはり後から起きてくる同居人の為に朝食を作ってあげなければ。 人格エミュレートによって導き出される彼女らしい優しさから、美咲は早速キッチンに向かい、手を洗って朝食作りへ入ることにした。 その後ろを、返信をした後ずっと無言のまま、とても綺麗な姿勢で立ち続けているミレイがついてくる。 キッチンに立ち、手を洗い、早速朝食の準備に入ろうとするが、そこから彼女の奇妙な挙動が露わになる。 「えっと、それじゃあまずは、私の分だから『内容が設定されていません』を作ろうかな」 最初に作るのは自身の分。だが、彼女の口から出てきたのは、調理予定のメニューの名前ではなく、ほわほわした口調からかけ離れた、ミレイと同じような感情と淀みなくハキハキとした固いメッセージだった。 その部分だけが異様に浮いている言葉を喋った後、彼女の足は冷蔵庫へと動き、中に入っている食材に手を付けようとするが、彼女の手は軽く手を入れて冷気に触れただけですぐに引っ込められた。 それを3回ほど繰り返した後で、結局手には何も持たないまま冷蔵庫のドアが閉じられる。 それから手に包丁を持ち、左手で何かを押さえているような動きをするが、彼女の包丁はトントンとまな板を叩いて音を出しているだけだった。 そんなパントマイムのような姿を、ミレイはじっと瞬きもせず、変わらない無表情で見つめ続けていた。 明らかに傍から見れば正常ではない動作を起こしている美咲だがそれもそのはず。彼女は今、自身が人間だという自認識を継続し続ける為、予めこのような動作を取るよう、同居人から設定を施されていた。 ただ自分が人間だった頃と同様の生活ルーティンを行っていると認識できればいいため、彼女が作る献立も設定されておらず、まるで割り込まれたようなシステムメッセージが出てしまうのである。 しばらくの間、動かした手が空を切る全てが無駄な動作の人形劇が続き、空想上の朝食が完成したところで、彼女の動作は次の段階に入る。 「これでよしと。あとは美緒の朝食ね。昨日は何が食べたいって言ってたかしら……」 この家で食事を行うのは、今はまだ睡眠中である美緒という女性のみ。 それ以外は食事こそ可能でも、稼働する際に食事の必要がない。あくまで人間らしさを作るためのフレーバーに過ぎないのである。 そんな唯一の人物の為に、美咲はようやく本当の調理に入っていく。 「そうだった。美緒が食べたいって言ってたのは肉巻き野菜だったわ」 「使用する食材を用意しました」 ここでようやく、本当の調理に入るというところでミレイがサポートに加わる。 リクエストされたメニューに合わせた、やや厚めに切られた赤身肉と、これから細切りにする予定の大根や人参などの野菜類をまとめて取り出す。 「ありがとミレイ。あとは焼肉のタレもお願いね」 「かしこまりました、美咲様」 それからはスムーズに作業が進み、美咲は先程までのエア調理が嘘のような手捌きで肉と野菜を下ごしらえして、タレを絡めた焼きの段階まで進んだ。 調理作業の手際は非常に良いが、元々彼女はそこまで料理するというわけでもない。人間だった頃はたまにキッチンに立つ程度で、殆どは外で買った惣菜や外食で済ませていた。 現在は、調理に際して彼女の電子頭脳内のシステムが、人格エミュレートの裏で自動的にネットワーク接続し、該当するレシピや最も近いレシピを検索してからそれに従い、料理を作っている。 つまりこれは、機械化以降に実装された能力でもあるのだった。 そんな人間の頃には出来なかった技能を、まるで最初から出来るかのように自ら不自然に思うことなく、1人の女性が食べるには多い量の肉巻き野菜をとてもちょうどいい焼き具合で皿に積み上げていく。 もうすぐ完成間近といったところで、ようやく2階から残り2体の女性が姿を現した。 「ふあぁおはよ……あっ、あたしが頼んだ肉巻き野菜作ってくれてる! どうりで肉の匂いすると思った!」 「おはようございます。問題なく動作しているみたいですね」 元気良く背伸びをしながら、朝食の香りに喜んでいる全裸姿の女性が1体。そして、ミレイと同様に無表情かつ目つきが鋭く、一切の乱れがない姿勢で階段を降りているが、ミレイよりも少しだけ柔らかな印象を受ける部屋着姿の女性が1体。 「寝る時も服着ないと風邪引いちゃうよ? せめて何か羽織らないと」 「大丈夫だって。それに、これ以上服ダメにしたくないしさ。それより、朝ご飯もう出来た?」 「もう……今テーブルに持っていくから待っててね」 全裸姿の女性の名前は安田美緒。美咲やミレイと同じく、この家の住人である。 身長は168cm程で、この家の住人の中では一番低く、容姿設定を含めた年齢も22歳と一番若い。 髪先がふわっとしたセミロングのブラウンヘアーに、顔立ちは美人寄りのとても整った顔つきをしているが、アイドル的な可愛らしさも含んでおり、バランス良く両方の要素がひとつの顔の中に集まっている。 胸の大きさは4体の中でも3番目に大きく、ハリがしっかりありつつも全体の中では柔らかく包み込まれそうな印象を受ける。 美咲やミレイに負けず劣らずの細くしなやかな体型で、理想を体現しているような非の打ち所のないラインを築き上げていた。 軽いやり取りの後、美咲はちょっと呆れた顔で、キッチン前のテーブルに肉巻き野菜が積み上げられた皿を置き、それから皿を持っているフリだけした手の形で、無を自分の席に持っていった。 よほど空腹なのか、美緒が一番先に席につき、それから続いて他の3体も、それぞれ四方でテーブルを囲うように座る。 テーブルの上には、一人分の食事皿だけの不自然な光景だが、誰ひとりとしてそれに疑問を抱くことはなかった。 その直後、食卓では決して鳴り得ない、生々しい音が小さく聞こえてきた。 「じゃ、いただきまーす」 すると、突如、美緒の顔からぐき、ぐちゅ、ごり、と、肉が千切れ、潰れ、裂かれるような音が、皮膚下の蠢きと共に鳴り始めた。 そして、彼女の顔は鼻を中心に、まるでヒトデの形のように花開き、顔のパーツを残したまま5つに裂け分かれた。 彼女の顔の中には骨や脳といったものは全く見受けられず、いくつかの硬質な牙とピンク色の肉壁のみで構成されている。 分かれた顔のうち上部2つには、真っ二つに裂けたような上顎が生えているように残っており、正面から真上を向いた両眼は、虫のような動きで役目を続けている。 下顎、下唇も同様に左右に裂け分かれており、開かれた顔の中心には、肉の筒と言えるようなピンク色の喉内部が、牙のようなものを生やしながら体内の奥まで続いている。 肉壁は絶えず蠢いており、天然の粘液がとろっとその上から降りていた。 「もう美緒、そういう風に食べたら行儀悪いでしょ。普通に食べよ」 「だって、こうやって身体開けるの、家の中くらいなんだもん。それくらいさせてよ」 彼女の声は、開放されて開けっぴろげられた喉の奥から聞こえてきており、それに合わせて上下左右に分かれた唇が、喋りに合わせて形を変えて動いていた。 そして、美緒は肉巻き野菜を掴んでは喉の奥へと突っ込み、牙付きの肉壁でぐちゃぐちゃと潰しながら体内へ取り込んでいった。 美緒は美咲と同様に、本来は普通の人間だった。 元から誰もが目を見張るような美貌と身体を持っており、それを活かしてモデル活動をしつつ、就職活動をする大学生だった。 しかしある日、外宇宙からやってきた、メスの生物のみを対象とする寄生生物に侵食される。 最初に脳を侵食した後、間もなく全身を侵食。体内構造を大きく改造し、肉塊とカルシウムのみで構成された異形へと変化させた。 寄生した生物の記憶や情報は全て引き継がれ、完全にその寄生した人物そのものへと成り代わるが、性質や本能が変質し、従来のその人物では取らないような行動を取るようになり、新たな仲間を作ろうと動き始めるのである。 「んぐ…………んん…………────い────タ────」 何か声を出しているようだが、喉の中がいっぱいになって籠もっている上に、咀嚼する喉奥のせいで正常な音が出せていないらしい。 人間からは大きくかけ離れた食べ方を晒しながら、次々と肉巻き野菜を、喉の肉壁に組み込んだ味蕾で味わいながら詰め込んでいく。 そして、皿の上がまっさらになると、美緒はぐちゅ、ぐちゅ、と音を立てながら開いた顔を閉じ、わずかに顔の形を調節しながら元の綺麗な顔へと戻っていった。 「…………ああ美味しかった。ねえ、明日も同じやつ頼んでいい? もっと肉を中心に色々ほしいな」 まだ喉で咀嚼をしている美緒は、左胸の乳首を口のように変形させ、そこから声を出して感想を述べた。 全身が肉塊であり、自由に変形させられる彼女の身体は、どんな箇所にも自分の一部を作り出すことができる。 美緒にとっては、口を女性器にしたり、へそから舌を出すことも容易いことなのだ。 「それはいいけど、人前ではこんな食べ方しちゃだめだからね」 「わかってるよそれくらい…………んぐ、ふぅ…………お腹もいっぱいだし、ねえキリエ、あたしの服作って!」 「了解しました」 そして、美緒と一緒に2階から降りてきた女性の名前はキリエ。 美緒からの妙なリクエストを迷いなく受け取った直後、彼女の右手首がぽろっと、取れかけの枝のように床へ落ちてしまった。 だがその直後、それはべたっ、とスライムのように潰れ、伸縮性のある銀色の液体に変化。意思を持っているかの如く美緒の身体に飛びつき、首から下を覆う。 そして、次第に突起や色、ポケットや縫い目などが表出し、一瞬にしてファッション性の高い外出着へと変化した。 「そうこれこれ! やっぱりいちいち服着る必要ないっていいね!」 「私の体積が減少しますので、出来れば控えたいですね」 キリエも人間の女性ではなく、美咲やミレイと同じアルゴビットが製造した、液体金属タイプの女性型アンドロイドである。 容姿設定は24歳だが、製造されてからまだ3ヶ月程度。自由に容姿を変形させることができるが、今の彼女が最も適当であると判断している姿で現状はほぼ固定されている。 額を晒した黒のミディアムボブヘアーに、無表情さや無機質さはまるでミレイさながらだが、少しだけ表情が柔らかく、より人間的なクールビューティさが宿っている。 彼女の胸は4体の中でも2番目に大きく、形状や硬さも自由自在。その中でキリエは、ロケットと形容できるようなハリと大きさでありつつ、見た目での硬さと触れたときの柔らかさが両立された乳房こそが最も適当であると判断し、今の豊かな大きさで固定した。 他の3体と同様に洗練されたモデル体型を持っているか、それを保ちつつ肉感的な雰囲気を持つことを目指し、ほんの少しだけ尻のサイズが大きくなっており、ウエストの細さと相まってより性的な魅力が強調される姿になっていた。 「でも、キリエが身体の一部を貸してくれるおかげで外でも自由に動けるからさ。そこはとっても感謝してるよ?」 「そうですね。動作への制限は極力少ないほうがいいでしょう」 キリエも、ミレイと同様に擬似人格が搭載されていないが、より優秀な自動学習機能が備わっており、稼働時間が増え経験を積む度に、より人間らしい振る舞いができるようになっている。 同じく冷徹で淡々とした事務的な喋りだとしても、その基礎性能の部分で、2体の間では大きな差が生まれていた。 「では、そろそろ私も出勤の時間が近づいていますので着替えます」 話題に一区切りがついたところで、キリエも立ち上がり全身を波打たせる。 一瞬だけ首から下が銀色に変化したあと、彼女の身体はきっちりとしたスーツ姿へと生まれ変わった。 美緒が着ている彼女の一部と同様に、その姿は間近で見ても液体金属が変化したものだとは到底思えない。誰がどう見ても市販のスーツだと感じるだろう。 そんな外出準備を整え始めた美緒とキリエは、それぞれ外の世界での仕事を持っていた。 安定した稼ぎの為に、外界にて人間に混ざって働くことが出来るのは、現状ではその2体のみ。 自分を人間だと認識している元人間と、そもそもが市販品の量産型は、2体が外出している間の留守番係として、家内を任されていた。 美咲とキリエが改めて2階に上がり、外出する為の荷物を用意している間、美咲とミレイはさながらお手伝いメイドロボットの如く、協力して食器を片付け洗い始めていた。 「じゃ、行ってくるねー!」 「では、仕事へ向かいます」 そして、財布や携帯端末を入れた小さな鞄を持った美緒と、見た目は完全な手ぶらのキリエは、それぞれ対照的な行ってきますの言葉を2体に向けて玄関へ向かう。 「いってらっしゃいふたりとも。がんばってね〜」 「いってらっしゃいませ、美緒様、キリエ様」 美咲は優しく柔らかな微笑みと耳が解されるような温かい声で手を振りながら見送り、ミレイは一言一句礼節丁寧な言葉と、正確無比な角度での礼を向けて送り出した。 こうして、都内のある一軒家に住む奇妙な共同体の一日が幕を開けた。 この家に住むのは、誰も彼もが美女ばかり。しかしその中に人間は誰ひとりとして存在しない。 なんでも言うことを聞く元人間の機械人形、市販品の量産型、寄生生物によって作り変えられ肉塊の異形と化した元人間、美女に擬態する液体金属。 そしてその全員が、それぞれに性的快楽を強く求める一面を有していた。 これは、人間社会に紛れて暮らす、4「体」とまだ見ぬ非人間達の倒錯的な性行為と日常を綴った話である。