陰影のクノウ。
Added 2023-04-14 09:39:54 +0000 UTC今朝、下地のベタ塗りまで終わっているイラストを眺めて、ため息をついていたんですよ。
また、ここから影つけか……。
一枚の絵を仕上げる中で『苦手だな……』と思う作業はいくつかありますが、その最たるものが【影つけ】です。
陰影ができる原理はシンプルなものです。
メイン光源の反対側に影が落ち、立体面の形に沿って何層かの陰が付く。
モジにすればそれだけの話なんですが、それをうまく表現しようと思えば、とんでもない技量が要求されるんですね。
もう一つややこしいのは【資料そのままの影をつけても、いい感じになるとは限らない】という点です。
これはあくまで私見ですが、影の付け方には、そのイラストの個性が大きく出ると考えています。
3影4影まであり、その色味が複雑に絡み合っている素晴らしいイラストもあれば、1影しか使っていないシンブルさでキャラの魅力を最大限に引き出しているすごいイラストもありますよね。
私が資料のイラストを選ぶ際、どの手法で塗られているかはあまり考慮せず、ポーズとシルエットで選んでしまうので、影の付け方までは参考にできない、というケースが多いのです(光源の位置が違うという深刻な問題もあります)。
資料をイラストにした時さえそうなのですから、写真を資料にしたときはなおさら資料そのままの影つけ、というわけにいきません。
仕方がないので肌塗りに特化した技法書を見たり、ネットで肌の塗り方・影の付け方講座を見ながら着色しているのですが、未だに試行錯誤、悪戦苦闘の領域を脱出できず、途方に暮れています。