デッサンや座学についての考察。
Added 2023-05-05 10:04:56 +0000 UTC私は幸運なことに、今までに何度かプロのイラストレーターの方とお話させていただいたり、その薫陶に触れる機会があったりしました。
その時、必ず聞かせていただくことがあるんですね。
それは『私が描いているような、アニメ調イラストを上達させたいと思う場合、デッサンの練習って必要ですか?』という質問です。
頂いたお答えは、次のようなニュアンスのものが多かったです。
『自分が必要だと感じたら、勝手にやるようになるよ』
『できるなら、やったほうがいいよ』
『必ずしも必要だとは思わないかな』
うーん……。
プロの間でも意見が分かれるということは、明確な答えのない難しい問題なのでしょう。
しかし、『やったほうがよい』とお答え頂いた先生と、『必ずしも必要だとは思わない』とお答え頂いた先生に、少し状況や環境の違いがあることに気づきました。
デッサン推奨派の先生はわりと晩学だったり(大学生以降に本格的にプロを目指した)、ふだん社会人を中心にイラストを指導していらっしゃる先生でした。
対してデッサン非推奨派の先生方は物心ついたときから絵を描いていらっしゃり、中学生になるかならないかくらいからプロを意識しはじめ、専門学校などで絵を本格的に学んだ方々が多かったように思います。
非才の私が想像するに、晩学だったり普段大人に教えている先生方はロジカルにデッサンを学んだ方が上達が速いと考えていらっしゃり、幼いころから絵に親しんでいる先生方は【見たものを立体的に見たまま捉える】という、デッサンで学べることが無意識レベルですでに身についているため、『必ずしも必要だとは思わない』という回答になるのだと思います。
ここから推測できるのは、もしイラストを始めた時期がとても若いならひたすらにイラストを描く方が上達が早く、晩学組はデッサンや座学を取り入れた方が上達が速い、ということではないでしょうか。
言うまでもなく私は晩学組ですし、ここ数ヶ月、ことあるたびに伸び悩んでるなぁ……と思っているので、デッサンや人体構造の勉強の習慣化を取り入れる時間を確保しようと考えています。