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ナイスネイチャが死んだ。

昨日Twitterで読んでいる本の作家さんや遊んでいるゲームのアカウントをまとめているリストを眺めていると、ウマ娘の公式アカウントから、ナイスネイチャが死んだというニュースがツイートされていました。


35歳だったとのことで、サラブレッドとしては大往生だったのではないかと思います。


彼の冥福を心よりお祈りいたします。


実はウマ娘を始めた時、ナイスネイチャが存命なのを知って少しびっくりしたのを覚えています。


私は残念ながら、彼が活躍した時期に競馬を見ることができなかった世代です。


彼の名前は競馬ゲームで知ったのですが、平成の初期に活躍した馬だったし、種牡馬になったことは知っていたものの、あまり活躍した仔も聞かなかったので、ウマ娘で久しぶりに名前を聞いた時は、なんとなく『実馬はもう亡くなっているんだろうな』と思っていたんですね。


ですから、今もナイスネイチャは牧場で元気にやってると聞いた時は、学生時代の友達が元気に活躍しているのを聞いたときのような、そんな嬉しい気持ちになったものです。


300年以上続く血統のロマン、なんて言われるサラブレッドですが、ナイスネイチャのように天寿を全うできる馬は、非常に稀な存在です。


ほとんどの馬たちは競走能力を失って引退したあとは悲惨な運命をたどりますし、そもそも成長途中でレースに使えないと判断されたサラブレッドは、競馬場を走ることもなく、処分されてしまいます。


もし良い競走成績を納めて種牡馬や繁殖牝馬になったとしてもそれで将来が安泰と言うわけではなく、活躍する仔を出し続けられなければ、やはり同じような運命を辿ってしまいます。


聞いた話ではありますが、この世に生まれたサラブレッドの99%は、天寿を全うできずに、非業の死を遂げているそうです。


仔馬を産める繁殖牝馬はともかく、牡馬が種牡馬になれる確率は確実に1%以下なので、この99%という数字でさえ、少し甘い見積もりなのかもしれません。


私は競馬ファンですが、『食べるためでもない、速く走るためだけに人間が生産して、使えなくなったら殺してしまうというスポーツはどうなんだろう?』なんてエゴイスティックなことを、考えたことがないと言えば、嘘になります。


しかし、たくさんの人たちが競馬というスポーツに携わって生活をしていて、そしてそんな過酷な環境の中でも一生懸命生きているサラブレッドのことを考えると、安易な動物愛護の理屈を振り回す気持ちにもなれませんでした。


私にできることは競馬というスポーツとサラブレッドたちを応援して、ナイスネイチャのように天寿を全うできるできる馬が少しでも増えていくよう、願うのみです。


大切なことを思い出させてくれた名馬の冥福を、改めてお祈りいたします。


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