仕上げてみるまでわからない。
Added 2022-07-15 10:00:19 +0000 UTC今朝方、描いていた真姫ちゃんを仕上げることができました。
いや、ホント描きあげることができてホッとしています。
なぜなら描いている最中、なんどもイチから描き直したい、と思ってしまった一枚でしたから……。
少し前に掲載させていただいた、【アオリとフカン】という記事を覚えていらっしゃいますか?
あの時に描いていたのが、実は今回の 真姫ちゃんのイラストだったのですね。
どうしてもフカンの感覚が掴めず、悪戦苦闘していたのは、記事の通りです。
どう描いても、何度描き直しても、いい感じに描写できない。
イチから描き直すか……いや、もう少し粘り強く描こう……と繰り返しラフを描き直しているうちに、1週間が過ぎ去ってしまいました。
これだけの時間を投資してしまうと、もうあと戻りはできません。
いや、もし取り掛かっているイラストが、今執筆中の美少女緊縛図鑑の1ページであれば、もしかしたら描き直していたかもしれませんが……。
描いていたのがこちらに掲載させてもらう、来月1枚めの限定イラストだったので、描き直すと最悪、1日の掲載に間に合わなくなってしまいます。
どうしよう?
締め切り破りのリスクを冒すのか。
締切に間に合わせるために、自分で納得できないものを掲載するのか。
さんざん悩んだあげく、私は結局後者を選択しました。
理由は二つです。
仕事や体調不良など、致し方ない理由でならともかく、こういう理由で一度締め切りを破ってしまえば、私の性格上、『一回破ってしまったし、今回も多少はまぁいいか……』と、締め切り破りの常習犯になってしまう可能性があること。
もう一つは不出来なイラストを掲載し、皆様が『このイラストにはお金は払えない』と判断なさり、その結果応援してくださる方が減ってしまったとしても……それが私の今の実力だと、納得できると考えたからなんですね。
なんとかラフを『納得にはほど遠いけど、赤点回避程度は……』と思えるところまで描き上げ、ペン入れの最中も『もう少し良くならんかな……』と悪あがきし、着色も『せめて塗りだけは自分の中で納得できるレベルに仕上げたい』とペタペタ塗っている間に描きあがったイラストは……。
ラフが描きあがった時点で想像していたものより、だいぶマシなモノになっていました。
もちろん苦労して完成させたイラストですから、多少はバイアスがかかっている可能性は否めません。
それでも出来上がりをみて、『このイラストなら支援者の皆様に、少なくとも不快感を与える作品にはなってないはず』と、ある程度の自信を持って言えるところまでは仕上げたつもりです。
描きあがったイラストの最終チェックをしていたとき、ふと以前見た動画で、イラストレーターの先生がおっしゃっていた言葉を思い出しました。
『描いている最中、不出来だと感じたイラストでも、必ず最後まで描きあげてください。できあがるまで、作品のデキなんて分からないのですから』
聞いたときはどうもピンとこなかったのですが、こうして途中【不出来】に思ったイラストを一枚描きあげてみて、『なるほど、こういうことか。やっぱりプロってのは凄いもんやなぁ』と、感服したのでありました。