同人誌とエンドユーザー。
Added 2023-02-08 09:29:09 +0000 UTC先日、一冊の同人誌を買いました。
ウマ娘の二次創作のもので、とても良いストーリーでした。
今回買い求めた同人誌は、俗にオンリーイベントと言われる同人誌即売会で初版されたもので、紙の同人誌です。
今回は通販で購入しましたが、私は同人誌即売会の活気ある雰囲気が好きですし、紙の同人誌を手にするとなんだか【手作り感】があって、作者の先生を身近に感じることができるので、できるだけ紙の方で読みたいな、と思うタイプです。
しかし今の時代、紙の同人誌というのはなんとも不思議なアイテムです。
私もCG集を頒布しているのでわかるのですが……コスト面だけを考えるなら、紙の本なんかにせす、ダウンロード販売オンリーにした方が、圧倒的に安上がりですよね。
なんせ、印刷代も輸送費もかからず、在庫を抱える心配がないのですから。
別に私はCG集でお金儲けしたい、と思ってやってるわけではありませんが(お金が欲しいだけなら、絵を描いている時間残業するか、ウーバーのバイトをしたほうが良い(笑))、もし今頒布しているCG集が昔みたいに紙の形態で出すしかない、みたいな環境だったら、多分私は頒布するのを諦めているでしょう。
今はどういう状況になっているかわかりませんが、私が以前聞いたところによると、コミケなどの即売会に参加して同人誌を頒布しているサークルさんは、赤字覚悟でやっていらっしゃるところも多いそうです。
それでも紙の同人誌を作ってリアルの即売会で頒布するのは、きっと手にとってくれる読者さんの顔をみたい、というのがあるのだと思います。
ある研究で一番仕事のモチベーションが高い職種は【エンドユーザーと直接コミュニケーションが取れる仕事】と言うデータがあったりするんですね。
時代が進むに連れ、これからもきっと、ますます便利に同人誌が頒布できる方法が登場してくると思います。
でも描き手側が『買ってくれる人の顔を見て頒布したい!』という、人としての根本的な気持ちを持ちづづけている限り、紙の同人誌もリアルの即売会もきっとありつづけるのだろうな、と私は思っています。