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彩度が高いという欠点。

デジタルイラストを始めた当初、私の着色には【彩度が高すぎる】という弱点がありました。


彩度が高い状態というものをうまく説明するのは難しいのですが……ここでは【濃すぎる色使い】くらいの意味で書いています。


着色の彩度が高いとどうなるかといいますと、一見は百聞にしかず、昔の私のイラストを見ていただきましょう。



いかがでしょう?

線画やデッサン力が今よりひどい、ということはさておき、『なんだか目が痛い配色だな』、もっというなら『安っぽいイラストだな』感じられるのではないでしょうか。


彩度の高い色で着色すると、どうしてもこのような雰囲気のイラストになりがちです。


もちろん彩度の高いイラストが全部そう見える、というわけではありません。


しかし彩度の高い派手な色というのは、使いこなすのが難しいのですね。


以前プロの方が『衣服も色が濃くて派手なものより、少し色の薄いものの方が無難に着こなせるでしょう。イラストの彩度もそれと同じです』と解説しているのを聞いて、なるほど!と膝を打ったことがあります。


もちろん師匠にデジタルイラストを習い始めてからすぐに指摘していただいていた弱点であり、私なりに色々勉強したり、上手い人の塗りを参考にしたりしてそれなりに塗れるようにはなったつもりでいたのですが……。


どうまだ上手い人と比べるとイラストが安っぽく見えるので、久しぶりに上手い人のイラストをお絵描きソフトのスポイト機能を使って、彩度を測定して見たんですね。


するとその絵師さんは数字にして私の色使いの半分くらいの薄さ(つまり、低い彩度で)で着色していらっしゃることが判明し、『自分の色使いはまだまだ彩度が高かったのか。これが自分の絵が安っぽく見える原因かもしれない』と、アタリをつけることができました。


で、早速今描いている最中のイラストの色を彩度の低いものに変えてみたのですが……残念ながら仕上がりにほとんど変化はありませんでした(笑)。


まぁイラストを描いていると、今回のように改善の工夫をしてみたものの、ほとんど成果が得られなかった、釣りで言うところの【ボウズ】なような結果になるということは日常茶飯事です。


それでもこうして色々試行錯誤しているうちにいつか【上達】という大物を釣り上げられると信じて、今日もイラストという大きな海に糸を垂らしています。


彩度が高いという欠点。

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